クレイヴン・ザ・ハンターのレビュー・感想・評価
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MARVELらしいアクションシーンが見せ場
MARVELファンなので、迷うことなく観賞。
【物語】
セルゲイと弟ディミトリは裏社会のボスである父親(ラッセル・クロウ)と共にアフリカの地で狩猟に出る。 しかし、セルゲイは狩猟中に巨大なライオンに襲われ、致命的な傷を追う。 運良く通りかかった地元民の少女カリプソから、伝説の薬剤を与えられたことで奇跡的に命を救われる。また、たまたま傷を負ったライオンから滴下した血が薬と共に体内に吸収されたことで、無敵の身体能力を授かる。
傷から回復したセルゲイは父親の下を離れることを決意。大人になったセルゲイはクレイヴン(アーロン・テイラー=ジョンソン)を名乗り、金もうけのために動物を殺める人間たちを狩りの対象にし、次々と命を奪っていった。
クレイヴンの次の標的は自分だと察知したライノ(アレッサンドロ・ニヴォラ)は、狙われる前に先制攻撃を掛けようと、クレイヴンを追い求める。
【感想】
MARVELらしいアクションを楽しむことができた。クレイヴンの高速アクションシーンは特に良かった。スタントとCGの組み合わせなのだろうが、その境目が分らない映像の完成度。
ストーリー的には「ものすごく面白いか?」っていうと、そこまでのインパクトは無いが、不満は無いレベル。 唯一クライマックスシーンでのライノの変貌は「ちょっとやり過ぎじゃないの?」という感じで、そこだけは不満。
ひねりが利いたエンディングもなかなかで、やはり続編があるのかな。
ああ、そう言えばストーリー以外のところで不満をもう1つ上げておくと、ヒロインの不在。やっぱり目を楽しませるヒロインは欲しいなあ、俺としては。
それでもMRAVELファンなら観ていいんじゃないかな。
私は十分楽しめました
アーロンは良いが内容はツッコミどころが多い
とてもいい。
何がという内容でもないが
スパイダー恐怖症
これにてSSU終結かぁ。
ヴェノムはどんどんつまんなくなっちゃったし、モービウスはわりと好きだったけどマダムウェブは今年ワースト級に酷かったし、スパイダーマンを出演させないという強行突破をしたせいで、まあ色々ありましたねぇ。
果たして本作は、有終の美を飾ってくれるのか。専ら期待していなかったんだけど、意外や意外。なかなかに面白かった!全体的なクオリティは相変わらずなんだけど、何よりもアーロン・テイラー=ジョンソンが最高にカッコよくて、この映画で終わらせちゃうのはあまりにも惜しいくらい良かった。
ストーリーは...うーんって感じ。どうしてもSSUクオリティだなと思っちゃうし、序盤の話運びの下手さが結構目立っていて上手く乗れず、入り込むのに時間がかかってしまう。最初からアクセル全開でいてくれたらいいのに、なぜだか抑制しちゃっていて見ていてすごく歯がゆい。もっとこう...あるやろ!
演出面においてもCG処理がかなり粗かったり、いくらフィクションとは言えどリアリティが無さすぎて、上手くやれば大興奮するだろうにどうもそこまでは至らないという残念で勿体ないことになっている。ぶっ飛びアクションは大好物だけど、ワクワクが最大限伝わってこないんだよね。
ただ、弟を救出するシーンから急激に面白くなっていく。作り物感は否めないけど、ド派手なカーチェイス、無謀すぎる救出作戦にテンション爆上がり。アーロンの肉体美に惚れながら、彼の役に対する向き合い方に興奮超えて感動。コミックを読んでいない者にとっては知り得ない、かなり知名度の低いこのクレイヴンというキャラを世に知らしめる素晴らしい演技。クリス・プラットのスターロードを思い出してしまった。いやぁすごいな。この1本で一気に好きになってしまった。
SSUにしては珍しく、スパイダーマンと関連する部分も少しだけ見られたし、これは是非ともトム・ホランド主演の次回作に出演して頂きたい。これで終わりは勿体なさすぎる。ヒーロー映画に多数出演しているアーロンだけど、このキャスティングはナイスすぎる。どうかSSUを救ってくれ!
スパイダーマンの宿敵、悪役の誕生秘話としては面白味に欠けるし、終盤の駆け込み方がかなり微妙でもっと面白くできるだろうとツッコミたくなるけど、登場人物がみんな個性的で魅力的というのは大きく、これまでとは比にならないほどキャラに対する愛を感じたから満点では無いものの、すごくいい作品になっている。豪華キャストだったことが功を奏している。
でもマダム・ウェブの大コケが影響してか、本国でも日本でもかなりの大爆死。もっとSONYが最初からちゃんと向き合っていれば...。採算取れないから慌てたのか知らないけど、1年で3本は多いて...。
色々言ったけど、結構好きな映画。本編スパイダーマンでこれらのキャラをどう絡ますのか、はたまた全く登場させないのか。動向が非常に気になります。だけど、このクレイヴンだけはいつか絶対登場させてよね!?アーロン・クレイヴンをもういっぺんおがみたいんだって!
ナチュラル超人
肉体が極限までパワーアップしただけという超人像が、意外と新線で、そのアクションも大地に根ざした力業といった印象で、必殺技とかヒーローアイテムなど皆無なのに(それが功を奏していたのかもしれませんが─)バトルシーンはめっちゃ見入りました。物語もなかなかひねったところを感じたし、これは面白いはずと勝手に決めつけて見ていたのに、なぜか眠かった気が・・・寝不足か!といえないところもあったわけで、少し残念。
今さらながら、自分はヒーローもの映画に何を求めて見に来ていたのか・・・そんな意味のない問いなども─。
とにかく、バトルのアクションは問題ないとしても、その落ちの付け方がなんか肩透かしというかあっけないというかそれで終わりという感じで、だんだんとヤバさを感じ始めたけれど、作品の締め方がなかなか良い印象だったので最悪の感は免れたかなという勝手な感想でした。
映画単体としては楽しんで拝見しましたが……
SSUっぽいどことなく中途半端な作品でありながら、一本のアクション映画としては非常に楽しく拝見いたしました。
ツッコミどころや消化不良な点も少なくないですが、映画の週末に向かっての盛り上がりはなかなか素晴らしいものがあります。とはいえ、続編を思わせる終わり方は「SSU終了」のニュースを見た立場としては、やはりシラケてしまうのも事実。
また別の形で続編が公開されることを期待します。
24-147
人にはそれぞれ道がある
SONYはなにをしたいのか?
またしても、スパイダーマンがらみのヴィラン映画が出てきた。
内容的には始まりとして良いとは思いますが、果たしてこれをどうしていきたいのだろうか?
アベンジャーズとカラめる事はまだないと思いますが。
結局スパイダーマンとどう絡むかが問題です。
ヴェノムは全く絡みがなかった。しかしながら、これについてはどうなんだろうか?
カメレオンも出てきたことだし、もちろん絡むのかなどうなの?そこの辺それしか考えられん。
ソニーは結局のところアベンジャーズシリーズに対抗したいのかどうなのか全く意味がわからない。
別の意味でダークアベンジャーズ作るかな
それはそれで楽しそうだけど。最終的にはアベンジャーズ対ダークアベンジャーズっていいんじゃない?
それぐらいしないと、おそらく今までの単体映画の失敗取り戻せないよ。果たしていかに
よく言えば手堅く、悪く言えば薄い
「荒唐無稽」を「リアルなドラマ」へと引き上げる演出力
本作をもってSSU(Sony's Spider-Man Universe)打ち切りという逆風吹き荒れる中での劇場公開。が、おっとどっこい、秀作『マージン・コール』『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』で監督・脚本を務めた才人J.C.チャンダーが、本作でも手堅い演出できっちり魅せてくれる。
個人的には『ヴェノム』シリーズより面白かったし、『キャプテン・アメリカ』『アイアンマン』『マイティ・ソー』各シリーズの第一作みたいな“お子ちゃま感”もなく、大人の鑑賞に充分耐えうる出来ばえだったと言える。
惜しむらくは、監督自身が脚本も担当していればもっと面白くなっただろうと想像される点。
たとえば、主人公がヒョウと取っ組み合うシーンやヒロイン役のアリアナ・デボーズがアジト内で不用意にクロスボウを構えるシーンなど、伏線の張り方が不自然でとってつけたようだ。また、隠された武器収納棚を二度見せしてしまうなど余計なショットも散見される。くわえて物語上のアリアナ・デボーズの無駄遣い感がハンパない。
そんな脚本のヘッポコぶりを補って余りあるのが、見事な肉体美をみせつける主人公のアーロン・テイラー=ジョンソンだ。
彼はただのマッチョではない。ピューマのように強靭でしなやかな身のこなしをみせる一方、ふとした折に愁いを帯びた表情を湛えたりもする。こんな表情は、同じく地を駆け宙を舞ってゲリラ戦を繰り広げたランボーにはなかったものだ。
余談だが、アーロンが半裸のムキムキ上半身に百獣の王の毛皮でできたベストを羽織って、鏡に映った自分に見入るショットは、なんだかエマニエル夫人が例の籐椅子に座ってポーズをキメてるみたいで、思わず吹き出してしまった。
同じく吹き出したといえば、主人公の弟役のフレッド・ヘッキンジャーが「小柄なカラダに、顔だけアーロン・テイラー=ジョンソン」という珍妙なショットもあって、ここでも笑ってしまった。いずれも至極真面目なシーンなのだが。
もう一人、ベテラン俳優アレッサンドロ・ニヴォラ扮するメガネのおじさんは、いつもワイシャツ姿に小さなリュックをちょこんと背負っている。この、ヴィランらしからぬショボい感じが、意外性とも相俟って面白い。
そして触れないわけにはいかない、ラッセル・クロウ。MCUの『ソー:ラブ&サンダー』ではミニスカもどきの衣装で最高神ゼウスを演じて爆笑(?!)をかっさらった彼だが、本作では一転。ロシアン・マフィアの親分役で貫禄を示し、物語の大きな牽引力となっている。
ロンドンが舞台のロシアン・マフィアものといえば『イースタン・プロミス』がすぐさま思い浮かぶが、本作はさすがに遠く及ばず、ステレオタイプな描写が目に付く。また、同じくロシアが主戦場のひとつとなるMCUの『ブラック・ウィドウ』ほど大がかりなスケール感もない。
それでもJ.C.チャンダーの演出は、ラッセル・クロウの好演も得て父子の対立・葛藤を重厚に描き、「荒唐無稽な話」を「リアルなドラマ」へと引き上げているのだ。
なお本作の劇中およびエンドロールで、ロシア伝承の子守歌「Bayu Bayushki Bayu」がくりかえし流れる。この曲は、大人気ゲームの「Dead by Daylight」でも使われていたが、映画ファンならむしろアニメーション映画の金字塔というべきユーリー・ノルシュテイン監督作『話の話』の挿入歌として忘れがたいのではないか。このメロディが今作でも見事に「母なる大地ロシア」のムードを掻き立てていたことは特筆しておきたい。
本作品は、ある意味、親子喧嘩で、次回作品が、兄弟喧嘩になるんだろうな・・・
マーベルの最新作品「クレイヴン・ザ・ハンター」を見てきました。この手のヒーロー作品ってあまり期待はしていないんだけど、本作品は、数多くある作品の中でも新発想とも言えるかな・・・「スパイダーマン」のスピンオフなんだから、発想的には、当たり前か・・・
しかし、ちゃっかり次回作品も出来る可能性をしっかり持たしています。
本作品は、ある意味、親子喧嘩で、次回作品が、兄弟喧嘩になるんだろうな・・・
主演のアーロン・テイラー=ジョンソンがいまひとつかな・・・これならWWEのローマン・レインズの方がカッコイイかな・・・
噂では、アーロン・テイラー=ジョンソンが有力な次期のジェームス・ボンドでしょ?ピンとはこないね・・・
マーベルもお金儲けよりも一端しばらく制作を休んだ方がいいかもね。
どれもこれもつまらなくはないけど、いい加減、もうお腹いっぱいという感じで・・・・
しかし、これも、しっかり「スパイダーマン」のスピンオフなら、しっかり「スパイダーマン」にお話を繋げて貰いたいと思うけどね。アクションシーンは、勿論、迫力があります。しかし、アクションシーンなど、突っ込み所は満載なんだけどね。
クレイブンザハンター!
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