「予備知識なしで観ました」クレイヴン・ザ・ハンター kazさんの映画レビュー(感想・評価)
予備知識なしで観ました
冒頭からセルゲイ/クレイヴン・ザ・ハンターの筋肉美から
目が離せませんでした(笑)
弟ディミトリ役のフレッド・ヘッキンジャーは
「グラディエーター2」では狂気の皇帝(カラカラ皇帝)役、
父ニコライ役のラッセル・クロウは「グラディエーター」で
マキシマスを演じました。
まさかの「グラディエータ」繋がりです。
そしてDCの「マン・オブ・スティールではスーパーマンの父親ジョー=エル役でした。
アーロン・テイラー・ジョンソン、
テネットではどの役だった?と思い出せません。
アベンジャーズではワンダの双子の兄でそういえば面影があります。
ロンドンで誘拐された弟を追う場面、
飛び立とうとするヘリコプターを自分の力のみでガッチリ抑え込むところ、
さすがR15指定なだけあって、戦闘シーンは迫力満載!
ライノの突然人が変わったようなキレ気味にはドン引きでした。
まさか過去編のニコラスに拒否られた軟弱な青年がライノだったなんて。
戦闘シーンはほぼ肉弾戦だったけれど、よかったです。
一方でザ・フォーリナーの能力が姑息すぎて……。
時を止めないと戦えないの?と正々堂々と戦おうよ、と。
カリプソに撃ち抜かれてあっけなく退場。
あまりカッコイイ見せ場がなかったような気がします。
カリプソ、少女の時は愛らしい姿だったのに
弁護士姿はちょっとふてぶてしいというのか……やさぐれてしまったというのか……。
いろいろな人の弁護士をやれば、あんな感じになってしまうのでしょう。
彼女が秘薬の作り方を知っているのかどうかは分かりませんでした。
秘薬についての手の内を全てセルゲイに明かさなかったのも
まぁ、そうでしょうね……と。
彼女と秘薬についてもう少し掘り下げてもらってもよかったかも。
美少年だったセルゲイとディミトリ。
セルゲイだけがマッチョになってディミトリは好青年に。
2人がハグしあう場面ではあまりにも身体大きさの違いにびっくり!
異母兄弟とはいえ、こんなに違うの?(笑)
自分の店を襲撃されたり、誘拐、監禁されて指を切り取られ
殴られたり、ライノとセルゲイの肉弾戦に巻き込まれて
乗っていた車が横転しぐるぐる回転しちゃうなど
かなり苦難の連続だったディミトリ。
まさかの……組織を引き継いでいたなんて……。
セルゲイは愛する弟だけは悪の組織とは無縁の世界に……と思っていただけに
ショックでしたよね。
続きがあるような終わり方でしたが、エンドロール後の映像がありませんでした。
SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の最終作らしいですね。
今後はどうなるのでしょうか。
クレイヴン・ザ・ハンターの事は全く知りませんでしたが
予備知識がなくても楽しめました。
何となくストーリーが甘いかな?と思いましたが、面白かったです