「親子喧嘩と兄弟喧嘩、時々能力者」クレイヴン・ザ・ハンター 市丸よんさんの映画レビュー(感想・評価)
親子喧嘩と兄弟喧嘩、時々能力者
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主役のアーロンテイラージョンソンは「キックアス」からのファンなんで、ある種期待してましたよ。二枚目も三枚目もやれるしね。今回はまた、がっちり、身体を作ってきたね。あのおでこにシワが寄る表情、いいよねえ
基本的には親子喧嘩。ラッセルクロウもいいんだけど、キャラ設定がやや甘いかなあ。
まあ、言ってみれば科学技術のないブラックパンサーなわけで、能力に新鮮味はないかなあ。中盤からは弟救出作戦だから、そこに行動原理としての正義が見えない。ヒロイン的な立場のカリプソも、秘薬を与えて、弓打つだけの割と都合の良い存在だし、ラスボスもただ皮膚が硬いだけ。それなのに、なぜか完全変身すると角まで出ちゃうというご都合主義。さらにラストは兄弟喧嘩。ラスボスをあんな風に変えた医者にって伏線回収してるけどね。続編への布石だよね。まあ、主役見たさに行くとは思うけどね。
アクションはまあ、いいよ。でもハンターとして面が割れるのも早いし、時間かけた方が良いところをはしよって、どうでもいいところを膨らませた印象なんだよね。そもそも「ヴィラン」に正当性があるっていうのがそもそも無理のような、、、
主役贔屓で+0.5で、★3.5かなあ。つまらないとは言わないけど、ドキドキワクワクはしないかなあ。
マーベルのコンテンツとしての寿命なのかもしれないね。
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