「アクション全振りのアメコミヴィランマスクをつけた作品」クレイヴン・ザ・ハンター シネマスターさんの映画レビュー(感想・評価)
アクション全振りのアメコミヴィランマスクをつけた作品
最初に言っておくと今作に否定的ではないです。前半はクレイヴンの生誕から後半は現在帯のエピソード構成。クレイヴン以外の登場人物の背景があまり描かれてないため敵に当て馬感があり、アクション全振りのため特に人の中身は最低限な印象です。今回メインの敵がスパイダーマンのライノのチョイスですが、数分戦ったぐらいでコミック感ありありはいいのですが、ただ耐久性とマッシブなだけでライノしか出せない戦闘がもっと見たかったです。
見どころのアクションは特にカーチェイスのシーン。今回4Dで鑑賞したせいもあり、かなり臨場感すごかったです。これがSSU最後とのことですが個人的にこのシリーズまとめる気ないなと思っていたので、単体作品としてヴェノム以外は見ていました。ただやっぱり肝心のスパイダーマンがいない世界線は歯切れが悪いと感じていたためソニー版スパイダーマン(実写)はコスチューム登場だけでいいので欲しかったところです。
コメントする