「個々の部分の不満点は少ないが、マーベルシリーズを知らないと詰まる」クレイヴン・ザ・ハンター yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
個々の部分の不満点は少ないが、マーベルシリーズを知らないと詰まる
今年434本目(合計1,525本目/今月(2024年12月度)13本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
タイトルに書いたのが全てかな…という気がします。
原作ありシリーズなので、原作をVODなりで見ていることが前提でそれも前提で進むので知らない方は完全おいてけぼり状態です。
最初はロシア?の何とか極秘収容所から脱出するシーン。以後、アメリカだのイギリスだのと出た後、なぜかトルコまで登場して、大半の原作知らない派はここで???で詰まるんじゃないか…と思います(なお、このように「多国籍」映画なので、言語は英語をベースとしてそれ以外の言語で話されている場合、英語による字幕、日本語による字幕がつきます)。
誰が見てもある程度の一定量の満足量はある映画だと思いますが、何せ歴史があるマーベルシリーズの映画なので原作を知らないとまるで???な展開になってしまい、この映画はその傾向がかなり強いです(ロシアの何とか収容所?と思ったら次は私有地の立ち入りがどうとかという法律チックな話を始めたりと色々バラバラ)。
ただ、さすが大手であり初回で仮に理解できなかったたとしてもVODを見て理解してもう一度見てねという点は明らかであり(「誰の」理解が足りていないのかすらわからない映画さえあるので)、まぁこの部分は指摘はしますがそれほど傷は大きくない感じです。
採点は以下まで考慮しています。
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(減点0.3/原作を知らないとついていくだけで苦労する)
ロシアの何とか収容所→イギリス/アメリカ→トルコ…と目まぐるしく場所が変わったり、かと思えば土地の所有権が何だのといった話を唐突に始めるので、ある程度原作を知っているのが前提だろうと思います。ただ、そういう事情があっても映画体験ができたという点は高く評価できるので「原作を知らない方はVODなど見た方がよいかも」の点でこの採点幅にしました。
なお、公式にはなにら記述がありませんが、ラストの撃ち合いシーンに関しては目がちかちかする可能性がまま否定できないので気になる方は後方推奨です。
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