劇場公開日 2023年7月28日

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イノセンツのレビュー・感想・評価

全207件中、21~40件目を表示

フィンランドは黒人の人やインド系の人が多いよ

2024年12月10日
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マサシ

5.0蘇る子供時代の視点

2024年12月9日
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鑑賞方法:VOD

タイトルに込められた無垢や無邪気さと表裏一体である残酷さ。
同じ子供の両側面を超能力というモチーフを使って描いている。
どんな場合でも、「大人は真意を知ろうとはしない」というような概念がこの作品の根底にあるように思う。
この作品は2023年のノルウェイの作品のようだが、昭和から平成にかけての日本のようでもある。
ベンジャミン
彼は母親から軽い虐待を受けているようだ。
彼のことをすべて否定する母親
それは虐待とネグレクトが合わさっている。
腹部に付いた大きなあざや小さな傷痕
外に出ると中学生からのいじめが待っているので、一人で秘密基地を作って遊んでいる。
この場所に引っ越して彼と友達になった主人公のイーダ
彼女が持つ「面白くないこと」は、姉のアナ
両親はアナにつきっきりで、自分たちの都合が悪くなるとすぐに姉の面倒を押し付けてくる。
アナは痛くても痛いと言えない。
だから腹いせに時々抓ってみる。
他人に姉と一緒にいるのを見られるのが嫌
子供はすべて知っていて、すべて思い通りにいかなくて、その事をわかろうとする大人が誰もいないこともわかっている。
でも、最上階の階段から猫を落とし、頭を踏んで殺す行為に、イーダは大きく気持ちが動かされた。
そこにあった気持ち悪さと、後追いの興味
ベンの不思議な力を見て純粋に凄いと思う。
テレキネシス
何だか懐かし言葉だ。
顔の肌が斑になっている女の子アイシャ
その顔立ちから感じる孤独
友だちもいないので一人で人形と遊ぶ。
アイシャはテレパシーが使えるが、それを特殊だとはとらえてない。
彼女は引っ越してきたアナの存在をテレパシーで知り、近づいてくる。
二人はテレパシーで会話する。
その様子に驚くイーダ
イーダはそんな能力はないものの、かなり利発だ。
真意を組み取ろうとしない大人に説明する無駄を理解している。
子供の見たこと感じたこと、それを表現しようとする拙い言葉に耳を貸さないから、「自分で決着をつけるしかない」のだろう。
やるか、やられるか
こどもにとって、それは、単純なこと
さて、
子供にも受け入れられる容量というものがある。
我慢の限界ともいえる。
大人は、勝手にそんなことは処理できるものだと思い込んでいるが、どうしても無理なことがあって、それがトラウマというようなものに変化するのだろうか。
私自身この作品を見て、私の中に今でもある心の嘆きの様なものを思い出した。
思い通りにならないことに対する憤り。
そのほとんどは運転中に起きるのだが、その原因をこの作品の中で思い出すことができた。
両親からの一方的な決め付け。
何もかも「お前が悪い」
この点において、ベンの気持ちがよくわかる。
せっかく似たような能力のある友達ができて楽しくテレパシーごっこで遊んでいたのに、イーダの心ない悪口によって、再生し始めていた心が大きく歪んでしまう。
「ベンはクソだ」
それは誰もがするくだらない子供の、気にしなくていいもののはずだった。
しかしベンにとってその言葉ほど傷つくものはなかったのだろう。
親友の裏切り
ベンの怒りでレベルアップしたテレキネシスだったが、同じようにアナもまたその技が使えた。
拮抗するパワーは、傍にあった大木を破壊した。
その歪みは、普段から少し気に入らない母親へと向けられる。
その歪んだ波動に気づくアイシャ、アナ、そしてイーダ
ベンの歪んだエネルギーはいじめっ子に向かう。
そしてアイシャへも
さて、、
ベンもイーダもアナもアイシャも、多くの子供たちも皆、両親や社会によって抑圧されている。
大げさな言い方かもしれないが、この作品の制作者はその事に気づいたのだろうか?
または自分自身が体験者だったのだろうか?
私もこの物語を見て、思わぬことを思い出してしまった。
いつも、自分がいったい何に反応していたのかがよくわかった。
押し付けられてきたことと、否定し続けられてきたこと
純粋だからこそ、残酷さに躊躇うこともないのだろう。
その残酷さの場所さえ与えられない場合、そのエネルギーはいったいどこに向かうのだろう?
この作品はすべての子供たちの視点を捉えている。
どんなに裕福でも、多少は感じる抑圧
個人的な気づきがあったことで気持ちが楽になった。
何十年ぶりかに当時の気持ちを思い出し、処理できた。
感謝です。

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R41

4.0固唾

2024年12月9日
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なつ F列

1.0大友克洋先生のパクリ

2024年12月8日
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前にネット記事で監督のコメントを見た。大友克洋先生の名作漫画「童夢」にインスパイアされて作ったとあったと思います。大友克洋のファンとしては興味があって見ましたが、しかし、敵が老人でなくて、子供というだけで、完全なパクリ。ラストなどは漫画のまんま。インスパイアはパクリましたいうことかな。「童夢」を汚されたような気がして腹が立つ。

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ケンジ

2.0X-MEN

2024年12月8日
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鑑賞方法:VOD

ホラーと思ってたらポンポン超能力出てきて違う意味で驚いた。
最初に超能力使い出したガキがなかなかに不快で腹が立つ、一丁前に苦悩して泣いていたがもっと悲惨な最後でも良かった、久しぶりにキャラクターに不快感を感じた。

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はまぐりの短い感想文

4.0おばけ団地かな?

2024年12月8日
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泣ける

悲しい

怖い

猫ちゃんに酷いことしないで!

前情報無しで何気なく見たけど面白かったです。とにかくお姉ちゃんの演技が凄い、私は外国人の演技は上手い下手が解らないのですがこのお姉ちゃんのは解りました。特にラストバトルとその後で表情が天地の差です。

育った環境?なのか各々に違う能力が発現していってそれが子供ならではの無邪気さにより次は何をする気だ?!という不気味さが漂っていてハラハラしながら見れました。

でも猫ちゃんに酷い事しないで!!

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DPZ

1.0無理だった

2024年12月4日
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猫ちぐら

2.0子どもらしい感情と思考の変化

2024年12月1日
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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.0共振

2024年11月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

 9歳のイーダは、念力を使える団地の少年ベンと親しくなる。イーダの姉アナは自閉症だが、団地の少女アイシャはアナの心を読むことができる。四人は仲良く遊んでいたが、やがてベンは力をつけ暴走するようになり。
 アナはなにか触媒のような働きがあるよう。力が何もないのがちょっと悔しいイーダだったが、最後には姉妹で力を合わせる。すぐに仲良くなる子供たちの、共振による力の発達が微笑ましい。そして子供の残酷性が寒くて怖いホラー。

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sironabe

4.0子役の演技が素晴らしい

2024年9月28日
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怖い

興奮

知的

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とろり

2.0「ただ遊んでいただけ」とはイーダのセリフでしたけど…

2024年9月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

サイキック・スリラーというか、ホラー系統の映画は、これまであまり観てこなかった評論子ではありますけれども(一人住まいの評論子は、夜中にトイレに行けなくなると困る)。

そういう意味では評論子の「受け止め」が浅いのかも知れないのですけれども。
以下は、あくまでも「そのレベルでの評論子のレビュー」ということで受け止めていただければと思います。

「子どもたちには、この結果について、あくまでも悪意はなかった」ということが、本作の邦題の謂(い)いなのでしょう。

ときに、アナとイーダの一家の今回の転居は、アナの新しいリハビリ施設(通所施設?)の関係だったようです。
両親からすると、アナの障害に、普段からあれこれと心を痛め、配慮を尽くしていた様子が窺われました。
評論子には。

反面、それは、イーダの様子からみると、彼女らの両親は、障害のあるアナを気にかけすぎて(それは一面ではやむを得なかったのかも知れませんけれども)、そのぶん、イーダに注ぐ愛情が十分には厚くはなかったようにも見受けられてしまいました。評論子には。
本作でのイーダの立ち居振る舞いから推し量って。

それゆえに、新しい土地では、イーダは、不可思議な能力を持つ(かのように見えた?)ベンに惹かれたのだろうとも思いました。
そして、そのことが、ベンの暴走(?)を経て、今回の子供同士のこの「結末」に起因したのであれば、それは、何とも切ないめぐり合わせと言わなければならないかとも思います。

サイキック・サスペンスというのが本作の露出ではありましたけれども。

片親の家庭であったように見受けられたベンも、母親からはあまり手厚い愛情を受けてはいなかったこととも相まって、親が子に注ぐ愛情の厚薄やそのあり方という点では、静かに訴えかけるものもあったのではないかと、評論子は思います。

評論子としてはその点を主として、いちおう良作としての評価としておきたいと思います。

(追記)
本作の監督が共同脚本を担当した前作は『わたしは最悪。』だったとか。
両作に共通するのは、人の心の奥底に潜(ひそ)む歪(ゆが)んだ情念みたいなものでしょうか。
そんな印象もありました。
評論子には。

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talkie

3.5子どもから感じる緊張感が詰まった映画

2024年8月24日
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29087

1.0う~ん、どーなんだろーね???

2024年7月28日
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悲しい

映画見てから、すぐに『童夢』ゲットして、初めて読んだけど、
大友さんって、ヤバいマンガ描いてる人だよね、ビビったわ!
(デビッド・リンチが撮るって話もあったらしいよ)

エスキル・フォクト監督がインタビューで堂々と
「誰にも気づかれないと思っていた」とか言ってるし、確信犯でしょ
この映画好きだったから、超残念なんだけど~

『童夢』に激似してるな~って思ったシーン
1.ブランコでのサイキック・バトル
(ブランコの鉄柱が壊れるとことかね)
2.ガクっとなって最期を表現するとこ
3.子供たちだけがサイキック・バトルに気づいてるとこ
(団地のベランダから、見てるんだよね)
4.PKで人を殺人犯にしちゃうとこ
5.お母さんに抱きついて甘えるとこ

もちろん、舞台がマンモス団地ってとこからしても、そうなんだよね
エンディングロールに、せめて原案『童夢』大友克洋とかあればいいけど、
無かったら、やっぱ確信犯だよね

オマージュとか言ってる人もいるけど、
ぶっちゃけ、ただのパクリじゃん?
『イノセンツ』ってタイトル、ギャグになっちゃってるし

映画もビジネスだから大人の事情もわかるけど、
バカな私でも、どーなんだろーって思うし
この監督の次回作は、期待しないし、観ないよね~

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クラウディア🫶

1.0猫を傷つけるのはNO

2024年7月17日
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鑑賞方法:VOD

怖いというより気味が悪い。
たしかに子どもって悪気なく残酷なとこあるよね、と。

ただ、猫を傷つけるのはNO。
神戸の連続殺傷事件もはじめは小動物への虐待だったし
そういう弱いものへの力の行使っていうか
一方的な暴力を行使できるヤツって人間として下等だと再認識した。

全体としてさして面白いわけでもなく、含蓄も示唆も大したことなく
嫌なもん見た感だけが残った。

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mar

2.5判断力が的確でなく感情も制御出来ない子供達の世界のタダでさえ不安定...

2024年7月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

判断力が的確でなく感情も制御出来ない子供達の世界のタダでさえ不安定な恐ろしさに超能力を上乗せして恐怖心が煽られ、心の病気で内から外迄全ての行動、判断力が訳分からん少女が拘るとエクソシスト顔負けのオカルトになる事がよく判かりました。

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wamabut

4.0子供たちの共鳴力

2024年7月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

この映画の重要な登場人物である四人の子供たちは、特に心が純粋というわけではなく、他の子供たちと同じように善悪の両面を持っている。ただ世界を純粋に見ているような気はする。人間の嫌なところや暗黒面も。
障害のある子供や皮膚に疾患のある子供、母親に乱暴に扱われている子供や親に公平に扱われていないと感じている子供たちのほうが、大人より偏見や思い込みがないぶん純粋に人間を理解しているということなのかもしれない。
この映画の大人は頼りなく影が薄い。
映画の紹介記事では子供たちの遊びが狂気に変わっていく物語と書かれているが、違う気がする。
子供たちの不思議な力は、他人への共感力の強さから生まれている、この四人の子供たちは団地という小さな世界に押し込められているように見えて、他人の想いとか心の痛みを感じとることで、精神世界を広げている。
子供の泣き声をただうるさいとしか感じない人もいるけど、今でも子供の泣き声にある種の特別なエネルギーのようなものを感じている人はたくさんいる。
少年の痛みを純粋に受け止めてしまう他の子供たちは、ああいう形でしか少年の心の問題を解決できなかった、その強い哀しみが残る。
大人たちは純粋ではなくなったから、少年の痛みに気が付かないし、ただ狂気とか心の病と断じて理解した気になっている。

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アンテイルフー

3.5謎の力

2024年6月30日
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 北欧らしい雰囲気の映画。
 引っ越してきた団地でベンという男の子と友達になったイーダ。2人で猫を殺すシーンは猫好きにはにゃんとも辛い場面。ベンがお母さんを見殺しににする場面もきついなあ。姉のアナも友達のアイシャも不思議な力に目覚めていく。ベンの恐ろしさに怯えながらも、大人には言えないし、例え言っても信じてはもらえないだろう。みんなが出した結論は、、、でもあの場面を観ると、団地の他の子供達も何人か同じような力を持っていたってことかな?土地に何か不思議な力があるんだろうか?

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アンディぴっと

4.0子供は普通に残酷です

2024年6月28日
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怖い

子供は純粋な分だけ残酷なので、普通にありえそうで怖かったです。
つねられたら誰でも痛い事に気付いた妹は、お姉さんに優しくしないとですね。

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YOTSUBA

3.5スタートは引き込まれる

2024年5月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

面白いんだけど、最後に行くにつれて弛みが出てくる感じが残念な気はしました。

子供たちの演技良かったです。

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ボタもち

2.0思ってたより童夢

2024年5月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

思ってたより童夢だったけど、童夢くらいのスペクタクルが欲しかった。予算の関係で無理だったのだろうけど…。童夢ベースの超能力スペクタクルはクロニクルの方が圧倒的だし映画としてもおもしろい

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md
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