講談のおそ松さんのレビュー・感想・評価
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トト子女神がマジ女神
池袋のホールミクサ等でかけられたVRキャラによる講談の劇場版。「いろは」の3部に分けられイオンシネマ限定で上映、1日で3本がけ、各2000円。劇場BD販売あり、エンドロールなし。
アタマとおしりに別時代に飛ばされたらしき板付き芝居が入る。師匠役の父と女神役のトト子も登場。
また幕間に声のみ芝居が入る。
主線は原作通り青く、口の形、喉の奥までモデリングがあり、頭はハイライトが追従する。手や目線、表情などがトラッキングされているのようだ。ウィンクも可能。震えるなどの素早い動きはブレる。
釈台を叩くCEがやや軽い(強さで複数種類あるか)。
声優さん本人の動きかは不明。
神谷浩史さん(チョロ松)の「四谷怪談 お岩誕生」が余計な動きもなく特にうまかった。(「ろ」を鑑賞)
搾取されてるなぁ・・・
2023年劇場鑑賞146〜148本目。
元々小さい会場でアプリと連動して、その回のお客さんに演目をアンケートで決めさせるイベントで、一回4400円という高額なのに同じ話かもしれないという極悪さだと思えば45分で2000円、それを3回で全部観られるのですから安いといえば安いのか?
でもパンフレットもチラシもないのでマイナス0.5。
公式ホームページで六つ子が講談をする理由は書いてありますが、そんなの見ないで行ったので意味不明。また、最初と最後は全く同じなのも高い割には手抜きだなと感じてしまうポイント。
三分の一以上は大岡越前の話で、他にも耳なし芳一など聞き馴染みのある話でしたが全部おそ松さん仕様にオチも変えられていたのは、ただの古典を声優がしゃべるというだけにとどまっていなかったので良かった点です。
ただ、やはり基本しゃべりなのでこれに2000円かぁ・・・というのは常について回るのでこのくらいの点に落ち着きます。
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