バジーノイズのレビュー・感想・評価
全203件中、41~60件目を表示
何ヶ月も前から公開を楽しみにしているわけでもなく、 ちょっと時間が...
何ヶ月も前から公開を楽しみにしているわけでもなく、
ちょっと時間があるから
映画でも観てみようか、くらいの気持ちで観た映画の中で
わっ、これ凄くいいじゃない!という作品が時々あります。
これはまさにそうでした。
あまろっく、青春18×2と
いい邦画、続いてます。
音楽をテーマにしたコミックの映画化ですが、
コミックということは
そこに実際の音楽は無かったはず。
たぶん、映画化にあたって作られた曲だと思うのですが、
サントラがあったら買いたい!と思うほど良かった。
自分の頭の中に流れてきた音を
PCに打ち込んで音楽にすることに
何よりの歓びを感じている主人公。
誰かに聴かせるわけでもなく、
孤独の中での自己完結。
それがひょんなことから
世の中に出ることになり…
人と関わらなければ、
心を騒がせることも、傷つくこともない…主人公の気持ちはよくわかります。
でも、
ひとりでも十分に楽しいけれど、
人と関わることで得られる楽しさは別物…それもよくわかる。
音楽って
あるときはquietであり、
ときにnoiseにもなり得ます。
でも、noiseに揉まれながらも
そこからも美しいものが生まれる…
そんなことが伝わりました。
主人公のミュージシャンの友人役で
柳俊太郎という若手の俳優さんが出ていたのですが、
ワタシ的に推し!
どこかで見たような…と調べたら、
ゴールデンカムイの双子の軍人役で怪演だった人でした。
人とのつながりが人間、音楽を成長させていく素晴らしいストーリー
引っ張る→背中を押す→見守る→手を差し伸べる→引っ張る
前半は潮がグイグイと清澄の事を引っ張って行くんですよね。
そんな中で清澄が陸に誘われた事を相談した時、潮は答えを清澄自身に委ねたの。
この辺りから、潮は引っ張る役目から背中を押しつつ見守る役に変わっていったのでしょうね。
そして、人は最初の一歩を踏み出してしまえば、流れる様に歩んで行けたりする。
しかし、意図せぬ流れに巻き込まれてしまう事も有る。
そんな時でも、手を差し伸べてくれる人はいるんですよね。
それから、私は(合法的な)連れ去りシーン好きなんです。
なので、あの潮が清澄の手を取って走り出すシーンが好き。
桜田さんの表情が強いから、絵になるんですよね。
あのシーンだけでも、この映画を観て良かったと思えるくらいに。
アニメの方が向いてたかも?
メンヘラこじらせ女子?
原作未読
普通なら観ないテーマ?なんですが寅さん映画で印象に残っていた桜田ひよりさんがメインキャストということで鑑賞
良かったです
(勝手に超簡潔あらすじ🙇♂️)
引きこもりの天才音楽家清澄をメンヘラ女子潮が彼氏に振られた腹いせに強引に説得して音楽を通して仲間と繋がるようにする
立ち直りつつあった清澄を見て訳の分からない理由で潮が失踪
潮を頼りにしていた清澄はショックで再び引きこもり
やばいと感じた潮は仲間と協力して清澄を自分達のもとに取り戻す
そんなお話かな?
(妄想的改変🙇♂️)⇦個人の趣味です
ラストの2年後以降からライブシーンは無くしその前の海辺のシーンで終わりにした方がよかったように感じました
ライブシーンが必要なら冒頭に持ってきて「その2年◯ヶ月前」として物語を続けるとかもあったかも
2人よがりヤ!ベースやキーボードも大事だね
2024年映画館鑑賞33作品目
5月12日(日)イオンシネマ石巻
dポイント−300円→1500円
監督は『チア男子!!』の風間太樹
脚本は『愛してる!』の谷口恒平
粗筋
マンションの同居人の潮が音楽家清澄をネットで売り込み大手レコード会社に注目される話
ロックバンド「マザーズデイ」のベース大浜陸は軽音楽部の先輩だった
マザーズデイを脱退した陸は清澄とユニット「AZUR(アジュール)」を組む
1人で音楽作りに没頭し人付き合いが苦手だった清澄は音楽を通じて心を開くようになった
その成長ぶりを確かめファン1号の潮は清澄の元を去る
業界系音楽青春映画
マンションのガラスを破るシーンは妄想ではなかった
一人ぼっちになったから会いたいとマンションの同居人に迫る潮に『異人たちの夏』の名取裕子を彷彿させた
なんといっても桜田ひよりの顔ヂカラ
大きなスクリーンのドアップの破壊力
パッチリお目目にたらこ唇がたまらない
桜田ひよりの顔が好きで好きでたまらない人はぜひ映画館で観てほしい
早々と途中退席した人が3名
よっぽど合わなかったのだろう
とはいえドタバタと音を立てて退席することなかろうに
放課後教室に残るよう言われ残っていたこまわりくんに忍び寄るドカドカと怒りを込めて階段を上がってくる阿部先生くらいの音だった
僕はどんな作品でもエンドロールならともかく本編の途中で退席することはない
配役
パソコンで音楽作りを楽しんでいるマンションの管理人の海野清澄に川西拓実
清澄が管理するマンションに住んでいた神戸出身の岸本潮に桜田ひより
潮の地元の同級生でレコード会社契約社員の速水航太郎に井之脇海
清澄の軽音楽部時代の先輩でマザーズデイのベースの大浜陸に栁俊太郎
ガールズバンドを脱退しソロ活動しているドラマーの内海岬に円井わん
マザーズデイのボーカルの洋介に奥野瑛太
マザーズデイのドラマーに柳谷一成
マザーズデイのギターに吉田カルロス
マザーズデイのサポートベースに木村寧臣
陸と同棲している彼女の千尋に天野はな
清澄から楽曲を提供されている若手アーティストの辻井凪に駒井蓮
アンクヘッドのボーカル&ギターの慶二に櫻井海音
アンクヘッドのメンバーに田中偉登
アンクヘッドのメンバーに大友一生
清掃会社の責任者に吉田ウーロン太
スナック「歩M」の客に吉岡睦雄
スナック「歩M」のママに馬場園梓
レコード会社のアレンジャーの尾崎に夏目知幸
レコード会社のプロデューサーの沖にテイ龍進
潮のバイト先の店長でパクチーで潮の嗅覚を攻撃する亜弓に佐津川愛美
足りないもの
音楽映画というので、観に行ったら、先輩ミュージシャン役で奥野瑛太さんが!勿論、ラップではなくゴリゴリのロックボーカリストだったけど、自分には、もう、マイティにしか見えないっ!芝居も素晴らしく、まるで「サイタマノラッパー」のその後を見ているかの様!そのシーンではかなり込み上げるモノがあった!
…何の話をしているのか…、「バジーノイズ」ね。
音楽映画で、この手の内容で、圧倒的に切実さが足りないと思いました。先にあげた「サイタマノラッパー」や昨年の「キリエのうた」にはあった、ギリギリの今にも壊れそうな切実さ。確かに台詞では書かれているが、薄っぺらく伝わってこない。
結果、目立つのは漫画的な台詞と展開のみ。
折角の良い音楽が勿体無い。
#バジーノイズ #サイタマノラッパー #キリエのうた
紺碧
まさかのフライパンを持ってガラス割り
現れるとは………。
天真爛漫というか豪快過ぎる。
まあ、其れくらいだから音楽に没頭する
清澄は少しずつ潮に自分の心を開いて
いったのだろう。
潮役の桜田ひよりさんはいつも可愛い服装してて脚が綺麗。
川西拓実さんは細かな演技の表情が良かった。
もしかしたら少し本人と被る部分もあったのかも。
陸と清澄の音が重なるシーンは印象的。
一気に世界が広がった。
陸役の柳俊太郎さんはゴールデンカムイの
二階堂兄弟役とは違って新鮮。
現代のSNSに対しての旨味と苦味がそのまま
人の心情として表現されてた。
AZUR、アジュールはイタリア語の
AZZURROから来てたんだね。
深い海の色、紺碧。
音楽への熱い想いと鼓動を青い海と大空へ
これからも響かせて欲しい。
86点 青春だな…いい仲間持ったなぁ!!
まずまず
鑑賞後も音楽が鳴りやまない
音楽に好みがあるように、賛否、好き・嫌い、両方出そうな映画だな、という印象を受けました。ド直球青春ストーリーに反して、突拍子もなく現実感がない出来事もちりばめられ、特にヒロインのやっていることは違法性を感じたり…ノンフィクションが好みの方が観たら、許せない事象が多かったはず。原作が、夢とフィクションの塊でもあるコミック本でもあるし、音のない世界から具現化したことで、原作ファンの方のイメージとの乖離もあるだろうし、監督は、初めから万人受けを目指していなかったのでは、と勝手に想像しています。演者は相当に怖かった気がします。登壇イベント時に、原作者さんからのお褒めの言葉で、涙をこらえきれなかった桜田ひよりさんを見て、尚更思いました。映画は縦横無尽なファンタジーというスタンスで観ているので、私はこの映画が大好きです!
この高評価はなぜ?
いろいろと駄目でした
タイトルにも書いた通りいろいろと受け入れられませんでした。
まずはと言うか、ここが最も駄目だったのがオープニング。出だしで観客にインパクトを与えたいのは分かりますが、それにしてもやり過ぎ。
何度も苦情が来ているのに夜中の3時に上の階まで聞こえる音量で演奏する主人公を見てがっかり。自分が楽しければ他人に迷惑をかけてもいいと思っている時点で人として嫌い。女性の方もいくら彼氏と別れて音楽が聴きたいからといって夜中にどんな人が住んでるか分からない部屋のインターフォン鳴らした時点でまたまたがっかり。さらにベランダの窓を割ったときには、この先どういう展開になろうともこの二人は好きになれないと思ってしまいました。
また、音楽がメインとなる作品の割には似たような楽曲ばかりで飽きてしまい、あまり響いては来なかったです。
そして主人公の歌声も曲も好みのものではなく、ラストの「二年後」のコンサートシーンは無い方がまだ良かったのではと思いました。あと、彼女が突然OLになっているのもスナックを下に見ているようで少し不快に感じました。
という訳で、主人公の二人、楽曲、歌声等、メインとなる物がほとんど受け入れられず苦痛の2時間でした。
感情の揺れが伝わってきました
予告で抱いていたイメージと違いすぎた
潮の行動に全く共感できなかった。あんな理由でいきなりフライパンで人の家の窓ガラスを叩き割るなんてあり得ない。犯罪でしょう?怪我もなく無事で良かったけれども。それに、それほど親しいわけでもないのに男性と同居し出すのも、突然部屋を引き払って姿を消してしまうのも全て意味不明。これはファンタジーですか?ストーリーの内容が薄すぎて、役者さんや監督さんが気の毒に思えた。もっと感動できるものになり得ただけに…。
全203件中、41~60件目を表示