パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービーのレビュー・感想・評価
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仲間の絆と大きな大きな勇気こそ、本当のマイティパワー!
アドベンチャーシティで事故発生! こんな時は彼らに連絡を!
少年と7匹の子犬から成るレスキューチーム。
パウ・パトロール、全員集合したぜ!
世界中で人気のキッズ向けアニメーション。劇場版第2弾。
冒頭、変形型移動基地マイティパトローラーに乗って出動。こりゃ子供心くすぐる。
各々のビークルやアイテムを駆使して活躍。パウフェクトに解決!
スクラップ工場で起きた火災。クレーンを盗んでいった不審人物が。
マッドサイエンティストのヴィクトリア。クレーンなど盗んだもので作ったあるマシンで、大計画を企んでいた。
マイティ流星群が接近。世紀の天体ショーに皆がワクワク。
ヴィクトリアはマシンで隕石を引き寄せ、マイティパワーを得ようとしていた。
が、失敗。隕石がアドベンチャーシティに落下。
隕石はパウ・パトロールが管理。隕石の中にクリスタルがあり、それに触れたら…
マイティパワー! チェイスは超高速、スカイは飛行能力と怪力、マーシャルは炎を自在に操り、ラブルは身体を頑丈なパワーボール化、ロッキーはマグネットパワー、ズーマは水を自在に操り身体も液化。
が、リバティだけはまだ…。
有能レスキューチームにマイティパワーが備わったのだから、天下無敵。文字通りスーパーヒーロー!
まるで『X-MEN』や『ファンタスティック・フォー』、『サイボーグ009』を彷彿。
隕石のクリスタルから得た特殊能力でスーパーヒーロー並みの大活躍が今回のミソ。
名称も変更。マイティ・パウ・パトロール!
その頃…
隕石を引き寄せ落下させたヴィクトリアは逮捕。
刑務所で出会ったのが…、ライバール!
ライバールは復讐、ヴィクトリアはマイティパワーを我が手に。ライバルとマッドサイエンティストが手を組み、脱走。
ジェット機事故をわざと起こして、パウ・パトロールをおびき寄せる。
スカイが急行。が、この罠にかかり、クリスタルを奪われてしまう…。
マイティパワーを失ったスカイは一時任務から外れる。
自分の失敗を悔やむスカイ。挽回する為、皆のクリスタルを使って単身、ヴィクトリアのアジトに忍び込む。
クリスタルで得たヴィクトリアのマイティパワーは、飛行能力と物体浮遊と電撃。スカイとバトル!
が、スカイはクリスタルを全て盗まれ、囚われてしまう…。
クリスタルを得たライバールのマイティパワーは、巨大化! アドベンチャーシティを襲撃。
ヴィクトリアはマイティパワーと新たなマシンで、さらなる隕石群を引き寄せようとしていた…!
前作はチェイスの過去が描かれたが、今回はスカイ。
他の仲間と比べて身体が小さいスカイ。その為昔から人一倍頑張ってきた。
そんな時出会ったケント。その頑張りでパウ・パトロールの一員になったのだが…、
自問自答。こんな小さな私はパウ・パトロールに相応しいの…?
びっくりビッグサイズのライバールvsパウ・パトロール。さながら怪獣映画のような迫力。
マイティパワー無しでどうやって戦うのか…?
これまでマイティパワー無しでピンチを救ってきた。これまで通りで!
巨大ライバールを翻弄。保有していたクリスタルを取り返し、ライバールを逮捕。
ちと今回ライバールは呆気なかったかな…? まあ今回のメインヴィランはヴィクトリア。
ヴィクトリアの野望阻止とスカイ救出。
が、一個のクリスタルで立ち向かえるのか…?
ここがパウ・パトロールの本領発揮。見事な連携プレー!
リバティも遂にマイティパワー発動。その能力は、身体の伸縮。
スカイを救出。クリスタルと仲間の思いを託され、ヴィクトリアと再戦。今度は勝利する。
隕石群接近。ケントらが街の人々の誘導や安全を確保し、スカイが隕石群を破壊する。
超巨大隕石飛来。無理だ…いや、無理じゃない!
スカイは小さな小さな身体に秘めた大きな大きな勇気で立ち向かっていく!
クライマックスの連携プレーやマイティパワーバトルは実写のヒーロー映画にだって負けやしない。
隕石落下は『アベンジャーズ』級の事件。迫力とスペクタクルは申し分ナシ!
近年のヒーロー映画よりずっと正統派のヒーロー映画。
本来はレスキュー活躍なのに、マイティパワーでヒーローに。TVシリーズはもっとコメディ調らしいが、シリアス要素も。
違和感覚えるファンもいるかもしれないが、映画ならではの特別感。『クレヨンしんちゃん』が映画ではアドベンチャー/ファンタジーになったり、『ガリレオ』が映画ではシリアス感動になったり。
TVシリーズを見てない者にとっては、これはこれですんなり楽しめる。
ヴィクトリアの日本語吹替に仲間由紀恵。無名の頃アニメ声優もやっていただけあって、なかなかの上手さ!
今回も映画オリジナルキャラが。将来のパウ・パトロールを夢見る“ジュニアパトローラーズ”。
ナノ、ミニ、プチ。ふわふわころころで、超キュート! 勿論活躍も。
強いて言えば…
疎外感を感じていたスカイとヴィクトリア。スカイには仲間がいるが、ヴィクトリアは逮捕。彼女にも何か恩情の手を差し向けて欲しかったかな…。
今回マイティパワーで大活躍だが、マイティパワー無しでもパウ・パトロールはパウ・パトロール。だからラスト、そのパワーを手放さず得たままなんだ…。
まあまあまあ! 固い事や細かい事は抜きで!
今回もパウフェクトに解決!
その絆や勇気こそマイティパワー!
パウ・パトロール!
パウパ史上最高傑作、スカイの姿に涙
子供と見に行って親が泣いてしまいました。
映像や構成はThe Movieと同じクオリティかそれ以上。
前作でチェイスの過去と成長が描かれたように、
今作はスカイの過去と成長を描いており、過去やコンプレックスに対し失敗を恐れず自らが前に進む勇気、スカイの明るく失敗に挫けず立ち向かっていく性格がよく描かれており、その姿に心打たれました。
スカイ以外のメンバーも全員普段のビークルや役割に沿った能力がうまく設定されており
それぞれの能力を活かしての強敵との対戦シーンは胸熱です
また前作から加入のリバティの活躍にも注目です
是非大画面で大迫力の映画館で見て頂きたい作品です。
前作には劣るけど、子どもと楽しく映画館!
前作がチェイスの物語だったのに対して、今作はスカイの物語。どうやら前作の続編で、舞台はアドベンチャーシティ、リバティーがメンバーにいて、エベレストとトラッカーは不在と、アニメシリーズとは異なるユニバースのようです。ライバール市長は前作の悪行もろもろで収監されていて、囚人カラーのオレンジタキシードにハット。
スカイは体が小さいことをコンプレックスに感じていたけど、クリスタルのマイティパワーで自信を得ると同時にその力を過信し、マッドサイエンティストの手に落ちる。残されたケントたちは協力してスカイを救い出し、自信を取り戻したスカイはマッドサイエンティストが引き寄せた隕石の破壊に乗り出す。ズーマーのマイティパワー、液体化が反則レベルで強く、リバティーのゴム化は笑える。前作に続いて私のお気に入りのラブルは大きな活躍はないものの、所々でコメディリリーフとして楽しませてくれる。
7歳の息子は楽しく鑑賞し、4歳の娘は少し怖いシーンがあったものの、スカイの大活躍を喜んでいました。
前作に比べればドラマ性は落ちるものの、子どもと一緒に映画館で安心して見ることができます。
Justice
久々の試写会当選で観に行きました。まさかの朝10時半からの試写会に目をこすりながら向かいました。普段この系統の作品は観に行っても人の少ないレイトに観にいくので、お子さん盛りだくさんなこの時間帯は新鮮でした。アニメシリーズや以前の映画は観てないので、軽く設定だけ見て鑑賞しました。
序盤の火災を食い止めるためにパウパトロールの面々が出動するシーン、これは盛り上がりました。出動シーンからワクワクさせられてとても良かったです。それぞれの乗り物の能力を活かしての消化作業がとても見応えがありました。
王道な物語ながら面白く仕上がっており、起承転結もしっかりしていて、映像もなかなかド派手、お子さん向けだとは思いますが、大人でも十分楽しめる作品になっていました。
パウパトロールの面々それぞれがマイティパワーに目覚めての流れは、ヒーローものの定番ですが、炎や水、ボールに磁力に空中浮遊、ダックスフンドらしく体がビヨーンと伸びたりと、見ていて面白いものが揃っていました。
マッドサイエンティストとの戦いがメインになりますが、そこまで強さは感じないので、引き寄せた隕石が強大な敵になっていきます。
今作はスカイに1番視点が当たっており、大事なところでの決断も最後の隕石落下も全て食い止めてくれます。ここはパウパトロール全員で止めに行った方がいいんじゃ…なんて野暮なことを思ってしまいましたが、一気に解決に導いて大団円になったのはとても良かったなと思いました。
本職の声優陣は良かったんですが、仲間由紀恵さんは微妙でした。お子さんは気にならないかもしれませんが、変に目の肥えた映画ファンの自分はどうにも引っかかってしまいました。
サクッと楽しめる良い作品でした。海外アニメーションも順調に進化していってるなと思います。アニメはやはりいいですね。
鑑賞日 12/2
鑑賞時間 10:30〜12:05(同時上映あり)
座席 B-2(試写会にて)
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