ザ・クリエイター 創造者のレビュー・感想・評価
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うわー駄作きた〜
ローグワンが大好きなので期待して観はじめましたが冒頭の3分で駄作の予感がしました。
冒頭でロボット黎明期のモノクロ映像が映ってやがて未来の映像に移り変わるのに未来の映像まで古い解像度のまま。
作りが荒い予感は的中し全編を通して気になって気になって仕方がなかったです。
アンドロイドが人間を模して行動するのは仕方がなけれどおにぎりを頬張ったり死ぬ前にバタバタ暴れたり全く人間と変わらない。
それなのに渡辺謙扮するアンドロイドはハンモックで寝ている最中に首筋のスイッチをパチンとされるだけで機能停止。
そもそもアンドロイドが寝る必要性がありますか?しかもハンモックで?
SF映画の世界観ってディテールを大切にしないと全てブチ壊です。
マジンガーzのブロッケン伯爵なら許されてもミレニアム時代の実写では許されません。
どれだけ裏設定を想像してみても我慢できないものは我慢できない。
テーマも陳腐で全くの駄作でした。
AIは人類の敵?
プロダクションデザインを楽しむ感じ
このようなオリジナル超大作が成立するところがやっぱり凄いな。リュックベッソンも、ニールブロムカンプにもあって、ギャレスエドワード与えられた、ひと握りの成功者に与えられた自分の若き日に刺激を受けたカルチャー全部乗せ、みたいな企画SFのひとつ。言われているようにAKIRAオマージュでもあり、ブレードランナーやトータルリコール風でもあり、高野秀明のジェノサイドにも似てはいる。なのでそのこと自体は驚きはなく、だって好きなんだもん、というのを眺めさせていただいてる感じ。なので、なるほど、としか出てこない。最後葬るのは爆心地と言ったのでもしや、と思ったがさすがにそこまではない。
AIと共存するニューアジアとAIを追放する西側諸国との戦い、というのが面白いが、日本語や漢字はオマージュなのか、実際の設定として日本や中国や韓国とかはどうなってるのか興味はある。要はごった煮。
たぶんアジアというのはベトナム的要素もあって、更に今は地中海でまさにジェノサイドみたいなのが繰り広げられてる中で見方によってはかなり攻めてはいる。しかし、自分も歳をとったのか、このミッションのアクションのひとつひとつがあまり自分にはハマらなかった。
色んなところが雑では?
なんか…なんだろ?!
感動したいけどしきれない、すっきりしない感じが残る
ジョシュアとマヤとアルフィーの家族のお話としてだけ見ればまあまあいい感じなんだけど、なんか誰にも感情移入できなかった 置いてけぼり
アジアの扱いとか特にだけど設定が何か総じて雑じゃない?アメリカが力持ちすぎじゃない??一存で世界中にミサイルブッパする政府高官何様??
AIとの向き合い方を考えさせられるような映画だな、悪魔のように冷酷なのは人間で、いわゆる人間らしさがあるのはAIで…て深い話だと思ってたのは前半まで
話の規模の割に描かれて見れる全体像が小さくて、目の前の感動のためにチラチラ映る犠牲にされたものがデカすぎて釣り合いが取れてない感覚がある
それからこの映画楽しむには自分の理解力が足りてない感じがあるな
恐らくもっとたくさんたくさん説明されたらもう少し楽しめる気がする アルフィーの存在について、マヤの立場について、マヤの父親のこと、世界の状況、アメリカ政府以外の世界各国のAIへの立ち位置、、、飲み込むには謎が多すぎる
というか核落とされたのアメリカなのになんで無政府状態みたいになってるのアジアなんです??
核落とされたらAIとすぐ決別できるアメリカ?無理では?その操ってるパソコンのAIはどうなんや?
なんだろな すごくモヤモヤするな…
アルフィーはちゃめちゃにかわいいし最後の演技すごくよくて ああ、可哀想、て思いたいんだけど、いや思ってるんだけど、涙腺カラッカラでした
アジアの扱い以外にも展開が所々 ウン?てなるとこあって、進行のために目をつぶってあげなぎゃいけない諸々が多かったです
アルフィーはかわいい!
ジョシュアの演者さんも好き こういうちょっと可哀想ないわゆるメリバが最高に味が出てる!
…んだけど、わー楽しかった!と言うには足りないところが多い映画でした
to be free
おもしろかったんだけど、AIに親しむアジア人 vs 全くAIに心を寄せないアメリカ人という単純さでよいのかな?私はアジア側だから違和感ないけど西側の人たちの意見は聞きたいところ。
アジア人同士があんな風に民族や言語を超えて連帯できたらいいなあ。アジア連合の夢をみる。
ひとつひとつのエピソードはいいんだけどなんかこなしてる感がある。アメリカ側のロボットが「一緒に働けてしあわせでした」って言っても米軍きょとんとしてる話とか。
上司に爆弾付いてたら私なら助けないで逃げるな。
クラビの海が懐かしいな。
ベトナム戦争のアナロジーで、パレスチナも重なり、見ていて辛い。
相変わらずアメリカ人たちは原爆をでかい爆弾だと思っている。みんな瞬時に死ねないから。放射線被害舐めてるのか。
地獄の黙示録の真似とかジョンウーみたいな演歌と銃撃戦とか、あれなに??
「もういや遊牧民」のプラカードはそこ訳しちゃうと意味合い変わっちゃうかもとちょっと笑った。
世界観がしっかりしてるので、ドラマシリーズにしてもっと丁寧に書いたらおもしろそう。
ギャレスエドワーズは仏教徒なのかなあ。マヤはお釈迦さまの母親の名前だね。
伝統的なSFの形をとった反戦映画
緑の農耕地に着陸した航空機から、飛び出す兵士たち。
小さな農村の住民を集め、情報を得ようと少女の飼い犬に銃を突き付け、脅しを掛ける。
この序盤のシーンは、正に80年代の名作「プラトーン」の模倣だろう。
それを含め、東南アジアの一地域と思われる場所への侵攻シーンは、過去のベトナム戦争を彷彿とさせる。
子供の姿をした最終兵器の抹殺に躊躇するのは、子供殺しと罵られたベトナム戦争へのアンチテーゼなのだと想像する。
後半のネパールにある基地への攻撃は、中国のチベット侵略を思わせる。
物語はSFの形を取りながら、明確な反戦映画なのが伝わる良作。
僅かながら「ブレードランナー」へのオマージュも感じられ、自分の様な映画マニアには、色々、楽しめる作品でもある。
AIは方便で、アメリカの崩壊を告げる映画
日本語だらけの世界、そして実際は人間のミスだったのに「AIのせいだ!」と犯人にされて、追い詰められていくニューアジア(日本語側の)世界。
そのうえでのこの結末を見れば、監督が一体何を言いたくて、脚本まで書いたのか一目瞭然な気がしました。
西欧諸国は、いつも自分たちのルールで世界を支配したがります。
オリンピックでも、自分たちが勝てるようにどんどんルール改変していく。
自分たちが正義だと常に思って戦争を起こしていく。
イギリス人の監督が、アメリカ軍の崩壊を通して描いたのは、そういう独善的西欧諸国の終焉という事なのかなあ?と。
最後のアジア各国の人々の輝く笑顔に、AIは方便である事が力強く感じられました。
950ドルまでの万引きはお目溢しとなり、強奪が横行するカリフォルニア州。また合成大麻でゾンビ化した人々が溢れる街の様子もYouTubeでたくさん流されていますが、今まで「近未来」として描かれてきたディストピアな世界がとうとう現実となった今。今だからこそ、公開できた内容なのかもな〜と思ってみたりも。
考えすぎでしょうか〜…ふつーに良かったですよ。ゴジラがIMAX独占したせいで、IMAXが前日で終わって見れなかったのが悔やまれます…。
手塚作品のような味わい
映像の雰囲気から一瞬、クリストファー・ノーラン監督?と思ったが、ストーリーの明解さが全然違う。大好きなローグ・ワンの監督作品だと知り納得。人類vsAIではなく、実はUS vs New Asia という設定。人間には様々な人がいる、当たり前だが、他人より自己の利益を優先させようとすると軋轢を生む。
人を愛し涙するAIはまるで手塚治虫のお話なようだった。映像の迫力と美しさ、デザインの素晴らしさがストーリーにより現実味を与えている。多くの人に素直に見て欲しい作品。
一度の鑑賞で理解するのは難しいですが、スカッとする映画でした🈵
「(自分にとっては)なんか違う!」
最初の頃は「オー!」という感じで見入ってたのですが、途中から なんかストーリーが好きになれませんでした。主な 理由は以下のとおり。
①映画ドットコムの解説欄の《人類とAIの存亡をかけた戦争》ではないし!
②《人類を滅亡させる兵器》なの? 映画の中では「ノマドを壊すための特殊兵器」!
③特殊兵器を壊すための突入部隊なのに 現地の警察(日本語訳。原文だと違うのかも)相手ごときで苦戦しているし
④AIロボを生産する国にしては 工業化の進んでいない地域が多すぎ!
⑤戦争を止めるための《特殊能力を身につけたAIロボ》のはずなのに、戦争を止めるにしては能力の方向性がちょっと違う。更に「オフ」と「ポーズ」の機能発現が時に異なる。
⑥能力が成長する? はずなのに、終盤まで全然成長してないし!
⑦特殊能力と AIロボでは 技術の方向性が違うはずなのに、両方を開発できる、ニアマタの天才性は描かれていない。
⑧ニアマタ本人が負傷して、後継者もいないのに、AIロボの生産が続くのも疑問?
⑨ニアマタの開発後の数年後に特殊兵器が露見するのも疑問?
A.そりゃ、各俳優さんの演技は良いですよ! また、子役の人の演技も良かった!
だけど 恐らくは、無理やり突っ込んだ設定がストーリーの中でうまく昇華
されていない気がしました!
B.いろいろな映画のオマージュをしているだけ で ストーリーはやっつけ感MAX!
余談
●何かの書物で「ロボを人間に似せてつくるのはよくない!」と見かけましたが、
まさにそんな感じがしました!
●話し変わりますがそういえばロボット3原則なるものが有ったはずですが、
この映画の中では これの適用はどうなっているのですかね!?
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
SFに輝きを取り戻させる快作
今年1番好きな映画(暫定)
現代社会にも通じる「対立」のテーマをSFのジャンルで分かりやすく
AIによりロサンゼルスが核攻撃され、人類とAIが対立。前者はアメリカを中心とする西側諸国、後者はAIと共存するニューアジアが代表。
人類とAIの両者に言い分があり、近い人の死が憎しみの連鎖を引き起こすのは現代社会の民族や宗教対立と同じ構図。
それを難しいヒューマンドラマではなく、わかりやすいSFにしており話に入りやすい。
主人公のテイラーはAI側の最終兵器というべきアルフィーを破壊すべきだが、
死に別れたはずの妻のマヤに再会するために、逃避行を続ける。そのうちに互いに愛情が生まれ、二人の特別な関係も判明していく。
同じSFだが、同監督のローグワンのようにド派手なラストバトルがあるわけではない。
その意味ではアクション自体はある程度控えめ。
この映画は、あくまでテイラー、アルフィー、マヤそして、渡辺謙をはじめとしたわき役たちのドラマを楽しむのがポイント。
映像と主演俳優陣は☆4ですが
あくまで好みとして、映像の凄さと主演俳優が好きなのと、このスケールの映画を作り上げた事への敬意として星4ですが、どのくらい楽しめたかというと、個人的には星3.5くらいでした。(採点を星4にしてましたが3.5に修正しました)
私がこの作品を見ながら考えていたのが「この監督私と同世代だな」で、今調べたらその通りほぼ同世代、同じものを見てハマって来たんだなとわかります。
そこで自分が好きだったものの要素が散りばめられていることに熱くなるのか、既視感にどちらかというと引いた感覚になるかが個人で分かれるのかもしれませんが、私は残念ながら後者でした。
その時代のものに免疫がない人も、逆に新しく感じたりしていいかもしれません。私の場合は既視感と既視感がたたみかけて、どうしても気になってしまい集中がそがれました。
私は新しいものを体感したい欲求があったのでこの作品ではそこが満たされなかったようです。SF作品に求めるデザイン性での楽しさは部分部分ありましたが、テーマにも全体の雰囲気にも、過去の巨匠達が作り上げたオリジナルのセンスを全て借りてるような感覚になり、この監督独自の個性をもっと感じたかった(けど感じられなかった)という気持ちが鑑賞後に残りました。期待ほど心に残らなかったのが感想です。
とはいえ本当に好みの話だと思うので、作品自体は誠実に作られていると感じ、星4にしました。
映像はすごかった
善とは、悪とは、戦争はなぜ終わらないのか
SFアクションというよりも、
人間ドラマ。命のドラマという色を強く感じた。
清く正しく平凡なAI、強欲高慢上からな人間。
ひくにひけない戦争。
映画 第9地区 で感じたドス黒さがそこにある。
全体的に、スター・ウォーズっぽい感じがあるが、
敵側が人間ということで、とても複雑な気持ちで
終始進んでいき、最後までモヤモヤがとれない。
スッキリはしないことが多いが、
VFXの技術は、もの凄いものがある。
全てが自然に視える。
渡辺謙も、凄い存在感。
ラスト サムライ的。
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