違国日記のレビュー・感想・評価
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新垣結衣、夏帆、早瀬想の関係が良かった
35歳の小説家・高代槙生は、大嫌いだった姉が交通事故で亡くなり、姉の葬儀の際、残された娘である15歳の田汲朝に対し、タライ回し、などと無神経な事を言う親族たちに我慢ならず、朝を引き取ると言ってしまった。家事が苦手で不器用な槙生を、親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が協力し、助けてくれ、槙生と朝は理解し合えないながらも一緒に暮らす日々で新たな関係を築いていく、という話。
槙生役の新垣結衣、朝役の早瀬憩、奈々役の夏帆で一緒に餃子作ったり、並木道を歩くシーンなど、3人の関係が良かった。朝の親友・えみり役の小宮山莉渚は背が高くスタイル良くて可愛かった。
新垣結衣、夏帆、小宮山莉渚の3人とも背が高いから、早瀬憩がちっちゃく見えたが、伊礼姫奈よりは大きそうだったので、普通なんだろう。
朝も元気になってきたようで良かった。
新垣結衣の棒読み風な「行ってらっしゃい」に萌えた。
余白部分がかなり多め
特別新垣結衣推しではないが、近年露出少な目の彼女なので、見逃すまいと観賞。
【物語】
朝(早瀬憩)は中学の卒業式を目前に控えたある日、目の前で起きた交通事故により、両親を突然失う。心の整理もつかない中、ぼうぜんと葬儀の席についている朝の周りでは、独り残された彼女の今後について参列者の無責任な言葉が飛び交っていた。その言葉に嫌気がさした朝の叔母である槙生(新垣結衣)は、思わず朝を引き取ると申し出る。
槙生は姉であり、朝の母親である実里(中村優子)とは姉妹でありながら疎遠で姉が亡くなるまで朝とはほとんど会ったこともなかったので、槙生自身が一番思いもかけない発言だった。小説家の槙生と高校に進学した朝、価値観も生活習慣も違ったが、暮らしていく中で絆を深めていくが、・・・
【感想】
もう少しベタな、分かり易い感動、あるいはほっこりとした気持ちを味わえる作品を想像していた。 が、そうでもなくて、どちらからと言うと、もやッとした気持ちを味わってしまった。
例えば、タイトルの一部にもなっている“日記”。朝の母親が朝に遺した日記が物語のひとつ重要なアイテムとなるのだけれども、前半に示されたその伏線の回収はエンディング間際まで引っ張られる。朝の母親の娘に遺した思いだけでなく、どうやら現在の槙生の価値観に影響している過去のトラウマにも関係しているっぽい。さあ、どんな回収が待っているのかと待ったわけだが、それがイマイチはっきりしない。 解釈が観客に委ねられると云うのがより正しい言い方かも知れないが、俺にはピンと来なかったしので結末が全然スッキリしない。
それが一番象徴的だが、槙生と姉の関係。槙生と親の関係等、ボヤっと示されて、「そこに何を感じ取るかはあなた次第」的な観る人の感性に任される余白部分が多い。そういう感性レベルの高い人や、考察の好きな人には良いかも知れないが、残念ながら俺にはあまり楽しめる作品ではなかった。
脚本的にも両親を失くした直後の朝の様子ももう少し考えても良かったのでは。強がっているというところがあるにせよ、もう少し朝の“寂しさ”が描写された方がよりリアルに感じられて、スンナリ物語に入れたと思う。
それから不満をもう1つ。本作に限らず、近年こういう作風の作品にお決まりのように入るLBGT要素。文部省から必ず入れなさいと指導されているのかと思いたくなるほど。今風社会的価値観を作品に織り込んだと言いたいのかも知れないが、どいつこいつも入れるので、俺的は逆に陳腐。そこに焦点を当てて深堀りするのなら良いが、ただなんとなく入れてみました、というのはやめて欲しい。
一方、良かったところを挙げれば朝役の早瀬憩。さほどキレイではないのだけど、多感な中学から高校一年生の少女をすごく自然で瑞々しく演じていた。何より“普通”感が良かった。
目当ての新垣結衣については、“正欲”に続いて今作も極端に笑顔の少ない役。演技としてはまあまあ悪くは無いのだが、笑顔が無ければ、ガッキーと言えども魅力は半減以下。これなら新垣結衣でなくても、というか数いる地味だけど演技力が高い女優の方が良かったのではないかと正直思う。 アイドル女優からの脱却を図るために意図してこういう作品を選んでいるのだろうと想像できるが、“新垣結衣”の価値はどこにあるかも今一度考えて作品選びをして欲しいと思う。あなたより演技力が勝る女優はいくらでも居るが、あなたより存在自体が光を放てる女優はそう居ないのだから。
勢いで観て良かった
原作を未読ですが、キャスティングから勢いで鑑賞
これは、スゴい作品に出会えた。自分的には今年の上半期トップ3に入る作品
主演の朝ちゃん役の子が、抜群に良い
100%の嬉しいでもなく、両親を亡くして、とても悲しいのに張り切ってるわけでもなく、明るいけど、どこか影をあるような微妙な立ち位置を見事に表現していて、スゴい俳優さんで、逸材だなぁと感じた
ガッキーは、他の作品(正欲)でも感じたけど、最近は目が死んでいて闇を抱え、人を拒絶するような役がハマってるなぁと思うなどw
女性同士の表面穏やかで、ウチに秘めるヒリヒリする人間関係は、見ていて面白かった。あと、何気に青春映画の観点もあって、遠い昔の懐かしさと清涼感がとても良かった。
家族の再生物語
新垣結衣は素晴らしい。正欲に続いて難しい槙生役を完璧に演じてました。役朝役の新人早瀬さんも難しい役柄だが瑞々しい演技で良かった。不器用な槙生に寄り添う友人夏帆と元カレ瀬戸さん、こんな人が周りにいたら最高ですね。朝の周りの魅力的な人達も良く朝の青春ドラマとしても最高でしす。死んだ姉やなんか魅力的なお母さんや弁護士(染谷さん)をもっと深掘りして欲しい気もしましたが原作を読んでみたいと思いました
いい感じ
原作は全巻読了済み。
朝と槙生のキャラクター解像度が非常に高い。ストーリーには大きな起伏はないが、朝と槙生の関係性が丁寧に描かれている。槙生の哲学的な考え方や生き方がとても素敵で、足が長くスタイルがいい所やコミュニケーションが苦手な所も原作そのまま。朝のぼんやりしている所やあっけらかんとした性格、二人が距離感を掴みにくい感じも原作を彷彿とさせ、キャラクターの深みが感じられる。
笠原君はもう少し渋い中年男性をイメージしていたが、これはこれでありだと思った。全体として、ストーリーの派手さはないが、二人のキャラクターに引き寄せられ、居心地の良さを感じさせる作品。観終わった後も心に残る、味わい深い映画だった。
ほんわかした良いお話
最近バッドなストーリーの邦画が多かったので久しぶりにホッとするほのぼのした心持ちにさせてくれる作品でとても良かったです。
ガッキーは色んな役柄を見事に演じる名女優の域に到達した感があります。新人の早瀬ちゃんも爽やかな好演でした。
是非映画館で🎦
65
新しい朝は希望の朝だ。
原作は知らないし、予告編も見てなかったが、ガッキー好きなので、ストーリーは全く予測せず着席。
最初、アイス食べてる朝ちゃんを車に呼ぶ両親。そこにトラックが。あれっ?て思ったら2人とも死亡。もっとでかい音してよかったんじゃないかな。葬儀の会食の時、親戚連中の会話が気に入らなくて、姉の娘、朝を引き取るとこにした新垣結衣演じる、小説家の高代槙生。え〜っ、他人と同居が苦手な独身の女なのに、どうしてそんな選択を?で、朝を連れてマンションに帰ったら、めっちゃ散らかってた。それに2人で暮らすには狭くね?タンスや机を新規で配置できないんじゃね。気になってた朝の年齢。もしかしたら中学生かなって思ってたら、すぐ卒業して高校生になる。こりゃ、かなり面倒な流れだよね。元彼で今は友達の瀬戸康史演じる笠町信吾がサポートしてくれる。こいつ、公務員なのかな?説明なかったのか聞き逃したのか分からなかった。もう1人のサポーターは染谷将太演じる弁護士の塔野和成。本当にちょこっとの出番だったので、染谷君じゃなくてよかったんじゃないかな。
槙生と朝のお互いに共感できないやり取りがずっと続く。自分の生き方は自分で決めなきゃダメだよね。でもそれを認めてくれるのは仲の良い友達。人生において友達は重要だよな。
ガッキーの表情がとても良くて、とても楽しかったです。
美しい映画
原作に、「15歳の子供は、もっと美しいものを受けとるのに値する。」という台詞があり、私はそれが大好きです。
映画には、この台詞がありませんが、作品全体が、それを表現していました。
観る前は、新垣結衣さんは槙生のイメージとはかけ離れていると思いましたが、観ると完全に槙生で、かなり驚きました。俳優って、本当にすごいものなんだと思いました。
夏帆さんや早瀬さんも素晴らしくて、3人のやりとりがあまりに自然で、演技とは思えませんでした。生身で動く槙生を観て、漫画だけ読んだときより、もっと槙生を好きになりました。
3人で歌うシーンは、涙を抑えきれませんでした。
この映画がすごく好きです。もう一度観たいです。漫画も読み直したくなりました。
わたしは、決してあなたを踏みにじらない
「人と人は絶対にわかりあえない」、それでも他者と関わろうとするし、
関わる中で試行錯誤するし、通じない言語があるので“違国”であり、
ずっと人はもがき続けるわけですが、それがコミュニケーションの本質だと思います。
相手を知ろうとする、わかろうとする、そのアプローチをし続けることが大事だと思います。
そういうことを一貫して描いている作品だなと感じました。
この世界観をつくりあげている瀬田監督をはじめ、キャスト陣の演技が素晴らしいです。
高代槙生を演じた新垣結衣。
『正欲』から、かつての新垣結衣像を自らぶっ壊し、一皮も二皮もむけた演技をしていると思います。
槙生のちょっとだらしない感じ、TPOに応じて服装や髪型を変えているところ等、
役に入り込んで演じているなと感じました。
田汲朝を演じた早瀬憩。
私は本作で初めて認識した女優さんですが、主演を張れる実力は充分にあったと思いました。
朝の天真爛漫さや悩みを繊細に演じたり、振り幅も大きい難しい役だったでしょうが、見事に演じ切っていました。
歌唱シーンが初々しく、涙が出てしまいました。
他、夏帆演じる醍醐が持ってくる優しい空気感、瀬戸康史演じる笠町の包み込むような空気感、
小宮山莉渚演じるえみりの本当の親友のような関係性(深い悩みを抱えつつ)、
伊礼姫奈演じる森本の凜とした佇まい(『毒娘』の演技とは真逆です(笑))、
いずれも素晴らしかったです。
パンフレットデザインを大島依提亜さんが担当されており、実にセンスを感じるつくりになっているので
こちらも併せてご覧いただければ、さらに本作を堪能できると思います。
「わたしは、決してあなたを踏みにじらない」という槙生のセリフが至言だと思います。
優しい世界
ガッキーの演技、久しぶりだったけど安心するなぁ。
ダブル主演の若い子(早瀬憩さん)は素晴らしい演技。
夏帆さんや瀬戸康史も良かったなぁ。
冒頭の周りの心無い大人の言葉は中学生にはシンドイね
なんで仲悪かったのかなぁ、病気ってなんだろ…
色々あったのね、っていう余白の部分がまた心地よかったな。優しい気持ちになれる映画でした。
繊細な物語
最初に朝の両親が亡くなる以外は、大きな事件はなく淡々と静かに話が展開していく。
少しずつ変化していく朝と槙生の関係が面白い。
亡くなった朝の母親は朝に過干渉ぎみのようだし、槙生にも普通であることを要求しているけど、姉の自信のなさの現れなんだろうなと思う。
確固たる自分を持っている槙生は朝の意見を非常に尊重していて、朝はそこに戸惑うことになる。槙生のような対応が理想であるけど、どこまで尊重するかも難しいところ。
しかし父親の話は全く出てこなかったな…父ちゃん…(;^_^A
新垣結衣は『正欲』に続き繊細な役を好演。朝役の早瀬憩も瑞々しくとても良かった。
今年は邦画が豊作です。
鑑賞動機:原作10割
といっても3巻までしか読んでませんが。映画は7巻くらいまで。もう盥の書き方をを忘れることは生涯ないだろう。
新垣結衣をスクリーンで観るの初めてだった。脇役陣も含めキャスティングについては、事前には懐疑的なところもあったが、いざ観てみたら問題なかった。原作まんまでは無いけども、きちんと生きた人物になっていたと思った。
葬儀後の会食場面や幻聴の部分など、音響効果をうまく使ったのは、映画の強みを活かしたところ。逆に家の整理の時、ベッド脇の引き出しの部分はもう少しちゃんと見せないと、槙生が挙動不審になる意味がよくわからないのでは。親としての顔だけじゃない/姉としての顔だけでもないところだから、意外と重要だったのではないかな。
ダメな大人の端くれとしては、むしろ5分で人を上げられる状態に持っていけるんだあ、と感心してみたり。
槙生は思考の大部分が書き言葉でされているから、話す言葉も書き言葉寄りになっているように思った。
自分で選択したのなら、たとえ後悔したとしても後悔しがいがある。正解なんてわからない。死んじゃったらどうしようもない。喧嘩も仲直りもできない。
引き戸の隙間から覗くとこ好き。うなぎ。
それっぽいことを散漫に書いてみたけど、そんな印象。
好きです
原作好きで、新垣結衣さん主演ということで、期待していました。
かわいらしい声と笑顔の印象が強いですが、表情の自然な感じや立ち姿で、かわいらしさもかっこよさも気難しさも表現できる元々上手な俳優さんだと思っています。かわいい役や台詞のかわいさの印象が強いというのも俳優としての素晴らしさ。今回も人との距離の取り方が苦手がゆえに知らない相手との関わりが苦手な感じと嘘をつかず人と向き合っていく槙生がとても槙生でした。
個人的にも人生に影響を与えるくらい原作が素晴らしかったので、好きな方が色々思うところがあるのはわかりますが、俳優陣の解釈だったり演技力が素晴らしかったし私はこの空気感を大きなスクリーンで見ることができて幸せでした。あとは、どこの場面や台詞を脚本にいれるかいれないか流れの関係で変えるか変えないか、映画の主軸をどこにおくかのお話だと思っていて。それで合う合わないはどうしても出てくるのかなと。原作の一方向でない描き方が好きなので、それも含めて違国日記のよさ。
インタビューを色々読ませていただき、朝の生活と成長を軸においていることと瀬田監督が少女たちの瑞々しさや儚さ、空気感を撮られるのが上手なことを知っていたので、私はとても好きでした。柔らかな年頃の子どもたちを上から押さえつけず尊重するまわりの大人たちの関わり方や描き方もとてもよかった。
(原作は印象的な台詞を槙生や槙生まわりの大人が言うことが多いけれど、映画は朝メインなのと2時間という制約もあり、今回はそこの部分はそこまで描かれていないかなと。でもここではないですが異国日記と題名さえ間違えて原作ファンなのですが云々と言われている方を結構お見かけして、感想は自由だけれど題名さえ間違えてるのに何かと比較するのはさすがにちょっとなあなど。ここで吐き出してしまった。)
槙生ちゃんが隠さない人だからこそ表情が意外と変わったり、おどけたり横槍いれたり、相手によって口調や表情が違ったり。そういうところを映像化されていてよかったです。そして原作の朝のまっすぐさは(母親の影響や守られ具合のせいか)現代の子にしては幼いので、演技や演出によっては現実感を出すのが難しかったと思いますが、早瀬さんのまっすぐな演技と瀬田監督の手腕でとても良いバランスになっていたと思います。
不特定多数への攻撃性の強い世の中に日々消耗していたので、見終わった後に心が落ち着き、人の優しさやあたたかさを信じてもよいのだろうなと思う映画でした。間を楽しみ、映像美や音響のよさもふくめての映画なので大きなスクリーンで見ることが出来てよかったです。試写会などにも行かせていただいたので4回見ましたが、自分の精神状態や体調もあったりで心に響くシーンが毎回変わってきたので、また見に行きます。
10代の拙さ
周りの無責任な大人の言葉も友達の態度も、当事者である自分の気持はわかってくれないしわかるはずがない、そんな風に思っていた10代。
その当時は有り難みがわかっていなかった。
そしてそんな気持ちをわかっているつもりになっている大人たち。
そんなものを思い出した。自分もわかったふりをしている大人になっているけど。
演技の拙さもそういったものを表現することを意図していたのかな。
新垣結衣さん大好きです。(追記)再鑑賞
ポケットに手ぇ突っ込んで潮風に吹かれるガッキー、かっけー。
(ガッキーがカッケーところがネタバレ部分?)
ってオレ、2時間超の大作に、も少しまともなレビュー書けんのかね?
「むっむぅ ~ ?・・・ (-ω- ?) 」お
「アッ、そうだ!長げえ?」 (^^)
あと、軽音のセッション良かったヨ。 「おお、今どきは iPhoneでライブ中継かよ」と思った。
僕はかなり気に入ったので、また見に行くと思うけど、長いし、エンタメ的な事件も起きないから退屈っちゃ退屈なので、睡眠不足や疲れていたら熟睡してしまう自信がある。
時計の針も12時回ったし、あしたアサ早いからもう寝る。
【追記】2024/6/15(土) 再鑑賞
前回も思ったのだが、中学生、高校生ってメンドクセーと思った。
とはいえ高校生パートの、親友エミリの恋、留学の選にもれた同級生の話、軽音の上手な新入部員の話は良かった。映画は時間が短いからアッサリしてしまうのが残念。
ポリティカリー・コレクト
「正欲」に続きガッキーがオーラを消して出演。
どのくらい原作に準拠しているのかは不明ながら、時代のポリティカルコレクトネスに準拠。槙生の叔母、保護者としての振る舞いも迷いながらもむしろ実母より正しいし、女子高生達の友人同士振る舞いもまた正しい。
そうしたベースの上で、皆が一人一人あくまでも自分がありたいようにあるために歩んでいる。そうした美しい世界…
おそらく原作に基づき槙生と朝の関係性の変化を中心に描いたものと思われるが、目の前で両親を亡くした朝のトラウマがあの程度なのは気にかかった…
ガッキー、夏帆の安定の芝居もさることながら、新人にもかかわらず堂々と朝を演じて見せた早瀬憩には注目したい。
瑞々しい
ずいぶん昔の自分の高校時代を思い出さされた、そんなチカラがある作品。両親の事故死という重い出来事から始まるのだけど、全編通じて、心地良い時間が流れる。朝役の彼女が素晴らしい。体育館のシーンや教室のシーンは高校時代の空気感を見事に描いてている。なぜ姉を嫌ってきたのか、新垣さんの台詞で薄っすらわかるのだけど、納得できるまでではなく、描き切れていない感はある。それでも、秀逸な作品であることにかわりはない。
ガールズトークが満載の心地よい会話劇がメインの作品。 本年度ベスト級。
両親を事故で亡くした女の子。朝を演じた早瀬憩さんの演技が良い!
今まで存じなかった役者さんだけど今後、スクリーンに多く登場する予感!
インスタは観賞後に即フォロー(笑)
両親を事故で亡くした朝を、母親の妹の新垣結衣さん演じる槙生(マキオ)が引き取り共に生活して行くストーリー。
全編に渡り女子トークが満載。
何か大きな出来事がある訳でも無いけど会話に引き込まれる。
特に新垣結衣&夏帆さんの会話が最高に良かった!
その会話に早瀬憩さんも遜色無く加わって行く感じ!
餃子を3人で作るシーンが最高!
早瀬憩さんの今後が楽しみ!
女子トークが多い中、男性陣がチョイ役ながら光ってた感じ!
瀬戸康史&染谷将太さんが作品のスパイスになっていた印象。
ぶっちゃけ上映時間139分は長いと感じお尻が痛くなったけど自分好みの作品で満足度はソコソコ。
早瀬憩さんの今後の活躍に期待しかありません( ´∀`)
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