違国日記のレビュー・感想・評価
全247件中、21~40件目を表示
とても好きな映画。
とても好きな映画がまたひとつ増えたなって思えた作品でした。
原作を知らないまま観たんですけど、映画全体のバランスがとても良くて、最初から最後までを全体的に愛せる作品。
バンドのシーンは青春と若さとぎこちなさが完璧な演出でした素晴らしい。
個人的には葬式のシーンが心に残っています、泣きました。
良い空気感
映画の原作と知って途中までだが漫画を読んで、きにいった。人の繊細なところ、機微をうまく書いてると思った。
その目で映画を見ると、違いが気になった。
ガッキーは世捨て人には美人すぎるし、朝ちゃんはもっと突進するタイプ、原作で考えさせられ共感したセリフもカットされていたり違うトーンになっていた。
でも見ていて現実はこんなもんなのかもと思った、人の内面の細かいところまではどうしても分からない、それがリアルであり、リアルな人間を使って映像化するということは、現実での感覚に近い形でそれを見せてくれるということだから。でも原作の繊細なところも知ってほしいなあ。
空気感は素敵。設定もあってか海街ダイアリーの空気感とやや似てる。
自分らしく生きる?それとも…
作家になりたいという自分の夢を否定され続け大嫌いで疎遠になった姉...
作家になりたいという自分の夢を否定され続け大嫌いで疎遠になった姉が急死し、その娘・朝を預かって二人暮らしをする事になった女性・槙生の物語で、漫画原作なのだそうです。
槙生が憎む姉を、母として恋しく思う朝の思いが複雑に交差します。ただ、原作では槙生が姉を許せぬ思いや朝の母への思いがもっと細やかに描かれているのではと想像するのですが、映画にまとめる過程では刈り取らねばならなかったのかなと思えたのが少し残念でした。それでも、若い叔母と姪が細い糸で少しずつ繋がって行く様が暖かで、その触媒となる夏帆さんも愛すべき存在でした。朝と近い年齢であろう早瀬憩さんが醸し出すこの年代特有のヒヤヒヤ感も素晴らしかったです。
関係性の構築
疎遠だった姉の子を引き取り過ごす2人。
ほぼ知らない者同士の微妙な関係から互いに寄り添う関係性を構築するまでを丁寧に描いている。
心情的に大きなものはあるのが、物語として引き込まれるものとしては弱く2人の関係性の構築だけでは静かな海を眺めてる様な穏やかさを感じるのだが、もうひとつスパイスが欲しかった。
相手を心配するっていいな…
子どもとの距離、母親との距離、同僚との距離… 人間関係って距離が大切だと思う。
この映画を見て、一番気に入ったところは、アサが学校から飛び出し、なかなか家に帰れなかった時、マキオちゃんが、外で待っていたところ。
「決してあなたを踏みにじらない」とは、ともすると距離が離れすぎることがある。「踏みにじらないこと」と「関心が薄くなること」は同義ではない。「あなたを尊重しています」「自由な関係でいよう」といいながら、心配したり相手に関する責任をもったりするのを、サボっていることがある。この私がそうだ。
心配して待つっていいなと思った。相手がいない時に、相手を思うっていいな。「余計なお世話」と言われがちだけれど、私も言いがちだけれど。相手がどんな気持ちだったかを知る、私がどんな気持ちだったかをわかるように伝える、このめんどくさいやりとりが、お互いの心をあっためてくれるし、時間が経っても、ずっとあたたかい。
最初のシーンいらんよね
原作の世界観そのままに
原作が大好きで、槙生の「本当のこと」しか言わない言葉のつぶてに痺れていました。映画ではどうかなと心配していたのですが、新垣結衣の透明で自然な存在と話し方が、原作の世界観を見事に表現してくれていました。大好きな登場人物たちが映画の中でも生きている!!と、とっても嬉しくなりました。
長いです
長い。
槙生の姉との確執やら元カレとの関係やら朝の学校生活のあれこれとエピソードが多いがどれも浅い。多い分散漫になった感じ。同じところを何度もなぞっているのでもう少し整理してほしかった。
全体的に単調で冗長に感じた。
気づいたらうとうとしていました。
ガッキーの槙生は目力が強く、仏頂面も含めて自分の生き方を持っている女性で良いのだが、両親亡くして槙生に引き取られたもうひとりの主人公の朝がいかにもな少女漫画の主人公。
原作が少女漫画らしいので仕方ないところかもですが、常に甲高い声を張って話し、手足をヒラヒラさせて跳ねてて、天真爛漫さとの合せ技であざとく見えてしまって乗れませんでした。両親(母と内縁の夫ですが)を一度に亡くしても、あんな感じなんだろうか。
同性が恋愛対象の朝の親友とか、懸命に頑張ったのに女の子だという理由で奨学生(だったかな)になれなかった同級生とか、興味を惹かれるキャラクターはいるが、あまり生きていないのが残念。
正直なところ退屈でした。
せめて1時間半くらいにまとめられていたら評価が違ったかも
50代女性の自分には退屈であった
癒し系の姪っ子ちゃん☺️
好きな場面がたくさんあった。 子どもから見た大人という存在。これま...
主演女優は良かったです
原作漫画を1巻だけ読んだことがありますが、ほぼ初見で。
まず、姪役の早瀬憩が良いです。「ショートカットが似合う」という高レベルの美少女であり、表情が豊かで、透明感のある声。これから楽しみですが、スペースクラフトって若干微妙な事務所、頑張れ〜
ガッキーは、、、ガッキーでした。前作「性欲」は観ていないですが、キャラ変しようと模索中なのかな。本作も、背が高くて痩せ型、ってのは合っているのですが、、、、やっぱキラキラが滲み出てしまう。もう、ガッキーに合わせた役をやればいいと思う。
同世代の、綾瀬はるかは何歳になっても、綾瀬はるか的な役で違和感ないので、結婚とか年齢は関係ないと思うのですがね〜。
作品としては、まあ普通な話。原作知らんので、深読みしすぎてかもしれないが、姪っ子の同級生に外国人をキャスティングしたり、本編とは関係なさそうな同性愛を入れてみたり、姪っ子のウジウジも相まって、なんかスッと感情移入できない作品でした。
見て良かった作品
心地良い時間
しぬきでやれ
全247件中、21~40件目を表示