「最高のインド映画がまた一つ」K.G.F: CHAPTER 1 つとみさんの映画レビュー(感想・評価)
最高のインド映画がまた一つ
インド映画が好きだ。歌とダンス、そして大袈裟すぎる演出にハマった。
「ロボット」からなので第二次ブーム世代だ。
「バーフバリ」以降観られるインド映画の数も増え「RRR」によって更に加速した。実に喜ばしい。
それでだ、インド映画というのはどうしてこうも似たようなオッサンばかりワラワラと出てくるのだ?。登場キャラクターが多すぎる。関係性が複雑すぎる。インド映画好きでも顔の認識が追いつかん。
つまりだ、本作「K.G.F」の中の物語をほとんど理解できなかったのである。
主人公ロッキーはどの勢力に属して、誰と誰が争っているの?全く分からない。
ロッキーが何かやらかして、報を聞いた人が驚くが、コイツ、敵なの?味方なの?全く分からん。
全く分からない。それでも、面白いのである。
スローモーションとカットバックの多用、けたたましいほどのスコア、もう観る側のテンション上げることしか考えてない。
全く物語についていけなくとも高揚感だけで充分なのである。
すでにchapter2も観たので1と2を合わせて最高だったことを宣言してしまうが、割と物語が分かるようになった「2」よりも、よくわからなかった「1」のほうが面白かったかもしれない。
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