「原田眞人✖️黒川博行✖️安藤さくら」BAD LANDS バッド・ランズ 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
原田眞人✖️黒川博行✖️安藤さくら
面白くない訳がない。
この世界にずっと浸っていたい。
黒川博行の小説は、最後に事件が解決しなくとも主人公は必ず決着をつける、って誰かが評していたけれど、この映画で、ジョーと曼荼羅がつけた決着には思わず涙が溢れた。黒川博行原作の映画でまさか泣くとは思わなかった。
新撰組のセットで「なんか懐かしい感じがするな」と山田涼介に言わせたり、天童よしみの舐めたらあかんとかところどころで放り込まれる小ネタも楽しめる。
吉原光夫主役で黒川博行の警察犯罪ものシリーズ化してほしい。
ラストシーンと宇崎竜童に拍手。
金がすべての世の中で、男に傷つけられ、育てられ、闘ってきたネリが、最後に金がすべてでない男たちに助けられ、夜明けの大阪の街を外へ向かって走って行く。
ラストシーンを思い浮かべるたびに涙が出てしまう。
映画史に残るラストシーンじゃないか。
映画っていいな。
おはようございます!
お~2回目の鑑賞ですか!
刺さったんですね大吉さんに!
何回でも観たくなる作品に出会えるって嬉しいですよね!
あと「観ないで後悔より観て後悔」は、結構名言ですよね(笑)
プロフィール追加しときます(笑)
こんにちは
>金がすべての世の中で、男に傷つけられ、育てられ、闘ってきたネリが、最後に金がすべてでない男たちに助けられ、夜明けの大阪の街を外へ向かって走って行く。
素晴らしい一文です! 感動しました!!
金が仇の 世の中で
夢を追いかけて 行く奴がいる
夜毎に酔いどれて 路地裏で眠っても
胸に紅いバラ そんな感じさ
むかーし、宇崎竜童さんの歌でこんな歌詞があるのを思い出しました。
南の島へ行く夢が叶うといいな。
大吉さん
コメントありがとうございました
アロハの男ですが、事前情報がなかったので、カメオ出演だと思っていたらちゃんとエンドクレジットに友情出演という事で入ってました
今晩は
コメント有難うございます。
多少、突っ込みたくなる部分はあれど、流石原田監督、令和任侠映画をキッチリと作ってくれて有難い限りです。
原田組の映画は、可なり厳しいという話を数件聞きましたが、今作もテンションが高いままに終わりましたね。
ラストの、ネリが自身に纏わりついていた様々な柵を解きながら疾走するシーンや、曼荼羅が正気に返ってネリを助け、電池が切れたかのように息絶えるシーンは見事だと思いましたね。では。