「特筆に値する実話と主演」シュヴァリエ とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
特筆に値する実話と主演
真のフランス人からただの黒人へ、そして…。偉大な先駆者"黒いモーツァルト"を演じるケルヴィン・ハリソン・ジュニア、既に貫禄すらあって流石の存在感と熱演。『シラノ』の頃から本作への出演は決まっていたのだろうか?彼の凄さを感じたいなら『モンスター』『ルース・エドガー』辺りはオススメ。
共演には、個人的に推したいサマラ・ウィーヴィング。その夫役は主人公と敵対する側ばかりのイメージで敵役・悪者が板につきすぎなマートン・チョーカシュ。そしてミニー・ドライヴァー。そして、ルーシー・ボーイントン演じるマリー・アントワネット王妃との友人関係。
君は危険な遊びをしている。今となっては結構よく見る人妻と才能ある若者の禁断の恋みたいな図式も、当時の実話となると…。なぜ自分の子といられない?最悪なのは選べないと思うこと。選ぶ自由は奪えない、内側にあるものだから。友人の存在。平等を。貴女を守るためだったの、いつ無人島で会える?反骨のドレッドヘアでコンサートを!自由を!! 終盤はちょっと痺れた。
勝手に関連作品『アマデウス』『エデンより彼方に』『ムーラン・ルージュ』『グレイテスト・ショーマン』『レ・ミゼラブル』『マリー・アントワネット』『PASSING』
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