劇場公開日 2023年6月9日

フレーミングホット!チートス物語のレビュー・感想・評価

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4.0成功者の影に奥さんあり

2024年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

幸せ

スナック菓子大手フリトレーの一清掃員のスペイン人がホットスパイスのチートスを開発し成功を収める物語。
成功物語はだいたい楽しいよね。
絶対的に見方をしてくれる奥さんがすばらしい!

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キブン

3.5鑑賞直後から、フレーミングホット味、食べたくて食べたくて困っています

2024年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

世界的で食べられているパフスナック「チートス」のフレーミングホット味を考案して、道がひらけてチートス(フリトレー社)の母体のペプシコの副社長にまで登り詰めた、メキシコ系アメリカ人のリチャード・モンタニェスさんのアメリカン・サクセス・ストーリー。

いい話でした。
清掃員から、重役へ。
最高のアメリカンドリームストーリーでした。

非行少年だったリチャードさんの恋人に赤ちゃんが出来て一念発起、良きパパになろうと必死で就活にはげみ、やっとの思いで採用された南カルフォルニアのチートス工場の清掃員の仕事に全力で励む日々の中で、愛する妻と子供のため、不撓不屈の精神で、今の貧しい生活から抜け出そう!と、愛と勇気とド根性!

メキシコ移民は諦めない!

チートスは70年代から80年代前半までは、米軍基地内の食料品店で買えるお菓子で、日本国内でも輸入食料品店を探せば買えるけど、大量に出回っているお菓子ではなかった記憶です。

80年代の中盤から後半にかけて、私が中高校生の時(バブル期)に湖池屋のスコーンが発売開始、テレビCMの(123、123、かりっとさくっとおいしいスコーン!×2)が流行って大ヒットしたのを受けて、1年もしないうちに、対抗馬のようにフリトレージャパンのチートスのテレビCMがはじまり(Let’s dance together um,gari×3cheetos!)、歌に合わせてダンスを踊る白人女性たちがポップでかっこよかったなというのは覚えていますが、その後、あっという間にスーパーに大回るようになった覚えです。

中毒性のある濃厚なチーズ味のチートスに夢中に、食べ終わった後も指をしゃぶり続けて、「行儀が悪い!」と家族からよく怒られたもんです。

フレーミングホット!チートスの発売は1992年なんだそうで、何度か食べたことがありますけれども、たしかに美味しかった! フレーミングホットチートス10本あれば、お茶碗3杯いけます。リチャードさんGood job!

スナック菓子は中毒性があって食べすぎに注意、肥満になりやすいと言われているので、現在は食べるのを控えておりますが、時々無性に食べたくなる時があって、食べたい!と思い始めると、昼も夜もおかまいなしで、寝ても「あーチートス食べたい」と夜中の3時にコンビニに駆け込んで、無心でボリボリ食べると、自己嫌悪に陥りながらも、ぐっすり寝れます。(ヤバいよなあ……)

辛い食べ物も大好きですが、辛くてうまみのある食べ物というのはまた中毒性があるので、「チートス」+「フレーミングホット味」は禁断の味じゃないでしょうか。

あの味を作ったのが、正真正銘本物のメキシコ人で、アメリカに移民したメキシコ人のプライドと誇りを込めて作った、本物のヒスパニックの味だったとしって、心の底からリスペクトいたしました!

フリトレー社はドリトスも発売していて、ドリトスはメキシコ料理のトルティーヤチップスなので、完璧にメキシコルーツの食べ物ですよね。チートスもコーンを材料にしたお菓子で、トウモロコシに合う味付けをさせたら、メキシコ人が世界一!なのかもしれません。

この作品を観たあと、ずーっと「フレーミングホット!チートス」が食べたくて、近所のコンビニを捜していますが、全く見つかりません!!

この作品、米国アカデミー賞の歌曲賞にノミネートされてるそうですけれども、
アカデミー賞の発表の時期に合わせて、「フレーミングホット!チートス」を期間限定でもいいから、どこかで販売してほしいです。

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山川夏子

4.0テンポ良く描かれる偉業が楽しい

2024年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

辛いスナック・ホットチートスを生み出した一人の男が、いかにして偉業を成し遂げたのかが、明るくテンポ良く描かれています。
王道サクセスストーリーで、家族や周囲の人々の支えと本人の折れない強いスピリットがあったからこその成功だということが強調される一方で、差別や生きていくための選択肢の少なさなどシビアな描写もあり、厳しさも感じました。

終始前向きに腐らず生きる主人公と、彼に寄り添い鼓舞する妻の二人三脚が素晴らしかったし、偏見を持たずに先見の明に掛けたCEOの決断もまたカッコ良かったです。

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まだまだぼのぼの

4.0Red hot!

2023年9月12日
Androidアプリから投稿

Disney+にて視聴
劇場公開して欲しかったな 女性監督作品というのは意外
そして知らなかった、フリトレーがペプシコ傘下
麻薬の売人やらワルだった主人公が工場の用務員から知恵と根性でのし上がるアメリカンじゃないメキシカンサクセスストーリー サクッと行かないところが実話ベースらしい、メキシカンに対する差別も辛い 奥樣と技術屋バートさんがとても良く出来た方達でした
ビジネスチャンスはすぐそこにあるのかもしれません 仕事を極めた人が行き着ける境地だろうけど、こういう話はやはり面白いなと思った 工場で働く全ての人達へのリスペクトも感じられた

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ゆう

4.0エヴァ・ロンゴリア監督

2023年7月17日
PCから投稿

エヴァ・ロンゴリアといえばラテンのアイコン的女優かつ成功したメキシコ系代表みたいな人だ。

TVシリーズやショートで監督業の経験があるが(長編)映画はこれが初めてだそうだ。

何度か言っていて、なんなら俳優が監督をやっている映画のたびに言っていることだが、あちらの国では俳優がまともな映画監督になる。

これは日本ではないことなので個人的にはそこに業界構造の差を感じる。

日本の映画業界にいる人は海外で俳優が監督をやった時にいい映画をつくるのはなぜか──という疑問を持つことがあるだろうか。

日本では本業監督すらいい映画をつくれないにのに、あっちでは俳優が監督へ回っていい映画をつくってしまう。

それには理由があるにちがいない。

──

辛いチートスの発案者の自伝を映画化している。
底辺からスナック菓子大手フリトレーのマーケティング部長にのぼりつめた男の話。

ジェニファーロレンスが絞りモップの発案者を演じたJoy(2015)というのがあったが、あれに似て苦労の末に名利を得る熱いドラマだった。

主人公の来歴はロンゴリアの出自に重なるところがあった。

『テキサス州コーパスクリスティにて、メキシコ系の両親のもとに生まれる。3人の姉がおり、農場を経営する一家は比較的貧しい環境で育った。 14歳の頃からファストフード店のウェンディーズで6年間アルバイトをした。』
(ウィキペディア「エヴァ・ロンゴリア」より)

だからロンゴリアが自分の経歴と似たこの話を初監督作に選んだのは理解できる。

俳優がつくったまともな映画を見たとき、俳優がいい映画をつくれるのはなぜか──への解答として「動機」を思う。

日本では俳優は顔面に立脚している。クリエイターの下地をもちにくい。それに比べ海外では野望があって映画へ入ってくる。なにかつくりたいものがある。動機をもって映画にたずさわる。

自分のつくりたい映画の資金や人脈や経験値が集積されるまで俳優をやって、貯まったら念願の映画をつくる。──そのように考えると、俳優がいい映画監督になるのはむしろ順当な経路だ。

そのようにしてイーストウッドはミリオンダラーやグラントリノをつくった。レッドフォードは普通の人々やリバーランズスルーイットをつくった。ポールニューマンはガラスの動物園をつくった。コスナーはDances with Wolvesをつくった。ショーンペンはIndian Runnerをつくった。クルーニーはグッドナイト&グッドラックをつくった。ポールダノはワイルドダライフをつくったし、ジョエルエドガートンはBoy Erasedをつくった。ベンスティラーはLIF!をつくった。ベンアフレックはゴーンベイビーゴーンをつくった。グレタガーウィグはレディバードをつくった。ナディーンラバキーは存在のない子供たちをつくった。・・・。
エヴァロンゴリアはこれをつくった。

野望を完遂するためにかりそめの俳優業をやっていたのであって俳優なのにいい映画をつくったとみるより俳優を経由したからいい映画監督になったとみるほうが合理なのだろう。かれらには映画をやる動機があった。

なお主人公がフラミンホットチートスの発明者であるという主張には争議があるらしい。

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津次郎

5.0わくわく

2023年6月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

主人公のおっさんが可愛く見えてきた

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ボケ山田ひろし