オオカミの家のレビュー・感想・評価
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視覚的には興味深かったけど、 ストーリーがわかりづらく、 短いのに...
視覚的には興味深かったけど、
ストーリーがわかりづらく、
短いのに中だるみもあり
ブツを作る人と、物語を作る人を完全に分けたら、
次作では期待したい
暗く薄気味悪い
チリにあったコミューンから着想したストップモーションアニメ
アニメなんだけど、どちらかというとヤン・シュヴァンクマイエル的なあるイメージから次の画面イメージに繋げるような作品でいまどきのガンガン動くアニメーションじゃないです。
ヤン・シュヴァンクマイエルと違うのは無意識にやってる「薄気味悪い」をこの監督はすごーく自覚的に作ってる、
ホラー的な怖さではなく、暗く薄気味悪いイメージが続く作品。
生きている人間が一番怖い
悪魔だの霊だのよりも、生きてる人間の悪行ほど恐ろしいものはない
瞬きするのも惜しいくらいに見事なアニメーションは常に不穏な空気を生み出し、心が締め付けられ不安に押し潰されそうになる
残念ながらマリアは三匹の子豚の三番目にはなれなかった
予告を見てヤン・シュヴァンクマイエルのような雰囲気に惹かれて公開を楽しみにしていたので
初日にイメフォで鑑賞しようとしたら前日に全回完売
凄い
予定が合わず、今日やっと見ることが出来た
悪い夢でも見てるような
至ってシンプルなお話を、唯一無二の異様なセンスで見せ切る珍品。
想像を大きく上回る異常な映像表現に耽溺し、翻弄される。
おそらくこのような映像体験は後にも先にもないだろう。
たいへん珍しいものを観せてもらった。
この監督(コンビ?)が実写映画を撮ったらどんなものが出来上がるのだろう?
是非、観てみたい。
惜しむらくは、終始一本調子なので中盤あたりで退屈を誘ってしまうところ。
もうちょっと緩急というか呼吸というか強弱というかメリハリをつけて欲しかった。
同時上映の短編「骨」も異様な魅力。
悪趣味で不謹慎でけしからんことこの上ない(誉めてます)
ところでこの「オオカミの家」
平日の昼間にもかかわらず、やけに客入りが良いですね。
映画ファンの嗅覚?
悪夢
どうやら何かのコロニーの話。
語り手は素晴らしいものと言っているけど、どう見ても絶対そうではない。
延々と不気味なアニメーションが続く。
すごいなと思いつつ、途中で飽きた。
そして疲れた。
オオカミは怖いけど、豚も怖い。
豚って何?蜂蜜って何? きっと意味があるのだろう。
考察が好きな人はより楽しめるかも。
同時上映の骨も不気味。
人体錬成?
少女の最終目的にぞっとした。
マ リ〜ヤァ〜
「チリ映画お試し」みたいな位置付けなので、上映館がかなり少ない。
回数も少ないにも関わらず満席に近い状態だったのは、あの予告編のものすごいインパクトのせいだろうか。
カルト教団が制作するキャンペーンビデオのようなものなので、ストーリーは決してホラー映画ではないが、映像のグロさが不気味感を出している。
(個人的にはこの雰囲気は好き)
高熱が出たときに見る夢みたいな(笑)
「JUNKHEAD」「マッドゴッド」に通ずるものあり。
またひとつ南米チリに新星が誕生した。
こういう感性を持つ人材を大切にしたい。
堀監督やティペット監督はどう見るだろうか?
感想が聞きたい。
惜しむらくは中盤中だるみで眠くなるところか(;^ω^)
秘密の家
仕事をせず動物と遊んでばかりでコロニア・ディグニダから追いやられた女性の話。
2匹の子ブタと共にコロニア・ディグニダの外に出たマリアが、オオカミの声に怯え助けを求める中で、空き家を見つけブタと共に暮らしていくストーリー。
絵と立体物の混合で人物や情景を描いているが、シーンによって造形がえらく変わり、それはその都度の機微によるものなのかあまり意味がないのか良く判らないし、述べていることも抽象的な上に焦点がどこにあるのかわからなかったり…特定の宗教を否定しつつ、信仰だったり優良人種がどうのとか言っているのかと思ったらまさかのオチで、これは皮肉と取るべきか、偏向思想と取るべきか…色々解釈できてしまい、それによってエラい意味合いが変わってしまう印象。
コロニア・ディグニダだからってところを自分が考え過ぎなのか…?
目が離せなくて乾く。
こんなアートなアニメ初めて観た!!
実写とアニメを一緒に使うのはディズニーで観たことあるけど、これは実寸大のセットで等身大の人形を使い、アニメと立体人形が同じ空間でどちらにもなり、背景も登場人物も目まぐるしく自在に入れ替わっていく。
お話も独創的で寓話的。
世界観も表現方法もこれまでになく新しいのだけど、アフタートークを聞いて、色々まんまと騙されていたことに気づいた箇所も。笑
とにかく画面から目が離せないので、めっちゃ目が乾いたよ。
そしてマリーアァ、の声がやっぱり怖い。。
大音量であの迫り来る音を是非聴いてほしい。
以下、アフタートークからの学びです。
皆さんはナチスの残党がチリに逃げてコミューンを作って生活していたことをご存知でしょうか。
私は恥ずかしながら知らなかったのです。そして、この物語にはそのコミューンから逃げてきた子どもだということを念頭に置いてみると怖さが増すので、是非「コロニア・ディグニダ」を先に軽くおさえてから観ていただくことをお勧めします。
立体ストップモーションアニメ
2023年8月10日
映画 #オオカミの家 (2018年)鑑賞
ストップモーションアニメの概念を変えてくれる映画
平面から立体へと自由自在に動き回るのは新鮮な感覚
ただし、ストーリーやキャラクターに関しては好みが別れるとは思いますが
同時上映 #骨
@fansvoicejp さん試写会ありがとうございました
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