劇場公開日 2024年1月26日

哀れなるものたちのレビュー・感想・評価

全649件中、521~540件目を表示

3.5マークラファロ(の役)がんばれ!

2024年1月27日
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画がすごく綺麗だし、衣装も美術もかわいいし、面白いんだけどもう1回見たいかと言うと別に…
でも良かった
倫理観ないけど愛はあった。

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ぎょうざ

4.5大人のお伽話

2024年1月27日
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悲しい

知的

あっという間の2時間20分。
エバの乳児の表情から、世界を見て回って成長した 悲しい表情。
映像の美しさ 不気味さ 天才かぁ!楽しい!
 エンドロールも美しかったなあ
アメリカ映画のやたら人が死ぬ映画は見たくない
映画なんだもの
 別世界に連れて行ってくれてありがと

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ねこのあお

4.5エマ・ストーン、ウィレム・デフォーが素晴らしい ダーク・ファンタジー・ホラーのテイストで描かれる自由と解放の物語

2024年1月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

女性だけでなく、古い価値観などの圧力からの解放と自由の物語。
その手法は、ウェルメイドの優しさではなく、現実的で即物的で悪魔的な側面を持って描かれる。
まさに、ダーク・ファンタジー・ホラー!

自殺した若い女性が、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手術により、ベラ・バクスターとして奇跡的に生き返る。
「外の広い世界を自由に見たい」という欲望を叶えるため、弁護士ダンカンに連れ出され大陸横断旅行に出たベラは、様々な経験を通して、世界の非情や自由を経験するのだった。
物語は終盤で、ハッピー・エンドを一度思わせて、そこから驚きの展開を経て、グロテスクな面を加えていく。

何といっても、製作も兼ねる主演のエマ・ストーンによる、演技が凄い。
ヌードや体当たりのシーンに限らず、成熟した体をもちながら、新しい知識・発見を次々に重ねていき成長していく女性を見事に演じています。
コミカルで独特な体の動きが粗暴でキュートで癖になる。

そして、ウィレム・デフォー(大好き!)演じる生みの親のゴッドの、やはり医師だった父親から受けていた仕打ち、手術では常に「慈悲の愛」をもってナイフを入れるようにと言われていた話など、独特の親子関係、ベラとの親子愛も印象的。

旅先の各地の、極彩色でファンタジックな風景、レストランや豪華客船、ブリッジ的に挿入される幻想的なアイキャッチなどの美術、キッチュで愛らしい個性的な音楽も素晴らしい。サントラ出ないのだろうか!
凡庸な表現ですが、本作は本当に、142分を全く長いと思わなかった!

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ITOYA

1.0不協和音な寓話

2024年1月27日
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かぼ

3.0画の魅力あるも、幼稚園児に翻弄される大人達に共感出来ず。 ★3.4

2024年1月27日
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レオン

4.0映像が素晴らしい。

2024年1月27日
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エマストーンも体当たり演技ですごい。女性の自立にゴシックホラー風な展開が重なってなんとも独特な仕上がりに。ほぼ全編にわたる空想世界から終盤にいっとき訪れる現実世界。心情にも重なって絶妙な仕組み。一見の価値あり。

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peanuts

5.0女性受けはしそうにないな。

2024年1月27日
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最高に哲学的で品性下劣、残虐的なのに笑える、性的に剥き出し過ぎてエロチックじゃない、現実と夢の狭間を浮遊しているような感覚になりました。

エンドロールもないし、朗読劇っぽく、絵画を1枚1枚貼り合わせて仕上げたような作風も特異でそれも見どころだと思います。

WOWOWとかで放送される場合はR15に処理されると思うので暈しだらけで視られたもんじゃないなと思ったので映画館でしっかり観た方がいいです。

追記
誰かが言ってました、本作は好きとか嫌いとかを越えた映画だと。

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ちゆう

4.0本年度のアカデミー賞を総なめしそうな満足度高めの洋画。 本年度ベスト!!

2024年1月27日
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映画作りの全ての要素の完成度が高かった感じで新鮮味もあり凄く良かった!

エマ•ストーンさんが凄い!
体を張った怪演にビックリ!
出だしのぎこちない歩き方や喋り方も素晴らしかった!

彼女が演じたベラの衣装が凄い!
普段、女優さんの衣装なんて注目しないけど本作ベラが着る衣装が全て美しかった!

天才外科医のゴッドウィンの特殊メイクが凄い!
傷だらけの顔がリアル過ぎ!
メイキング映像が見たくなる!

映像が凄い!
広角レンズを多用した映像に加え美しい映像が盛り沢山!
海上での映像がメッチャ美しく印象に残る。

音楽が凄い!
聴き心地が悪い音楽が多目なんだけど、その時のシーンにハマっててスリルや恐怖感が倍増した感じ。

ストーリーが凄い!
前情報無しで鑑賞したのもあって先が見えない展開に終日スクリーンに引き込まれる。

エンドロールも良い!
今まで見たことのないロールって感じ。
手短に終わってしまってスタッフの方々が浮かばれない感じは少し残念。

本作はベラの成長物語って感じ。
出だしの体は大人なんだけど脳は子供の設定から、少しずつ脳が成長して行く感じが良かった!
その元々の脳の持ち主が想定外!
エマ•ストーンさんがベラが成長する過程を見事に演じていた感じ!

ラストのオチは予想と違ったけど大満足の作品だった!

本作のタイトル。
ベラの周囲の男性陣の事と自分的に解釈したけど合ってるかなぁ( ´∀`)

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イゲ

4.0成長冒険譚と社会批判のほかにも色々な要素が入っているように見えた ...

2024年1月27日
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楽しい

萌える

成長冒険譚と社会批判のほかにも色々な要素が入っているように見えた
胎児の脳を成人女性に入れ替える設定は面白い
船からの景色が黄昏感というかディストピア感があり面白い
エマストーンが凄いが、ウィレムデフォーも凄いし面白かった

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3.5「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストー...

2024年1月27日
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「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。
プロデューサーも務めるストーンが純粋無垢で自由奔放な主人公ベラを★熱演し、天才外科医ゴッドウィンをウィレム・デフォー、弁護士ダンカンをマーク・ラファロが演じる。「女王陛下のお気に入り」「クルエラ」のトニー・マクナマラが脚本を担当。

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てかる

3.0シュールというしかない。

2024年1月27日
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ブラックジョークというか、笑える場面はあちこちに散りばめられていますが、ちょっと感覚が違うというか、ここは笑う場面ですか?と確認したくなる。
ラストも哀れすぎて笑えませんw

幻想的な映像と魚眼レンズのような角度が魅力的で、船のデッキから見える海と空の不思議な景色なんかは見てるだけでワクワクさせてくれる。
ベラが指の間を階段を降りるように移動する場面は、斬新でゾクっとさせられた。

濡れ場は多いですが、無垢なモノが経験を得て成長していくストーリーなので避けては通れないし、そこまで嫌らしさはなかったかな。

でも自分が点をつけると3点になってしまいます。
もっと映画をたくさん見て教養をつけると、より良さがわかるような気もしますが、現時点ではすごいんだろうけど、ちょっと退屈だなという評価になります。

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ジュンヤ

4.0結局、行き着く先は

2024年1月27日
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色々、言葉は浮かぶけど、
結局は”エマ・ストーンは凄い“
しかない。

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ムーラン

3.5映像の美しさ / 作品の変質性といい勝負/弁護士と女衒

2024年1月27日
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美術(セットや照明)の美しさと、ストーリーの異質さ(SFっぽさ)が、表現としてそれぞれを引き立たせている。エッジな作品になった重要な要素だとおもう

感想として、弁護士の男との旅行ではセックスが自己を確立する装置の1つになっていたと思うが、パリでのセックスがどう彼女の自立につながったのかは、正直捉えきれなかった。

鑑賞後、欧米人はこういう過剰なセックス表現を、女性のエンパワーメントなどの現代の価値観に包むことで正面から性を食すことができることを評価するよなぁ、とふと思った。作品の変質性といい勝負

良かったシーン
・映像美とSF的作風のコントラスト
・良い人柄が隠しきれない所有欲の強い弁護士、ジブリ作品に出てきそうな情婦の館の女衒
・(ちょっと長い、つかれた)

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ジョニー佐々木

3.0苦手

2024年1月27日
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ibt

4.5彼女が選択した自由とその解決策とは…

2024年1月27日
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いつも注目していながら見逃していたヨルゴス・ランティモス監督作品をついに劇場で鑑賞。自ら命を絶った若き妊婦。その遺体から取り上げた胎児の脳を移植することで蘇生された彼女が、ベラと名付けられ、身体は大人・脳は赤ちゃん状態から新たな人生を送る冒険物語。彼女を所有物かのように扱う男たちに連れ回されるうち、快楽と苦痛を経験し、世界を知ることで、女性である自分が「選択権を得る」ことが男たち、ひいては世の中の「進化」に繋がると確信する。最初に彼女を連れ出すプレイボーイ・ダンカンは、彼女に“良識的な振舞い”を強いろうとする。その特異な出自から、常識を覆し奔放に行動する彼女は、ダンカンを苦しめる。更には、行く先々で触れ合う人々の言動を少しだけ「社会の良識」から解放してみせるのだ。しかし彼女が手に入れた自由な生活とその実現方法に判然とはしない。旅の途中で出会った黒人青年の「人間も動物も元来は狂暴な生き物であり、理想は裏切られるんだ」という言葉が、思い起こされる結末だった。性描写と手術シーンが多くR18指定だが、ゴシックファンタジーの世界観に魅了され、役者陣の怪演に虜になる傑作。

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yookie

4.0全く先が読めない展開に引き込まれる!

2024年1月27日
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芸術的?奇抜?奇想天外?
フランケンシュタイン?
などなど、どの言葉を当てはめれば良いのか?
迷うストーリーだが、全てかな?
エマ-ストーン主演なので
期待して鑑賞。
妙に美しい背景や
美しく派手な衣装など
見応えあるシーンがありながら、
人体の解剖シーンや過激な性描写シーンなど
見てはいけない様なシーンが多く出てくるので、評価が分かれるかな?

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デコ山

4.5ダンカン男子はリアルに結構いっぱいいるww

2024年1月27日
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すっごくすっごくすっごく好き💕💕💕
そして好き過ぎる作品の場合に、何がそんなに好きなのか上手く言語化出来ないから結果的に箇条書きになってしまう自分の能力の低さ、なんとかなって欲しい……

2024年に入ってから観た映画は割と多めに4.0点台を付けるのが続いていて自分の中での映画の良し悪し基準が少々崩壊気味なのでは⁉️と心配してる部分も少なからずあったけど、コレは間違いなく大好き❤好きだけでなく観てる間中ずっと『次は?次のは?どーなるの??』とワクワクしっぱなしだった(((o(*゚▽゚*)o)))

初めの20分くらいのナニコレ?どーゆー設定??を紐解く時間が進むにつれて感じたのは『あ!オトナ版“初めてのおつかい”!!』と思ってみんなでベラを全力で応援する映画だと思っていたけど、全然違った。トンデモナカッタ。

なんかいろんなものが盛り沢山で楽しませてくれるけど、全体的なバランスはしっかり取れていて『幕の内弁当〜起承転結編〜』みたいな映画だった。

【好き💜ポイント】
・ストーリーそのものが飽きさせずワクワクしっぱなし!
・映像や衣装の天才的な色遣いに圧倒!(特にベラの心の状態が身に着けるものの色に反映されてるのがすごくわかりやすかった💕)
・予告でも何度も流れていたあの象徴的な不協和音が映像と合わせると不協ではなく聞こえてくる不思議!
・本来子供の頃に経験する生(の目覚め)、性の目覚め、自我の目覚め、という成長過程に生じる様々な目覚めポイントがオトナビジュアルなお子ちゃまベラたそが経験することで、デフォルメされているようにみえても実はそれこそが真理なのか?と気付かせてくれた点。
・目覚めシリーズのあとにやってくる『世の中のために何かしなきゃ病』までちゃんと描かれていて納得。
・フュリアスジャンピング!フュリアスジャンピング!フュリアスジャンピング!ww
・あたしの大好物、父娘愛❤ ❤ ❤
・マックスの献身的な愛とダンカンの破滅的な愛
・アルフィーの件とか「ん?コレいる?」となってたけど、起承転結の何度目かの『転』にはやはり必要✨そして綺麗に『結』に繋げてくれて良き😊

登場する男の人たちはいろんな側面からクズなんだけど、単純に『クズ男は要らない!自立した女性として生きて行くの!!』と片付けるわけではなく、結局のところ世の中には男と女しか居ないんだからお互いに支え合ってより良い地球にしましょうよ🌏ってな愛情深いメッセージが1番のお気に入り。
あたし自身が理想とする世界を目指す作品❤ ❤ ❤
でもでも情報量が多かったのも事実!まだ消化仕切れてないからもぉ一回観たい!そしてこの先きっと何度だって観たくなる作品💜

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らまんば

4.0エマが素晴らしい

2024年1月27日
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予告編を見ても、批評を見ても、いまいちどんなストーリーなのか想像がつかないまま観ました。
ストーリーは置いといて、エマの演技が素晴らしかったです。幼い子供から始まり、外に出て社会を知り、徐々に大人に。最後はなぜか聡明に?笑
オープニングとエンディングの不気味な美術館のような映像と写真が素敵でした。モノクロとカラーを切り替てるタイミングも絶妙。

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takutaku

3.5デフォーのげっぷ??

2024年1月27日
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楽しい

興奮

幸せ

エマ・ストーンの脱ぎっぷりが破天荒で大胆にも全然セクシーじゃない、そんな衝撃とある意味での落胆は『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』でのスカーレット・ヨハンソン以来か!?

冷たくて無機質な印象のヨルゴス・ランティモスだった筈が壮大に思える世界観はレオス・カラックスの『アネット』のようで奇形の動物なんかはティム・バートン的なテリー・ギリアムなんかも、とにかくらしいようでらしく無いような少し戸惑ってしまう感覚と原作は知らないがあれだけ場面が多いと溜まってんのかランティモス、まぁ監督に全幅の信頼を寄せている女優って説得力だけは大いに。

帰らない?帰れない?まだ居たのかマーク・ラファロの短期間での落ちぶれた姿に笑える、あれはゲップなの?雄叫びのような苦しそうに悶えながらパッって口から気泡みたいに浮遊させるウィレム・デフォーに笑いを堪えるのが大変で、インパクトのある姿が奇妙にも虐待でしか無い父親の教育的実験から悲しい気持ちにも、何だかわからないままでハッピーエンドに無難な着地をしたヨルゴス・ランティモスに対してのコレじゃない感!?

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万年 東一

4.0エマ・ストーンの体当たりの演技に脱帽

2024年1月27日
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エマ・ストーン演じるベラ・バクスターの、ある意味成長の物語であり、愛の物語であり、
人生観・死生観にも関わるような、実に深い作品だと感じました。

倫理的・道徳的な観点からは到底ほめられるような作品ではありませんが、
この映画(原作も)は他に類を見ないオリジナリティがありますし、
何よりこういう発想はなかなか生まれないでしょう。

主人公ベラは、体は大人、脳は胎児。でも恐るべきスピードで学習していき、
オープニングとエンディングではまるで別人かと思うくらいの成長を遂げています。
そのように演じているエマ・ストーンの演技がすごいのです。
表情・歩き方・所作など全然違うのですよね。本当にすごいなと思いました。

R18+の理由は、セクシュアルな表現がふんだんに盛り込まれていることと
人間の脳や臓器などもビジュアル化されていますので、その点に留意いただき
鑑賞いただければと思います。

私はヨルゴス・ランティモス監督作品は、本作が初鑑賞ですが、
今までにない衝撃を受けましたので、他の作品も配信で鑑賞しようと思います。

第96回アカデミー賞へのノミネートが11部門というのも納得な作品でした。

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ひでちゃぴん