「現代のフランケンシュタインなのか?(的外れ笑)」哀れなるものたち 市丸よんさんの映画レビュー(感想・評価)
現代のフランケンシュタインなのか?(的外れ笑)
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エマストーンの演技も中々ぶっ飛んでていいね。
頭と身体が噛み合ってない感じが上手い。特に表情とか。
子供が性欲に目覚めちゃうんだから仕方がないよね。あーゆー風になるのは。しかも初めてでもないわけで。
映像もなんか独特な雰囲気を出していると思った。
1番すごいのは、BGMだな。あの何とも言えない不快感というか不安感はいいね。そのままエンドロールに突入したのも良かった。あのエンドロール、秀逸だよ。芸術性を意識したのかな?あーゆーのあんまり好きではないけど、本作にはあってた。
ただちょっと性的な描写がしつこい感じもしたな。あれはもうエロスではなく獣性な色合いに近づいていったような。まあ、男としては拒否反応はしないけど、エロさが少ないのはね、ちょっとなあ。しかし、映倫も通すようになったんだなあ、あーゆーの、と思った。
マークラファロってやっぱハルク役がなければここまで躍進してなかったよなあって思いつつ、演技はちゃんとしてて役にハマってると思った。
最後は、博士と将軍の脳を入れ替えちゃえば良かったのになあ。まあ、流れであの展開は既定路線だけど。
現代のフランケンシュタインとして考えると、社会にある一定のテーゼを主張してる点なんかからもなんかあるのかなあと。こう言うのって大抵メッセージ性あるからね。
まあ、エマストーン、迫真の演技であったのは間違いない。「ゾンビランド」の頃が懐かしいね。
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