ドミノのレビュー・感想・評価
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ミルフィーユ映画
ベン・アフレック目当てで観に行きましたが、ウィリアム・フィクトナーもイケオジで素敵でした。
あの謎の男、不気味な男、魅力的な男…序盤、なんてすごい敵だ…!と思ってたら二転三転して頭こんがらがりそうになりました。
でもインセプションやテネットより幾分優しい内容。まだ飲み込めた。
前半の違和感がどんどん解消されていくのは気持ち良いですね。
最強の謎の男(イケオジ)が、どんどん種明かしされていくごとにそれもなくなってきて、なんだか漫画とかでよくある、序盤はシルエットでしか出てないすごい奴が、ちゃんと出てきた途端凡人に感じるあれを思い出しました。
ただ!エンディング後!そんな人にこそちゃんと最後まで観てほしい!流石不気味な男、イケオジ、ただでは倒れませんでした。
続編がありそうな匂い漂わせてくれました、流石イケオジです。
でもドミノさえも騙すって、ではあなたが最強では?と思ったけど。
騙し合いの重ねがけ、楽しめました。
相手に種明かしする時のドヤ顔が皆良かったです。
ところで序盤、イケオジがあんなに駆けているのに息一つ上がってなかったのは、セットが狭かったから息が上がるほど走ってないとかいう裏設定はありますか?
途中から全然思ってたのと違う話だった!
予告を見てリーアム・ニーソンの96時間のような映画を想像して観に行ったら全然違った。観る前はあんなジャンルの映画で94分は短すぎるだろと思ってたけど特に物足りないとかは感じずちょうどいい長さだった。中盤までの感想はキアヌ・リーブスとトム・クルーズ(マトリックスとM:I)のいいとこ取りしようとして低予算故にB級感が全面に出てるなーという感じだったけど元々B級映画も好きなのでそこは特に問題なかった。中盤からなんか雲行き怪しいなこの展開と思ったら全然予告から想像していたのとは違う世界観に。そういう映画も好きなのでガッカリとかはないけどグラデーションが雑ではあった。そういう映画ならそういう映画でもっとちゃんと上手く作って欲しいという少しの不満はある。あとオチがちょっと弱いというかなんというか。オチで最後かなり映画全体の評価が下がった気はする。オチが違ってれば4.0つけたなという感じ。
エンドロールが始まってすぐには席を立たない方が吉
ミッドクレジットシーンがあるので、エンドロールが始まってすぐ席を立たない方が良いでしょう。
にしても、う〜ん……思わず「鳳凰幻魔拳!」と叫びたくなる作品でした。
個人的には、たしかに騙されたっちゃ騙されたんですが、そこに気持ちよさはありませんでした。
例えるなら、軽薄な嘘をずっと吐き続けられているような感覚。
本当っぽい展開が続いても、「はいはい、どうせ嘘なんでしょ?」と勘繰っていると、案の定……の繰り返し。
意外性があるにはあるんだけど、膝を叩きたくなるような痛快さがなく、興奮するような驚きには至りませんでした。
というか、こうなると、もうどうにでも展開できますよね。
「構想に時間かけ過ぎると、もう何が面白いのか途中から分かんなくなっちゃうんじゃなかろうか?」などと邪推したくなってしまいます。
ロバート・ロドリゲス監督の過去作を振り返ってみると、もっとシンプルな作品に良作が多いような気がします。
今作のような手の込んだ仕掛けが多い作品は、あまり向いていないのかもしれません。あくまで個人の感想ですが。
最後は続編製作の可能性に含みを持たせる終わり方で、あとは興収次第といったところでしょうか。
やや物足りない
ここのところ「ジョン・ウイック コンセクエンス」とか「キラーズ・オブ・フラワームーン」とか長尺な映画を観てきたため生理的には94分という尺は有り難い。でもキュッとまとまっておらず尺の割にはダラダラした印象を受けた。
ひとつには主役のローグが家族を取り戻す話なのか、人の頭を乗っ取り別の記憶を与え現実とは異なる知覚経験をさせる特殊能力を徹底して描くのか、クリストファー・ノーランばりのVFXを見せるのか、ポイントがバラバラで散漫な感じがあること。シークエンス毎に出てくるキーマン、例えばリバーとかエレミアとかの人物像が薄く印象が残らないことにも原因はある。もちろんウイリアム・フィクトナー演ずるデルレーンは魅力的に魔術師っぽいのだが組織がなんだか違う。なんか国立衛生研究所みたい。そんなところに魔術師はいないでしょ。浮きまくっている。もっと呪術的に禍々しく組織像を設計しないと。
そう、この映画の敵役組織は一体何を企んでいるのか、人体実験がしたいのか、ドミノとは結局はどういったオペレーションなのか。韓国映画を散々観てきた自分にとってはこの映画内組織の目的性の薄さと組織運営能力の低さ、目的貫徹力のなさはちょっとがっかりです。
で、敵役がだめなら映画自体の魅力も当然下がります。ベン・アフレックの無駄遣いかな。
二転三転する展開に騙される!
なかなかインパクトのある予告で期待していた本作。それなのに公開初日のレビュー評価はまさかの3.3!期待と不安の入り混じった状態で、公開2日目の朝イチで鑑賞してきました。
ストーリーは、公園で遊んでいた娘を自らの不注意で行方不明にしてしまい、カウンセリングを受けながら仕事を続けていた刑事ロークが、あるタレコミをきっかけに娘の行方の手がかりを握ると思われる男を追う中で、背後にある真相が明らかになっていくというもの。
いやあ、なかなかおもしろかったです。二転三転する展開にまんまと騙されました。謎の男やその背後にある組織の全容が見えたかに思えたところから、娘の行方不明の真相が明らかになり、さらにそこからの逆転劇と、なかなかの爽快感を味わえます。しかも、エンドロール中にまで重要なシーンが描かれます。まあ、続編ねらいのあざとさを感じて、これはちょっと蛇足だったように思います。
それにしても脳をハッキングという設定がすごいです。その理論的な部分にはいっさい触れていませんが、何が本当で何が嘘なのか、訳がわからなくなりそうなギリギリのところでおもしろさを演出していると思います。とはいえ、よく理解できない部分もあり、雰囲気で押し切られた印象です。ただ、そこにこだわりすぎると楽しめないかもしれません。
主演はベン・アフレックで、曖昧な記憶の中で娘の行方を追うロークを好演しています。脇を固めるのは、アリシー・ブラガ、J・D・パルド、ハラ・フィンリー、ウィリアム・フィクトナーら。中でも、ウィリアム・フィクトナーの得体の知れない怪しさが秀逸です。
展開が早いあっという間のサスペンス
ヒッチコックやデ・パルマにインスパイアされた小気味いいサスペンススリラー。
主人公であるダニー・ローク(健康回復?のベン・アフレック)は刑事だが、娘が誘拐され行方不明となったのは自分の責任であると悩んでいる。
そんな時、銀行襲撃の連絡を受け相棒と共に現場に急行する。
しかしそこで待ち受けていたのは不可解な出来事の連続。
見覚えのある謎の男や暗号。
主人公たちは犯人の手がかりを得るために事件の通報者である占い師の元へ出向くがさらに不可解な出来事が続いていき、ストーリーは思わぬ方向へと進んでいく。
上映時間は94分とあっという間のコンパクトな作品です。そのため主人公の内面等は深く掘り下げられない淡白な出来(この監督の特徴でもあるが)
ひねりはあるがえ?ってゆう感じでした。監督の手腕としてサスペンススリラー向きではない。短い時間で描き切ったので仕方ない。
「テネット」や「インセプション」のようなややこしい話ではありません。
でも、すぐに公開終わると思うので好きな方はお早めに、、
ネタバレせずにレビュー書くのは難しい作品だと思う
がんばれベン・アフ!
予告編で、あんまり面白くはなさそうだな〜と思ったんだが、ベン・アフレックを応援する為に劇場で鑑賞。
いや普通に楽しめたけどね。
なんでベンさんを応援するのかというと、彼のバットマンをもう1度観たいからだ。
自分は歴代バットマンの中でベン・アフレック版のバットマンが多分1番好きだ。クリスチャン・ベール版よりもだ。(ロバート・パティンソン?誰それ)
降板理由はどうも自業自得らしいが、自分は何故か評価が低い「バットマンvsスーパーマン」ですっかり惚れてしまった。(スーパーマンと戦う為に筋トレするんだよ!惚れるだろ?)
それまでは口を半開きにした演技が馬鹿っぽくて全然好きじゃなかった。いやでも「デアデビル」は好きだな。スーパーヒーローが合う役者なのだろうか。
そんなベンさんが主演のこの映画は前述の通り普通だ。
この作品世界なら主人公はもっと狂おしい程の苦悩を抱えていそうだが、ホントに割と普通にしている。
脚本も悪くはないんだが、これベンさんじゃなくてもいいよね。
その脚本を書いたのが監督でもあるロバート・ロドリゲス。
何でも20年前から企画した脚本らしいが、20年前ならいざ知らず、多くの方が指摘されてる様に「攻殻機動隊」(TVシリーズ含む)、「インセプション」、宮部みゆきの「クロスファイア」や筒井康隆の「七瀬ふたたび」もそうかな。
とにかく観ていて元ネタ作品がやたらと頭にチラつく。
この監督特有の毒っけもまるで無く、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」や「プラネット・テラー」がMy favoriteな自分としては、これホントにロバート・ロドリゲス監督作品か?と思ったくらいに、
ふつー
この監督にこういうの求めてないんだよー。
肩の力を抜いて「マチェーテ3」でも撮ってみませんか?「シン・シティ3」でもいいけど。そういや「アリータ」の続編どうなった?
とまぁこの監督でなくてもこの主演でなくても問題無い、どんでん返しが売りの割にちょっと没個性な映画。
ここで記述した作品どれも観たことが無いのなら、
オススメ。
そんなヤツ稲科
まさかのチンプンカンプン超能力映画
令和版シックスセンスか?
最愛の娘が突然姿を消す、すっかり騙されまま引き込まれてゆく映画で仮想空間でのスリリングな展開は面白かった。
不可解な人物の登場や味方通しの撃ち合い、現実とは思えない空間にベン・アフレックの見事な演技は良かった。
真逆まさかの展開は薄っすらと現実を窺わされる。
何かに乗っ取られた人間はまるでウィルスに汚染され支配されてるのには驚いた。
物語の入りがこの映画のキーポイントで有り観る者を最後まで仮想空間の中で楽しませてくれた。
導かれたラストは予想通りでしたが良かったです。
そう言う展開
ですかあ、という感じですね。宣伝通りに「最初の5秒で騙されます。」ですね。でも、最初の世界観→最初のネタバレ→最後の展開と規模感が少し小さくなる感じをのがどう捉えるかですね。これは続くのでしょうか?
堂廻目眩
思いのままに人を手繰る異能者と刑事の物語のはずが、造られた現実の書割りとなり、それを突き抜けて何処へ行くのか
最後までしぶとい敵さんは次作への想わせかな
なんにせよザ・クリエイターとは違いますが、超能力少女が美しい
結構難しかったです。
ニックスが残念すぎて、ロークが少し悪魔に見えました。ストーリー的に難しいところはあったかもしれないけど、デルレーンを倒す!みたいなストーリーの方が好感度が上がるかと思いました。また、続きが気になる終わり方で、ひっくり返ってひっくり返ってってのが良かったです。一つ気になるのは13回目でなぜリセットが成功しなかったのか、その伏線や何かきっかけがあったのか。僕が見逃しているだけだったら誰か教えてください!よろしくお願いします!
火災中断後に‼️再度、鑑賞‼️
そうきたか!は嬉しい
シン・シティ、フロム・ダスク・ティル・ドーン、デスプルーフなどなど、確信犯的B級感と疾走感が大好きなロバート・ロドリゲス監督。最新作 #ドミノ は傑作でした。
「冒頭5秒、既に騙されている。」なんてキャッチコピーで煽られると、ずっと疑って観てしまうから良くないですよね。それでも予想している余裕がない程、突っ走る監督はさすが。ラスト近くでそろそろ来るぞ!と身構えてしまうこと自体がネタバレだけど、楽しく裏切られたから許す笑
ストーリー構成は綿密でクリストファー・ノーランみたいだけど、SF大作に振らないのもいい。シンプルにヒッチコックのような世界観で短尺に収めるのは、インディーズに拘るロドリゲス監督の心意気ですね。サイキック・バトルや心理戦がめちゃスリリングで、観客が推理してる余裕を与えないのも計算なんでしょう。
アレゴでオスカー監督にもなったみんな大好きベン・アフレックは、難しい大役を見事にこなしますねー。インディペンデントで鍛え上げた名優ウィリアム・フィクトナーは、持ち味を最大に発揮して恐ろしいほどの存在感。だんだんキャストが変化していくさまは、映画の醍醐味です。
既視感溢れる映画の世界で予想を見事に裏切られ、そうきたか!と思わせてくれる作品に出会えると、やっぱり嬉しいですねー😊
人間の特殊能力って凄い。
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