ドミノのレビュー・感想・評価
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展開が早いあっという間のサスペンス
ヒッチコックやデ・パルマにインスパイアされた小気味いいサスペンススリラー。
主人公であるダニー・ローク(健康回復?のベン・アフレック)は刑事だが、娘が誘拐され行方不明となったのは自分の責任であると悩んでいる。
そんな時、銀行襲撃の連絡を受け相棒と共に現場に急行する。
しかしそこで待ち受けていたのは不可解な出来事の連続。
見覚えのある謎の男や暗号。
主人公たちは犯人の手がかりを得るために事件の通報者である占い師の元へ出向くがさらに不可解な出来事が続いていき、ストーリーは思わぬ方向へと進んでいく。
上映時間は94分とあっという間のコンパクトな作品です。そのため主人公の内面等は深く掘り下げられない淡白な出来(この監督の特徴でもあるが)
ひねりはあるがえ?ってゆう感じでした。監督の手腕としてサスペンススリラー向きではない。短い時間で描き切ったので仕方ない。
「テネット」や「インセプション」のようなややこしい話ではありません。
でも、すぐに公開終わると思うので好きな方はお早めに、、
ネタバレせずにレビュー書くのは難しい作品だと思う
がんばれベン・アフ!
予告編で、あんまり面白くはなさそうだな〜と思ったんだが、ベン・アフレックを応援する為に劇場で鑑賞。
いや普通に楽しめたけどね。
なんでベンさんを応援するのかというと、彼のバットマンをもう1度観たいからだ。
自分は歴代バットマンの中でベン・アフレック版のバットマンが多分1番好きだ。クリスチャン・ベール版よりもだ。(ロバート・パティンソン?誰それ)
降板理由はどうも自業自得らしいが、自分は何故か評価が低い「バットマンvsスーパーマン」ですっかり惚れてしまった。(スーパーマンと戦う為に筋トレするんだよ!惚れるだろ?)
それまでは口を半開きにした演技が馬鹿っぽくて全然好きじゃなかった。いやでも「デアデビル」は好きだな。スーパーヒーローが合う役者なのだろうか。
そんなベンさんが主演のこの映画は前述の通り普通だ。
この作品世界なら主人公はもっと狂おしい程の苦悩を抱えていそうだが、ホントに割と普通にしている。
脚本も悪くはないんだが、これベンさんじゃなくてもいいよね。
その脚本を書いたのが監督でもあるロバート・ロドリゲス。
何でも20年前から企画した脚本らしいが、20年前ならいざ知らず、多くの方が指摘されてる様に「攻殻機動隊」(TVシリーズ含む)、「インセプション」、宮部みゆきの「クロスファイア」や筒井康隆の「七瀬ふたたび」もそうかな。
とにかく観ていて元ネタ作品がやたらと頭にチラつく。
この監督特有の毒っけもまるで無く、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」や「プラネット・テラー」がMy favoriteな自分としては、これホントにロバート・ロドリゲス監督作品か?と思ったくらいに、
ふつー
この監督にこういうの求めてないんだよー。
肩の力を抜いて「マチェーテ3」でも撮ってみませんか?「シン・シティ3」でもいいけど。そういや「アリータ」の続編どうなった?
とまぁこの監督でなくてもこの主演でなくても問題無い、どんでん返しが売りの割にちょっと没個性な映画。
ここで記述した作品どれも観たことが無いのなら、
オススメ。
そんなヤツ稲科
まさかのチンプンカンプン超能力映画
令和版シックスセンスか?
最愛の娘が突然姿を消す、すっかり騙されまま引き込まれてゆく映画で仮想空間でのスリリングな展開は面白かった。
不可解な人物の登場や味方通しの撃ち合い、現実とは思えない空間にベン・アフレックの見事な演技は良かった。
真逆まさかの展開は薄っすらと現実を窺わされる。
何かに乗っ取られた人間はまるでウィルスに汚染され支配されてるのには驚いた。
物語の入りがこの映画のキーポイントで有り観る者を最後まで仮想空間の中で楽しませてくれた。
導かれたラストは予想通りでしたが良かったです。
そう言う展開
ですかあ、という感じですね。宣伝通りに「最初の5秒で騙されます。」ですね。でも、最初の世界観→最初のネタバレ→最後の展開と規模感が少し小さくなる感じをのがどう捉えるかですね。これは続くのでしょうか?
堂廻目眩
思いのままに人を手繰る異能者と刑事の物語のはずが、造られた現実の書割りとなり、それを突き抜けて何処へ行くのか
最後までしぶとい敵さんは次作への想わせかな
なんにせよザ・クリエイターとは違いますが、超能力少女が美しい
結構難しかったです。
ニックスが残念すぎて、ロークが少し悪魔に見えました。ストーリー的に難しいところはあったかもしれないけど、デルレーンを倒す!みたいなストーリーの方が好感度が上がるかと思いました。また、続きが気になる終わり方で、ひっくり返ってひっくり返ってってのが良かったです。一つ気になるのは13回目でなぜリセットが成功しなかったのか、その伏線や何かきっかけがあったのか。僕が見逃しているだけだったら誰か教えてください!よろしくお願いします!
火災中断後に‼️再度、鑑賞‼️
そうきたか!は嬉しい
シン・シティ、フロム・ダスク・ティル・ドーン、デスプルーフなどなど、確信犯的B級感と疾走感が大好きなロバート・ロドリゲス監督。最新作 #ドミノ は傑作でした。
「冒頭5秒、既に騙されている。」なんてキャッチコピーで煽られると、ずっと疑って観てしまうから良くないですよね。それでも予想している余裕がない程、突っ走る監督はさすが。ラスト近くでそろそろ来るぞ!と身構えてしまうこと自体がネタバレだけど、楽しく裏切られたから許す笑
ストーリー構成は綿密でクリストファー・ノーランみたいだけど、SF大作に振らないのもいい。シンプルにヒッチコックのような世界観で短尺に収めるのは、インディーズに拘るロドリゲス監督の心意気ですね。サイキック・バトルや心理戦がめちゃスリリングで、観客が推理してる余裕を与えないのも計算なんでしょう。
アレゴでオスカー監督にもなったみんな大好きベン・アフレックは、難しい大役を見事にこなしますねー。インディペンデントで鍛え上げた名優ウィリアム・フィクトナーは、持ち味を最大に発揮して恐ろしいほどの存在感。だんだんキャストが変化していくさまは、映画の醍醐味です。
既視感溢れる映画の世界で予想を見事に裏切られ、そうきたか!と思わせてくれる作品に出会えると、やっぱり嬉しいですねー😊
人間の特殊能力って凄い。
Panorama
また原題と邦題が全然違うタイプの映画が来たか…と思って原題の意味を調べてみると催眠という意味で、確かにそれで売り出すのは厳しいよなと思いました。
ドミノなんて終盤にちょろっと出てくるぐらいですからタイトルを背負うには荷が重かっただろうなとドミノに同情してしまいました。
最初の5秒から騙されているという宣伝は一体どういうことなんだろうと思ったらこれは見事に騙されました。そこまで惹かれなかった前半は後半のために敷かれたレールだったのかと思った瞬間にギアが入りました。
娘を誘拐された刑事が娘を探し出すために翻弄しているが、その最中に不思議な男が事あるごとに目の前に現れ、そのたびに不可解な行動する人物が目の前に現れて…といった感じのストーリーです。
雰囲気は面白そうなんですが、盛り上がりそうで盛り上がらない場面が多く、催眠によって操られては死んでいき、みたいな感じが続くので、世界の形がこれでもかと変わるみたいな映像を楽しみにしていたのもあって、そこが少なかったのは物足りなかったなと思いました。
まだ半分くらいなのにもう終わりそうな雰囲気を出していて肩透かしだったかなと思っていたところに12回目の実験だ…とこの事象を繰り返している事をデルレーンが示唆し始めたところから流れがガラッと変わっていったと思います。
ロークが過ごしていた世界は構築世界で、実際は施設の屋内外に設置されたハリボテなどで作られたフィールドの中でロークを動かし、うまいこと娘の位置を吐かせようとし続けていたという施設側の人間たちの作戦だったことが明らかになってグイッと画面に引き込まれました。銀行も警察署も棒組みで作られた簡素なものでしたし、高級車かと思いきやゴルフカーみたいなものでの運転だったりとクスッと笑わせてくれるシーンもありました。
ただ13回目のロークは一味違い、速攻で施設を脱出して娘のいる場所へ向かうというナイスプレーを見せてくれます。娘を探しているのではなく、娘を施設から守るというロークの役割が分かってからは視点が増えて楽しくなっていきました。ロークが養子として育ったのもここでサラッと解説され、その育った場所にいる老夫婦の元へ向かって臨戦体制で備える状態になりますが、なぜ老夫婦が銃を構えてスタンバイしていたのか、これはよく分かりませんでした笑
ここでドドンとお披露目になった娘が超強い能力者で、施設の社員たちはおろか、デルレーンですら支配下に置いて殺し合いをさせて全滅させるという中々のチートっぷりを見せつけてくれます。もうこの子がいればなんでもできるんじゃないかレベルだったので、この子を序盤から出していたら30分くらいで映画が終わってしまいそうでした。
エンドロール後の映像には脱出する一家を爺さんが見送るという姿が映し出されますが、それはブラフだと言わんばかりにデルレーンが爺さんをぶっ倒して追いかけるそぶりを見せて終わるので、続編を作ろうとしているなと思いました。ただ今作だけでもエンドロールを除けば綺麗に終わっているので、ここからどう続編に繋げていくのか、そこに注目していきたいなと思いました。
鑑賞日 10/30
鑑賞時間 11:20〜13:05
座席 I-16
逆転の縦糸
Hypnotic
幻想的な映像効果が続く、これは現実なのかという疑問。立ち現れる催眠のワード(と原題)、その後に明かされる「12番目」のシナリオは、観客(の期待)へ向けられたものではなく、主人公が深層心理に隠したものを引きずり出す、その「機関」にとっては切実なものだ
真相を明かす後のシーンがチープなセットに一度既に見た演出をそのまま載せてくるという始末(確信犯)だが、映画文化の本質を写すような展開に魅せられ、そのまま結末を迎える
複雑な違和感の表現。
何なんだ、この能力は。
何なんだ、この世界の違和感は。
何か常に騙されてる気がする。
そういう心理的な気持ち悪さの描き方は
とても良かったと思うが、
後半に突き落とされるあの感覚は、
賛否ある気がします。
起承、結みたいな感じ。
何だか、ケイゾクとか、SPEC的な感じも好みがある。
どうしてIMAXで上映しないところが多いのかも
観てみて分かった気がする。
ドラマシリーズにしたほうが、もしかしたら
良かったかもしれない。
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