ドミノのレビュー・感想・評価
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ガツンとこなかったが、面白かった。
『ドミノ』鑑賞。
*主演*
ベン・アフレック
*感想*
SISUの映画を観た後に鑑賞。どんでん返し系が大好物なので、楽しみにしてました!
行方不明になった娘を捜す刑事と脳を操る謎の男との攻防を描く物語ですが、ストーリーが単純ではなく、二転三転します。途中から現実なのか、幻影なのか頭が混乱しますが、最後はパズルのピースがはまったかのように納得しました。
ストーリー全てに理解したわけではありませんが、まぁまぁ驚きました。個人的にはもっとガツンとくるどんでん返しが欲しかったけど、映画としては、楽しめました!(^^)
ベン・アフレックがカッコ良かったな~
好きな設定だけど、あともう一捻りほしかった
自分過去の記憶が曖昧で何が現実かわからなくなる。
ありがちな設定だけど、好きな話だし、お気に入りのベン・アフレックなので全体的には満足。
起きている状況が虚構と分かったときのおもしろさ、裏の裏的な展開は大好き。
でも、13回目?のやり直しのときになぜ主人公が脱出できたのかわからずモヤモヤ。
自分仕様に変換して楽しもう❗️
想像してたより難解で無かったので、というか、自分仕様に単純に変換したので、割りとスッキリ❗️
脳の構造が、単純な木造2建てくらいの人(私だ!)と、核シェルター並みに頑丈な地下室を備え、耐震耐火構造も万全な超合金5階建てのビル(ミニーだ!)の人。
機構の人たちは大体3階建ての鉄筋コンクリートに半地下くらいはあるのかな。
ベン◦アフレックくらいになると、地下室も相応に深くて、外部からの侵入にも相当耐えられる。
私の2階建ての家は収納スペースも狭いので、掘り出すほどの記憶も詰まってないけど、他の皆さまのお家のクローゼットは冬用コートはもちろん長めのブーツ👢だって何足も保管できるのだ。
そんな多重構造の脳みそを持った人たちが屋上から侵入したり、縄ばしごで3階の窓から侵入したり、地下室に閉じ込められたり、裏口から脱出したり…
何だかホームアローンをちょっとシリアスに〝インセプション〟仕様した〝ホーム〟ドラマという感じ(どうしたら、そんな変換ができるのか、つくづく自分のバカさ加減にあきれるのだが)。
前半二流映画のセッティング、後から意味がわかった
物足りない
ドミノの邦題が
意味不明という方が多いので、私の見間違え?なのかもしれないが、
デルレーンが政府をコントロールする計画?が「ドミノ」と途中で奥さん?から説明があり、
12回目の最後のPCをロークが操作する場面で娘ミニーはドミニク、別名ドミノと出てきた。
ロークの行動が、最強の能力者である娘を守るための行動だとわかる。
はじめの娘の誘拐という虚構も、デルレーンたちのドミニク捜査も、「ドミノ」につながる、と
理解したが、私の勘違いかもしれないな。
催眠術みたいな題名より私は「ドミノ」の方がしっくりしたが、勘違いかもしれない。
しかし、このストーリーの基本となる、人の脳を乗っ取る?、見たいな話に乗れない人はつまらない映画
という評価になるのは解る。
まあ、映画そのものがテーマへの共感を持てなければ観なくていいものだろう。
脳を乗っ取れるとして、最後の場面以外は誰も死んでいない、って理解でいいのかな。
でも最後の場面でデルレーンたちがやられたのは?本当?
最後のデルレーンが入れ替わってたのは、誰の脳の中の映像なのか?何かここは破綻していないかな?
ちょっと残念な洗脳系SF
ドンデン返しも特盛だと胃がもたれる
ドンデン返しってある種の物語には必要不可欠なもの。そういうことだったのか!?ときれいに騙してくれた話は、名作として語り継がれたりする。だから私も含めてドンデン返しを好きな人は多い。映画製作者も華麗なドンデン返しを常に狙っている。
本作の予告編を観ただけではわからなかったが、実は超能力のお話。なんだ、好きなタイプのやつじゃん!と思いながら観ていくのだが、どんどんワケがわからなくなっていく。いや、テンポも悪くないし、そうだったんだ!ってなる展開も待っている。でも、本当に何が真実なんだ?って感覚に陥る。あの能力にかかるともうリセットできないんじゃなかったっけ?って思っても、あ!そうか違うのかなんて思い直したり。結局どういう話なんだ?ってしばらく整理する必要がある。そしたらものすごく狭い範囲のお話か!?なんて結論にたどり着いたりもする。ドンデン返しを盛り込みすぎなんだよな。特盛すぎてお腹いっぱいになってしまった。もう食べられません。
当然続編が作られるわけだが、そこでも実はこうでした!ってやるんだろうな。この設定だともうなんでもあり!ちなみにドミノって邦題つけたけど、続編でドミノが全く出てこなかったらどうすんだろうね。原題のヒプノティックでよかったんじゃないの?
ご都合主義があるものの、なかなかの秀作
字幕版を鑑賞。「開始5秒で既に騙されている」という煽り文句に惹かれたのだが、あの予告を作った人は非常に上手かったと思った。原題は「Hypnotic」で、「催眠状態の」という意味である。原題の方が遥かに内容を示唆した優れものだと思った。「ドミノ」というのはあまりに酷い邦題である。
難解との評判だったが、普通に見られる話だった。これに比べたら「インセプション」や「TENET」の方が遥かに難解である。非常に強力な催眠能力の持ち主がキーパーソンとなる話で、言葉や眼差しだけで相手に催眠術をかけてしまうというのだが、催眠状態に導く描写が徐々にいい加減になり、最後の方などは当人を見ていない人までが瞬間的に催眠術にかかってしまうのは如何なものかと思った。
観客もまた催眠術にかかっているという設定で、どこまでが本当でどこからがフェイクなのかが、見終わった後も良くわからなかった。特にエンドロール中のシーンは決定的で、あれならエンドレスになってしまうと思った。いくらでも続編が作れることになるが、それぞれの続編の終わり方も今作と同じにせざるを得ず、3作目以降を見る人がいるかどうかは極めて疑わしいと思った。
記憶を初期化するという話が出てくるが、脳のニューロン結合を全てなくすという意味にしかならないはずである。もし本当にそれをやったら、言葉も話せなくなってしまうはずであり、人間関係や人物の名前も忘れてしまうはずである。また、一旦初期化された記憶を何かのキッカケで取り戻すことなど不可能である。この辺りがかなりご都合主義だった。
ベン・アフレックをはじめ、演技力が確かな俳優陣は非常に見応えがあり、特にデルレーンを演じたウィリアム・フィクトナーの存在感は流石だった。催眠術をかけられた者が手錠から抜け出そうとする方法など、非常にエグい描写もあって、演出は見事だった。エンドロールが始まっても席をお立ちにならないようご注意頂きたい。
(映像5+脚本4+役者5+音楽3+演出5)×4= 88 点。
ベン・アフレックの圧がすごい
期待度○鑑賞後の満足度○ 我が愛する『アリータ バトル・エンジェル』の監督作だから推してあげたいが......である。其より予告編で『PLUTO』がNETFLIX でアニメ化だと…少しゾクゾクした…
①ラストの娘の目が怖い。天使か悪魔か?もしかしたら全てをひっくり返すかもしれない。そこまで監督が考えていたとしたら脱帽ですが。
期待を大きく裏切る面白さ!
これは面白い!
記憶を書き換えられる催眠みたいな能力によって、何が現実かわからなくなるみたいな、ほんとによくあるプロット、、というか今更こんな話で映画撮ってるのがほとんど信じられないくらいなんだけど、センス次第ではここまで面白くなるんだ!ていう驚きの一作です。
冒頭からどこか嘘っぽいというか、あーこれどっかで現実じゃないってのがわかるんでしょ、てのがうっすらと感じられるんだけど、その違和感の出し方が絶妙で。
この手の話は、普通の観客ならどっかでどんでん返し的な仕掛けがあると予想するのは当然で、それをどう裏切るかが肝、というか、そこを一生懸命裏切ろうとして中途半端に★2個半くらいに落ち着くのがよくあるパターンだと思うんだけど、この作品は実はその辺は大してひねっていないです。
逆にゴリ押しで怪しさをどんどん前面に出してくるくらいなんだけど、その一つ一つが納得感があるというか、無理なく直球でいいところを突いてくるので、なんていうか、安心してハラハラドキドキできます笑。
敵キャラの無敵感がほんとに怖いんだけと、記憶や意識をいじられる、すなわち何が現実かわからなくなるっていうのは、考えてみると普通にすごく恐ろしいことなんですよね。
ただ既に世の中にいろんなパターンが掃いて捨てるほど存在している中で、ここまでスリリングに描けるというのは、なかなかどうして、相当練り込んでいないとできない芸当だと思います。
映像的にはそれほだ凝ったことをしてるわけでもなく、演出と演技のレベルの高さが前提になっているというのもいいです。
観客を引き込むために必要なのは派手なギミックではなく、実はこういう手堅いうまさの積み重ねなんだと思います。
とにかく、これだよこれ!という感じで、観ると溜飲が下がります。
これぞエンタメ!と言うべき見事な娯楽映画だと思います。
ベンアフおじさんを堪能!!
23-127
能力があれば、なんでもできる。ダー!
予告を作った人が上手い。ツッコミどころはあるが急展開が面白かった
予告を観てた感じだとあの猟奇的な雰囲気のサイコパス的なお爺さん(オーラが実にいい)がメインの能力者系物語だと思ってたから、主人公に裏があった時の急展開は予想外でなかなか面白いものがあった。
パニック症候群の人や酔いやすい人は途中の画面がぐわんぐわんする映像に頭おかしくなるかもしれないから要注意。
あと大きくなった後の少女を演じた小役の表情が非常にいい。あのいかにも能力者ですって感じの目の演技ができるのは上手いと思った。
だがしかし、
まるで旧約聖書のような野蛮な思想(日本人には受け入れ難い)の話にツッコミを入れたくなる映画ではあった。
そもそも能力者の中でも超ハイレベルな力が使えるという少女ならば、
わざわざ人を殺さなくてもマインドコントロールで平和的に解決してどうとでも操れるだろ。
なぜ「よし、みんな殺そう!」という決断に至る?まるで旧約聖書の神のように気に食わなかったらみんな殺すというな残酷な思想である。
脳を自在にハッキングできるなら機関の奴らを自分を今後一切利用しないようにさせて、帰り道スタバかなんかに寄らせてぽけーと家に帰して普通に生活送らせることくらいお茶の子さいさいだろう。
一度かかったら簡単に術が解けないんだからそういう暗示がずっとかかるんだから自分を守ることも容易だろうに。
そんなことを言ってはただのギャグ映画になってしまうからツッコミはしてはいかんとは思うが。
それにしてもグッドウィルハンティングの人がいつの間にかこんなイケおじになってたとはなぁ。
あと、エンドロール始まったらそっこー帰る人、損してるよなぁ。
今回のように続きが流れる映画もあるのに。
ヒプノティックとはフランス語で「催眠」を意味する。
映画「HYPNOTIC(原題)」
開幕早々、
ボールペンでカルテノートをリズムよく音を立てて叩く。
一瞬に、催眠術の導入を思わせるカウンセリングと彷彿させる。
でも、それは単なる催眠術では無く、
ヒプノティックと言う途轍もない超能力の話へと展開しする序幕だ。
この話は、個別催眠ではなく、集団催眠を瞬時に陥れる兵器としての活用への話しに及ぶ。
それは、まるでナチスの集団催眠クライアント軍隊ではないか?
しかし、
そんな危険な集団機関の最高セラピストがあのガリガリ細々爺さんが?世界制覇を考えている?
とは思えない!
これってドミノ?
ローク刑事は、
こんな事を13回もリセットされている?
何して食っているのか?
しかもその間、不自由な軟禁されているのではないか?
文脈がドミノだ。
あの終わり方を観ると、
続編がある様な気がする。
するのなら、
30分でも1時間でも長くして、完結編を見せて欲しかった。
観る方もあれで終わり?
変な終わりだと落ち着かない。
これがドミノか!
脳をハッキングとは、言い過ぎだなぁ
もう少し細部まで丁寧に作品を作ってもらいたい。
20年の構想が1時間半とは監督として容量不足ではないかい?
東洋では、人生一生が幻想なんだからね。
(^ω^)
行方不明になった娘を探す刑事が“絶対に捕まらない男”を追い、
事態が二転三転していく様子を描いたサスペンス。
公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ロークは、
そのことで強迫観念にかられ、カウンセリングを受けるようになるが、正気を保つために現場の職務に復帰する。
そんなある時、銀行強盗を予告するタレコミがあり、現場に向かったロークは、
そこに現れた男が娘の行方の鍵を握っていると確信する。
しかし男はいとも簡単に周囲の人びとを操ることができ、ロークは男を捕まえることができない。
打つ手がないロークは、占いや催眠術を熟知し、世界の秘密を知る占い師のダイアナに協力を求める。
ダイアナによれば、ロークの追う男は相手の相手の脳をハッキングしていると言う。
彼女の話す“絶対に捕まらない男”の秘密に混乱するロークだったが……。
アフレックが主人公の刑事ダニー・ロークに扮し、“絶対に捕まらない男”を「クラッシュ」「ブラックホーク・ダウン」など様々な大作・話題作で活躍するウィリアム・フィクトナー、占い師のダイアナを「エリジウム」「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のアリシー・ブラガがそれぞれ演じる。
「スピード違反の切符は?」
催眠術師が極まり、それによって世界で優位性を保とう、もっと言えば制服を企む政府機関によって、スーパー催眠術師である我が子を守る為闘う夫婦の話が今作である
こうして、粗筋をギュッと縮めれば簡単な話なのだが、作劇はその部分を丁寧にストーリーテリングされているので、途中で筋書きが分っても充分愉しめる作品である
但し、"ドミノ倒し"は自分には直接関連付けられなかった 勿論、本国表題そのままだとネタバレそのままなので邦題名の必要性は理解出来るのだが、これ以外のアイデア模索できなかったのかな?
映画『インセプション』のような世界観を薄い膜でくるみつつ、とはいえ、催眠術なんていう"プロレス"みたいな高度なエンタメを、それ以上の映画作品に仕上げた制作陣に拍手を送りたい
"午後ロー"的要素に着床しつつ、しかし俳優陣の巧みさにステージの引き上げを表現できた強運を感じた出来映えであった
アイデアも、シナリオ、演出も大変アイデア豊富で、その溢れるばかりの才能のさみだれに、唯々驚愕である
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