プレジデントのレビュー・感想・評価
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来月のジンバブエ大統領選が楽しみすぎる
選挙ドキュメンタリーは数多く見ていますが、普通、投開票のシークエンスはクライマックスにやって来ます。ところがこの映画は、開始40分・一幕目で早くも投票日がやって来る。実はこれが、このジンバブエという国の異常さを物語っています。開票結果をなかなか発表しない選挙管理委員会、発表後に起こった法廷闘争など、通常の選挙ものとは全然違う展開であっけにとられました。しかも、ここで描かれているのは2018年の大統領選挙で、この次の大統領選は何と今年(2023年)の8月23日だと言うではありませんか! アフリカ、しかもジンバブエというレアな国の選挙がこれほど楽しみになったことはありません。この映画に大感謝。
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嘘と暴力
ジンバブエ、嘘と強権力で維持される政権。 遠いアフリカの話? 説明はせずにやりたい放題。 追求には嘘答弁と多数決でやり過ごす。 それが罷り通る国で「何て酷いんだ!」と見る皮肉。 嗚呼〜、シュールだ!
いったいどうすれば...
現職大統領を相手に野党の若き党首が大統領選挙に立候補します。民衆の熱狂的な支持を受けるも、不正と思われる選挙により落選。訴訟を起こすも棄却。見ているうちに強い怒りが湧いてきました。腐り切った政府に対してはたして有効な方策はあるのだろうかと絶望しそうになりました。でもジンバブエの人たちは諦めていません。この映画では2018年の大統領選を追っていたのですが、ちょうど今年8月に大統領選が行われるのだそうです。今後もジンバブエの動向を注視したいと思います。
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