劇場公開日 2023年9月8日

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ほつれるのレビュー・感想・評価

全72件中、21~40件目を表示

4.5テーマがテーマだけに?

2023年12月17日
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鑑賞方法:VOD

意外と見れたし、見てよかったなー。良い映画だったなー。と思ってレビュー欄見て意外と評価が低くて驚きました。
脚本も悪くなかった気がするし(ツッコミどころが全くないわけではないのはどんな映画でも同じだと思ってます)、不倫に賛成するつもりはないけど、世の中にはそういうことで心の隙間が埋めたい、埋まらない。って人は結構いるんじゃないかなーと。
結末がサラッとしすぎてるかもしれないけど、もうひとドラマ作るとかなりくどかったのでは?
ずっとざらざらした気持ちになるので、そういう気持ちの時に是非見てほしい。
90分未満なのでサクッと見れるのも◎

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ゆきこ

3.5沈黙は返事の一つ

2023年12月14日
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鑑賞方法:VOD

知的

難しい

冷めたら温めなおしてもまずくなる

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いのしし

3.5ほつれてヤレヤレ、かな

2023年12月9日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

主人公(門脇麦)の結婚生活は破綻してが、なんとかお互いに取り繕っていた。
主人公はある男(染谷将太)と不倫関係にあったが・・・。
この夫婦の会話は恐る恐ると言う感じで、とても居心地が悪い。

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いやよセブン

4.0都会に住む男女は、実はみんなこんな感じでほつれている気がする

2023年12月2日
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鑑賞方法:映画館

とにかく会話がリアルでした。
門脇麦と田村健太郎の、お互い気を遣いあったどこかよそよそしい夫婦の会話、それと対比的な不倫相手の染谷くんとのさばけた空気感。

主人公はほつれているけど、実は都会に住む男女は、みんなこんな感じでほつれている気がする。
いつのまにかどこかほつれはじめて、結果不倫とかになっていたりして、でもこの人と駆け落ちしたいとかはなくて、何が欲しいかもわからなくなるような、そんな感じ。

加藤監督にも興味を持って観た映画でしたが、過去作や次回作も観てみようと思わされました。

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Carryko Emi

5.0やられた!

2023年11月9日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

萌える

門脇麦はずっと嫌いな女優だったが、この作品にやられました。
素晴らしい!
このクールさ、芯の強さ、繊細さ、最高です。

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HAL1953

5.0まさにほつれる心

2023年11月8日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

知的

難しい

美しいほどまでに凝縮された人の苦味。逃げか、自分探しか。クセになる絶妙な歩みや人間関係。煮え切らないリアルさ。加藤監督が織りなす1歩進んで2歩下がる淡い世界観。ことごとく咀嚼する映画の醍醐味に魅せられて。

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るいまーる

4.0ほつれまくってた

2023年11月1日
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鑑賞方法:映画館

私も染谷将太とロマンスカーに乗って不倫したーい!
ロマンスカーの宣伝映画!(違います。)
(不倫なんて誰も幸せにならないのに、なんでなくならないんですかねぇ…)

門脇麦夫婦の会話劇は妙にリアルで、さすがの演技力でした。

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khs69

3.5リアルな会話と空気感

2023年10月22日
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鑑賞方法:試写会

加藤監督と門脇麦さんの上映後舞台挨拶付きの試写で鑑賞。
門脇さんの言葉を借りるなら「共感は出来ないけど、わかる」
略奪婚からの夫の金で不倫旅行…
不慮の事故を差し引いても全く共感はできないけど、なんかわかる感覚。
まんまとイラッともやっとさせられた。

舞台の様に撮影前2週間リハーサルしたそうで、台詞の掛け合いだったりもどかしさがリアルだったんだけど、会話の被せ方とかも全部台本に指示があって、演者は指示通りに言うだけでああなると。
加藤監督の今後の作品に期待してます。

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なごん

2.0中途半端で薄っぺらい

2023年10月8日
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鑑賞方法:映画館

すれ違いが続く夫婦関係を忘れさせてくれる時間を求めて不倫に陥る女性を描いたヒューマンドラマ。身近にあるような題材ではあるがストーリーが中途半端で薄っぺらく伝わってくるものが何もない。そして何より自分の目の前で交通事故にあった恋人を見捨てる展開は人間性を疑うし疑問符が付いた。
実力派女優である門脇麦と黒木華の良さもまったく活かされていない印象で非常に残念。

2023-158

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隣組

4.5これも一つの“豊かなる作品”

2023年10月4日
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鑑賞方法:映画館

自分を成り立たせているどうしようもない「性分」というのは、それはもう理性でもなければ社会性でもない…説明の出来ない心の中の渇望というのがあるのだろう。その達成のためには深謀遠慮、緻密に企てる策略を頭に描いてことを運ぶ。なのに理路整然とした様に映る社会の方でとんでもない予期せぬ出来事が重なって、唖然と立ちつくさざるを得ない事態にも遭遇する。そんな人間の愛すべき愚かさを緻密に描いて、最後には語るに落ちてしまうほどの「ことの始まり」を提示する。さすがに注目の劇作家の本であると唸った。この語るに落ちる発端を提示されて、引いてしまわないほどに機微のある心持ちで生活を営みたいものである。「あのこは貴族」に続いて案の定、門脇麦さんが素晴らしい!

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flushingmainst

4.5ほつれても直さない

2023年9月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

何か話があるってわけじゃないけど何かが起きるのを期待して観入ってしまう、不倫カップル/ブルーバレンタイン夫婦の生活を覗き見するような作品。隠れた本音がポロッと出たりの門脇麦の温度低めな演技は言うまでもなく、声高めの田村健太郎は出てくるだけでおかしくて、ネチーと妻を詰めておきながら終盤、おまえもかい!な事実に爆笑したりとかなり楽しめた。

染谷君との逢瀬の場面では不倫らしい生ナマしさは描いてないけど、Theピーズの歌詞を借りれば「やりもしねーで会いたくねーよ」というのが不倫カップルの本音なはずなので、もっと人目を憚らずベタベタするんじゃ?と思ったが、それはオレがおっさんだからかもしれない。

不倫関係をどう考えるかで作品の評価は異なるような気がする。レビューを読んでいると世のなか不倫を許せない人が多いようだけど、不条理さも人間の一面でおもしろいところだし誰がどうしようが好きにすりゃいいだろと…と、こんな感じで観終わってからつい語りたくなる作品だった。

見逃していた加藤監督の前作わたし達はおとなもめっちゃ観たくなった。

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ジョンスペ

4.0凄く良かったけど・・

2023年9月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

嫌だなあ、そんな気持ちがじわじわ増していくのは。止めればいいのに・・そうも行かないんだろうなあ。
門脇麦さんホントに上手いけど、真に幸せ!という演技はもっと難しいんだろうなあ。

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トミー

5.0はまりました

2023年9月27日
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鑑賞方法:映画館

エンドロールで音楽が流れないの、いいですね。どこが良いのかさっぱりわからないとの評価ありますが、私はこの映画の雰囲気、結構はまりました。「あのこは貴族」の門脇麦さんも良かったけど、この映画で見せる表情も良かったです。この投稿を書いている時点で採点が「3.0」なんですけど、どのような計算になっているんでしょう? 採点の分布を単純に平均しても「3.6」か「3.7」はあるんですけど。加藤拓也さんの次の映画も期待です。

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ならの月

3.5人間観察映画

2023年9月26日
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鑑賞方法:映画館

全く知らない監督さんでしたが、どうやら演劇畑の人のようです。だからという訳でもありませんが、鑑賞中は濱口竜介監督作品などを少し想起していました。
ちょっと、脚本が独特な感じで非常に個性的な作家さんでしたね。なので、物語が好きか嫌いかは別にして非常に興味深く見ることが出来ました。
物語性よりも登場人物のキャラクター重視の台詞づくりをしているようで、「あぁこういう人何処かで会ったような気がする」とか「こういうタイプの人いるよねぇ」とか「もし近くにこういう人いたら何気に敬遠していくだろうなぁ~」とか特に主人公夫婦を見ているとそんな自分の心の中の声が聞こえ、物語の設定や状況以上に人格形成において、彼・彼女らがどのような人生を歩んできたのかが気になるような作品で面白かったです。
映画って鑑賞し始めると、無意識に登場人物の誰かに感情移入しようとするのですが、まあこの作品に登場する人達のほとんどが、私とは思考回路の全く違う生き物のようにも見えてきて、段々彼らの思いを汲み取るのが面倒にもなってきましたから(爆)そういう意味では私にとっては非常に珍しくも興味深い人間観察映画でもありましたね。

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シューテツ

4.0探すのにここまで来るくらい、大切なものなんでしょ?

2023年9月22日
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鑑賞方法:映画館

好みだな、こういう映画。テーマは不倫ものなんだけど、ドロドロした人間関係とか性交とかを描かずに、人の感情の深いところをほじくってくる。サブキャラたちの立場も不明瞭なのだが、それがまたこちらの集中力を高めさせる。友人(黒木華)の距離感も、関係を知っているだろうに深入りしてこない。それは知らぬふりが優しさと思っているのか、関わりたくないからなのか、はっきりしない。でもそこがいいんだよな、映画として。全部映しちゃダメなんだよ。
上映時間も短い。けど、その分ちゃんと伏線は張られている。例えば、夫に感じる弱気さじれったさは、思い返せばひとりでソファに寝ている時点で「何かしでかして嫁が許していないな」と気が付くはず。嫁の離婚への踏ん切りの悪さも、職に就いていない(してるかもしれないけど)せいで経済的な不安があるんだなと思えるはず。そしてこの夫婦の熱量は、結局はお互い不倫から始まった関係だけに、何処かしら相手に疑惑と後ろめたさを抱えていたのだと思えるはず。
嫁が木村に求めていたものは何なのだろう。ただのセフレでもないだろうし、愚痴の聞き役でもないだろう。不倫絶対ダメっていう人には彼女の言動を許せないって思うのだろうけど、一生を誓ったつもりのパートナーとの相性が結局はよくもなく、そんなときに価値観とか合う異性があらわれたら、親密になっていってしまうことはむしろ自然じゃないかと思う。いま上映中のドキュメンタリ映画の中で、同じバンドメンバーに対して、なんで趣味も違うのに一緒にやってこれたのですか?という問いかけに、趣味は違うけど嫌いなものが同じなんですよね、って答えていた。ああ、続けていく秘訣はそこだなと思った。好きなものは変わっていく。だけど、嫌いなものってそうそう変わらない。嫌いなものが同じ人って、自分を分かってくれているって安心感がある。リスクを冒してでも指輪を探しに出かけたのは、それを(たとえ肉体を失った後でさえその共有した過去を)失くしたくはなかったのではないか。自分は映画の中の門脇麦の表情から、そんな感情が伝わってきた。
そしてエンドロールには、音楽、石橋英子とジムオルーク。やっぱ好みの訳だわ。

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栗太郎

1.5エンドロールが流れた瞬間、え⁉︎ってなる映画 ほつれてるのではなく...

2023年9月21日
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エンドロールが流れた瞬間、え⁉︎ってなる映画
ほつれてるのではなくて、ただの自己中

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とよ

3.5解れる:読み方→ほつれる

2023年9月20日
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解れる:読み方→ほつれる。

縫い目、編み目などが、
ほどける。
また、
まとめてある糸や髪などの端が乱れる。

小学館 デジタル大辞泉より。

満席に近い客席。
それは素直に喜ばしいが、
みんな、
ほつれる、ほつれてる、
ほつれつつある、
ほつれた、
のかなって考えていたら、
みんなエスカレーターで、
1列になった。

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蛇足軒妖瀬布

4.5蛙亭

2023年9月20日
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鑑賞方法:映画館

田村健太郎のキャラが蛙亭の男性の方(名前失念)と被り、終盤は彼等のコントに個人的には見えてきた

観客の殆どは(自分も含め)あの旦那ありえねーと思っただろうが、男なんて一皮剥けば(自分も含む)理屈っぽい未練たらたらのマザコン野郎なのだ

体裁ばかり気にして、さも自分は理解ありますよーなんて勘違いしている(もちろん自分含む)スキあらば「ゴッドファーザー」を語るマウント野郎なのだ

こういう映画は誰かと観に行き終わったあと、あーだこーだ語りたい

その時は「あの旦那マジあり得ない、キモッ!!」なんて口が裂けても、言わないよ~絶対〜🎵

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うんこたれぞう

3.5見せないという演出がむしろ怖さが増す

2023年9月18日
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84分と短い作品で、会話劇が中心。
映像での驚きに慣れているので、むしろ創造力で怖さが増した。
不倫がテーマだけど、物語が進むに連れてさらに闇が深まっていきヒトの恐ろしさが浮き彫り。
昔、全員悪人という映画があったが、こちらも形を変えたほぼ全員悪人という映画。
会話を聞き逃すと着いていけなくなるかも。

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ダルメシアン07

4.0好みの湿度の高い映画だった。会話と関係がほつれている夫婦関係の微妙...

2023年9月17日
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好みの湿度の高い映画だった。会話と関係がほつれている夫婦関係の微妙な間とか表情とか、とにかく居心地の悪い定点観測だった。妻に夫がキスをすんなりと交わされるシーンはキツかったし、夫のネチネチした感じは本当に嫌だったなー。電話のくだりも旅行に行こうと言い出すくだりも。

そこで終わりかーと思いながらも、中央車線を走り出す彼女の人生に幸あれ。

不倫ものは基本的には苦手だけど、不倫を肯定も否定もしないのは誠実だと思う。加藤拓也監督は信頼できる。

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わたろー