あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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増税糞メガネとリンほうせいに見てもらいたい
えいれいがいたから今の日本がある。
映画としては2流ですが、こうゆう映画がないと危ない方向に進む。
特攻隊は決して養護するものではない、第二次世界大戦で一般市民を殺したのは、アメリカ軍で有り、連合国で有ります。
戦争中に陸軍は戦争を辞める事を求めたが、アメリカは原爆の試験をしたいが為に断った。
想像力とまっすぐ心で今を幸せに生きる
□あらすじ
母と進路のことで口喧嘩して、家を飛び出したゆり。目が覚めたら太平洋戦争最中の日本にタイムリープしていた。そこで特攻隊員のあきらと出会い、あきらが特攻として配属されてから特攻命令で出発するまでの話。あきらとゆりは恋に落ちていきます。戦争の結果を知っているゆりが特攻隊、軍を支援する食堂女将、勤労女学生、警官などさまざまな人と戦争について語っていきます。
□伝えたいこと
・理不尽なことはこの世の中にたくさんあるけど、今戦争している国もある。日本が戦争のない今を大切にするべき。
・日本は今までの失敗から学び、良い国になっている。しかし、当たり前の幸せが世界情勢的に簡単に壊されることもある。今の1日1日を大切にするべき。
・逃げることは決して恥ずかしいことではない。精一杯の生きたい気持ちである。
□学び
・経験したことをしっかり未来に向かって活かす。
□よかったところ
・福原遥さんの自然な涙がすごくよかった。
□考察
・親を選べない、生まれる国も選べない。今は志願すれば国籍を変えることもできるが、昔は早々できない。志願する気持ちも尊敬するべき。辞退したくなったら無理する必要もない。一致団結ではなく、1人1人の心を大切にしてきたから敗戦から復興できいい国となった。世界で1人1人が人の心を大切にすることを願っています。
原作未読
後半は泣けるしよかった
生き恥ってなんですか?
タイムスリップ、特攻と、名作に欠かせない要素がうまく組み立てられ、涙必至の作品だった。
現代の百合が、戦時中の考えをおかしいとはっきり言う姿は、生きることの大切さを改めて考えさせられた。
国のために、愛する家族のために命を懸けることは、一見格好良く、家族への愛のようにも感じるが、実は、残される側のことを考えていないエゴなのかもしれない。
死を恐れることは恥ずかしいことではない。生き恥ってなんですか?という百合の質問は、軍人への重い投げかけだったと思う。ただ、これらの感想は、戦争を知らない世代だから言えることなのかもしれない。今ある平和に感謝するとともに、世界の争いが、一刻も早く収まることを願うばかりである。
博物館のラストシーンはこうあってほしかった
話はベタで、内容も突っ込みどころ満載で薄かったけど、タイムスリップものが好きな私はまぁまぁの高評価に致しました。しかしタイムスリップものならば、せめて一人でもいいから現在での再開シーンが欲しかったよぉー。例えば、私が考えた感動のラストシーンですが聞いていただけますか?→ラストの博物館のシーンでは、なんと板倉さんが館長として勤務(それなら数多く残されてある遺物や文献に元同僚の手紙や元同隊の写真を展示するのも納得できるかな・・)でさらに、何の因果か?千代ちゃんもそこでボランティアか何かで働いていたと設定する。その日、彰の手紙を見て泣き崩れる女子高生に(もう95歳?位かな?)おじいちゃん館長が「お嬢ちゃん大丈夫かい?」とそっと声をかける。面影で板倉さんとわかった百合が「板倉さん・・」と言い抱きついて更に泣き崩れる。板倉さんがそこで全てを理解し「百合ちゃんなのかい?・・そうだったんだね・・」と・・そこへ千代ばあちゃんも登場。3人が時を超えずにまさに現在で再開する。この設定泣けませんか?あ〜泣ける〜絶対泣き崩れる・・タイムスリップ大好きの私が監督ならそうしてた〜。なぜそうしなかったの?監督さん・・皆さんどう思われますか? コメントくださぁ〜い^_^ あと・・タイムスリップする原因ってあの落雷ですか?なんだかなぁ・・タイムホールの場所と現在に戻る場所はやはり一致させてほしかったし、もう少し工夫してほしかったなぁ・・。あの急に気絶して現在に戻るってなんだかなぁ~。でも時を超えた出会いや再会のあるタイムスリップ映画は本当に泣けるね・・戦争映画というか、そのような感覚で観れたら、まずまずGOODかな。
主人公の父親への思いはどうなった?
終戦間際にタイムスリップした現代の女子高生が、令和の時代の歴史観や価値観で、太平洋戦争や特攻を否定したり批判したりすることは理解できる。
だが、警察官には、そうした思いをぶちまけるのに、想いを寄せる特攻隊員には、「あなたが死んでも日本の敗戦は変わらない」と言うだけに留めるのは、どうしたことだろう?
仮に、「戦争は無意味で、特攻は無駄死にだ」みたいなことを特攻隊員に言ったら、その時点で恋愛感情など吹き飛ぶかもしれないが、相手に本当に生きていてほしいのなら、どんなに嫌われても特攻を思い止まらせようとするのではないか?
「愛する人を残して死ねない」という気持ちは誰でも同じはずなのに、1人の逃亡兵だけが特別扱いされ、仲間が彼を見逃すシーンにも違和感がある。
誰でも、そんなに簡単に特攻を免れることができるのなら、主人公の恋人も逃げればいいではないかと思えてしまうのである。
見せ場の一つである空襲のシーンのチグハグさも気になる。
昼だと思っていたら、いつの間にか夜になっていたり、田舎道を歩いていたと思ったら、空襲の標的となっている街中にわざわざ突っ込んでいったり、食堂の無事を確かめようとしていたのに、食堂とその周辺が完全に無傷だったり、足を怪我したはずなのに、ピンピンしていたりと、前後の場面の繋がりがおかしいところが多過ぎる。
その一方で、ラストでは、平和な時代に生まれ、自由な社会で生きることができる幸運と幸福を、しみじみと味わうことができる。
それは、ウクライナやガザの現状を知るにつけ、「戦争」というものが、決して遠い昔の出来事ではなく、身近な問題として感じられるようになったからでもあるだろう。
ただ、序盤で、人助けで死んでしまった父親に反発していた主人公が、終盤で、その思いをどのように変化させたのかが描かれなかったのは、作劇上の欠陥であるとしか思えない。
国のため、愛する人のために自らの命を捧げた特攻隊員と出逢って、同じように、他人を助けるために命を落とした父親への思いが変わらなかったはずがなく、ここは、そうした自己犠牲に対する感謝であるとか、尊敬であるとかの思いをしっかりと描くべきだったのではないだろうか?
それは、特攻を美化することにも、賛美することにもならないだろう。
主人公の父親への思いは、この映画で一番の伏線だったはずなのに、それが回収されなかったのは、残念としか言いようがない。
伝えたい思いがある作品だと思います。
戦争や特攻のことを若い世代に伝えたいという思いが伝わる映画でした。
若い世代は、テレビを見ず、ネットから情報を得ると思いますが、ネットからの情報は、自分の興味があることだけになってしまうことが多いと思います。
この映画をきっかけに戦争のことを考え調べた人もいるのでは?
チープ、浅い、というレビューも見かけますが、まずは若い人達に観てもらうことを意識した重くなり過ぎない作品だと思います。
中高生などが観客に多いのは、原作者や監督が望んだ通りで、若い人達が戦争について考えることは未来のためにとても意義のあることだと思います。
2時間の映画は、駆け足で時間が足りない印象になることも多いので、伝えたいことに重点をおいて描くのが良いと思います。
今回、タイムスリップの説明に使う時間の余裕は無かったと思うので、自分が未来から来たというような説明がない、タイムスリップスルーにしたことは、私は賛成です。
でも、百合と彰がお互いに惹かれ合う過程が少ないのが残念でした。
2人がすごく思い合っていることを感じればこそ、死ねと言う不条理な命令の残酷さ、大切な人がもうすぐ死んでしまうという苦しみが伝わると思うのですが…
でも、そうなったら過呼吸のお客さん続出だったかも?
(2回目鑑賞後追記:初めは2人の恋の過程が説得力がないと思いましたが、あと数日で死ぬ、戦時中にタイムスリップという、それぞれが極限状態での出会いであることを考えると、何度も助けてくれた優しい人、自分に生きて欲しいと願う人、惹かれ合うのに時間も理由もいらないのかもしれないと思い直しました。)
空襲の中、百合を彰が見つけるところ、きっとツルさんに百合が戻ってないことを聞いて、空襲の中、探していたのだと思うのですが、唐突すぎました。
空襲の中、百合を探しに行く彰、百合への思いを表現できるエピソードのはずだったのにもったいないと思いました。
戻って来て、ツルさんと再会して、「この辺りは奇跡的に焼けなかった」の一言があれば、全然焼けてない町への違和感も少なかったかな?
もし、時間の関係でカットになったのなら、ぜひ、ディスクと配信は、それらを入れた完全版にして欲しいです。
タイトルの出方が秀逸でした。
あの青空は彰が見た最後の景色で、最後に考えた事が「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら、(今度は…)」なのですね。
そして、暗転して「あの花が咲く丘で…」の文字が消えて行き、最後まで百合のことを考えながら命が尽きたように見えました。
荒削りなところはあったかもしれませんが、伝えたいという思いが強い作品だからこそ、これだけの反響になったのではないでしょうか?
(2回目鑑賞後追記:場所は鹿児島の知覧だと思われるのに、場所の設定と方言無しの理由を考えた時に、若い世代の人達がわかりやすいように標準語にするためでは?と思いつきました。戦争の残酷さ、平和な日常の幸せ、命の大切さ、それを伝えるということに徹して、方言によるわかりにくさはいらなかったのでは?どこまでも、『若い人に伝える』を徹底したように思いました。)
泣けはしません。
ベタベタなストーリーで、泣けるのを楽しみにして観ましたが、かなりの期待はずれでした。
タイムスリップの無理矢理感や、キャストの綺麗なメイクされた顔は許せるんですが、終始暗い感じで、空気が読めず、その割に思い付きで動く百合と、サイコパスかのようなスマイルを連発し、どこかロボットみたいな動きをする彰に耐えられませんでした。
正直彰を好きになる要素は見えませんし、メイン二人より、千代、石丸の関係の方が観ていて感情移入しやすかったです。
空襲のシーンでは、空襲の方へと自ら進み、倒壊した家に足を挟まれて助けてと言う百合、案の定助けに来る彰、そして何事もない鶴さんの食堂、思わず笑ってしまいました。
何か途中途中の百合と彰のやり取りも寒いので、エンドロールの福山雅治の歌さえ陳腐に聞こえてしまう、そんな映画でした。
脇を固める方々の演技が素晴らしいので、どうしても彰の演技はいまいちに見えてしまいました。
観たい方は観たらいいですが、観賞後、泣いてる人より笑ってる人の方が多い、そんな映画でした。屋根裏のラジャーの方がよっぽど泣けました。
脚本、主演、諸々ツッコミ所や拙さが見える、そんな映画でした。
美しい丘でした。
長いからか、タイトルを言おうとする時、どうしても「あの丘…」とか「またもう一度…」とか別の組み合わせで言いそうになる(^_^;)
きゅっと切ない話でした。愛する人たちとの別れほど悲しいことはありませんよね。
ただ、女の子(女子学生)と特攻隊員…そしてこのタイトル。もう絶対泣くでしょう…と予告編の時から思っていたのですが、、、あまり涙が出ませんでした。
出会いから別れまでが短かいからだろうか?石丸さんと千代ちゃんのやり取りの方が、うるっときました。
ゆりが、孤児になってしまった子に遭遇したり、警官にどつかれたり、空襲で逃げ惑う場面など戦時中の辛い状況が色々描かれてはいるのですが、…全体的に話がさらっとキレイに進んでいる感じがしてしまいました。
福原遥ちゃんの声がかわいすぎて、演技は下手ではないのに個人的にはしっくり来なかったかなー。彼女を見るのは「トッキュウジャー」以来。
それにしても、百合の丘はとても素敵でした。確かに少ない思い出の中、あの場所でまた出会えたら…そう思うと切ないです。散るって言葉はいつ聞いても辛い。
毎日「ブギウギ」見てますが、水上恒司君は今、きてますね~。岡田健史時代は「そして、バトンは渡された」しか見たことなかったのですが、良いですね。
感動できず
原作未読。
戦時中の危機感ゼロのヒロインに終始イライラ…
タイムスリップしてきたとしても、他人の気持ちを理解する力が乏しすぎる…高三とは思えない!小学生かよ!
百合と彰がたった数日でそこまで惹かれ合う理由も良くわかず…もう少し人物描写を丁寧にして欲しかったです。
周りでは泣いてる方が何人かいらっしゃいました。
若い子(女子高校生~大学生)向けの恋愛映画ですかねぇ…
予告でヒロインの前を叫ぶ彰の台詞を聞いて「ゆりあ」だと思ってたら「ゆり」でした。
地味ながら後味良し
素直におかしいと思えること。
急遽観ること(チケット消化の為)にしたので、事前情報全く無しの状態でした。
観て本当に良かったです。
現代の学生からしてみれば、確かにおかしいと思えることなんです。
「神様になる人」とか「生き恥」とか…
自ら志願して特攻隊になった。とありますが、見えない何かにそうさせられた。
愛する人を残して…お国のために…愛する人の為に…
出軍が決まったことに「おめでとう」「ありがとう」…何で? 百合の疑問に、「確かに…」と、素直に思えた。
小学の国語の教科書に載っていた「1つの花」のホームで「バンザ〜イ」と送り出すシーン。小学生の時は思わなかったが、この映画を観て思い出したら「何で万歳三唱?」と思わずにいられない。
きっと、その言葉の裏には「行かないで」「死なないで」があったのだろう。
当時の事を思うと、涙がとまらなかった。
戦争の事を伝える映画として、教育の現場で観てもらえる事を願います。
矛盾点というか、これでいいの?
せっかくのいいお話と素晴らしいキャストが…
なんですかね
この安っぽさは
このチープっぽさは
演出?というか監督?というか
作った大人たちが台無しにしている感じがして
戦時中のわりにゆるい雰囲気というか
緊張感とか緊迫感とかもっと作り方次第で出せたと思うし
出してほしかったなぁと
セリフひとつひとつや
仕草ひとつひとつなど
もっと良いものに出来たと思うんだけど
なんというか
テレビドラマスペシャルくらいの感じに仕上がっていて
せっかく映画なのにもったいない気がしました
それは決して演技力やストーリーのせいではなくて
んーもったいない
しかしそれが
中高生に観てもらうためにわざとやっているのだとしたらすごいことかなとも思う
鹿児島の知覧特攻平和会館に行ったことがない方はぜひ、というかもう日本人なら必ず行ってください
私は関東住みながら今まで3回訪れています
おそらくまた行きます
これまでの戦争ものとは違った視点で見れました
他人の子を助けて死んでしまった父のせいで、貧乏な暮らしを強いられているんだと、父を恨み、お母さんが一生懸命働いているのに、感謝もなく、身勝手な女子高生。
ふとしたケンカで、雨の中家を飛び出して、夜なのにあんな山までいって、防空壕みたいなところに入るとか、、普通怖くない?無茶振りな導入だなぁとは思った。
そこで戦時中にタイムトリップして、見知らぬ土地を見て、走って疲れまくってるのもなんで?と思ってしまった。熱出したわけでもなさそうだったし。
あとで、夏で暑くてばてたのかなとは思ったけど分かりにくかった。
タイムトリップを意外とすんなり受け入れ、多分したことなさそうな井戸汲みとか料理とか、普通にやってましたね(笑)
戦時中に非国民と言われても仕方ない発言やら、命張ってる人たちへの失礼なものいいに、こっちもドギマギしました。
でも、こういうことが言えるのは、今だからこそなのかもしれない。
だからこそ、女子高生のタイムトリップ前と後との差が良い感じで出ていたとは思う。
鶴さんが優しすぎました。自分たちが生きるのも必死だろうに、いい人に出会えたよね。
彰とかほかの特攻隊の人たちが、とても良かった!
そして、百合の花が咲く丘が美しかった。
空襲にあって、店も燃えたと思ったのに、次のシーンで普通に出てきたから、とても違和感はありました。
違う村だったのかな?
てっきり店の近くまで戻ったのかと思ったよ?
ストーリーとしては、これまでの戦争ものとは違った視点で見れました。今、戦争時代にタイムトリップしたら、、本当に辛すぎる。
やりたくもないことをやり、言いたいことも言えず、好きな人が死ぬとわかっていても見送らないといけないとか、、いかに今の私たちが恵まれているのか考えさせられますね。
かなり号泣してしまいました。
無茶振りなところはあったけどいいお話でした。
若い人はぜひ
定食屋のラジオで「父さん母さん先に逝くのをお許しください」と流れたシーンと、特攻隊員が飛び立つため加速して走らせ笑顔を見せて敬礼をしたシーンは涙が溢れた。
演技や演出がちょっとベタな気がした。
当時年下の女性(百合)が年上の男性の名前(あきら)を呼び捨てにするか?主演女性がはたきをかけてるときに予想通り郵便物を落としたり。飛び立つ彼を見送ろうと自転車に乗って急いでいくのはいいけどわざとらしくコケたり。彰の同僚の石丸は明るくていいやつだけど音痴過ぎていやらしさを感じた。
主役の彰役は早稲田の学生を思わせる知的で誠実な感じが似合っていた。現代劇より兵隊さんや時代劇が似合いそう。
最も魅かれたのは石丸を慕う女学生の千代。手製の自分の人形を作って石丸に渡して涙を浮かべながら笑顔をつくるシーンにはグッと来た。
お祖父さんお祖母さんですら戦争経験のない現代の若い人に観てもらいたい映画。
戦争に負けたら男は殺されるか奴隷になり女は凌辱される。だからはたちそこそこの若者は命を懸けて戦った。そういう人たちがいて今の日本があるということを心に留めて欲しい。
幸せを噛み締める
なみだが・・・
太平洋戦争で実戦経験された方は鬼籍に入られ、批判は来ないでしょう。...
たった一言のセリフで魅力が下がった
友人がこの作品をオススメしていたので、鑑賞しました。
まず気になった点は主人公である現代を生きる女子高校生だ。これからお国のために命を捧げる特攻隊に対して、「そんな命の使い方、間違っている」というのだ。
命の使い方なんて、マニュアルがあるのか?
また、歴史というのは勝利の目線でしかない。当時の大日本帝国が戦わねばならぬ理由(この辺は長くなるので割愛)があるのにも関わらず、戦うなんて無意味だと言うのだ。
無意味なんてものではない。必死に抗わねばならぬ理由が当時、確かにあったのだ。
現代の日本が本当に豊かなのか?と言ったら、さまざまな意見があるが、私はそうでないと思う。現に、みな政治には無関心で米国にすがる忠犬に成り果て、意思の薄い日和見主義の集まりとなったではないか。意思の強さ、人との関わり、国民性というのは日本独特の民族性など失われていき、いまは低賃金を虐げられ、スマホなどというアヘンのようにバカ製造機など流行っている。そんな現代を生きる女子高生が、当時必死に生きて守り抜く者が様々にある若者をチンケな正義感で命を無駄にするな?彼らは命を全うし、日本の今後を必死に考えて、米国に負けたら人間が人間では無い家畜のような本質的に薄い日本になることをわかって熱い胸で生きてその命を捧げたのだ。無意味では無い。(バブルや経済成長もわざと甘いアメを舐めさせられていた)
???であったし、ストーリーが希薄、主人公がウスノロにしか見えない(女優は関係無い)、ただただつまらない顔して周りの啜り泣く声を聞きながらエンドまで観た。
いちいち特攻隊たちに水を挿すセリフが腹立った。
個人的には必死に生きろという方が説得力強い。
ここまで酷評なので良かった点を記す。
・特攻隊の演技、俳優が素晴らしかった。
皆、若い俳優であるにも関わらず違和感無く演じていて、爽快だった。
特に水上恒司はセリフ、ひとつひとつに重みがあり可愛らしい顔もあり、いい俳優になるなと思った。石丸役を演じた伊藤健太郎も素晴らしかった。石丸と千江が最後に交わすやり取りがいちばん澄んでいる純な愛のあるシーンだった。(残念ながら百合と彰は最後まで陳腐に思えた)
戦争は良く無い。当たり前だ。だが、欲のための戦争では無く、守るための戦争だった。
それを米国目線の歴史しかわからない多くの人が見たらただ戦争は良くないというのではなく、戦争をやりたくないと思想に終わりそうな危ない映画だった。
星0.5は特攻隊の演者と、鶴さん役松坂慶子の演技の評価、またシーンひとつひとつが安っぽく無い美術、以上が素晴らしかったので0.5に終わる。
全462件中、281~300件目を表示