憧れを超えた侍たち 世界一への記録のレビュー・感想・評価
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一言「よくぞここまで、密着したなあ」。
WBCの選手選考から、世界一になるまでをカメラが追った。
「舞台裏はこうなってたんだ、選手の気持ちはこうだったんだ」。
印象的だったのは。
ダルビッシュ選手が、佐々木朗希選手に投げ方の指導をしてる所。
野球は個人の力が刺激し合って、チームができていくんだなあと。
劇場で観なくてもなー、と思ってたけど(料金が若干高め)。
球場のサラウンド感って、ハンパないんだよね。
それが劇場でなら体感できたかも。
地元ニュースで、高校球児たちが鑑賞したときき。
きっといい体験になっただろうな(吉田正尚選手の地元だし)。
個人的な意見では、ナレーションが窪田等さん(情熱大陸)。
渋かったな、重みがあったなあ。ナイス。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「日本の勝利より優先する、自分のプライドは、なかった」
組織
プレッシャーをプレッシャーとしない魂の侍たち
2023年3月26日WBC決勝はマイアミで行われて、
日本がアメリカを3ー2で破り世界一に輝いた。
8回裏のマウンドにはダルビッシュ有が、
9回裏のマウンドには大谷翔平がいた。
アメリカチームのリーダー、マイク・トラウトとチームメイトの
大谷翔平の夢の対決はトラウトの空振り三振に終わり、日本は
14年ぶり3度目の世界一に輝いた。
ダルビッシュ有が来てくれた。
日本ハムからアメリカへ渡るときの、
「必ず帰ってきます」の約束は果たされた。
誰よりも早く宮崎キャンプ初日から合流して
日本チームの精神的支柱になつた。
ダルビッシュ有はシャイで純粋。約束を守る人格者に育っていた。
大谷翔平が本当に参加出来るのかは最後まで半信半疑だった。
この男も2006年の第一回大会(監督・王貞治)の優勝、
2009年(監督・原辰徳)で優勝した大会。
2013、2017年の準決勝敗退をみて育った世代だ。
大谷の中でも、【いつか自分も出場して世界一になる】
それは夢だった。
その出場の夢が叶った。
そして誰よりもバランス感覚のとれた威張らない監督、
栗山英樹。この男は凄かった。
この映画を見てると、あの熱き戦いの日々が蘇った。
奇跡としか言いようがない準決勝のメキシコ戦。
まさかの佐々木朗希が3失点の3ー0の前半。
しかしプレッシャーを楽しむ男たちの反撃は凄まじかった。
不振にあえぐ村上宗隆が遂に覚醒。勝ち越しタイムリーを放つ。
こうして完全アウェーの大観衆の中、鬼門と言われた準決死を勝ち抜いた。
そしてこれまた完全アウェーの決勝のアメリカ戦。
耳をつんざく歓声の大きさに驚くほどだ。
村上宗隆は「聞こえなかった」と言うほど集中していた。
この男の同点ホームランが勝ちを引き寄せた。
そして日本チームを引っ張り鼓舞した男・大谷翔平。
「今日だけは憧れるのをやめましょう」
「勝ちに行きましょう。世界一になりましょう」
優勝の最後のマウンドにはやはり大谷がいて戦いを締め括った。
打たれてベンチ裏で泣いた佐々木朗希。
右手小指骨折をテーピングして乗り切った守備の要・源田壮亮。
プレッシャーに打ち勝った村上宗隆。
イタリア戦で大谷の作ったピンチ、ツーアウト満塁を救った
伊藤大海。
シャンパンファイトでさっさとシャワーを浴びる近藤健介。
そして大リーグ一年目をモノともせず輝いた吉田正尚。
全員が輝いていた。
彼らが私たち日本人が失いつつある自信を取り戻してくれた。
2023侍ジャパンWBC世界一の、舞台裏から写した記録は、
慢心せずとも称えたい。そして教えてくれた。
【まだまだ日本人は凄いじゃん!!まだまだやれる!!】と。
映画以上の感動…
結果は分かっているが、また熱い感動が蘇ってくる。素材が素晴らしいのは勿論だし、サイドストーリーやこぼれ話が幾つもメディアで語られているので、新鮮味という点で作品としての評価が難しい。しかしながら、栗山監督の選手への気遣い、ダルビッシュ、大谷選手のそれぞれの他選手への盛り上げ方、源田選手の不屈の精神がより伝わってきた。佐々木朗希の涙が印象的。
佐々木投手のベンチ裏
すぐ配信されて嬉しいです。
どうやら映画館での上映は3週間だったらしく、おととい上映が終わってしまい「残念ー」と思っていたら、アマプラですぐに配信されていました。ありがとうございます!全ての映画がこうあってほしい!!
リアルタイムでWBCをニュース中心に見ていましたが、今回のはドキュメンタリータッチ。初めの1/4くらいは栗山監督が主人公でした。全ての選手にそれぞれストーリーがあり素晴らしいのですが、自分が感情移入して見てたのは栗山監督でした。
チームビルディングとしての考え方、各選手への気配り•声かけなど、文字にするとありきたりですが、「やっぱり大事なんだな」と。
「一人一人が日本代表です」みたいなことを言ってた気がするのですが、自分の身の周りの環境に置き換えていれば、職場でのスタッフはみんなで一つのチームという味方もあるけど、一人一人が各分野のスペシャリストである、という味方もできるかもしれないと思いました。
プレイヤーとしての主役は完全に大谷さんでした。バットを折った後、プロの同僚から「人じゃない(賛辞)」と言われてました。
いや実際、二刀流をドキュメンタリーで見ると凄いですね。ブルペンに行って、その間に打って出塁もするという。
あと地味に岡本選手が1番乗ってた気が。あと山川高穂選手がどれだけ映ってるのかを終始気にしながら見てました(笑)
あと白眉はメキシコ戦だったかもしれないと思いました。
胸 が 熱 く な る。
世界一のチームづくり
特番クオリティー
自販機の前で特別料金だ、と
あの感動が蘇ってきた
素直に良かった
テレビサイズレベルと言っても良いが、内容自体は素直に良い出来だった。内容的に観に行って損は無い。が、テレビ宣伝も殆ど無く、期間限定で劇場パンフもグッズも一切無く、もう少し盛り上げても良いかと。
チームが出来上がるまでの会議等は全くの初見であり、会話も実に興味深い。離脱前の鈴木誠也が明るくそこが切ない。試合中のベンチ内、ベンチ裏、その時の緊迫感は凄い。
全てを持っていったのは、やはり大谷。こいつ相当面白い良い奴だなと。彼の人間味は天然であり、カメラ前では立ち振る舞いや言動を計算されてもいる。日本人でいう坂本龍馬や長嶋茂雄やアントニオ猪木らを彷彿させるキャラクター。普通は嫌味にもとられる立ち振る舞いが、大谷はそれが微笑ましく愛らしい。これも彼の術中か?大谷、恐るべし。
野球興味なくても面白い
2023年劇場鑑賞152本目。
野球のルールは大体分かるし、WBCで日本が優勝していたのは知っていますが、選手はほとんど知らないし、監督は森保監督だと思ってたくらいなので観るつもりもなかったのですが、あまりに評判がいいので一映画好きとして観ることにしました。はしごする時間も丁度良かったので。
栗山監督?途中で病気になって交替
とかするのかな?とかまだ森保監督だと勘違いしていたのでしばらくヒヤヒヤしていたのですが、思っていたような試合のダイジェストではなく、裏側を記録していて、監督や選手がどのような気持ちでこの大会に臨んでいたのかが分かるいい作品でした。
勝つってわかっていてもあれだけドキドキして嬉しいのだから、リアルタイムで観ていたら失神する人いたんだろうな。でも自分がこういう大会の試合観た時大体負けちゃうので観ないようにしてるんですよね(笑)
特に大谷翔平はただ身体能力の高い選手だと思っていたのですが、リードされて誰もが悲壮感を漂わせている中一人だけ笑顔で一つも諦めていないメンタルこそがこの選手の魅力だと思いました。後名前しか聞いていなかったヌードバー、いいやつだなぁ!と好きになりました。観て良かったです。
あ、でもパンフレットないからマイナス0.5ね。
野球ファンとして。
こういった映画は何人かをピックアップして進行するものだと思います。
当作品では大谷と源田がピックアップされており、ダルビッシュ・ヌートバー・村上等にも多く光が当たっていました。
・国歌斉唱時、ブルペンでもグラウンド同様に静かに立っていた(初めて知りました)
・源田がひたすらかっこよかった
・チームの雰囲気が良い
・バッテリー(佐々木や大谷、甲斐や中村)が交わす投球話を映してくれた
・アドバイスを行うなどコーチのような面も見せていたダルビッシュが、栗山監督と抱擁しながら発した「ホームランも打たれて最後まですみません」の言葉
・レギュラーシーズン同様に賑やかす牧
私は野球ファンなので楽しんで鑑賞することができました。
贔屓チームの選手以外にも、「この選手はこういう人なんだ」と知ることが出来、とても良かったです。
野球はやっぱり面白い!!
これが野球だ!
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