劇場公開日 2023年8月25日

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エリザベート 1878のレビュー・感想・評価

全56件中、21~40件目を表示

3.0ヨーロッパ史を勉強すればいいのか

2023年9月11日
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鑑賞方法:映画館

エリザベートって言われても「誰?」って感じなんだよね。なので作品の面白さを半分ほど感じることができない気がすんの。

ヨーロッパの歴史物を観るといつも思うんだけど「外国の人が時代劇観たらこんな感じなのかもな」って。明智光秀でてきたら「信長を殺すやつだ!」ってすぐ分かるけど、日本史知らなかったらピンとこないよね。ヨーロッパの歴史もの観るとそんな感じ。なんか有名なエピソードもやってんだろうなと思うけど分かんないの。

女性の自由がテーマなんだろうなってのは分かるの。エリザベートとお付きの方々が一斉に歩くとき、なんか戦闘集団っぽい感じするんだよね。

1878年って、明治維新の10年後だよね。そのときにヨーロッパはこれだけ文化が進んでる。そりゃ日本人が「欧米に追いつき追い越せ」ってなるのも分かるね。差が歴然だもん。

そんなこんなでヨーロッパ史を少し勉強してみようかと思いました。でも全然分かんなくても「わかんないけどヨーロッパ史を知ってる人には分かるんだろうな」と思いながら観るのも楽しくていいよ。

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Scott

4.0中年の危機と自由へのジャンプ

2023年9月9日
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鑑賞方法:映画館

2022年。マリー・クロイツァー監督。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリザベートは美しくわがままで自由奔放。その40歳の1年間を現代的なフィクションにした話。お飾りに過ぎない窮屈な皇后としての生活、夫の皇帝やそのほかの男たちとの満たされない関係、何かしたいのになにもできないまま衰退していく帝国への危惧など、美貌の衰えを自覚して「中年の危機」を迎えた才女が最後の決断にいたるまでの様子を沈鬱な空気で描いている。
もちろん、沈鬱なのはいかに地位があっても当時の女性のポジションが息苦しいからだ。最後の決断=ジャンプに解放感があるのもそのせいだ。原題は「コサージュ」つまり、お飾り。
エリザベートとも今作の監督とも生物学的な性を異にする鑑賞者としては、抑圧された女性の息苦しさとその解放、という一連の経緯(ジェンダートラブル)よりも、冷え切った関係の夫にふとやさしくなったり、政治的な課題に意欲的になったり、影武者を仕立て上げて公務から逃避してアヘンにおぼれたり、と加齢に焦るがゆえに状況を変化させようと落ち着きなく動き回る様子の方が気になってしまった。まさに中年の危機を描いた映画だ。

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文字読み

2.5美しさと激しさ

2023年9月9日
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鑑賞方法:映画館

を兼ね備えたエリザベート。年齢もあるけど、たとえ王が何と言っても、自分の意志を貫く強さが際立ちます。盛り上がりが少ないかあ。

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ごっとん

4.0美しいシーンの数々

2023年9月6日
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鑑賞方法:映画館

難しい

150年ほど前のヨーロッパ、陰鬱な雰囲気と馬や犬の動物と共に美しいシーンが多く引き込まれる情景が印象的だった。古い海外のファッション誌のページを捲るような、アートセンスあふれる映像。ストーリーはエリザベートの淡々とした抑圧された日常の中に燻る、40代に突入した女心のモヤモヤを描くというもの。鑑賞後はラストの展開に???だったけど、一晩経ってあれはそういう事かな?と色々思い巡らせてじんわり味わっています。

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つむり

3.5モヤる

2023年9月4日
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鑑賞方法:映画館

劇中でストーンズの「as tears go by」を歌ったり、中指を立ててみたり、時代背景を無視した演出が入れられるものの、映画そのものはそれほど大胆にはならず、刺激的なポスタービジュアルから期待するようなものではない。
ただその美しさを「象徴」的に求められるのが気に入らないのは分かるが、それにしても何したいんだかモヤって終わる。
思いついた作戦、ってのもどうなの?彼女が可哀想なだけじゃない?
モヤる…

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ぱんちょ

2.0皇室ですよねー。

2023年9月2日
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寝られる

王様のおうちの人たちってホント大変な窮屈な生活でお気の毒。日本の皇室とか、美智子さま、雅子さま、紀子さま、愛子さまなどなど。イギリスのダイアナさん、チャールズさんたち、この映画を観たらばきっとご自分たちと思いが被る事が沢山あるのかも知れませんね。昔みた映画で、どこかの国の王妃が自分の国の税金で贅沢三昧の果てに民衆からのブーイングの果てに裁判にかけられたよぅな❓。で、遂に死刑になった話を思い出しましたが。今回のエリザベートさんはそんな悪事を働く人ではなかったようですね。

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Cinemaオタク女

2.5私には理解できなかった。

2023年9月1日
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ぷぷぷ

4.0宮廷パンク / 美尻トレーニング大事ですね

2023年9月1日
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楽しい

ヨーロッパの王室のことは複雑で全然覚えられないシャルルⅢ世です。あはは。
でも、面白かったです。
音楽もシャレていたし。
エリーザベト・フォン・エスターライヒ(1837 - 1898)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世(ハプスブルク家)の皇后。愛称はシシィ。1878年の40歳時の彼女のエピソードを扱った作品。背が高い痩身の美女で、体形維持に並々ならぬ努力をなさったらしい。原題はCorsageでコルセットのこと。キュツキュツと絞りあげたウエストの細いこと。馬術やフェンシング、吊り輪(トレーニング機具)で鍛えあげた痩身ヒップラインに魅せられました。案外ぽっちゃり童顔の人は老けないもんですが、このての美人さんはそりゃ老けますよ。タバコも吸うしね。紙巻タバコでした。葉巻じゃなくて。あの紙巻タバコは日本でいえば菊の御紋に賜の字が入ったハイライトみたいなもの。傷痍兵のベットに添い寝しながらタバコ吸うシーンはなかなかパンキーでした。時代考証にこだわっている映画ではありません。どう見ても現代風のトラクターをドーンと出しちゃうんだから、そっちは気にするな!エリザベート自身(ビッキー・クリープス)を楽しんでくれというメッセージと受け取りました。
なかなか、自由でパンクな映画。流れとしてはダイアナ妃のスペンサー ダイアナの決意(クリステン・スチュワート)とかヘイリー・ベネットの Swallow/スワロウに近い感じ。
とても高貴な方には見えないビッキー・クリープス。容姿の衰えを悲観するような柄じゃない。むしろ、熟女の武器を駆使して好き放題です。
なかなか変わったお妃で、7歳年上の旦那(映画では一回り以上に見える)も手を焼いていたご様子。惚れた弱みですかね。フランツ・ヨーゼフ1世は公務で多忙でお疲れ気味。背も彼女より低くて可哀そうに見えました。
フランツ・ジョセフ1世は実質的なオーストリア最後の皇帝で在位も長くて人気があるのも、発展家の悪妻に耐えてよく頑張ったよな~的な同情票が多いためらしいです。
当時40歳と47歳ですね。
だめですよ。自分の旦那と比べちゃ。
この時代、女性の平均寿命は40歳というセリフが挟まれます。40歳を過ぎて顔のシワが急に目立ってきたのを気にして、ほぼ顔全体を覆うような黒いベールを着けていました。妹を影武者にしたりして、ずいぶん迷惑かけますが、辛抱強くシシィを支えてくれます。ダメな旦那を置いて、好きな時に夜逃げ同然にすきなところにいって、素敵な男子と○○してみたいわと、ついつい妄想は膨らんじゃいますな。ちょっと気弱な息子は心配しつつも優しくしてくれるし、かわいい娘も慕ってくれる。お手伝いさん(女官)は使い放題。
モルヒネ?ヘロイン?なんかも打っちゃう。
何が不満なんだ!って怒りたくなりますが、それを言っちゃおしまいよ的な映画でした。

監督のマリー・クロイツァーさんはどのくらい満足したのでしょうか?とりあえず、カンヌ国際映画祭でビッキー・クリープスが主演女優賞貰えたのでおめでとうと言いたいですね。
私のすぐ後ろの60過ぎのとても品のあるおば様二人組(姉妹?)は終わったあと、あれはどーなのかしら、こーなのかしらと、ずいぶん首をかしげていらっしゃいました。きっとエリザベートの映画や演劇をたくさんご覧になっていらっしゃるからこそなんでしょうね。

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カールⅢ世

3.5エリザベート2022

2023年8月31日
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悲しい

現代から照射されたオーストリー皇妃エリザベートのなまなましい姿。
実際はどんな女性だったのでしょうか。
病院を慰問する場面もありますが、もう少しその功績を描いてもよかったのでは。
エリザベートはミュージカルが有名らしいので、そのへんの知識は観客は持っているという前提で、彼女の苦悩を描いたのか。
ただ、背景を知らないで見ると、これではわがままなこじらせキャラクターかと。
侍女も気の毒。
自由を渇望するエリザベートの気持ちは分かりますが。

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マリエル

4.5濃縮された映像。見事な感情の瞬間。主演女優はもちろん。冒頭の失神含...

2023年8月31日
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濃縮された映像。見事な感情の瞬間。主演女優はもちろん。冒頭の失神含め、何度も身を投げるアクティングアウト以外になかったのか。精神病院慰問は、自身の投影でもある。

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えみり

4.0虎に首輪を着けるかの如く、抗う白鳥にコルセットがギュ~っと締め付ける。

2023年8月31日
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松王○

3.0「もっと締めて!」

2023年8月31日
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悲しい

知的

難しい

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いぱねま

3.0選択ミス

2023年8月31日
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寝られる

正直私にはあいませんでした。
欧州の宮廷物語は好きなジャンルなんだけど、登場人物、展開、内容等ちょっとダメでした。

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エンジェル・ハート

3.01877年のクリスマス、ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリ...

2023年8月31日
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りゃんひさ

3.0船首に1人

2023年8月30日
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エリザベート他の作品見たことがあるけれど、嫁姑問題で苦労、美貌と弱々しいイメージしかない
乗馬に不倫にタバコにと自由奔放でそれまでのイメージ覆すような描き方 どこまでホントなんだろう
若さとか見た目とか悩むのは分かる 年取ったらもはやチヤホヤされない、取るとこ無しというのは当人の招いた当然の結果な訳で 上手くシフトチェンジ出来なかったのかしなかったのか
見られる人は大変だ、君主も美貌も努力無くしては維持不可能なのだ

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ゆう

2.5自縄自縛

2023年8月30日
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難しい

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uz

3.5可もなく不可もなく でもどっちかというと、不可 3に近い3.5

2023年8月28日
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可もなく不可もなく

でもどっちかというと、不可

3に近い3.5

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jung

3.540年後に崩壊する帝国

2023年8月28日
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ああいう立場の女性は見た目と国益が直結するという想像を絶する緊張に日々曝されていた上に自分の性欲との折り合いや子供との関係、夫とのぎくしゃく、そこはかとない男尊女卑などコルセットだけでは象徴しきれないようなストレスを抱え、そりゃああの手のモノにでも手を出さなければ正気を保てないなと思わせる。こうして呪縛に抗い続けた挙句自己を解放するために辿り着いたラストシーンはひょっとしたら彼女の勝利かも?

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ひろちゃんのカレシ

3.0死という自由...。

2023年8月28日
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SAKURAI

3.0更年期なお年頃?

2023年8月28日
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エリザベートで知っているのは、若き日のすこぶる美しい肖像画のみ。どんな人だったの?ワクワク感いっぱいで観にいったけれど???。この方、多くの女性が欲しがる沢山のものを持ちすぎ。美貌、地位、名誉、豪華な生活、立派な夫、まともに育っている子供達、男友達、お手伝いさん、旅行三昧、金に糸目を付けずに美の探求ができる‥なのにちっとも幸せそうじゃない。苛立ちと閉塞感感じる。荒涼とした大地を独り彷徨っているかのようなズタボロの寂しさも。美に対する承認欲求も強い。それがないと生きて行けないの?。美貌の衰え気にして無理なダイエットして、苛立って、煙草ばかりふかして、ごめんやけど全然上品に見えない。生い立ちとか政治的背景とかわからないけど、与えられた環境の中でもう少し楽しく生きようよ、スマイル、スマイル!なんて余計なお世話ですね😅失礼いたしました🙏

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ダリア