「今週は大作があるが、個人的には裏本命枠。ただ惜しい点も。」裸足になって yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
今週は大作があるが、個人的には裏本命枠。ただ惜しい点も。
今年249本目(合計900本目/今月(2023年7月度)35本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
第3金曜日は有休促進デーということでこちらを含めて3本です。
一流?のバレリーナが、ある事故に巻き込まれ、文化も環境も違う「別の舞台でも」バレエの環境してなじんていくという趣旨の映画です。
よく人名には何らか(どの言語でも)何らか意味があるとされますが「フーリア」という女性名は「自由」というところからくるのですね(フランス語圏では同じである模様)。
展開はかなりわかりやすく、いろいろ考えさせる問題提起型の映画ということになるとう思います。アフリカの国の中では比較的国として栄えているとされるアルジェリア(南アフリカの8割くらいと言われる)の中でも、ろう者といった比較的「社会的弱者」に対する配慮があったりなかったりという妙なちぐはぐさは、宗教分離はよく言われるところの宗教的な部分(ダンス・バレエを踊るのはけしからん、みたいな考え?)からきているのかな、とは思います。
この手の手話もの(ろう者を扱った映画)は、コーダ・あいのうたやほか、多くの賞を取ったこともあり高く評価されるとは思いますが、一方で「ろう者を扱わないと高得点にもならない」という「逆差別」が起きることがないこと「だけ」は留意してほしいな、と思います(身障者の障害区分の中でも一区分に過ぎないため)。
採点に関しては、明確に気になったのが下記です。
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(減点0.3/いわゆるバリアフリー上映でないことの意義が何ら見出せない)
・ 映画の展開的に90%以上がろう者との交流パートになりますが、日本での手話は、韓国・台湾手話とは一定の互換性がありますが(統治時代の関係)、当然アメリカやフランス、アルジェリアのそれとは何らの互換性もありません。
そしてこの映画の趣旨的にバリアフリー上映であってしかるべきものでもあります。
もちろん今は色々「過渡期」であろうと思いますが、映画の趣旨として「当然に」バリアフリー上映であるべきものがそうなっていないのは、「映画側の」やはり落ち度というか、配慮不足という点は否めないのではなかろうか、というところです。
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