グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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実話ベースでないと作れない映画
IMAX字幕版で鑑賞
世の中にこんな事が本当にあるなんて信じられない。いくらゲームが得意で、完璧なシミュレーションが出来たとしても、強靭な身体が必要である。これは実話でなかったら見方が全く変わるし、評価も変わる。
中盤ドイツでの大クラッシュ、あんなクラッシュ有るのか?
でも本当みたい。当時の報道見たら映画とほぼ同じ。ドライバーは重症ではないと書かれていた。観客に被害が出たのも事実だが。
レース画面も元がゲームらしい演出もあって迫力もありました。但しゲームに対する親子の件や事故に対する事なども盛り込まれているので、すごい映像バンバンでもありません。
しかし、実話ベースだから実在する会社がバンバン出る。
でも個人的にレーシングカーはフォーミュラカーが好きだったので、HかTもしくはMかF。
Nのイメージが無い。この点でこの映画が今ひとつのめり込めなかった。NとNのファンの皆様ごめんちゃい。
日本へのリスペクト
英国日産のダニー・ムーア(オーランド・ブルーム)がプレステのドライヴィング・シミュレーター「グラン・ツーリスモ」の数千万人の愛好家をリアル・レーシングの世界に取り込むために、世界各地で選抜ゲーム大会を開催し、その優勝者をプロ・レーサーとして鍛えて、トップ成績者を本物のレーシングに出場させる企画を日産本社に提案。本社は優秀なメカニックをチームにつけることを条件にこの企画を承認。ムーアは数々のメカニックに断られた挙句、伝説的レーサーだったジャック・ソルター(デヴィッド・ハーパー)に声をかける。ソルターもゲーマーにレーサーが務まるわけがないと懐疑的だったが、現在メカニックを務めるチームで粗略な扱いを受けて腹に据えかね、ムーアの誘いに乗ることに。
一方、英国の大学を中退したヤン・マーデンボロー(アーチー・マデクウィ)がグラン・ツーリスモで優秀な成績を収めるが、元サッカー選手の父親スティーヴ・マーデンボロー(ジャイモン・ガストン・フンスー)やサッカー選手として将来を嘱望される弟にはまったく理解されなかった。それでも欧州大会に出場して優勝し、GTアカデミーに入校してソルターと邂逅。初めは反発しあっていた2人だが、やがて互いの才能を理解していき――といったストーリー。
6月にEゲームの優勝者がドリフト・レースに出場して活躍する邦画『アライヴフーン』を鑑賞して、良作だと感じた。けれども、全世界をまたにかける本作のほうが見ごたえがある。CGとドローン空撮がド迫力の映像を生み出している。
日本人としては製作者のソニーや日産へのリスペクトが感じられるのも心地いい。マーデンポローが日産との専属契約のために来日するシーンがあるが、ちゃんと日本でロケしておりまったく違和感はない。
なんで知らないんだ
2023年劇場鑑賞217本目。
プレイステーションのレーシングゲーム「グランツーリスモ」のゲーマーが本物のレーサーになります、という話。
完全に「アライブフーン」の二番煎じじゃねぇか、と思っていたらこっちは実話なんですね。
グランツーリスモはプレイしたことがありますが、レースゲームは苦手でカーブのたびに壁にこすりつけ、いつの間にか逆走しているレベル。
ゲームじゃなくて、シミュレーションだと主人公の言う通り、トッププレイヤーはコントローラーでなく、ハンドルにシフトレバー、ペダルのフルセットで本当に車を運転しているようなんですね。ゲームセンターの筐体のよう。
日本の車メーカーが日本のゲームのトッププレイヤーを選手にしていて、実際レースに出ているのに全く知らなかったのが不思議です。
候補選手に日本人が一人もいなかったのが残念でしたが、実話なのでそうだったのでしょう。
実話なのでこう妙なところで現実的な展開なので、カタルシスがちょっとフィクションのレースゲームに比べて低かったかな、という感じでこれくらいの点数ですが、面白かったです。
「ブレーキを踏むのが早すぎて直線のスピードが遅い」の伏線を最後で見事に回収
初めてグランツーリスモをプレーした時、あまりに画像が美しくて、順位を競うのもそっちのけで、のんびりダラダラと車の走る姿や風景を楽しんでばかりいたのを思い出します
今作品もレースシーンの迫力が素晴らしく、グランツーリスモの技術を活かしたCGなどで車の魅力たっぷり
ただ少し物足りないのは、主人公のゲーマーのオタク生活があまり深堀りされていない点
大学を中退してゲームにのめり込み、働いたお金をゲームに丸ごとつぎ込み、親や兄弟からも白い目で見られながら同居している悲惨さなんかをきちんと描いていれば、後半のレーサーとして成長していく姿に感動も深まると思いますが……
まぁ、実話が基になっているとのことで、あまり暗部には触れられなかったのかもしれません
とりあえず、ゲーム好き・車好きには大満足かもしれませんが、それ以外の方には少し退屈というか、他人がやっているゲームを隣で眺めていてもつまらない、という感じでしょうか
大絶賛の意味がわからない
事前には見る気も興味もゼロ以下なのに100点満点(笑)
この作品は没入感、臨場感、無駄の無さ、映像、レースのスピード感、人間ドラマ、テンポの良さ、ゲームシーンで現れるような順位などの見せ方、高揚させる演出と音楽!満点というかグッジョブというか完璧というかジーザスクライストというかパーフェクトというか、ミラクルというか奇跡というか、アメージング過ぎましたよ!
つうか熱い気分にさせる演出が上手いとしかいいようがないんだわ。
お世話抜きでトップガンやRRRと比較して負けて無いレベルの出来栄えで最後は勝つって分かっているのに異常に盛り上がるし心拍数が高くなって普段味わえないくらいの高揚感に包まれて興奮状態が治らないアドレナリン出まくり演出って凄いと思います!
レース映画でこれを超える作品作るなら実際にレースカーに乗って走りながら映画見るしかないでしょうね!それくらいレースシーンも凄かったですよ。
親子関係や師弟関係などもちゃんと描かれていて人間ドラマもしっかりしていて思ったよりもシリアスな話でその部分も含めてレースや人間ドラマの配分も上手いなあと感じました、あと泣けるシーンがあると思ってなくて父とのシーンは泣かされちまったぜ!!!!(しかも父ちゃんめちゃくちゃ良い人なのな)
あと全て上手くいくサクセスストーリーだと思いきや上手く行かない部分がまあまあ多いから勝った時により盛り上がるしとても上手いバランスだと思いました。
ラストのルマンに向かうまでのお膳立てが完璧でルマンの開催式の国歌からのヘリで軍隊が来て・・・の流れの映像と場の雰囲気の凄さで鳥肌立つし脳内麻薬ドバドバでまくってあんな気分が高まるのは他の作品では味わった事無いくらいでした!
3位で良かったね〜ってなれるのも良かったポイントだなあとか思うし(これで優勝とかだと出来過ぎやろってなりますやん)車好きとかゲーム好きとか一切関係なく誰にでもお勧めできる質の高い作品だし劇場で見ないと絶対に損すると言い切れるくらい映画館向けの作品でしたね、自分はIMAXで見たけどエンジンの音とか超絶凄まじかったのでIMAXで鑑賞して良かったと思ってます。
ここまでぶっちぎりで面白過ぎる作品は中々珍しくて近年だとグランツーリスモはアクションシーンとかある訳じゃ無いんだけどRRRに限り無く近いくらいの奇跡の面白さなので観てない人は劇場行った方が良いと思います(普段パンフレット買わないのに余りにも見終わった後に興奮状態過ぎて勢いで買ってしまった)
ここが1番のポイントだと思うんですが王道のスポ根モノでヒネリが全く無くて結末も分かっているのにここまで面白くなってるのが特筆ポイントだと思います(観客の気分をアゲる演出や映像などが相当上手いって事ですから)更に言うとかつてのライバルが仲間になって共闘するラストとかジャンプ漫画の定番中の定番な展開も最高でしたね〜
やはり思うのが期待をこちらが一切してないノーマークの作品がやたら面白いとめちゃくちゃ得した気分になりますね〜 つうわけで熱くて高ぶるスポ根モノって本当に良いなあとつくづくおもいましたよ、自分は年間一本しか満点付けないつもりで点数つけていて満点の作品が一本あるんですが(アフターサンがダントツで満点)グランツーリスモは減点ポイントが皆無なので今年2本目の星五つにします。
最後に見る前に全く興味無くて予告やポスター見ても全く見たいと思って無かった自分に三発くらい腹パンチしときます、本当にツーリスモパイセンごめんなさい。
本当によかった
観るまで「でもグランツーリスモやったことないしな…」と思ってましたが、本当によかった。すごくいい映画です。
ゲーマーがプロレーサーになる話ですが、話はほとんどレーサーとしての話。ゲームはここぞという時くらいです。
それよりは、ゲームをしていた青年が夢を叶えたり、指導者が叶えられなかった世界を代わりに狙いに行ったり、普通の家庭の子が金持ちの子と戦う話でかなり燃えます。
日本人にとっては日産がアウディやフェラーリといった世界の名企業と戦う話でもあります。
終盤は、話の中であったことを無駄にしない展開でとても熱かった。出番は少ないですが、ゲームもとても真摯に作ってるんだなと感じました。
観終わった後はゲームをやってみようと思いましたし、レースを観ようと思いました。免許持ってないけど。
NISSAN
車映画だけど、乗れなかった...
結構評価も高く、ヒットすれば日本のモータースポーツブーム再来するかなあとか呑気に思いながら楽しみにしていたのだが、結論から書くと「何故このような描き方になってしまったの」というのが正直なところ。
実際のレースには、ゲームをやっているだけでは分からないルールがタンマリあるのだけど、そのあたりを学んだりはスルー(省略ではなく、実際にサーキットに来てから伝えているような描写が)。
いくつかのサーキットを、何故か日産のプライベートジェットで移動するVIP待遇で転戦するのだけど練習走行もスルー(実際の路面には結構デコボコがあったりするので事前の確認は必須)。
モータースポーツに限らず、その競技においてプロというものが存在する場合、アマチュアクラスから何段階か参戦クラスが存在するのが常。
乗っているマシンからしても主人公たちがセミプロレベルで戦っていると思って観ていたら、中盤に起こる結構な大事件のダメージを挽回するという思い付きだけで、あっと驚く有名レースに参戦してしまってビックリ(もちろん参戦するためのマシン、パーツや、それに伴う資金調達に悩む様子は描かれない)。
また、数秒先を走るマシンを1周でブチ抜くなんてリアルでは不可能なんだが、作中でも「グランツーリスモはゲームでは無くシミュレーター」と言わせておいて、実際のレースシーンでゲームみたいなことを描いてどうする?
民放でモータスポーツがほぼ放送されず、興味のない方の目に触れる機会が激減した今、題材として取り上げられるのは大変喜ばしいのだが、もう少しリアリティラインに気を付けるとか、映画としてキッチリ作ってほしかった。
『リアル ドライビング シミュレーター グランツーリスモ』を生み、育て、プレイしてきた方々は、今作を観て、どのように思われるのだろうか。
レースアニメみたいなロマン
『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督だけに、盛り上げる展開は半端なくすごい傑作。
逆境から何度も立ち上がるストーリー、性格の悪い金持ちボンボンの卑怯なレース妨害など、昭和のスーパーカー漫画・レースアニメかよ!みたいに突っ込みたくなる部分もありますが、男のロマンが刺激されました。
レースの種類と、かかっている予算が違うだけで、基本は『ALIVEHOON アライブフーン』と同じような内容ではあるんですが、見せ方の上手さは段違い。
サーキットのレースという題材の劇場スクリーンとの相性の良さ(特にIMAX)には唸りました。
ケニー・Gとブラック・サバス
4.0でも良かった位の出来だが、どーしても引っ掛かるポイントがありこんな感じ。それでも流石のニール・ブロムカンプ監督でございました。レース映像(カーアクション)=リアル志向みたいな所もありますが、ビデオゲーム発端の物語を逆手に取ったビジュアルの作り方に終始ワクワクでしたね。しかし敢えてココで言いたい。コレに触れた貴方。「アライブフーン」も是非とも観て頂きたい。邦画(ほぼほぼインディーズ)でもやれるんです。洋画のスケール感は流石ですが、日本でも盛り上がると良いですよねー。車だけじゃなく、自転車とかも。「サクリファイス」映画化しないかな…。意図的脱線失礼しました。
オジサンの私はジャックの少し悲しげな雰囲気にクラクラでした。ダニーの絶妙なプロデューサーポジション(拝金主義寄り)もナイス。あれがなきゃ、バランス取れませんからな。
まさか、実話だとは。
シビアでリアルなレース成績が現実味あってGOOD!
土曜レイトショー『グランツーリスモ』
プレステで初期のゲームはやった事あるけど・・・
ホントよく出来たドライビングシミュレータゲームでした。
映画は、プロレーサーがゲームやったら上手かったではなく・・・
ゲーマーが本物のレーサーになるって実話
フィクションなら世界3大レースで勝ったりF1のワールドチャンピオン目指すって部分でしょうが・・・
実話なので、そこまでの派手さはないけど、オーランドブルームが、イケオジでカッコいい!!
その分、親父さんとの確執などの生い立ちからのストーリーからのラストにグッと来た。
映画好きで、モータースポーツ好きなら劇場で是非^^!!
余談ですが、この話のモデルとなったヤンマーデンボローもスタントドライバーとして参加してるらしいですよ。
Paranoid
ソニーのカーレーシングゲームグランツーリスモのトッププレイヤーが育成を経て実際にレーサーになった話。
2022年に公開されたスリングショットやアライブフーンはフィクションだったけれど、今作は実話ベースとのこと。知らなかったけど。
ゲームなんて…という元サッカー選手のパパのもとウェールズで暮らす青年がグランツーリスモでの予選を勝ち抜け日産のGTアカデミーで訓練を受けてというストーリーで、レーサーになる過程とレーサーになってからの活躍の様をみせていく。
映画の流れ的に、ニュル辺りはもしかして…とか思っていたら案の定、ていうかこの話しは知っていたけど、これがまさかこの主人公だったとはという驚きが。
レース展開とかまで言ったらどこまでが実話かはわからないけれど、まさに波乱万丈というエピソードを組み合わせてつくられていて、興奮するし重いし、とても面白かった。
モータースポーツでも一般人が夢を掴める時代へ
モータースポーツといえば、幼少期からカートや二輪のレースに出て英才教育を受けた一部のアスリートのみがシートを奪い合うスポーツだった。
サッカーやバスケットボールなどと違い、才能と身体、あとはボールがあればアメリカンドリームを掴むことができるようなスポーツではなく、家族の財力と協力なくしては成功できない。そんなスポーツであったと思う。
一方で、非常に精巧に作られたゲームはレースシミュレーターとしても優秀で、ゲームさえあればモータースポーツのアスリートになることができる時代に突入した。いわばモータースポーツ界に革命を起こした一連の出来事の話である。
(ライバルの金ピカランボルギーニがいわゆる従来のレーサーとして登場し、主人公との対比がなかなか良かった。また心配しつつ非協力的な両親も従来のモータースポーツアスリートでは考えられない家族構成の対比として描かれている)
映像とサウンドによって伝わってくる緊張と緩和が常に押し寄せる。最高にエキサイティングな映画だった。
監督はまさかのニール・ブロムカンプ。
こんな映画作れたのか!すごすぎる。
過去作とは全く違う作風の感動とエネルギーみなぎる映像。
ぜひIMAXかDolbyシネマの迫力サウンドで鑑賞することをお勧めする!
No. 1313 IMAX Laser
結末が分かっていてもまた見たい
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