グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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レースゲーマーが本物のF1に。
グランツーリスモで世界一プレイヤーが実際にF1に出てみるという試みの実話ベースの話。
綺麗な起承転結の物語すぎて清々しい。
やっぱり物語は王道が心地いいと思わされた一本。
家の一室でグランツーリスモからF1の体感していた描写が、最後には逆転して、F1からグランツーリスモをプレイしている描写になるところは痺れた。
師弟やライバル、恋人や親子などの人間関係もふんだんに盛り込んでのラストは心揺さぶられる。
事実は小説よりも奇なりとはこのことです。
千分の1秒の世界に陶酔
何の予備知識もないまま、ゲームの世界から派生した映画かな程度の感覚で鑑賞したため、想像をはるかに上回るド迫力に圧倒された。しかも本作はなんと実話というからさらなる衝撃が走る。
当然ながら本命のレースシーンは大迫力で、一瞬メカの映像に切り替わる加速の観せ方は興奮に震えてしまうほど効果的。
本作は人間ドラマとしても観せ場がたくさん盛り込まれているのがまた良い。特に鬼コーチ?ジャックの台詞はいちいちカッコいい。「(千分の1秒) それが勝者と敗者の差だ」「朗報だ。誰も期待してない、気楽にやれ」からの「お前ならやれる」。男くささに観ているほうもひたすら熱くなれる。
そしてきれいでスタイリッシュな映像が本作のステータスをさらに押し上げる。
本作は、スポーツもの特有三拍子揃った胸アツ映画の王道でしょう。
速さが感動に変わる
やっぱりすごい
ゲーマーの夢
劇場で観たかった
スケジュールが合わず上映を逃していた作品を配信でやっと視聴。やっぱりそんな気はしてたけど、これはスクリーンで観るべき作品だった……!!_(:3 」∠)_
ンモー!当時の自分のバカ!
ゲームには疎いものの、序盤のゲームを作るくだり、物作りの人たちの本気度が伝わってきてとても良いシーンでした。車の細部に至るまでカメラでスキャンしてリアルに再現、何度も何度もテストを繰り返して…苦労が偲ばれます。
そしてゲーム開発者に実際に会えた時の主人公ヤンのときめき具合も、オタクとしてすごーーーく共感できました(笑)「アッアッ…コウエイデス…!」って思わずカオナシになっちゃうよね。
あと、レース中ヤンの車に順位がゲームっぽく表示される表現が良かった。これはグランツーリスモの映画なんだ、と何度でも認識させてくれる。
個人的には横浜にオーランドブルームが来てたのか!!っていう事実が一番胸熱でした。知ってる場所が映画に出てくる興奮、半端ない。
色々ありつつ、最後はリアルレーサーとして本当に表彰台にあがっちゃうから凄い。レースシーンは妙な興奮で頭がふわふわします。これがアドレナリン…?!?最後、車がパーツバラバラになって自宅でのゲームシーンになって、また組み合わさってレースカーに戻るグラフィック、死ぬほど好きです。ああいうの大好き。
ドラマチックだけど実話、っていうのが本当に味わい深いよね。モータースポーツに俄然興味が湧いて来ました。今年はルマンを見てみようかな。
栄光のグランツーリスモ‼️
レース映画の名作といえば「グランプリ」「栄光のル・マン」‼️わりかし最近では「ラッシュ/プライドと友情」「フォード&フェラーリ」‼️これらの作品で主人公は完成されたレーサーとして登場しますが、この「グランツーリスモ」では一人前のレーサーになるための苦難の日々が描かれます‼️これが新鮮‼️しかもゲームソフト「グランツーリスモ」の最強ゲーマーたちを実際のレーサーに育てあげるというモノ‼️しかもこれが実話‼️スゴい、まったく知らなかった‼️そのうち「ストリートファイター」のゲーマーがK-1デビューする日が来るかも⁉️ゲームに熱中する主人公に理解を示さない元サッカー選手の父との確執や、元レーサーの指導員ジャックとの師弟関係などの人間ドラマや、CGとはいっても迫力あるカーレースシーンはなかなか見応えがありました‼️ただ共にレーサーを目指すライバルたちの扱いや、恋人との関係にもう一工夫、もう一感動欲しかったですね‼️
リスペクトとリアルさ
精密なレースシミュレーションゲームである、グランツーリスモ。英国日産は、そのゲームでの成績優秀な人物を、プロレーサーにすることを企画。父が元サッカー選手のヤンは、そのプロジェクトに選抜される。本物のマシンに、戸惑うところもあった参加者たちだったが。
実際にゲーマーからレーサーになった、ヤン・マーデンボローの物語をもとにした作品。ゲーム映画は観ませんが、これはレース映画です。レースシーンの演出が、ずば抜けてすばらしいです。ゲーム「グランツーリスモ」へのリスペクトとリアルさに驚きました。特にブレーキトラブルのエピソードなんか。二輪四輪のレーサーが、トレーニングでゲームを使っていることに納得。そしてニュルでのヤンの大クラッシュが恐ろしい、実際にあったこととは。やっぱり、シャンパンは表彰台で。
GT1からのゲームファンだがアツくなれた
まず映画としてよくまとまっているなと思いました。
ところどころゲーム内の決定SEなどもあり、ゲームファンとしてはニヤリとするポイントも押さえているなと感じました。
反面、「グランツーリスモ」のゲーム画面ではない一般的に分かりやすい「ゲームをイメージした映像」などもあり、「コレじゃない感」を感じる場面もあった。
この辺はゲームファンならではの違和感かもしれない。
ゲームをしたことない人は気にならないだろう。私はPS1の初代グランツーリスモからのファンなので、やはりシリーズの顔であるオープニング曲を使って欲しかったなと思いました。
作中で山内氏の「グランツーリスモの成功を証明するまで10年かかった」という旨のセリフがある。
成功してからでも10年、最新作のGT7は25周年の作品であり、初代からは25年、その時間を利用した方が良かったように思う。
あの曲を使うだけで感動は何倍にもなったのではないかと思う。
MCUのスパイダーマンのように観客側の記憶、その時間(期間)を利用してほしかった。
惜しいなと思ったのはそれくらいで、あとはとてもいい映画でした。
どちらかというとゲームを知らない人向けに作ってあると思うので、気になったら観てみてください。
そしてゲームを買ってください。
デジタル動画 つまんなさすぎる
裏切りがどこにもない安心映画
こうなるだろう、コイツはギャフンと言わされるだろう。
自伝的映画の宿命は、ウィキで先に調べちゃいがちってこと。
しかし、調べても彼女(オードリー)のことが出てこない。
映像や演出がどや顔してスゴイと言わせたがっているので
そこは素直に受け止めよう。スゴイ。
ヤンを応援していない自分に気づいたとき、
(応援しなくてもなんとかなると思っちゃうから)
冷めた映画の観かたをしている自分に気づく。
ジャックの過去の映像がなかったと思うけど、
差し込んでほしかったなぁ。
平岳大さんが山内一典役だったのに驚き。
スンとした役柄だったけど、印象的。
セリフがほとんどなかった気がするが。
心が平和なときに観ると、そのまま平和が削られずに
キープできていい映画。ゲームゲームはしていない。
感激
これ絶対劇場案件
ゲーマーが実際のレースに参戦する話、これだけがメインで。
オンラインゲームも、カーレースにも興味ないし。
だけど。
「若者が自分の夢を叶えるために、レースに挑戦する」
ここがメインなので、わからなくとも結構のめり込み。
成功と挫折をいかに周囲がアドバイスし、鼓舞していくか。
父の話、沁みる深い言葉。
「お前を守るだけじゃなく、支えなくちゃいけなかった」。クー!。
かつてレーサーだった指導者との二人三脚。
最初は乗り気じゃなかった指導者も、段々パートナーになる過程。
好きな展開。
日産やソニーのプレステ。日本アイテムが盛り沢山なのも、必見。
最後ボロボロ泣いちゃったのは、言うまでもないです。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「お前ならやれる」
予想を裏切る映画
幼き頃の夢
というゲームを全く知らなかった。
グランツーリスモのゲーム会社のダニーが、
世界中から選んだトッププレイヤーをシムレーサーとして本物のレースに出そうと考え実際にやり遂げる話。
主人公のヤン、大学を休んですることと言えば
このシュミレーションゲームのハンドルを握る毎日。
部屋の壁には、父に写してもらった
赤い車の前で微笑む5歳の自分がいる。
この時にレーサーになる決心をしたとか。
元プロサッカー⚽️選手の父親は、息子を歯痒く思う毎日、次男に期待している。
夢を実現すべく、選考が始まり、見事、
GTアカデミーに合格。10人の一人に選ばれる。が、まだこれからだ。
元レーサーで、レーサー仲間の死で辞めた
ジャックが、指導にあたる。
ジャックは懐疑的である、
ゲーマーがレーサーになんかなれないと。
見事1位で、選ばれた。
ヨーロッパでのレースで4位以内に入り
FIAのライセンスを取り日産と契約して
資金援助してもらいレースに臨む。
調子良く走っていたが、他からの妨害を上手くかわせず、完走に終わった。体力作りも必要。
トルコでは8位に入ったものの、
スペインではリタイア。
色々噂されるのも気にせず、ドバイで4位。
やっとFIAライセンス取得。
ジャックからもべた褒めされる。
ジャック自身、レーサーになれるとは思って
いなかったからだ。
ジャックの憧れは、ル•マンだった。
東京のSONY本社へ。
オードリーも誘い二人連れ立って。
東京、私も行きたい。
ドイツでのレース、好調かと思いきや⁉️
ジャックの話、
人の生き方だな、と思った。
きっつい苦難があり、
その後どうするのか、という問いかけ。
乗り越えるか、そのまま退避するか。
もちろんヤンは決めている。
ジャックと出会えて良かったヤン。
ダニーは一歩先を進む、
シムレーサーに懐疑的な世間の反感を
跳ね返すため、
ル•マンに出場して4位以内に入り
見返すだとぅ⁉️
シムレーサー3人揃えて着々と実行。
ヤンの父も来てくれて
ハグする二人。
親としての不安な気持ちを告白する父。
フランス兵士がヘリコプターでフラッグを
運んで手渡すところ、プチ感動。
ジャックが上手くリードしてくれる‼️
24h、過酷だが、レーサー憧れのル•マン。
シュミレーションゲームの精巧さ、
ヤンの能力体力何千回ものシュミレーション、
ジャックの素晴らしい指導、
ダニーの先見の明、
ニッサンの車と整備スタッフ、
たくさんの人々によって成し得た栄光!
実話なのがスゴイ!!
小さい頃から車は大好きで、以前は日産の直6ターボ車をマニュアルで運転、夜な夜なプシューッていわせてました。そんなんだから当然グランツーリスモも第1作目からリアルタイムでプレイ、途中ハードがPS2になって対応できるGT4までは、まさに相当やり込んだゲーム(ドライブシミュレーターでした笑)です。当然ながらやり込めばやり込むほど上手くなってくる訳で、当時自分でも「得意なコースなら、もし実車で走ってもそこそこタイム出せるんじゃね?」などと夢見たものです。
そのグラツーが実写で映画化、しかも実話ベースで評価も高い。観ない訳にはいきません。(と言いつつアマプラでの鑑賞になっちゃいましたが…。)
前評判が高過ぎてハードルを上げていた感があり、正直言って出来過ぎた話だなと思いましたが、よく考えれば実話な訳だし、あとで知ったのにはご本人がスタントとしてドライビングされていることも手伝い夢は叶うと再確認できたこと、また当時他のレースゲームには無いそのリアルさへの驚きを思い出させてくれたこと、レースシーンのド迫力の映像・音響、たまらん部分が多いです。
また単なるサクセスストーリーでなく、父親との軋轢を超えて理解し合えた親子愛、「お前を支えることができなかった。守ることしか考えていなかった。」の言葉、自分が子供だった時に父親を鬱陶しいと思った経験、また子供を持ったことでその気持ちがわかるようになったことも思い出させてくれました。
PS2(3以降は持っていません…。)を引っ張り出して久々に全開でプレイしたくなるそんな映画です。
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