「フィンランドのランボー」SISU シス 不死身の男 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
フィンランドのランボー
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いくら敗走中のナチス軍とはいえ、たった一人の男、しかも白髪交じりの爺さんが敵を皆殺しとは恐れ入りました。
主人公の老兵は実際に対ソ戦争で500人の敵兵を殺したと言われるフィンランドの狙撃兵、通称、白い死神と呼ばれたシモ・ヘイヘという人物に触発されたらしいが、ヤルマリ・ヘランダー監督はランボーみたいなバトル・アクション・ヒーローものを撮りたかったのでしょう。
不死身ぶりはやや度を越しているがアクションは見ごたえ十分、特にトム・クルーズ顔負けの飛行機ぶら下がりシーンは度肝を抜かれました。
普通なら、ヒーローには美女が絡むのだが本作では愛犬ウッコ(ベドリントン・テリア)、実際に主演のヨルマ・トンミラの飼い犬だそうです。血生臭いシーン連続の中で唯一の癒しになっていましたね、途中で姿を消すので果たして無事なのかハラハラしましたが、面白いキャスティングです。
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