「原作未読で臨みましたが、読んでないと解らないの?と思うぐらい謎の展開もあり、“説明不足”という印象の強い、モヤモヤ感が残る作品でした」四月になれば彼女は Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
原作未読で臨みましたが、読んでないと解らないの?と思うぐらい謎の展開もあり、“説明不足”という印象の強い、モヤモヤ感が残る作品でした
映像はいい、ウユニ塩湖もプラハもアイスランドもいい、旅が好きだからそういう所で楽しんだ作品でした
主に解らなかったのは、長澤まさみさん演じる弥生の行動、なぜ佐藤健さん演じるフジの下を去ったのか?いろいろ気持ちがすれ違ってとかの描写があったから雰囲気的にわかるけど、にしても唐突すぎる
とか、どうやって弥生は森七菜さん演じるハルの入院先を知ったのか、なぜ死にゆく彼女に会いに行ったのか?説明ってあったかな?
ペンタックスはどうしてハルの死を知ったのか?なぜフジに知らせてきたのか?
などがとても気になって脚本の甘さなのか、編集の悪さなのか、はたまた監督の力量の問題なのか、終始とても気になりました
佐藤健さんはいつも思いますが、抑揚の無い演技で雰囲気も暗いので、観ているこっちも引きずられ深く沈んでいく気分になり、あまり自分には合わないみたいです
それに比べ出番はものの数分だと思いますが、ハルの父親を演じる竹野内豊さんの戦慄の演技がものすごく後を引きとても印象的でした
間違いなく本作でのベストアクターだと思います
そして大好きな女優さん、長澤まさみさん、相変わらず綺麗でした、今回はちょっと精神的に不安定な女性を演じてますが、謎のストーリーのせいで良さが半減、残念でした
と、もっと上手く作れただろうに、総じて端折り過ぎで分からない!というのが感想です
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