ネクスト・ゴール・ウィンズのレビュー・感想・評価
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ヒーロー
ワールドカップ予選で0対31で敗退した世界最弱チームに派遣された監督の実話
サッカーで31点差なんてあり得ない話なのだが、昭和の大映ドラマ「スクールウォーズ」では山下真司率いるラグビーチームが、強豪校との練習試合で109対0で敗れる序盤の名シーンが思い出される🏈
試合後、悔しさを見せない部員達に対して泣きながら説教する山下真司(滝沢先生ネ)
段々と悔しさが込み上げてきた宮田恭男演じる森田が「悔しいです❗❗」という名ゼリフを(ザブングル加藤の持ちネタでも有名)
その後、今日の悔しさを忘れないために、「これからお前達を殴る❗」と父兄や同僚教師の前で宣言する山下真司
一人一人、名前を呼び上げ、泣きながら生徒を拳で殴っていく山下真司
令和はもちろん平成でも完全アウトな衝撃シーンである ダメダメ(´゚д゚`)
しか~し、このシーンが一番面白いし記憶に残っているのダ ナツカシ~ナ~(*´∀`*)
映画自体は全然スポ根モノではないけれど、マイケル・ファスベンダー演じる主人公の娘さんとの過去を吐露するシーンはよかったですョ
エリザベス・モスのオッ母さんぶりも貫禄でしたね(・∀・)
サッカー映画ではなく人生の物語
24-032
232 サモアとアメリカ領サモアって東西ドイツみたいなことやねんね。勉強になった。
マイケル・ファスベンダーこんな演技できるんや。めっちゃいい!
王道のスポーツ感激もので目頭が熱くなったが、
みんなが監督の言う事聞くようになった理由にもう少し時間をかけてほしかった。
2時間超えればもっといい作品になったと思う。
音楽もよかったのにね。惜しい!
60点
TOHOシネマズ梅田 20240229
アメリカ領サモアのサポーター宣言!
ずっるいなぁタイカ監督!!
初っ端から笑わせてくれちゃって調子に乗り過ぎっ!
笑いを堪えるのがキツかったぁ
正直サッカーは全く興味が無く苦手な部類なのですが予告編のチームのダメダメっぷりや個性溢れる登場人物…タイカ監督大好物の私が見逃すわけにはいかん!と
実話を私みたいなサッカー無興味者をも巻き込む人情溢れる笑劇に仕上げた監督&キャストに拍車喝采です!
オマケにポロリとさせるシーンもありと
泣き笑いに忙しいあっと言う間の104分でした
本当!1番後ろに座ってて良かった!
(怪しい動きをしていたからね💦)
早々と今年No.1作品に躍り出ました!
こんな寒い冬の日にリゾート地に旅行し
心に暖を取った様な気持ちになれました!
目標を一勝ではなく1ゴールとする絶妙さ
FIFAランキング最下位常連だった米領・サモアの代表チームが、ヨーロッパとアメリカで監督を歴任したロンゲンを迎えて「1ゴール」を目指す物語。
チームは選手層の薄さに加え、スタッフも選手も兼業でチームに携わっているため練習不足が否めず、技術も姿勢も未熟。勝ちたい、1ゴールが欲しいとは言うが、ロンゲンには彼らのやる気が見えず、チームに対して頻繁に爆発する。
サッカーを愛し、競技者・指導者としてサッカーに全力で携わってきたからこそ狭くなっていたロンゲンの視野が、サッカー協会長・タビタやチームのムードメーカー・ジャイヤとの交流を通して広がって行く過程が温かかった。
勝ち負けや点数・キャリアだけにとらわれないサッカーやチームスポーツの楽しさ、人生の楽しみ方、自分の幸せだけでなく周囲と共に幸せであろうとすることの尊さを讃える本作は、スポーツ好きだけでなく、競争社会や勝利至上主義の体育会系的な観念に疲れた人にも響くだろう。
迂闊にただ笑っていると…
最近、鑑賞後のレビューを書くのが本当に大変で、「これは劇場で観なくてもいいか」と考え方の論理としておかしいのが判っているのですが。。。
本作もタイカ・ワイティティ×マイケル・ファスベンダーならつまらないことはないだろうと思いつつ、恐らく「劇場」にこだわることないかな、と思い見送りかけて気づいた「配給:ディズニー(サーチライト・ピクチャーズ)」。私、ディズニープラス解約中なのです。「それが何か?」という質問には答えず進めますが、意を決して参戦してまいりました。
で、結論は「思った以上に良かった」ですよ。「おもろい」と「良いこと言ってる」のバランスが素晴らしく、迂闊にただ笑っていると、不意を突いて泣かされそうになる展開、特に後半の「W杯予選」のシーンではそれがつるべ打ちで、心底その尊さに対し感慨にふけります。
単純に「そこ(今作の舞台はアメリカ領サモア)に行けば何かが変わる」なんて自分探しとは違うんです。ちゃんと人生掛けて、本気で関わることで、何度くじけても起き上がるトーマス・ロンゲン(マイケル・ファスベンダー)にほだされ、結果で返す選手たちという構図が重要なんです。あぁ、思い起こしても素敵だわ。
事実ベースの物語に対し、タイカ・ワイティテイ自身が冒頭で「盛ってますけど」とギャグにしていますが、いやいや、その大盛りサービスもたれることなくペロッといただきました。特にキャラクター豊かなサモア人役キャストは皆素晴らしく、中でもジャイヤ役のカイマナさん、可愛らしく、カッコよく、兎に角素敵です。観る価値あり。
勝ちたいならとにかく楽しめ!
笑いあり、ちょっと感動あり。
元気がもらえる!愛すべき映画です
まったくのノーマークでしたが、友人に強く勧められて観に行きました。
のどかな島国の世界最弱サッカーチームが起こした奇跡、という解説で想像できることほぼそのままなので、驚きはないのですが、この安心感と心地よさは何なのでしょう。
MC(?)の神父さんや何でも屋のサモアサッカー協会会長の超・明るく前向きな発言がすとんと心に入ってきて、人生これでいいじゃないかという気分になります。
考え込むシーンもあるけれど、上映時間の大半で、観ながら口が笑っていました。
それにしても「ベスト・キッド」って、ここまでネタにできるほど知られているんですね!
複雑な現代社会に疲れて落ち込んでいる人たちにぜひお勧めしたいです。
クール・ランニング以来の気持ちよさ
王道スポ根映画
楽しくやろうぜ。\\(^Q^)(^Q^)//
サモア特有の第3の性を知る
過去に同じ題材のドキュメンタリー映画があってさらに今作。ならばどう違うのか?大きな脚色を加えているのか、何かのテーマに絞って作品づくりをしているのか?
過去にオーストラリアに大敗して1点も得点をしていないアメリカンサモア。アメリカから落ちぶれたコーチが来る。選手やる気無し。コーチ癇癪持ち。映画の前半、どの部分を見れば良いの?
こういう映画は、コーチは選手の力を見極めて、選手との信頼を勝ち取って、より良い戦術を見つけて、勝ちをつかみ取るんじゃないの?山に登って、自分はぶっ倒れて、ホワイトボードに何やら書き込んではいるけど、勝利をつかみ取るまでやり切った感は全くない。
試合になってもまるでダメ。カウンターのラッキーポイント。最後のPKはキーパーの過去のトラウマを克服して阻止したけど。
挙げ句、あのコーチはアメリカのオファーを断って、だけどサッカーのコーチもしない。なんなん。
ただこの映画で良かったこと。ジャイヤ役の「Fa'afafine」という存在。サモア地域特有の第3の性別。いわゆるLGBTQ+とも違うような独特な習慣或いは概念。西洋の概念とは違う人たちがいて、その人たちも差別されることがないような世界になって欲しい。そしてこの人にもっとクローズアップした映画でも良かったのではと思う。
この映画の評価は正直2点でも良いぐらい。自分にとってのこの映画の価値は、この「Fa'afafine」という存在とジャイヤさんを知ることが出来たということ。この点に於いてのみで採点大きくゴールインです。
楽しく見られる映画です
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