ネクスト・ゴール・ウィンズのレビュー・感想・評価
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ありがちな話ですが、面白いです。盛っていますけどね。
弱小チームが苦難の末勝利を得る、というありがちなお話です。
面白いですが話を盛ってます。まあ、そのことは作品中で言ってますが・・
この手の作品は配信でもいいかなと思いましたが、今回劇場に足を運んだのは「ジョジョラビット」の監督作だったから。
レビュー読むと自分と同じような人いらっしゃいますね。
劇中に意外と含蓄のある言葉があってほっこりしました。
ただ、あんなにキレがちな監督には選手はついていかないだろうなあ、と思ったりもします。
どんな時でも相手の幸せを願えることの素晴らしさ
米領サモアのサッカー連盟の会長が、全編を通して語っている「相手の幸せを願う姿勢」に救われる映画。
それに対して、アメリカ本土の連盟内部で、主人公ロンゲンの首を切り、なおかつロンゲンの別居中の妻といい関係になっているクソ男は、対比的に描かれているということだろう。ロンゲンの首を切る理由などとして、とんでもないことを口走る。
「どんなに幼い頃は従順でも、年老いて言うことを聞かなくなった犬は、うちの親父は池に沈めて殺した」
「バカな犬は、射殺した方が幸せだ」
これって、ペットの犬のことと言いながら、彼は人やチームに対し「自分の意に沿わない相手には、僕ちゃんそういう手段を取るけど、悪いこととは思ってないからね」と宣言しているのと同じではないのか。
例え映画の中で、否定されるべきものとして描かれているセリフだとしても、ディズニーも株主になっているサーチライトで、よく許可が出たなとびっくりした。
その他にも山頂でのロンゲンのセリフなど、危うさを感じる所がちょくちょくあって、ちょっと雑音を感じてしまった。
まあ、選手の本気さをちゃんと感じとれて、トランスジェンダーの人の名前呼び問題を、相手の人格を認めてきちんと謝罪できてということで、ロンゲンはセーフ、アメリカの連盟のクソ男も、試合の場面では、米領サモアの活躍に喜んでいるからセーフってことかもしれないが、それでいいのかなぁ…。
(ここからちょっと追記。上記のように鑑賞直後のレビューに書いたのだが、ワイティティ監督のことをよく知らず、ジョジョ・ラビットも未見だったので、お許しを。ジョジョ・ラビットを観たら、個人的な好き嫌いは別にして、ちゃんとその危うさをどう受け取られるか自覚した上で描いているということはよくわかったし、その覚悟を決めていることもよくわかった。ワイティティ監督、なめていてごめんなさい。ただ、自分自身が100%乗り切れるわけじゃないってだけで、こちら側の問題でした)
タイプ的には、ちょっと古いが「クールランニング」みたいな感じの事実をもとにしたコメディ。
事実をもとにって、それが功を奏することもあるけれど、マイナス的な描き方によって、かえって微妙になってしまうこともあるなぁと思った。
(ここも追記。最初と最後、ワイティティ監督自身が登場するのだが、そのメッセージを考えると、マイナスどころか、ワイティティ監督風味の味付けをしたワイティティ映画に仕立て上げていて、お見事というべき所だったことがわかった。お恥ずかしい限り…)
ただ、繰り返しになるが、米領サモアのサッカー連盟のタビタの語りは常に素晴らしく、特にハーフタイムでの発言はジーンときた。それを観るだけでも、この作品を鑑賞する価値があると思う。良かったら、劇場でぜひ。
(という訳で、3.5から4.5にします)
しっかり楽しめて感動できる娯楽映画
観てよかったな。面白かった。『ジョジョラビット』より好きかも。
劇中、もろに『ベストキッド』リスペクトでトレーニングシーンの例のポーズや監督のユニフォームの背中に「MIYAGI」とはいってる軽〜い感じの100分以内で終わる奇跡の実話系の典型的娯楽映画。昔の映画館の二本立てのうちの一本にあればとても魅力を発揮しただろう。
先が見えそうなのでどうかと思ったけど、やっぱりその辺のストーリーテリングには敏感で、この手のドラマツルギーをギャグに使って、端折ってどんどん進めるイマドキの脚本術でした。
そんなたいしたドラマが展開してるわけではないのにトンガに乗り込んで試合がはじまる、あたりはとても良かった。特にハーフタイムで吹っ切れてしまえば答えは見えてるよね、ってとこからの端折り方と未来にまで飛ばしていくあたりがよかった。何気に今の時代にあっている第3の性の選手など、みんな魅力的だった。そしてタイカワイティティという監督にポリネシアな風景と人種のドラマはとてもあっていてよかった。
もっとポリネシア娯楽映画をつくったらいいのではないか、と思った
スポーツを応援するということ
2002 FIFA日韓ワールドカップのオセアニア地区予選でオーストラリアに史上ワーストの0対31で負けたアメリカ領サモアサッカー代表チームに、オランダ出身の監督が着任、実話ベース
国民のみなさんが、ナショナルチームを自然体で温かく応援する様子が尊い、われわれがすっかり失った何かだ
鑑賞動機:ファスベンダーがコメディとな5割、なんだかんだ言って弱者が強者に立ち向かう話好きかも5割
実話ベースとはいえベタな話だなと思って、途中は完全に油断していた。これ狙ってやったんだろうか。それとも私がボーっとしていたんだろうか。思いっきり不意打ちで、かなり狼狽してしまった。
マリネの話好き。
vsコブラ会!?
チーム設立以来公式戦無得点の代表チーム監督となったトーマス・ロンゲンと米領サモアチームの話。
2011年、ワールドカップの予選開始4週間前、度重なるブチギレで失職したロンゲンが米サッカー協会から追われる様にあてがわれたオファーで米領サモアの監督になり巻き起こっていくストーリー。
当初はマジメにサッカーに取り組んでいる様にはみえない選手たちだけど、そもそも遊びの延長的な意味合いでの「ゲーム」という位置づけなのかな?
限られた時間の中で、戦術を仕込み選手をスカウトし、ケンカしブチ切れ和解してをコミカルにみせていく展開が、ありがちだけど面白かったし、コメディとは違う意味でも笑顔になれる作品だった。
明るい気持ちになる
ワンゴールおじさんがワンゴールって言うだけで笑える程度に心のシャッター開けていれば楽しめる。
ほんとにこんなことあったんか?とか笑わせようとしてるな…とか考えちゃうと興醒めしちゃう箇所もあるかも。
コメディ見にきたと思ってゆる~い気持ちで見れば、楽しく感動的に見られると思います。
これが実話に基づいているという点が一番感動的かも。最後の実際の映像と、実物の人たちの説明が嬉しかったです。
重い映画は見たくないけど面白くない映画もやだ、と迷ったときはおすすめです。
奇跡より努力より楽しむ。
2001年ワールドカップ予選で0対31という最悪の結果残した米領サモアサッカーチームの話。
世界最弱サッカーチームの監督を引き受けたトーマス・ロンゲン監督とサッカーチームのメンバー、とりあえず「1ゴール」を目指そうとコメディタッチで描く実話。
ウェルカムなサッカーチーム側とちょっと高飛車な感じと上から目線の監督トーマス、そんな関係性だから、なかなか噛み合わない感じで進んでくんだけど、1人のチームメイト見た目は女だけど実は男のジャイヤ(ジョリー)と呼び名の事で衝突を気に良くなってく関係。
作品事態は普通に笑えて楽しめ進んでくストーリーなんだけど、終盤予選試合の後半戦前のハーフタイム、トーマスの娘の話で一気に雰囲気変えるの反則ですよね、娘のエピソードには涙(笑)
相手を威嚇のチュッチュッと相手のシャーシャーには何か笑えました。
相変わらず出たがりなタイカ・ワイティティ
話の内容的にはよくあるもので、駄目チームとコーチのドタバタ奮闘劇で、取り立てて新しい要素はない。それゆえに肩肘張らず見られる気楽さはある。一応それなりに登場人物(一部)の葛藤も描かれて、2時間でサクッと見る映画としては良いのかなと思います。さすがに後世に名を残すの類の作品ではないかな?
どうせ劇中のどっかで出てくるだろうなと思った監督だけど、まぁ監督で始まり監督で締めるといったのはさすがw
基本的に実話に基づいた映画ということなので、時間のあるときにでも登場人物たちについて調べてみようかと思います。
サモアに行きたくなる
実話がベースときいていたけれど、コメディあって温かなヒューマンであって、楽しめました。
その人が幸せなら って大切。
サッカーを知らなくても、大丈夫。
笑えて、ほっこりとした気分になれました
スポーツ映画としては× だけど。。。
「さあ、今日はスポーツ映画を観て感動するぞ!」と思って観てはいけない作品です。
冒頭から最後までぶれることのないゆる~い雰囲気。
基本的には米領サモアの市井の人々の生活の姿を楽しむ映画です。
マイケル・ファスベンダーの演じるトーマス・ロンゲンのキャラクターには
中盤まではほとんど感情移入できない状態した。
何を考えているのかさっぱり分からず、
その行動や言動のひとつひとつが行き当たりばったりで、
かなりモヤモヤした状態で後半に突入します。
しかし、トーマス・ロンゲンの背負った過去がいきなり分かり涙腺崩壊。
「監督。これはズルいよ。。。」
クライマックスの試合のシーンは、
ドキュメンタリーを下地にしたからこそのあの構成だったんでしょうね。
スポーツ映画を見慣れた人には、好き嫌いが分かれる展開だったと思います。
でも、この構成こそが、いつもおちゃめなタイカ・ワイティティ監督らしさだと納得です。
スポーツ映画としてではなく、人間賛歌として心温まる良作でした。
前だけを向いて
映画館告知でも流れて無くて全然知らなかったのですがフライヤー見て面白そうだったので見に行きました
話はよくある弱小チームの下剋上の内容ですがしっかり楽しめました!
小笑いするとこがちょこちょこあってよかった
サモアのことは何にも知りませんでしたが
陽気な性格だけども仕事とかもちゃんとやるのはいいなと思いました
あとみんな体つきが凄かった…(笑)
会長の優しい感じ良かったな~
小太りの少年は良いアクセントに(笑)
けど最初と最後に出てくる神父はなんだ?😯
無難と言ったら無難な内容でした!
想像する通りのストーリーだと思います
なので多くの人にも楽しめる内容かな!
楽しかった 泣いた
タイカワイティティ監督、自分の作品に出るの好き。いきなり出てきた。
信じられないくらいダメなチーム(国際試合にあやうく出られなくなりそうなほど)が
待望の得点、一勝をあげるまで。
よくある王道のストーリー展開かもしれないけど、とても楽しかった。そして登場人物のそれぞれに感情移入してしまった。コーチが、人生はサッカーだけじゃない、と気付いて新たな一歩を踏み出すのも。そんなの当たり前じゃんと思うけど、一つの世界にどっぷりはまり込んでしまうと、人生いろんな道があるってことも分からなくなってしまうから。
終盤に、一勝あげるところは泣いてしまった。周りにも泣いてる人がいた。幸せな気持ちになりました。
1ゴール1勝利
ベタすぎる展開の中で、タイカ・ワイティティ要素が詰め込まれていて、飽きが来なかった。他人を信じれば自分を信じられる。プレッシャーに屈せず、緊張を楽しむ。人生を楽しむヒント的なものも隠されている。ストーリーテラーのワイティティさんが良き。
タイカ・ワイティティ
監督のタイカ・ワイティティっていう名前からしてどこかのマイノリティーの人だろうと思って調べてみたらアベンジャーズの人だった。顔見て思い出した。
経歴見たらかなり有能・優秀な人だった。
監督自身がマオリの血筋を引く人なのでこのテーマになったのかも。
内容はよくある負け犬チームとポンコツ監督の奮闘記だけど、メッセージがとにかくポジティブで、かつ、クスクス笑えるので元気がもらえる。
ワイティティ監督ぽさは感じた。
ワイティティ監督らしいギャグが目立った。
アメコミ映画ではあまり気にならなかったが、スポーツを題材にした今作だと、ちょっと面白くなかった。
低予算でB級臭が漂うもラストで感動するサッカーを題材とした作品。 本年度ベスト級。
何も考えずに観られる作品。
簡単なストーリーで物足りない感じもしたけど実話ベースのストーリーと言うことで勉強になった(笑)
ワールドカップで、0対31で大敗した米領のサモアのサッカーチーム。
試合で1点も捕ることが出来ず、目標はワールドカップで1点を捕る設定。
アメリカからサモアの監督を雇われたトーマスがチームを指導して目標を達成させようとするストーリー。
ダメダメな選手ばかりで指導に苦労するトーマス。
新たに選手を見つけ出しチーム作りに翻弄。
そして本戦に望むものの前半で得点されチームがバラバラになるものの後半の展開が胸熱だった。
後半の試合の見せ方が上手くて感動する!
でもあまり心に残る作品では無かったのが残念。
エンドロールで流れる音楽が何故か豪華(笑)
ストーリーよりも最後の音楽が心に残りました( ´∀`)
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