「ミヤギ先生」ネクスト・ゴール・ウィンズ まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
ミヤギ先生
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歴史的大敗を期したサッカー代表の
米領サモア31-0で。
そこでヨーロッパ出身の監督を招く。
だが彼は気性が荒く、あるチームの監督を
解任された人であった。
監督と馬が合わない選手達が互いに認めあい
高めあっていく。
ベストキッドのマエストロミヤギの真髄が
ちょいちょい出てくる。弱かった者が強い者
に立ち向かって行く気持ちの例えであったの
だろう。Tシャツにもミヤギと書かれてたなぁ。
あの相手を仕留める時のポーズも、何故か
サッカーで。
サモア文化の美しさや家族との絆、相手を威嚇する行動や踊り仕草は丁寧で分かりやすく良かった。ファスベンダーのブチキレ方も最高。
ジャイヤ役のカイマナも良く見つけられた
と思う。ジャイヤさんの笑顔と葛藤が
絶妙なスパイス感を出してた。
誰にでも消し去りたい過去はある。
忘れたいが忘れられない。
だが、それを支えてくれる仲間がいたら
乗り越えられるかもしれない。
ワイティティ監督らしい哲学がある感じがした。
ユーモアたっぷりで米領サモアを満喫し
ホッコリした楽しい映画でした。
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