「感動・痛快・爽快のハットトリック」ネクスト・ゴール・ウィンズ uruさんの映画レビュー(感想・評価)
感動・痛快・爽快のハットトリック
超弱小のスポーツチームに、まるで違う文化圏からやって来たやさぐれコーチ。
スポーツ物の少年漫画によくある流れだが、そこにタイカワイティティのスパイスが加わるとあら不思議、なんとも素敵な人間味あふれるストーリーが展開される。
普段サッカーを観ないのに、鑑賞中は夢中で選手たちの活躍を祈ってしまった。
とにかくこの監督の作品は、登場人物がみーんなキュート。愛のある笑いとほんのり残る感動の余韻が、なんとも心地良い。
アメリカ領サモアの人々の、穏便で実直で、でも勇気ある人柄が、監督の作風にとても良く似合っている。
爽やかで優しくて愉快な、素敵な素敵な映画だった。
コメントする