北極百貨店のコンシェルジュさんのレビュー・感想・評価
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シンプル is ビューティフル
絵柄から絵本に近い内容かと思ってた。観てみるとシンプルな様でなかなかコクがある内容でした。何となく題名などからお話の内容が想像出来てしまった為正直驚きは無かったけどつまらないなんて事はない。ふらっと映画館に入ってほっこりいい気分したければオススメ!
🎁プレゼントは人を想うこと🎁
高級な贈り物も安いお土産もそれを用意するってことは
相手を想っているってことで
プレゼントってほんと尊いな…
様々な想いに寄り添うコンシェルジュもそりゃ尊く見えてしまう
絵もキレイで動物たちのキャラも可愛いしいい映画やった
ラストはう~ん
本編が短いのであっという間に終わったという感じですね。
ただ、最初のシーン子供の頃の秋乃を助けたのが大人の自分だったというラストはファンタジーを増々夢物語の様にしてしまうのでちょっと頂けなかったですね。
それでも主人公がプレゼントを探すウミベミンク親子やプロポーズに悩むニホンオオカミ等に一生懸命に尽くす姿はほっこりさせられ、ワンコインで病気の娘にプレゼントを悩む極楽インコに対するおもてなしについてはホロリとさせられました。
小さい子も退屈せずに最後まで観られるので親子向けかもしれないですね。
現実にはあり得ない百貨店だけど…
コンシェルジュの秋乃をはじめ、人間でも動物でも生きていく(働く事)には悩みがあるって事を伝えてくれてる内容でした。
ほっこりする映画でした。
1人女の子のお客様が出てくるので、秋乃がコンシェルジュの仕事で悩んでいて…夢の世界のお話なのかなと?思ったりもしました。
面白かった。でももう少し深みがあっても…
最初のうちはあの新人コンシェルジュのドジっぷりがちょっとウザかった(´•_•`)
よくあるパターンとは言え、もう少しコンシェルジュとしての意識を持つとか、お客さまに対してキチンとした応待ができないものかねぇと…まぁこの手のアニメにガチの突っ込みをいれても仕方ないのだが💦
全体のストーリーとしては、ドジっ子な新人とそれを温かく見守る懐の深い上司や優しい先輩たち、それと彼女を育てるお客様。よくあるパターンの話とは言え、絵柄が可愛い事もあって最後の方はちょっと新人ちゃんに肩入れしてしまったw
最近は「月」とか、ちょっと殺伐とした作品を見ていたので、こんなほのぼのした作品に浸るのも、なかなか悪くなかったかな。
特に泣けるような場面はなかったなあ
北極百貨店の新人コンシェルジュの秋乃が動物のお客相手に奮闘する話です。
接客のしかたは色々と学べますが、特に感動する場面はなかったです。クレーマーの対応のしかたは参考になります。
アニメはカラフルで、とても綺麗でした。感動できなかったのが残念でした。物語にもう少し緻密さがほしいと思いました。
日本人の在り方
先日見た「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の約3分の1の70分。あの映画見ている間に、本作3回も見れちゃうんだね。どっちもやべぇ。かなりの短尺に若干不安だったのですが、やはり映画と言うよりも短編アニメに近い作りでした。ストーリー自体も、良くも悪くも普通だし。
北極百貨店の新人コンシェルジュを主人公に、多種多様な動物のお客様と触れ合いながら、共に成長していくほっこりムービー。お客様を笑顔に!というモットーに動くことは一貫しているのだけど、結構ブツ切りになっていて、無理やり1本にまとめた感じは否めない。それでも、水彩画の可愛らしいタッチと優しく包み込むような雰囲気に癒され、「ザ・クリエイター」「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を見た後では、お口直しにちょうどいい映画でした。
お仕事ムービーというよりも、日常の些細な幸せを描くヒューマン(?)ドラマのようなストーリーなので、そこまで身構えず気楽に見れる。新人コンシェルジュの秋乃さんは慌ただしくて落ち着かない性格だけど、常にお客様のことを思っておぼつかないけど暖かく接する、とても人間味のあるキャラクターなので、とても親近感が湧く。機械のように決められた動きをしない、柔軟性のある人物だから、こういう人がスタッフに居たらこっちまで幸せな気分になるだろうな。
でも、お客様に向き合う姿勢はThe・日本人といった感じで、コンシェルジュの優しさに漬け込む客にはちょっと...。礼儀を重んじる文化はとても素晴らしいことだとは思うけど、色々と違和感が。急に設定を盛り込んでくるのにも疑問が残ったし、あくまでそういう世界と終わらせても良かったんじゃないかなと思ってしまった。
丸木さんとかウーリーさんとか、すごくいいキャラだったから優しい映画になったかも。やっぱり包容力のある人物って大事だね。短いけど、色々と考えさせられる作品でした。
評判ほどの良さはわからなかったなー。
ストレートに新人コンシェルジュの成長物語と親子や夫婦やさまざまの人間関係を抱えた百貨店を訪れるいろいろな動物のお客様とつながる群像劇、としか受け取れず、それにしてはネタが弱くインパクト薄め。それしか感じなかったなー。
Gift
原作は試し読みで読んだくらいですが、70分と手堅くまとめられているアニメ映画でした。
絶滅種ことV.I.Aの動物たちが買い物に集う北極百貨店、そこで働く事になった秋乃。右も左も分からない彼女は最初はミスばかりだけれど、そんな中で仕事のやりがいを見つけていき、自分のやり方を確立させる…といったど直球のお仕事ムービーです。
秋乃さんはおせっかい&そそっかしいというしっかり者だけれど、それが裏目に出るシーンが多いコンシェルジュ見習い。自分も接客業を生業にしていますし、そそっかしい部分があるので、最初から彼女に共感しっぱなしでした。
困っていそうだったら話しかけにいきたいし、でもなんか躊躇っちゃうというのも分かります。その度に助けてくれる先輩や上司がいてくれる事で心が軽くなる経験も大有りなので応援上映だったら秋乃さーん!と声を出して背中を押していたと思います。
ワライフクロウの夫婦とフェレットの営業マンのパートは秋乃さんがどこに目をつけるかというコンシェルジュとしての役割が強く描かれていたなと思いました。ワライフクロウの夫婦をもてなしたいのに、羽ぶりが良いから中々上手くもてなせないフェレットに起点を効かせて奥さんが買わなかった方を買い揃えて渡すという作戦に打って出て、それを成功させるとい見事な仕事っぷりでした。"お客さんをよく見る"を実践して、しっかり成果を持って帰って全員笑顔になっていたのがとても印象的でした。
ウミベミンクの親子には互いが必要であろうものを渡すために秋乃さんが百貨店内を駆け回るスピード感が楽しめます。こちらでもよく見るを実践して、お父さんには見やすい懐中時計を、娘さんにはバッサリ切った髪の毛を隠すためのストールをと、自然に振る舞って気遣いをするという仕事っぷりを披露してくれました。
ニホンオオカミのカップルのパートでは、奥手なニホンオオカミの彼のプロポーズの手助けとして前進する秋乃さんとレストランの面々が協力して成功させようとする様子が描かれます。
マンモスのモーリーさんに話を聞いてもらって心が軽くなり、モーリーさんの作品を元に氷の中から指輪を落としてのサプライズ演出で一押しと多くの人と関わって成功させるという秋乃さんがより成長したなというのが強く描かれていました。
バーバリライオンのカップルの悩み事では自分ではどうしようも無かったものをベテランが助けてくれるという人の情の厚さを知れるパートでした。
カリブモンクアザラシのパートでは名前と性格にかけてクレーマーに当たった時にどうするかが描かれていました。自分もたまーに理不尽なクレーマーに当たる事があるので、かなり心がキュートっとなりながら見ていましたし、土下座を強要するお客さんなんて神様でもなんでもないので、先輩の華麗な手捌きで追い出してくれたシーンはかなりスカッとしました。
マンモスのモーリーさんの作品の展示会のパートでは見習い画家のネコさんが誤って作品を壊してしまったため、どうにかしてモーリーさんを元気付けられないかという締めのパートに入っていきます。
代わりにはならないけれど、奥さんと並んでいる彫刻を見せられては思わずモーリーさんもホロリ…。ツダケンの声の優しさがこれでもかってくらい伝わってきて沁みました。
ゴクラクインコのお母さんの要望はワンコインでプレゼントできるものというかなりの難題。そこで今まで出会ってきたお客さんと協力して、エルルまで巻き込んでの壮大な館内ムービーを送るというノーコストながら喜ばれるものに仕上がっていて昂るものがありました。
立派なコンシェルジュさんになって今日も新たなお客さんを迎えていく!という爽やかなラストも良かったなと思いました。
漫画タッチの絵を崩さず、そのままの状態にアニメならではの躍動感を加えたアニメーションの完成度の高さには目を見張るものがあり、現実と遜色ない美麗さを突き詰めるアニメーションとはまた違う魅力がキラリと光っていました。動物たちのデザインも人間味がありつつ、それでいて特徴を失っていないというのもお見事だなと思いました。
秋乃さんは基本的にジタバタしているので、動きの切れ味が凄まじいのもあって観ているこちら側もアタフタしてしまいそうになるくらいでした。
1本の作品でまとまっているのも好印象でしたが、ぜひシリーズとして見たい作品にもなっていました。また北極百貨店の日常が見たいなとほっこりさせられる作品でとても幸せでした。
鑑賞日 10/21
鑑賞時間 14:25〜15:45
座席 C-12
良い映画でした
良い映画ですね。
主人公の成長物語であり、世の中の有り方も現わしています。
回りがこういう人々であると良いです。もちろん主人公のひたむきな行動が、周りを自然に巻き込んでいる結果なのですが。
70分という時間も良いです。さらに長くするには、もう少し踏み込んだ話が必要になる。
良い塩梅の映画です。
映画とは別の話ですが、最近のyahooニュースの記事のひとつ。タイミーさんという派遣労働者の苦悩が綴られていました。でもヤフコメの多くはその人に批判的で、あなたがそういう考えだから、周りもそうなるんだという意見でした。
私もそう思いました。タイミーさんにこの映画を見てもらいたいよ。
閑話休題の的なピリッと辛い大人味の70分。
内容は、原作西村ツチカの全2巻による物語の映画化。新人コンシェルジュとして秋乃が働き始めた『北極百貨店』は、来店される客が全て絶滅種🦣に当たる動物達。そんな客達の無理難題の要望に右往左往しながら1年間の新人研修を無事に終え一人前のコンシェルジュに秋乃はなれるのか?!そんな彼女を取り巻く同僚や動物達によるお仕事成長物語。
印象的な台詞は『これは…私の妻を作ってくれたんだね…』彫刻家ウーリーさんがパテシエ見習いネコさんに話す言葉。屋外の寒い状況で一瞬の言葉の溜めが、心の中の氷を🧊溶かす様に温かく感じました。ウーリーさん自身積年の思いが氷解したカタルシス感じる場面。一人で亡き妻を思いサーベルタイガーの叫びに自分を写し彫り続けていた事がわかる様な澄んだ表現でした。
印象的な状態では、カリブモンクアザラシ🦭に苦情突きつけられ、上司東堂に『お客様を調子にのらせクレーマーに仕立て上げたのは貴女の責任です。』と言われる言葉には、少しずつ主人公秋乃の成長を温かく見守ってあげてるなと感じました。慇懃無礼に振る舞う事が全てでは無い。それを少しずつ理解し言葉にならない言葉を理解する事が関係性を保つ上で大切なのだと難易度を上げている所がお仕事成長物語としては見所で、そぅそぅ!と自分の実体験を踏まえ共感しました。
印象的な場面は、1年間を通じてデパートの🏬装いや季節感を出す様にした四季の色彩を担当したコンセプトカラーデザインの仕事。1年間の新人研修という名目で屋内の季節感をコンセプトによって入念に使い分けたところ。Aパート春・sweet & juicy Bパート夏・urban & luxury Cパート秋・classical & retro Dパート冬・Christmas & glitter 素晴らしい背景とカラーデザインが重なってアニメーションが際立ってるオシャレな映像だなと感じます。なかなか動くキャラの方に目がいってしまい店内の内装その他に注目しきれなかったのが後になって残念でしたが見直してみたいお洒落で知的そしてピリッと辛い。閑話休題的で、午後の紅茶的な共感を呼ぶ心温まる寒くなり始めるこの時期にはピッタリな映画でした。
また面白かったので原作も買って読んでみたいと思います。
お仕事ムービーと思いきや、人間の愚かさを伝えたかった感じの作品。 本年度ベスト!
軽い気持ちで鑑賞したけど、本作が伝えたかったメッセージはかなり重たい感じだった。
ほのぼの映画を装った詐欺的な良作(笑)
動物愛護協会の推奨作品に自分的に認定(笑)
全世界に発信して欲しい作品。
動物達が顧客の北極百貨店で働く新人のヒト。秋乃。
来店する動物達のコンシェルジュとしておもてなしするストーリー。
お仕事ムービー&新人コンシェルジュの秋乃の成長物語なんだけど本作が表現したかった事はそこでは無かった感じ。
来店する動物が何だか聞き慣れない名前の動物。
そこに全く気が付かず違和感無く観てたんだけど途中から、その動物達の意味を知る。
愚かな人間を風刺していた感じ。
本作のメッセージは重かった印象。
この作品を観た人の感想は様々だと思うけど、正解は観た人のお気に召すままでOKって感じ。
動物ムービーとして楽しめる。
お仕事ムービーとして楽しめる。
人間の成長物語として楽しめる。
多分、本作が言いたかった事に考えさせられるムービー。
そんな映画だった感じ。
観賞後、北極百貨店のテーマソングが脳内ループしています( ´∀`)
主人公がかわいすぎる
2023年劇場鑑賞246本目。
内容もよく知らず観に行きましたが、今週3時間クラスの作品が三本もあって舞台挨拶中継も入れたら結構疲れる日程の中一時間ちょっとのこの作品は丁度いい休憩になるなぁ、と思っていました。
いや、面白いなぁこれ。主人公が高級デパートのコンシェルジュ見習いということと、獣人化した動物がやってくるという設定が特徴的なこの作品。主人公のドジっぷりがもうかわいくてかわいくて・・・。最後はしっかり泣かせてくれましたし、本当にいい作品でした。
・西村ツチカさんの、緻密だが温もりを感じさせる画が見事にアニメーシ...
・西村ツチカさんの、緻密だが温もりを感じさせる画が見事にアニメーションに落とし込まれている。画用紙に描かれたような質感の色味と、時に大胆でコミカルな動きがスクリーン上で作品に命を吹き込んでいて息を呑んだ。
・主に前半に起こる小さなエピソードたちが小気味好いテンポで進んでいきながら、後半の大きなエピソードに繋がっていく。その構成も綺麗にまとまっていて中弛み感は一切なかったし、終始ワクワク感を持ちながら観終えることができた。
・動物たちの可愛さや感動的なエピソードという陽の部分だけでなく、百貨店のあらましの陰の部分も描いているのが作品に深みを生んでいた。
もしや怖い話?
キャラデザインや画面の構成がおしゃれで可愛いのでどの場面も見ていて楽しいです。
お仕事映画とですが、シーンを百貨店内に限定し生活感がないのもさっぱりしていていいと思います。
終盤、謝りに来たパティシエさんのお菓子を見たローリーさんのつぶやきで涙腺崩壊でした。津田さんのローリーさん素晴らしかったです😌
「様々な動物のお客様を相手にコンシェルジュさんは今日も大忙し!」みたいなフワッとしたゆるい話かと思って見ましたが、人間に絶滅した動物の接待をさせて償いさせるための施設でもあるのが北極百貨店のだということで、ラストの森だけしかない山の中にただ一つの人工物としてそびえたつ北極百貨店の様が不気味に見えました🥶
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