愛にイナズマのレビュー・感想・評価
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石井裕也なら見たいがチラシからイメージされる少女漫画的映画だったら...
石井裕也なら見たいがチラシからイメージされる少女漫画的映画だったらどうしようと危惧してたら全然違った。
長男が不遜で良くて、カトリック神父の次男に向かって「このカルト!」とか「お前はそこで祈ってろ!」みたいな強固な信頼を感じさせる普通にアウトな悪口が、池松壮亮のドンピシャなトーンと言い方と相まって最高だった。
リベンジはどうなった?
最後は松岡茉優がブレイクして、序盤だけ出てきた嫌なやつらをギャフンと言わせるものかと勝手に思い込んでただけにかなり消化不良。
でも家族ドラマとして見るなら良い感じ。
高良健吾に噛みつく池松壮亮カッコ良かったです。頑固な携帯ショップの趣里笑わしてくれる。
コメデイではなく、これも石井監督
「月」が同時期に封切られ、監督のインタビュー記事で語られるのが「コロナ」がもたらした影響のこと 「月」では人間の内面を描き出す、観る前から覚悟のいる作品であるのに対して、こちら「イナズマ」は豪華な出演者で気軽に観れるかと思ったら、それは前半だけ
やっぱり重い、いややっぱり石井監督と思わせるものと言える中身であろう
「映画業界」のことなど少々大げさに愉快に描かれている内容も、後半の「家族」の話となった途端に、3人のきょうだいと父親の「空白の家族の記憶」に空白を埋めていく彩が添えられ、バラバラであった家族が一つにまとまっていく 両親やきょうだいに対する思いが、わだかまりが解きほぐされていく様は、観ていて気持ちがいいし、父の病気のこともあったけれど長男は長男らしく、家族を想う役割を取り窓していく 私たちの気持ちに蓋をして損なわれつつある「家族」の思いを取り戻してくれたような気持ちです
それにしても豪華なキャストが脇役ででている 私は配送会社社長の北村有起哉さんが少ないセリフでも醸し出している存在感、納得です 高良健吾さんも贅沢な出演でした
佐藤浩市さん、すっかり白髪の父親役も馴染んでいますが、40年前に「ブレイクタウン物語」という風俗産業を題材にした映画で、覚せい剤の売人をして自らも破滅していくという役をされていました その作品ではチンピラ役がはまっていたのが印象的でしたが、本作ではユーモアを含みながらもいい父親を演じられていました
(11月9日 MOVIX京都 にて鑑賞)
タイトルのインパクトほどは...
評判も評価も結構高いようですが、個人的には今一つぴんと来ない感じでした。
絶対にありきたりではなく、とても個性的でしっかり造られた映画であることは間違いないんですが、だからと言って必ず「好き」ということにはなりません。
出演者の熱演は間違いなく、ほぼ全員が個性や持ち味を存分に発揮して、見事に演じ切っていてそこに違和感はないんですけど。
序盤から、周りにザ・凡人!みたいな魅力的”でない”人たち(悪役)を登場させて、社会の理不尽に耐える主人公の姿を見せ、「ありえないことは普通に起きるんです!」「いやいや、無いから。」みたいな会話をさせることで、「何でもアリですよ」と前振りされるので、そのあとのシーンで「いやいや、無いから」っていうこちらの突っ込みは完全に封印されてしまいます。
なので、予想を裏切って転々とするストーリー展開も、今一つ共感できない登場人物たちの設定や言動の数々も、当然のように展開されて聴衆は引っ張りまわされることになります。
なにせ、「何でもアリ」なので。
(確かに「事実は小説よりも奇なり」ですからね。)
しかし、だからと言って全てに共感できるわけもなく、終始、違和感を引きずったまま脚本に引きずり廻されて終わる、ていう感じでした。
もちろん、(ネタバレになるので具体的には書きませんが)心を揺さぶられるシーンも数々ありましたよ。
これから観る人に対して一つ言えることは、虐げられた主人公(たち)が一発逆転!みたいなありきたりなストーリーではないので、そういうベタなのはわざわざ劇場映画で見たくない、という方にはお勧めです。
(逆に、その手のカタルシスはないですよ、とも言えますけど。)
最高、ほんと最高!
はじめからなんか、これはいい映画、ていうオーラが出てて、裏切られないといいなと思いながら見てたけど、しばらくするうちにそんなことは忘れてしまった。
単なる会話のシーンが続くのに、それこそ息をするのも忘れるくらいに、ここまで見入ってしまうのは何故なんだろう?
嫌なやつが嫌なこと言うシーンは、その嫌さ加減に胸が苦しく、逆に主人公たちが心を通わせるシーンは幸福感に胸が苦しく、すごくエネルギーを使う映画だった。もちろんいい意味で。
登場人物たちの置かれているのは結構きついシチュエーションなんだけど、見ていて自分のメンタルまで落ちてしまうようなしんどさは、不思議と感じなかった。適度なユーモアが散りばめられていて、それも登場人物のキャラクターに直結してる無理のないユーモアなので、至るところで自然に笑えるし、暗さと明るさが妙に混じってバランス悪くなったりしないで、終始明るいトーンのまま、主人公とその家族がもがいているのを見ることができたと思う。
そう、これって終始、自分の幸せに向かってもがいてる人たちを描いた映画なんですよね。
こんな映画、ありましたっけ?見たことのない種類で、しかもすごい出来栄えだと思う。
それがまた、自分の価値観と恐ろしく重なっていたりもして。
もしかしたら生涯ベスト級じゃないかと、見終わって興奮してる今は思う。なんかほんとに、自分のモヤモヤしてる気持ちも、イナズマのように照らされた気がしました。
いや、このタイトルの趣旨からすると、愛にイナズマの光が当たってその反射で照らされたってことか、、てそんなことはどうでもいいんですが笑、ほんと、たくさんの人が見に行ってヒットして欲しい、と関係者でもなんでもないけど他人事でなく真剣に思います!
あともう一つ付け加えたいのが、役者のよさ!
松岡茉優と窪田正孝は、元々俳優の中でも飛び抜けていいなと思ってる人たちなんだけど、その良さがセットで、ここまでストレートに生かされているとは!
あと佐藤浩市、この人でここまてま笑えたの初めてで。それがまた、なんだかかっこよくてね。
池松壮亮も若葉竜也も、、ともかくこの家族すごい好きだったなあ!
ハグと日本人
何十年振りに実家に帰省する家族。
主人公、花子は駆け出しの映画監督。自分の感覚で生きているから理由や説明が出来ない。
そして仕事に対してはっきり言えない自分がいる。
バーで知り合った正夫。赤を好む花子は赤い自転車に乗る、彼を観ていた。食肉加工業に勤務する、空気が読めない青年。
花子の兄、誠一。ホテル社長の秘書。常に長男と発する恐竜オタク。もう一人の兄、雄一。カトリック聖職者。父も招き入れた。
父は過去に障害事件をお越し、そのあと母が失踪。話す機会を見失った家族は過去を知っていく。まるで全身にイナズマが走ったように。
前半は花子を取り巻く、嫌な助監督、プロデューサーの社会的理不尽の不満。その中ながら、芹澤さんがグラスを2回割るシーンの表情は癒された。
後半は実家に繰り広げられる愛おしい家族の押し問答。誠一が登場したら一気に加速した。まるで竈門炭二郎の長男だからを口走るように。
社会に出ると同じ感覚で共感してくれるのも稀。
良いところ取りしたい人は沢山いると思う。
脚本、論文、本、曲、料理等々勝手に使われる
事もあるんだろうな。どの世界でも。嫌だけど。
アベノマスク、携帯解約不可、1500万円の価値と使用方法、仕事への理不尽、意味と理由を求める上司、何かつけて若いからの口癖先輩、長男だから等々社会批評をコロナ禍と絡めていてエネルギッシュに演出。日本の気持ち悪さもチクりと。後半はパワーをかなり消費したのでは。
母が失踪しても父が携帯代を払っていた。いつか
子供達が話すかもしれないの考えは素敵。
最後は話せなかったけど、どのような状態か知れて良かったのでは。悲しいけど、ある意味スッキリした感じ。正夫が不思議な立ち位置で心地好いスパイス感を家族に振り撒いてた。存在しなかったら成り立たない。
あんなぎくしゃくしてた家族が急にバグって
照れ臭いよね。特に私達は習慣化してないから。
色々な謎と鬱憤が弾けたし、家族っていう
実感が湧いたからハグしたくなったんだろう。
熱演、お疲れ様でした。幼少から赤色を自然に身に付けてたら意味も理由も、理屈もいらないよね。エネルギッシュな家族の形。家族にイナズマでした。
スピーディーな時代反映
お仕事ものと思わせておいての、家族の話。
人を騙すクズばかりという嘘にまみれた世の中で、昔、家族がバラバラになった理由はよかれと思って父がついた嘘や、家族全員が黙っていたため。
だから、それを真っ向から否定したい主人公たち(松岡茉優・窪田正孝)の、心の真っ直ぐさに、心撃たれます。
口はめちゃくちゃ悪いけど。
池松壮亮のお兄ちゃんが、ほんとお兄ちゃんで、結構好き。
作中の映画プロデューサー役と助監督役は「死ねばいいのに」と思わせてくれた熱演ぶりで、これは監督も役者も、こんな酷い連中にたくさん出会ってきたんだろうなぁ、と(ある種のメタな恨み節的な暴露ネタかと)
アベノマスクすら笑いに使う、監督のスピーディーな時代反映&映画製作姿勢には感嘆。
AKY
映画監督の花子は、初監督作品がパァになったが、正夫という良き理解者を得て、再起を図って故郷の実家へ。最低の父親と薄情な兄たち、と思っていたのに、実はそうでもないと分かってくる。
伝えるって難しいけど大事、としみじみ思ったお話でした。
コメディ部分も面白かったです。ガーゼマスクが血で汚れて日の丸みたいなシミになっちゃうんだけど、要らない人に沢山もらえるから大丈夫、とか、やたら1500万円が出てくるとか、窪田正孝さんに「殴るという選択肢はありませんでした」と言わせるとか。中野英雄さんと仲野太賀さんが、レジェンド俳優と無名の新人というのも面白いです。そして、なぜ赤なのか(笑)
花子は時に卑屈な愛想笑いで理不尽に耐え、時にはずけずけと物を言うけど、肝心の本音は中々話しません。生き方が不器用だという点では親近感が持てるんですが、正夫にもあまり心情を吐露しないので、ちょっと共感しにくいキャラクターでした。
則夫さんの海鮮料理屋での男たちの会話のシーンは不快でした。あれは本物の犯罪者で、一発殴ってあースッキリした、という相手ではありません。何より、あんな話を聞かされる則夫さんの気持ちを考えたら、一発殴られる覚悟で、「すいません、その話止めてもらえませんか」と言うのだったら分かるんだけど。
章立てになってると集中力が途切れるので、私としては無い方が良かったですが、画面の幅が変わったり稲妻の効果音は良かったです。
赤
途中までは、この映画どこに着地するのだろうと不安気な作りで個人的には楽しめたが、着地をオーソドックスにした分、後半長かったなと
実家に帰ってからの松岡茉優の家族に対する口調がめちゃくちゃ笑った
父親役の佐藤浩市、兄弟役の池松壮亮、若葉竜也、謎の男の窪田正孝と俳優陣が豪華(中野英雄と大賀の親子共演も!)
三浦貴大が前半イヤな男を好演しているが、最近見るたびに杉村太蔵化していると感じるのは自分だけだろうか⁉
演技陣は良かった
ブチ切れ、暴言演技は一級品の松岡茉優、いつもの怪演、窪田正孝、「いつも死んじゃうおじさん役定番」の佐藤浩一など俳優陣の演技は良かったです。
でも父親の家の裏山が土砂崩れ寸前なのを見せておいてなにも起きないとか、「クソ意味不明にナメられるのは許せない!」と松岡茉優が啖呵切ってた割には、プロデューサーと助監督へのリベンジもなく後半は家族の「仲良きことは美しきかな」の家族愛の話に収束してエンディングとか、ストーリーには舌足らずの印象が残りました
鑑賞動機:松岡さん8割、予告2割。
前半の演技の下手な(本音を隠していること自体を隠せていない)不器用な人物像から、一回爆発した後はもう容赦ないと言うか、のびのび生き生きずけずけ思ったままを口にするように様変わりする松岡さんを、たっぷり堪能した。マーライオン最高です。
窪田君や家族の面々はもちろん、脇役陣も良かった。佐藤浩市さんの下手な演技している父親の自然な不自然さとか。脇役といえば三浦貴大の悪辣助監もかなりのインパクトだった。人間は〇〇、みたいな決めつけ/レッテル貼りはまだいいとしても、その途端に思考停止して、それ以外が存在しないかのように切り捨てる考え方には虫唾が走る。洗脳ってこんな感じでされるのかも。
後半の「病気」「母親」「ハグ」などのサブエピソードの
絡め方や、ミステリのような種明かしにも引き込まれた。
難をいえば終盤の殴り込み(?)に行こうとするエピソードは、やや作為が強い感じがしてすわりが悪いと思った。何かうまいやり方あっただろうか。
名画を撮る映画という点では、実際の撮っている状況の組み込み方は好き。ただやっぱり完成させて、もう一段引き上げて欲しかったかなあ。
本作で何らかの賞を取る事を祈る!!
先程、観てきました!!
直ぐレビューを書きたく、ホヤホヤ駄文にて。(良い作品を観賞後の余韻が心地よく)
兎にも角にも“松岡茉優”!!気付けば、なぜか出演作を余り見てこなかったのですが、本作の演技は凄いです。(失礼ながら、清原果耶系統の憑依系といった感でしょうか。私個人の感想としては、感情移入が近年で1番でしたw)
脇の俳優陣もクオリティーが高く、笑ったり・泣いたりで名作と言って良いと思います‼️
ただ、序盤の助監がウザすぎて…笑
今年は良質の邦画が多いですね!松岡茉優は本作で何らかの賞を受賞して欲しいです。(バーのシーン最高!!)
是非、邦画好きは観る事を激奨します!!
主演2人の演技に脱帽。
よい映画でした。
主演2人の演技は素晴らしく、映画らしいカットもたくさんあって素晴らしい。ほろりとする場面もある。
残念なのは、長すぎること。まだ終わらないのか、とたびたび時計を見てしまいました。
個々気になる点はあるが良い作品。おすすめ以上。
今年373本目(合計1,023本目/今月(2023年11月度)5本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
多くの方が書かれている通り、ストーリーは大きく分けて2つあり、1つが「映画監督として作品を作るのか作らないのか」といった話、もう1つは「その主人公に隠されていた家族の秘密」にあてられるようになります。
ただ、この映画ちゃんと見るとわかる通り、どちら一方だけでは「足りない」のが確かで、その意味でこの長さになるのは機械できますが、多くの映画のチョイスにおいて120分をある程度のラインで見る方もいると思うので、そこの配慮は欲しかったです。
いろいろな考え方はあると思いますが、広い意味での「知る権利」がテーマになっているなど憲法論的なこともテーマになっていて(あるいはもちろん、コロナ事情のもとにおける表現の自由、営業の自由ほか)良かったなといったところです。
多くの方は「監督編」「家族編」の2つで見られると思いますが、映画内ではそれとは違って第1~第8章だったかそんな感じで出てきます。どちらでみても変わらないかなというところです。
ややキリスト教文化について知っておくと有利な部分が後半あります。
採点に関しては以下を考慮しました(4.4を4.5に切り上げ)。
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(減点0.3/いわゆる「お葬式」についての考察が雑)
お葬式は誰がやらないといけないといったことは、実は現在2023年の民法にさえ記述されていないことがらです。遺言で示される場合もあれば地域の風習によるところもあるので、これらを尊重する必要があるからです。
しかし、この「お葬式」は誰かが喪主になりますが、日本の実務上「喪主負担説」(名古屋高裁ほか)をとります。つまり、「喪主が会場の大きさやプラン等を決められるのだから、その本人が負担すべし」という考え方になります(この場合、連帯債務になったり、不当利得の話には(ただちには)ならない)。
ところが「お葬式」自体は実は行う必要のない行事で墓地埋葬法による火葬等をすませておけばよいだけです(こちらの違反は行政法規上で罰せられます)。したがって、トラブルになるような「お葬式」はまずかったのではなかろうか…といったところです(ただ、いつまでも放置するわけにもいかないし、日本の習慣的にお葬式が住んでいない場合散骨などできないはずです(お葬式は形式的なものであっても)
※ ただ、日本においては当然、宗教感情というものも考慮されるので「誰もお葬式をしないんですね?」ということを確認したうえで行政が代行してもらえるところもあります。
(減点0.2/携帯電話の解約について)
戸籍謄本でもたりますが、一般的に「火葬許可書」や(お葬式をした場合の)「パンフレットの写し」などでも認められるのが普通です(少なくともキャリア大手3つは)。
特に戸籍謄本は変に利用するとトラブルになるだけですので、ここはちゃんとしたケアが欲しかったです。
(減点0.1/ウィキペディアがどうこうという話)
ウィキペディアを否定するものではありませんが、「いい大人」が情報収集のソースとして「まずウィキペディアなのか?」はかなり気になりました(リアルで夜中など図書館等に行けない場合に「まず」調べてみるというのは否定しないが、本来的には紙媒体の百科事典や論文などを見るべきもの)。
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不思議な満足感
ミニシアター系の映画を豪華キャストでシネコンで見た感じ?笑
監督、そんな弱気で映画撮れるんですか?ってくらい監督らしくない松岡茉優さん。場面場面で顔つきが別人のように変わってしまう演技の振り幅、さすがです。
そういえばアベノマスクが送られてきたときなんか笑っちゃったよねとか、店閉めてるだけでお金もらえる友人がやたら羨ましかったりとか、コロナ時代を思い出しながら色々と詰め込まれる小ネタの数々、セリフの数々がいちいち面白くたっぷり楽しめました。
そしてこの俳優陣だからこそこれだけ面白い映画になったのは間違いない!
この後にドミノ見たら組織の制服が赤一色だったんだけど、そうか、ロドリゲス監督も赤使いたかったのねとなんか納得。笑
何というか
ワクワクドキドキまでは行かないけど、ダルいというほどつまらないわけでもなく、「いつ盛り上がるんた?」と思いながらなんとなく見終わってしまうストーリー
あの盛り上がりのなさは、タイトル負けと言われても仕方がない
みんないるか!?
嘘か真かわからない。
自分の手で触れて実感がなければわからない。
“ハグ”ってそういうことを確認できるためにあるのかなと思った。
一体何をみんな考えて、心に据えて生きてるんだ?
何が狙いなんだ?とわからなくなった。
社会の不条理によって腹が立つシーンが非常によかった。
真っ直ぐな生き方
あるできごとをキッカケに建前だらけだった自分を変え行こうとする人のお話。
主演の松岡茉優さんの吹っ切れたブチギレは見ていてパワフルな女優さんだな〜と感心しました。
ただ真っ直ぐ過ぎて周りから煙たがれるっていう人の設定はありきたりで、あまり新鮮味は感じられなかったですね
あと主人公のウソ判定(❓)がとにかく厳しい!
ちょっとした気遣いですら建前はやめろっ!ってやり過ぎ感がでて引いちゃいました笑
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