「良かった、見て欲しい作品。」キリエのうた ナオミさんの映画レビュー(感想・評価)
良かった、見て欲しい作品。
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まず主人公、アイナジエンドの存在感、歌声がグサグサと突き刺さる。
色んな曲を歌うので必見。
で、いっこことまおりさん、広瀬すず。
いやぁ、私が思ってたよりずっといい役者である。
いっこの生き方、悲しいね…
女を売りして生きていきたくない。このままだとスナックを継ぐことになる
そんな状況を打破するための、大学受験だったのに…
結局、そのある意味負の連鎖を断ち切る事は、彼女には出来なかったのだな…という。
あと夏彦、松村北斗。
良かったなー。
これまで見た役とは少し異なる、なんというか
少し弱い感じの男性像
私がこの映画の中で1番グッときたのは、夏彦がキリエに謝り2人がハグするシーン。
なんだか泣いてしまった。
あと個人的に七尾旅人の使い方!
本当にワンポイントで使うのね?!
と思いました。
公園で1人弾き語りをする
るかと2人で歌う
その後、警察に職質を受けてるかを逃がす
主人公の少女時代にしか出てこない。
と思っていたのに!
エンドロール。
あと、彼はライブなどで、観客の子供なんかと一緒に歌ったりするので、それを映画でもやらせるんだなー
着眼点!と思った。
時間軸が3つあって、少し複雑ではあるけど
主人公の生き様、そしてあの震災から13年
こうして生きてきたのだという…
キリエの歌声、そして震災
それが主軸なのかと思うんだよね。
レイプされそうになるシーン
あと震災の揺れるリアルなシーンがあるので
若干、苦手と思う人もいるけど。
私は退屈せず観ましま。
岩井俊二節炸裂なのでは?と。
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