「希は…」キリエのうた HALさんの映画レビュー(感想・評価)
希は…
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小説を読んでから観たので、あの場面入って欲しかったなと思うことがちらほらあったけど、それでも楽しく観られた。
アイナ・ジ・エンドはキリエ(路花)に合っててハマリ役だなぁと思った。歌もこの歌声で胸がグッとなる部分が何回もあって涙が流れた。
だけど、希はいまいちだった。小説の中ではズル賢い強かな女のイメージだったけど、映画はぶりぶりのぶりっ子で喋り方(声が高い)が少しアホの子みたいな感じで、希は違う女優さんでもう少し落ち着いた感じで演じて欲しかったなとそこだけが残念だった。
でも希と路花が似ていて面影を感じてるからこそ、夏彦が最後許しを乞うことになるので同じ人でないといけないが、ここは思い切って違う人を使って欲しかった。
小説読んだ時は夏彦お前馬鹿だなぁと一切同情できなかったけど、映画ではあんなぶりぶりの希になってたからバカな女に人生狂わされた夏彦可哀想だなって映画の夏彦に少し同情してしまった。あんな女に引っかかる夏彦も夏彦だけど。
それでも、それ以上に映画では松村北斗が演じる夏彦の苦しみと悲しさ後悔が伝わってきた。
イッコはもう1人の主人公みたいな感じなので真緒里からイッコになった部分を入れて欲しかったかなと思った。
というか夏彦やイッコは映画で出されなかったストーリーが沢山あるので小説を読んで欲しい。
広瀬ずずの美しい涙や黒木華の関西弁が聞けて満足。
あとは大物俳優やアーティスト達が続々と出てるけど、こんな短い時間なのによく出てくれたな!と思ったくらい豪華だった。
あとは、路花の子役の子がめちゃくちゃ良かった!!
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