「【”♪教えて、お爺さん。教えて、復讐の方法を!♪”凄いエログロな「アルプスの少女ハイジ」。スイス政府に怒られないのかなあ。乳糖不耐症って知らなかったよ。超珍品である。第二作は公開されるのであろうか。】」マッド・ハイジ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”♪教えて、お爺さん。教えて、復讐の方法を!♪”凄いエログロな「アルプスの少女ハイジ」。スイス政府に怒られないのかなあ。乳糖不耐症って知らなかったよ。超珍品である。第二作は公開されるのであろうか。】
ー 冒頭、今作品がクラウドファンディングで製作された事がテロップで流れる。初めて見たな、冒頭は。
で、”映画を愛する者たち”って出るんだけど、ホント、”エログロ映画を愛する者たち”だった・・。-
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・冒頭からハイジは、黒人のペーターと山小屋の藁のベッドでイチャついている。
ー こらこらこら。何が2回戦だ!お爺さんは許しませんよ!-
・だが、そのペーター、チーズメーカー社長でスイス大統領のマイリが自社チーズ以外を禁じて独裁体制を敷いているため、密かにヤギのチーズを麻薬の様に売っていたが、見つかりクノール司令官により、ハイジの前で処刑されてしまう。
ー 頭が吹っ飛び、グロイ。だが良く観ると食虫植物のラフレシアのようでもある・・。-
・アルムおんじ(アルペヒが本名みたい)も、クノール司令官達と銃撃戦になり山小屋大爆発。で、ハイジは矯正施設へ。
ー 仕方がないのだが、セットがちゃちい。あと、良く分からないアルプスレスリングみたいな殺し合い競技などが出てくる。ウーム。-
・ハイジは矯正施設長の女を、閉じ込められていた牢の中に有った人骨で首を刺し逃亡。で、良く分かんない緑色の太った妖精みたいなおばさんに仕える二人の忍者みたいな人に鍛えられ、日本刀や槍の技を磨く。
ー 何だか、日本要素も入っている・・。更にウーム。-
・で、ちゃっちい競技場でフランスから来たチーズ絡みの商人たちとスイス大統領のマイリがアルプスレスリングみたいな殺し合い競技を観戦している中、じゃじゃーんとハイジ登場。全身鎧の化け物を斃し、生きていたアルムおんじの助けもあり、何とか祖国を取り戻すのである。
ー あの観客は、絶対にクラウドファンディングに参加した人たちとみたね。ー
<もう、次々に飛び出すトンでも設定には呆れを通り越して、笑うしかなかった作品。
ラストに、復活したクララも登場し、次作は「ハイジとクララ」だそうである。
「アイアン・スカイ」のマサカのクラウドファンディング第二作を劇場で観たモノとしては、「ハイジとクララ」が公開されたら、劇場鑑賞するであろう・・。多分・・。>
(2023年8月27日 刈谷日劇にて鑑賞>