劇場公開日 2024年7月12日

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メイ・ディセンバー ゆれる真実のレビュー・感想・評価

全101件中、21~40件目を表示

3.5藪の中?

2024年7月28日
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toru

2.5女性の怖い面の映画?

2024年7月27日
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ミステリー的な感じの映画かな?
女性の怖い面を見せられた映画でした

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nami

4.0物語か、人生か

2024年7月26日
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作品自体がアカデミー賞クオリティに充分値する。
しかし、
ジョーのセリフを引用すると「これは人生なんだ」が示すように、
実話のエピソードのレイヤーが重なり過ぎて観客を良くも悪くも幻惑する。

その幻惑は、
演技者としてのナタリー・ポートマンというよりも、

プロデューサーとしてのナタリーと、
監督トッド・ヘインズの狙いでもあったのだろう。

ヘインズの狙いを前作『キャロル』を参考にして解釈すると、
感情にフタをして生きるという事は、
自らの存在意義を認めないという事、

それでいいの?観客のみなさん、
と、
観客に気持ちのシャドウイングをさせるのが演出意図のひとつだろう。

しかし『キャロル』には考え方の逃げ道があった。

今回はその逃げ道を断つように、
実話、認識論的相対性(劇中のセリフ)、
真実の愛と法律、
などのレイヤーがさらに重なっている。

そのレイヤーの増量はヘインズの投げ掛ける命題に、
付加価値を与えるものと解釈できる一方で、

ケミストリーに集約したケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの芝居の激突のようなものを期待した観客にとっては、
多すぎるノイズになったのかもしれない。

もちろん、鏡の前の並列の2人が、
現実のグレイシー⇄グレイシー役(本作の)⇄ジュリアンと、
エリザベス⇄グレイシー役(劇中の)⇄ナタリー等々、
立体的マトリョーシカ的ツーショット?6ショット?
神がかり的カットはいくつかあった。

正確にサイジングされソリッドにカッティングされたカットを丁寧に積み重ねて、観客の胸に焼き付けていく。

ショットという曖昧な狙いではなく、
編集時のコマ数まで計算済みの精密な削り出しは相変わらず鋭い。

【蛇足】

オーディションの映像のシーンを入れたのは、
ジョーのおおらかな包容力やセクシーさ、
キャスティングに苦労した証拠を見せたかったのかもしれない。

そのキャラクターは、
この事件のコアのコアの部分。

グレイシーの感情が始まりなのか、
やさしいジョーの無垢さが始まりなのか、
または、
それぞれの家族との影響なのかは、

いくつかのシーンでほのめかされるが、
基本的には観客の解釈に委ねられている。

ジョーの父親の夥しい数の吸殻、
息子の弱い大麻で咽せるジョーの肺、
これだけで父親が息子を傷つけている描写だ、
といわれても、
自分なら、
他にも撮っているであろうカットを、
復活させて、
ハッキリとコミットするか、
この一対のみであれば、
いっそのことシナリオの段階でオミットする事を推奨する。

理由は下記にほのめかしておこう。

最後に、

子供の無垢な心が特殊な刑事事件を引き起こす類似作品は、

映画化もされている松本清張の『影の車』や『天城越え』、
イーストウッドの『ミスティック・リバー』のような名作があった。

重なったレイヤーを一枚一枚剥がしていく思考の補助線になるかもしれない。

人間の根源的な存在意義というテーマとその描写方法で幻惑させながら、ねじ伏せていくヘインズの演出は観客に多くの解釈の余地を与え、
その一つ一つのレイヤーを広義で楽しむことで、作品の真の価値を理解することができる、

という言い方もできるかもしれない。

いも虫から蝶、カゴから空へ羽ばたく、
ムーミンの神回を思い出した。

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蛇足軒妖瀬布

4.0当人同士にしか解らんね

2024年7月24日
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「もっとリアルにやるから」
映画の撮影中らしい、
エリザベスのラストのこのセリフに集約されている。

リアルってなんやねん、という感情が渦巻いとります。

当人同士にしか解らん。
受取側の倫理観と憶測からでしかないですもん。

といいつつ、
音楽が不穏で猜疑心を煽るし、
ジョーが洗脳されていた感じに、
わたしたちを誘導している風でしたが、
概ね、本当の事件に対しては、
純愛でしょー、とは思えないものなー。

ただ、これが実際の事件じゃなくて、オリジナル作品だったら、
ものすごーく面白いサスペンスだし、
やはり、事実は小説よりも奇なりを地でいってますね。

ジュリアン・ムーアの少女のような不安定さがチラホラと垣間見える、
到底60歳には見えない美しさと可愛らしさの女優の貫禄と、

それに飲み込まれそうになりながら、
役柄同様 「女優よ、わたし」 的に踏ん張る
ナタリー・ポートマンとの競演が素晴らしく、
また、ジョー役のチャールズ・メルトンの雰囲気と声がたいへん魅力的で
この三人がどうなっていくのか、ドキドキしながら、
終始引き込まれてしまっておりました。

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hkr21

1.0駄作の一言

2024年7月23日
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ricky_o

3.0原作は読んだことない。

2024年7月22日
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KP

3.5全てに技あり!

2024年7月22日
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知的

難しい

ドット・ヘインズ監督とジュリアン・ムーア信者です!
なので公開を楽しみにしておりました

実際にあった事件を基に作られた作品
タブロイド紙やワイドショーが飛び付く題材で
ありながらも安っぽいスキャンダルとしてではなく
当事者である2人の過去と現在の感情や本心
ゆがみを周囲の人物を巻きこみ繊細な心理サスペンス的ドラマとして描かれている脚本は
アカデミー賞ノミネートも納得の出来栄えです

重層かつ美しいミシェル・ルグランの旋律も
聞き逃せない!登場人物達の心理状態を場面に応じて表している様だった

内容的に理解や共感は出来ないが
役作りのため当事者達に話を聞く女優エリザベスを演じたナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーア2大女優がぶつかり合う渾身な演技も大いに見応えある117分でした

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ねもちゃん

4.0評価低い?私は面白かったです!

2024年7月22日
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ほりもぐ

4.5トッド

2024年7月21日
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トッド・ヘインズ最新作

「ハンクオーバー」「ジョーカー」の監督⁉

それはトッド・フィリップス

「ウェルカム・ドール・ハウス」「ハピネス」は⁉

トッド・ソロンズ

「Tarター」

トッド・フィールド

「ベルベット・ゴールドマイン」「キャロル」のトッドの方

齢50も過ぎると覚えられない…

トッドといえばラングレンだろう!は、もう少し上の世代(ジュリアン・ムーア アタリ⁉)

気づけばナタリー・ポートマンもオーバー40

光陰矢のごとしである…オワリ

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うんこたれぞう

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2024年7月20日
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りゃんひさ

2.0事件を描いた作品かと思いきや

2024年7月20日
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結局はナタポとジュリアンの闘いを描いていた。
彼氏を寝盗り、ジュリアの全てを理解したと確信したナタポだが、最後にジュリアンにいっぱい喰らわせられてしまった。
ラストのあのシーンを何回も繰り返すのは、ナタポの喘ぎなのだろう。
ただ、映画としたら面白味が無かったが。

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ムーラン

3.0ベースド・オン・ア・トゥルー・ストーリー

2024年7月20日
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翔平と一平の映画も、こう言う虚実入り交えたんに成るんやろか・・・

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ホモ・サピエンス

3.0迂回はあるも、雰囲気いいです。

2024年7月20日
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楽しい

知的

ネット配信の映画を観ていると、たわいないストーリーでも実はよく我々の生活を活写しているな、そんな気分になることが度々あります。さて、この本篇のテーマは何か考えましたが、熱中時代や金八先生って理想の教師を描きますよね。こちらは多少問題有気な教師を映画化するお話です。教師は女優にスキャンダルの正当化を働きかける。女優はモデリングを繰返すうちに教師のしたたかな支配欲に気付く。児童性愛とウーマンリブが天秤にかかりますが、映像の先生と現実の先生、生徒にとって有益なのはどちらか、これは議論の余地があるようにも思えました。教育には実績と共感の双方が必要なのかも知れません。

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時示郎

3.0何言ってるかはわかるが、何言いたいかはわからない

2024年7月18日
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それほどつまらなくもないですが、妙にもったいぶってハッキリものを言わない煮え切らない奴みたような作品。
三人そろって何考えてんだか、何したいんだか、何が気に食わないのか、サッパリわからず意味不明。
これをもっとエスカレートさせたのがPTA、と言えばわかり易い?

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越後屋

3.5癖強めの登場人物たちが多く、見ごたえあり。

2024年7月18日
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悲しい

怖い

難しい

終始、みぞおちに力を入れて鑑賞していました。
ドラマティックな内容で、緊迫感あります(音楽のせいもあり?)。
記者でもない女優が、役作りでそこまでするかというほど、時間と身体とエネルギーを使ってます。
どの登場人物にも、感情移入できず、穏やかな毎日の生活に感謝の念を思わず抱きました。

13歳の少年ジョーと36歳グレイシーが恋仲になり、グレイシーは罪を問われ、収監先でジョーとの子を出産。
この時点で、ツッコミどころ満載過ぎ。
しかも実話がベースらしい。
ペタジーニやマクロン大統領の結婚について知った時も、どちらもモテただろうになぜ?と驚いたけれど、女性が年上の年の差婚も希少ながらあるらしい。
でも、これはやっぱりグレイシーのジョーに対する性的虐待だと感じました。
本当にジョーを想うなら、彼が成人するまで待つのが大人の見識。
グレイシーは、私にはとても未成熟に見えました…密かに怖かったです。

俳優陣にも、映像にも、音楽にも、最後まで惹きつけられました。
まるで、自分が傍観者として映画の中にいる気分になりました。
どこまでがフィクションなんだろう。
実在の方々への配慮のなさが少し残念でした。

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のりたまちび

2.0どうだろう?

2024年7月18日
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寝られる

世間では許されない年齢差の結婚(生活)の話しなのか?それを映画化するために近づく女優が焦点なのか?
何となく曖昧な終わりも尻切れトンボみたいで中途半端さだけが、目につく作品でしたね。
もう少しどちらかに寄ったらわかりやすかったかも?
にしてもナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアの無駄遣い感😩

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キチ

3.0星はいつも三つです。

2024年7月18日
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フェルマー

3.0納得できる?

2024年7月17日
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naichin

3.5このような視点で描くのね

2024年7月17日
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怖い

難しい

当時日本でも話題になっていた教師と生徒の事件。ものすごく覚えてます。ジュリア・ムーアの表情は、実際の彼女のそのもの。
それを映画化するという視点で描いたことで、少し客観的な角度からなぞることができま。

エリザベスは入り込みすぎ。入り込みすぎたことによって、彼女と同一化していく部分が恐ろしい感じがする。
ジョーの気持ちは結局どこに?子供たちの卒業式を見て、感無量の顔してたけど、自分の気持ちを妻にわかってもらえていないのが1番気がかりで、映画のラストで教えて欲しかった。

周りの人物の背景が薄くて、もう少し色んな事の理由付けが欲しかった。

途中、私の勝手な推測でグレイシーの夫であるジョーは、グレイシーが子供の頃兄に受けた性暴力によって産み落とされた子供なんじゃないかと思った。けどそこまではひどくなかった。

ナタリー・ポートマンとジュリアンムーアが秀逸。
特にメイクをしてあげる場面では、なぜか涙ぐみそうに。

余談。ナタリー・ポートマンは実際に大変頭が良く、良い大学を出ている。生徒たちにインタビュー受けて答えている場面は、知的な彼女自身の言葉に思えた。

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ハマー

3.5ジョーという存在

2024年7月17日
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鑑賞方法:映画館

さて、アカデミー賞脚本賞ノミネート作品で、ジュリアン・ムーア×ナタリー・ポートマン×トッド・ヘインズなら期待しかないと待ちわびていた本作品。しかし、映画.comの点数は低調(この時点で3.1)な感じです。それにもやや影響を受け劇場鑑賞の順番は後回しになりましたが、やはりこの作品は観ておこうとサービスデイにTOHOシネマズ日本橋へ。午前回は空いています。
と言うことで、今回も前情報を何も入れずに観たわけですが、正直なところあらすじくらい読んでおけば良かったと後悔するほど、話をつかむまでに時間がかかります。エリザベス(ナタリー・ポートマン)が関係者たちから聞き出す内容をもとに、グレイシー(ジュリアン・ムーア)にまつわる過去と関係性が徐々に明らかになっていく展開で、要所要所で流れる特徴的な劇伴はそのシーンを盛り上げるための効果音にも聞こえて、ユニークでありつつもちょっと懐かしい感じがします。そしてメインキャラクターの二人は期待通りの怪演で、特に終盤のエリザベスにグレイシーが憑依していく役作りの様子には役者魂を感じます。ですが、何より私を本作に惹きつけさせたのは、そんな二人の間でこの作品の肝となるジョー(チャールズ・メルトン)という存在。普段から言葉数は少ないのですが、グレイシーとの生活の端々に見える上下関係や、どこかしらに見え隠れする少年性。後半以降はもう彼から目が離せなくなる一つ一つのシーンが印象的です。チャールズ、あっぱれ。
と言うことで、配信が始まったらもう一度観直したい作品確定で、出来ればノベライズが読みたい!まぁ、洋書を探す限りノベライズは出ていないようなので残念ながらそれは無理そう。と言うことで、普段はあまり他人の考察を読むことはしないのですが、正直今回はちょっと気になっています。取り敢えずまずはこの後、町山さんの(ラジオでの)映画紹介でも聴いてみようかな。

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TWDera