「期待度◎鑑賞後の満足度◎ かなり重層的な構造を持った映画であると共に精神科医になった様な気分にもさせられた(なったことないけど)。他人を理解すること、真実に辿り着くことの難しさ。」メイ・ディセンバー ゆれる真実 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待度◎鑑賞後の満足度◎ かなり重層的な構造を持った映画であると共に精神科医になった様な気分にもさせられた(なったことないけど)。他人を理解すること、真実に辿り着くことの難しさ。
※トッド・ヘインズは現代アメリカ映画の監督の中で好きな一人。『エデンの彼方に』も『キャロル』も素晴らしかった。
今作は上記2作と趣の違う映画かと最初は思ったけれど、観終わったら上記2作と同じ或る時代・或る社会の中でのマイノリティ、またはマジョリティーに理解され難い行動をとった人間達を描いている、という点では共通している。
①13歳の少年と36歳の主婦とが性交をし、子供をもうけ、結婚したという話には“普通”の人は“ウエッ”となるのだろうか。
層一:“いわゆる”世間・社会の“常識”“モラル(倫理とも)”“刑法”に反する行為をしたジョーとグレイシーに向けられる世間・社会の反応と行動
②層二:“いわゆる”世間・社会の“常識”“モラル(倫理とも)”“刑法”に反する行為をしたジョーとグレイシーの側に立った見方。
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