劇場公開日 2024年2月23日

落下の解剖学のレビュー・感想・評価

全371件中、241~260件目を表示

4.0自分の心持ちで如何様にも捉えられる「真実」達。スッキリとしない展開...

2024年2月27日
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自分の心持ちで如何様にも捉えられる「真実」達。スッキリとしない展開と劇場を出た後もずっとずっと残る「これで良かったのか?」感。その辺りも含め ◎な作品でした。

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こち

3.5けっこう面白い

2024年2月27日
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吉泉知彦

4.0マジックショーのようだった。

2024年2月27日
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ただただ芝居の技術の高さを楽しむ作品。

スタニスラフスキーはもちろん、
ステラ・アドラー方式の、
お互いの関係性の中で、
芝居をビルドアップしていく中でちょっとした仕草、表情を複数重ねて試行錯誤して取捨選択していくような、
訓練を受けた人たちの、
マジックショーのようだった。

状況を客観的に話す芝居、
客観的から主観が入ってくる芝居、
感情的な芝居、
それぞれ相手の芝居によってシフトチェンジ、減速加速、出力高低、すべてコントロールしている。

小説家同士、その内容と現実、
録音部分の構成等、
シナリオでもうまい部分もあるが、それらのセリフのキャッチボールが素晴らしい。

欧米複数国で、
オーディションを行なった事があるが、毎回、技術の引き出しの多さに驚く。

ロゴス(論理)、エトス(倫理)、パトス(情熱)、同じシナリオでも、
それぞれの違う伝え方、
論理だけでは人は動かない、
倫理が無ければ観客は納得しない、
情熱との按分の割合、センス、

そんな技術に関して、芝居の技術に関して、youtubeで話してます。

スヌープ・ドギー・ドッグまで、いい芝居していた。

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蛇足軒妖瀬布

3.0圧倒的有利な状況

2024年2月27日
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2024年劇場鑑賞48本目。
妻と夫しかいなかった家のバルコニーから夫が転落し、死亡。警察は当初事故と他殺の両方から調べていたが、他殺と断定して起訴するというもの。

しかし、こういう法廷ものって主人公が圧倒的に不利で、最後大逆転、みたいなのがセオリーなのですが今作は検察がかなり無理な主張をしており、法廷のハラハラみたいなのはないです。
この映画の前にもう一本観る予定で、一本目と1時間半あったので車でアラームかけて寝ていたら3時間半寝てて二本目見逃してしまったのですが、それでも眠くなるこの作品でした。

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ガゾーサ

4.0誰かが言ってたよ相手より幸せになっちゃいけないって

2024年2月27日
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きーろ

3.5事故か他殺か・・・

2024年2月27日
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知的

難しい

人里離れた雪山の山荘で、視覚に障がいのある11歳の息子が、血を流して倒れていた父親を発見し、息子の叫び声を聞いた母親が救助を要請したが、父親はすでに亡くなっていた。当初は事故による転落死と思われたが、前日に夫婦ゲンカをしていたことなど不審な点があり、妻で作家のサンドラに夫殺しの疑いがかけられた。自らの無罪を主張するサンドラだったが、事件の真相が明らかになっていくなかで、息子の証言が・・・さて真相は、事故死か自殺か他殺か、てな話。

なかなか奥深くて見応えあった。法廷でフランス語で質問され英語で答えるのは面白かった。
夫婦や家族の内情が法廷で明らかになるのはやれんなぁ、とも感じだが。
同じような仕事をして、妻の方が才能が有るとわかった夫は嫉妬するのだろう、とも思った。
裁判で勝っても得るものはない、という発言が有ったが、確かに、負けると失うものが多いが、勝っても得るもののない裁判ってあるよな、なんて妙に納得した。
邦題はフランス語の直訳なんだろうけど、こんな高尚なよくわからない邦題じゃあ、とっつきにくい気がする。

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りあの

4.0助演犬優賞はスヌープ!

2024年2月27日
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Mr.C.B.2

3.0余白

2024年2月26日
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新宿ピカデリーで鑑賞。
月曜の夜にも関わらず8割くらい入っていたような。

予告編が面白そうだったので鑑賞。
ちょっと思ってたのと違ってたかも。

手持ちカメラぐらぐら、
ギューんとフォーカスが印象的。
是枝監督が日本人キャストでリメイクしたら
どうなるかしらと想像。
終盤の夫婦喧嘩シーンが地獄!
余白たっぷりのラストでしたよ。

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ぼろんてーる2

4.0犬と子役が◎

2024年2月26日
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法廷劇なので、顔のアップ過多。

解剖されていくのは、家族 3人それぞれが胸に隠していたこと。
父親があまりにも心が壊れて怖いのと、疑惑だけで裁判に持ち込む検察の主観による結論ありきな姿勢が嫌だった。

勝っても、失うものを最小限にするだけで得るもののない裁判は、気持ちが良くない。

映画の中で何よりよかったのは犬。
あと、子役。
すごい演技力でした。

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コージィ日本犬

4.5裁判の結果、得られるもの

2024年2月26日
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よして

2.0脚本合戦

2024年2月26日
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悲しい

単純

難しい

作家夫婦の旦那が山の上の自宅で転落死し、妻による殺害か、自殺かを問う裁判になる話。

雪山の自宅で作家として働く妻と、作家兼教師として働く夫という夫婦の夫が転落死し、当時視覚障害のある息子は犬と散歩中、自宅には妻と夫だけという状況から裁判になっていく。

ダニエルの証言に繋がる部分はまあわかるけれど、客観的なことや状況証拠に繋がるものを議論する訳じゃなく、主観的に殺人の動機と自殺の動機とどっちがより有意かを問うディベート大会を長々とみせられている様に感じてしまいダルかったし、これって判決に影響あったんですか?動機がより有意な方がギルティですか?という感じ。
そして結果は……だけれど、そもそも判決に影響する議論は最初だけで、判断できずに放置だし。

ということは見るべきはそこではないということで、だとしたらそれらをもっと簡潔にして100分ぐらいで収めて欲しいもんだ。

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Bacchus

4.5自殺か他殺か、それはどっちでもいい

2024年2月26日
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泣ける

悲しい

怖い

夫婦のあり方、息子の選択、全てがオープンになる法廷で家族を丸裸にする。
当然仕方ないにしても、なんて残酷なんだ。

途中で裁判長に進行に差し支えるから、出席を拒否を進められる息子。自分はもう傷ついているから大丈夫、自分で判断したいと出席する。
強い子だよ…。その後に出てくる録音記録や検察側の誘導尋問が息子に刺さりまくっているのが見えて辛い。

息子が示した主張の切実さは、私は傍聴席や陪審員のように固唾を呑んで見守りました。思い出しても涙が出そうだ。

あと犬ね。最高だったな。

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ma

3.0話題作という事で

2024年2月26日
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知的

落下の謎を解剖していくのかと思って観ていたら全く別物でした。法廷劇と夫婦間の泥沼を解剖する作品で全くスッキリせず。視覚障害のある少年を見事に演じた子役の演技力に救われたので良かったですが。
真相は謎めいたままか?

22

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タイガー力石

4.5ストレス感じたらあなたの負け

2024年2月26日
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興奮

知的

仕事でインタビューを受けている。
夫が家中に響き渡るくらいの大音量で音楽を流す。
ハゲチクリンの検察官にいら立ちを覚えたので、わたしの負け。
(映画作った人の勝ち)

そして、夫婦の職業、目が見えない息子、フランスの田舎の山荘に住むようになった経緯など、物語の背景が分かってくると面白くなったのでさらにわたしの負け。
(映画作った人の勝ち)

法廷でサンドラ・フラーが、フランス語から英語に切り替えて話す場面からギアが上がり、夫婦喧嘩のところで加速する。

今年映画館で観た本数は8本目だけど、「カラオケ行こ!」以来の当たり映画でした。
っぷはっ~!!!

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光也

3.0落下したのは

2024年2月26日
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ふわり

4.0忠犬

2024年2月26日
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感想やら考察やらを書き始めたキリがなさそうな,考えさせる映画。
ミステリーでも法廷ものでもなく,家族や夫婦の本質に迫るような怪作で,圧巻は夫婦喧嘩シーンか。
不仲の原因になりそうな材料を巧く盛り込みながらあくまで知的な装いを崩さない演出と中弛みしない演技力が凄い。逆に,論点ズレまくって感情的に罵り合って発散することで維持されている夫婦・家族ってきっと多いんだろうな,と思うと空恐ろしい。
真相は誰にもわからないが,明らかになっている事実のみに基づいて何とか折り合いをつけなければならない,というのが法曹の因果な責務なんだなぁ。

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ひろちゃんのカレシ

4.5タイトルなし

2024年2月26日
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 予告だと完全犯罪サスペンスかと思い込んでた。日本の非人格的な法廷と異なり、いろいろ民度が違う。それでも検事のクソ解釈は最低だった。
 夫婦の喧嘩のシーンは圧巻だし、夫が壊れていく様子が徐々に明らかになる。
この映画の主人公は子どもだ。一人になりたいとしたのは、自分で考えようとしたから。素晴らしい。確かに彼を保護しようとしても、ネットの言説は溢れている。すべてを聞き、知らなかった親の真実を知り、父と母の間で引き裂かれながら、彼は自立していく。
 裁判の夜、母に会うのが怖かったのはそのせいだ。明らかに二人の関係性は変わる。
 私自身も彼が本を出せなかった同様のシチュエーションを経験したので、見るのが苦しかった。
 彼女のほうが自由奔放に見えるかもしれないけれど、こんな山奥に、しかも彼の故郷についてきた彼女の適応力と優しさのほうに、私は想像が及ぶ。彼女の言葉は攻撃的に見えても、彼の真実を言い当ててるだけ、迫力がある。これだけ苦しんでたんだから、もう少し優しくできなかったかとも思わないことはないけど、こんなふうにしか断ち切れなかったのだろう。時間をシェアするという方法ではなくて、彼のやり方を拒否するという形でしか、突きつけられないのも、もともと彼のほうが先生だかで優位にあったからでもあるかも。向き合わないという彼の言葉への反応が一瞬、彼女のわがままに見えても、それ自体が男の暴力なのだということが少しずつわかる。そして、子どもが遡及的に父の言葉を理解するくだりは素晴らしい。目が見えてなくても真実が見えている。

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えみり

2.5寝落ちしました

2024年2月26日
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元々、法廷劇が苦手なので、起きて観ているのが大変でした。全然、内容は理解していず。

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hanataro2

3.5スクリーンの中で小説を読んでいるみたい

2024年2月26日
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鑑賞方法:映画館

これは観た人それぞれに違った感想を持つのだろうな、そんな風に感じられる「行間を読む」ような、まるで小説の文章をなぞり想像を膨らませる作業を映像で見せられているみたいな感覚に陥りました。
もしかすると、冒頭のダニエルが息絶えたヴィンセントの近くに立ちすくむシーンすら事実ではないのかも?なんてスクリーンを後にするときでさえ心は乱れました。
法廷のシーンは話が逸れてしまいがちで、それが主人公たちの過去を紐解く鍵にはなるのですが、やや冗長かなとも思えました。
それにしても検察側のキャラは国は違えど似たような描き方になるのですね。
見ごたえありました。

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ニコラス

4.0音だけ聴いていた人と、視覚情報も交えた人との認識の違いとは何か

2024年2月26日
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知的

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Dr.Hawk