劇場公開日 2024年2月23日

落下の解剖学のレビュー・感想・評価

全445件中、241~260件目を表示

3.5夫婦とは(2024年8作目)

2024年3月4日
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悲しい

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きゃりー

3.0ちょっと期待外れ…

2024年3月4日
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リバー

3.5法廷シーンが多いのだけれども、法廷ドラマというより、事件を通じて人...

2024年3月4日
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法廷シーンが多いのだけれども、法廷ドラマというより、事件を通じて人が人をどう見ているかを見せていく力作。子供のポジションが絶妙。セリフ多くてちょっと疲れた。

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ghostdog_tbs

3.5夫婦仲に横たわるグレーゾーンの脆さ

2024年3月4日
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本作で女性監督として史上3人目のカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を獲得したというジュスティーヌ・トリエ(のこる2人は『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオンと『TITANE/チタン』のジュリア・デュクルノー)。彼女は今、フランスで最も旬な監督の一人に挙げられているそうだが、今回その監督作品を初めて見た。

あからさまなキャメラ目線で抜いたショットや左右にブレる映像を随所に挟み込んだり、ビスタサイズの横長画面のど真ん中に登場人物をクローズアップで捉えるなど、一種の「ドキュメンンタリータッチ」が持ち味のようだ。個人的にはあまり好みでないけれど。

本作について「スリリングな法廷ドラマ」といった感想を多く見かけるが、私自身は、たとえば『シカゴ7裁判』『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』のような“法廷モノの丁々発止の面白さ”が全く感じられなかった。いや、むしろモヤモヤ感をずっと残しつつ事態は推移していく。なぜなら殺意の有無や計画性を示す明白な証拠があるわけでもなく、もっぱら状況証拠と供述証拠、そして憶測のみに裁判は終始するからだ。

その意味では、法廷シーンのセリフ数の多さや判決の行方に気を取られることも特になかった(劇中で示された「事実」からは「無罪」以外に考えられないでしょ)。むしろ本作は、是枝監督の『怪物』やパク・チャヌク監督作『別れる決心』のように、「真実」をエサ(?!)にラストまで引っ張っていくという印象が強く、一定程度それに成功していると思う。

その最大の「牽引力」が、万人も認めるとおり、妻・母役のザンドラ・ヒュラーだ。当て書きされたというキャラクターの造形は圧倒的で、たしかに彼女以外には考えられないほど。母国語のドイツ語は封印してフランス語と英語で対話し、映画『ゴーン・ガール』にでてくる妻のような強靭な意思を兼ね備えた人間ではなく、どこにでもいる一人の女性として、薄氷を踏むように夫婦仲のグレーゾーンをあぶり出してみせる。

こうした夫婦間のすれ違いや脆さに主軸をおいているという点では、法廷ドラマというより、映画『マリッジ・ストーリー』や『ブルーバレンタイン』、『クレイマー、クレイマー』などの系列に連なる1本ととらえた方がしっくりくると思う。

ただし、登場人物たちを冷ややかに見据えた視線や、アルベニス作曲の「アストゥリアス」とショパン「前奏曲第4番 Op.28-4」を挿入曲として扱う手並みなどには、アート系映画として「いかにも」な印象を正直受けた。

それにしても、愛犬を“実験台”に使ってしまう子どもの発想には驚いた。ついでに言うと、本作の法廷シーンでは、子どもが証言台に立って一人前の人間として大人と対等に扱われる点にもビックリ。
これまで映画の中の「裁判シーン」でお国柄がよくでているなぁと妙にナットクしたのが、『シチリアーノ 裏切りの美学』や『シシリーの黒い霧』で描かれた、あまりにビックリな喧騒感。本作『落下の解剖学』の法廷シーンもフランスのお国柄がよく顕れているという点において、先の2本に匹敵するインパクトがあった。

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ルピノ

3.5もやもやする

2024年3月4日
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難しい

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ミカ

3.0思ったより退屈

2024年3月4日
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タイトルがかっこいいのでワクワクしていたが事件に特に意外性もなく台詞回しや絵面はカッコよかったけど思ったより退屈に感じた
もっと事件に意外性がほしかった

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ぽん太郎

3.0只々裁判を見てるだけで単調。 これなら現実の裁判見てた方がおもしろ...

2024年3月4日
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只々裁判を見てるだけで単調。
これなら現実の裁判見てた方がおもしろいのでは。

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とよ

3.5233 真実は常にひとつ、ではなくいっぱいある!

2024年3月3日
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中盤の法廷劇に突入してから眠気が一気に醒めた。
夫婦って自分はいつも相手のために引いている、
の連続と思っているが
引く前の線がいったいどこにあるのかで
相手の気持ちも変わるのね。
昭和(オトン、オカンの時代)だと9対1で旦那の方が強く
平成(ワタシらの時代)でも7対3か
つまりオトンが1引いてもオカンからしたらそれでも2対8
五分五分にするにはあと3つお前引けよ、と。
って親の介護中昔話を互いに聞かされ
今回は身に染みた次第。

で、真相はどうなんでしょう?
自殺も他殺もそれぞれ血の降り方を説明しているし
法廷って決定的な証拠もないのに
こんなにストーリーをいっぱいつくって
相手を陥れる場合もあるのか、と驚く。
ワタシはこいつが意外な犯人(根拠なし)、と
思っていたのだがエンドロールに突入した。
東野圭吾の某作品のような気持ちです。
70点
イオンシネマ草津 20240303
パンフ購入

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NWFchamp1973

3.5裁判劇。

2024年3月3日
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売れてる作家妻と、作家目指してる夫と事故で視力を失った息子。夫の死は自殺か他殺か?
裁判での証言、証拠、現場検証により家族の中にあった暗部が否応なく炙り出される。
つまりそこが解剖なんだと思う。
普通の裁判物と違い二転三転どんでん返し見たいな盛り上がりはない。小さな隠し事や、気づかなかった事、思っていたけど言わなかった事レベルの物がジワジワ関係を悪化させていたことが開示される。
いやむしろ知らなくて良い事だったかも知れない。

裁判だから結果は出る訳だがカタルシスはない。
むしろ母と息子この先うまくいくんかい?と心配になる、、それも監督の狙いらしい。

イケメン弁護士の助手おばさん、なんか見た事あるなと思ったら最近見たバスドヴォボス監督の「ゴーストトロピック」のおばちゃんだったww

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masayasama

1.5辛いだけ

2024年3月3日
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アカデミー取ると思ってましたが、今ひとつでしたね。
映画は辛いだけで自分は好きではないです。

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michi

3.5152分を感じない

2024年3月3日
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大阪ぶたまん

4.0見事だが重い作品

2024年3月3日
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泣ける

悲しい

難しい

ようやく落下の解剖学を観た。
結論から言うと見事だが、ストーリーが
重く辛い。
ダニエル、サンドラの心情、脚本と構成、
裁判のリアルさは見事。
ただ、時間は長く疲れるし、精神的に
重い。もう少しコンパクトにまとめても
いい。また、作品はスクリーンよりも配信向きに思えた。
見事な作品だが、残念な箇所も多い。
精神的に辛い時は見ない方がいい作品。
2024年ベスト作品にはしたくない。
サンドラ・ビューラーの演技は見事。

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ナベウーロンティー

4.5脚本が秀逸すぎる、、

2024年3月3日
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知的

難しい

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MarieFilm

3.5観終わってもモヤモヤする

2024年3月3日
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知的

難しい

サスペンス好きなので、予告の雰囲気に惹かれて鑑賞してきました。悪くはなかったですが、期待したほどでもなかったかなという印象です。

ストーリーは、雪山の山荘で両親と穏やかに暮らしていた、視覚障害をもつ息子が、家の外で倒れている父を発見し、当初は転落による事故死と思われたものの不審な点も多く、やがて妻のサンドラに殺人の疑いがかけられ、法廷で新たな事実や証言が出される中、事件の真相とともに家族に隠された真実も明らかになっていくというもの。

集められていく証言、科学的な見解、新たな状況証拠など、少しずつ明らかになっていく事実が、仲がよいと思われた家族の裏側をあぶり出し、サンドラの立場をじりじりと追い詰めていく展開は見応えがあります。それはそのまま転落死の真相に迫っていくことでもあり、観客は法廷での判決の行方を固唾を飲んで見守ることになります。憎々しいほどの推論を展開する検事のいやらしさは強烈だし、録音音声から描かれる夫婦喧嘩のシーンも圧巻です。

しかし、証言も証拠も殺人を裏付ける決定的なものではなく、検察側がそこから導き出す主張もすべて推測に過ぎません。結果、検察側も弁護側も、主観と可能性をぶつけ合っているだけで、真相に迫っている雰囲気はあるものの、実は1ミリも近づいてないのではと思わされます。

では、いったいこの裁判は何を明らかにようとしているのでしょうか。はからずも弁護士がサンドラに向かって「事実はどうでもいい」というようなことを言うのですが、要は「第三者の目にどう映るのか」が重要だということです。つまり、それぞれが自分に都合のいい真実に導こうとして、周囲の印象操作をしているだけなのです。そんな大人たちの姿から学んだダニエルが、最後に渾身の名演技で証言をしたようにも見えました。果たして、ダニエルの証言は事実なのでしょうか。全てがもっともらしく、全てが嘘くさく思えてきます。

最終的に下された判決も、当然誰もが納得できるものではありません。ラストのオチは、「ザリガニの鳴くところ」のように秘密を墓場まで持っていくのか、「梟-フクロウ-」のように実はダニエルは見えてましたかと思ったのですが、どちらでもなかったですね。所詮、真実を知るのは当事者だけなので、亡くなった父の証言が聞きたいものだと強く感じました。真相はどうであれ、残されたサンドラとダニエルは、完全に崩壊してしまった家族を、これから時間をかけて再生していくことになるのでしょう。

主演はサンドラ・ヒュラーで、その胸の内が読めそうで読めない妻役を好演しています。脇を固めるのは、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール、アントワーヌ・レナルツ、サミュエル・セイスら。

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おじゃる

5.0事実はどうでもいい  人からどう思われるかが重要

2024年3月3日
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楽しい

興奮

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オニオンスープ

2.0面白いかなぁ?

2024年3月3日
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ウォリ坊

4.0真理と判決、愛情

2024年3月2日
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悲しい

興奮

言葉からの情報量が多くて、一つ一つ真面目にとらえていると、何が本当か分からなくなりました。
裁判とは、白黒ハッキリさせるためのもので、判決が絶対的に正しいとは限らないのではないかと思いました。
この映画のケースは、真実が勝ったものと信じたいです。

人間が他者に対してもつ愛情の熱量は、一定に保たれているものではなく、常に変化しているものですよね。根本的な愛情も、そのときどきの愛情も、嘘ではないです。でも、大切なひとを妬んだり、怒りをぶつけたり、嫌悪する感情が起こるのも事実かと思います。憎んでいるから相手を責めるのか、愛しているからこそケンカになるのか、カップルや状況によって異なるのか…なんだか良く分からなくなりました。

言い争いは、自分も疲れるし、周りにも迷惑なので、なるべく防ぎたいものです。

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Mikikar

3.5パルムドールにアカデミー賞ノミネートということで選んでみたが期待値...

2024年3月2日
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パルムドールにアカデミー賞ノミネートということで選んでみたが期待値が高過ぎたせいかちょっと今ひとつな感が
パルムドッグには納得ですが

フランスの法廷というのは関係者が好き勝手に喋っててなかなかカオスだというを知ることが出来たのが収穫だった

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teraox

3.0映画的でない法廷もの

2024年3月2日
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ハモニカ犬