劇場公開日 2024年2月23日

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落下の解剖学のレビュー・感想・評価

全457件中、201~220件目を表示

3.5真相は?

2024年3月14日
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鑑賞方法:映画館

難しい

どっちみち、この2人には破局しかなかった。

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マリエル

2.5退屈

2024年3月14日
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鑑賞方法:映画館

本編の半分ほどが裁判における会話劇に占められているが、カメラワークにもカット割りにも工夫が無いため、見ていてツラい。

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taktak

4.0夫婦こそサスペンス

2024年3月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

フランスの雪山で暮らす夫婦と視覚障害のある子供に犬。
ある日、夫のサミュエル(サミュエル・タイス)が転落死する事件が起こる。
自殺なのか、他殺なのか、事故なのか、その真相を探る物語。
アウトラインはサスペンスそのものだが、いかにもな怪しい登場人物もいないし、他殺だとした場合の証拠も何もない。
そんな中、状況証拠だけで妻のサンドラ(ザンドラ・ヒュラー)が殺人容疑で起訴されてしまう。
映画の中心は妻は夫を殺したのか、その謎を解明する法廷シーンだ。
当事者の夫婦以外の第三者は第一発見者でもある視覚障害のある息子のみ。(それと犬)
ただ、目が見えないので音だけでしか証言ができないところがポイントだ。
前半で夫婦の関係性は詳しく描かれないが、この法廷で夫婦の関係性があらわになっていく。
夫が息子を見ていた時に起きた事故で視覚障害になってしまった事の負い目。
夫婦共に作家であるが、妻はベストセラー作家で夫は落ち目の作家。
家事分担の話し。
どれもこれも夫婦あるあるで、身につまされる話だ。
そう、事件など起こらなくとも、育ってきた環境も違う他人の2人が同じ屋根の下で長い人生を共に暮らす、夫婦こそサスペンスそのものでないのか。
そんな関係性を炙り出すこの映画はサスペンスでも法廷劇でもない人間ドラマだ。
ドイツ人でフランス人の夫と結婚し二人の会話は英語で、法廷ではフランス語を喋らないといけないという複雑な役を演じるザンドラ・ヒュラーの演技がすばらしい。
また、犬のスヌープ役のボーダーコリーの「メッシ」の名演も見もの。
先日のアカデミー賞授賞式にも出演し、話題になっていた名犬。
最後にこの映画を夫婦で観ることはお勧めしない。

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kozuka

4.5解剖

2024年3月13日
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真実はいつも一つ!という言葉があるけれど、大人になって思うのは真実って一つかもしれないけれど認識の仕方は複雑だという事。

たった一つの真実も見る人、見る角度、時代、立場、法律、タイミング、さまざまな要素によって意味が変わってくることがある。

今回の作品で個人的に素晴らしいと感じたのはスピーカーの字幕の訳し方のシーン。
主人公はドイツ人で英語とフランス語が使える。舞台はフランスだが話しやすいのは英語。なので、スピーカーの言葉が出てこない。それを確認した時、まずカタカナでフランス語の音表記になる。それから主人公が話すと"音声再生器"と字幕が出て、ルビにスピーカーと出る。(一瞬だったので見間違いがあるかも)
一つのことを伝えるためにも、伝える相手、状況によって多面性が見えてきたり、惑わされてしまうといった本作の核になるところが表現されていてとても良い字幕だなと感じました。字幕:松﨑弘幸さんでしたので今度から覚えておきたいと思いました。

物語は宣伝の感じより、シンプルだと感じたけれど裁判の進み方、物語の展開の仕方はとても興味深く、おもしろかった。
特にすごかったのは息子ダニエルと、わんちゃんのスヌープ。この男の子とわんちゃんの演技力がこの物語の骨格を強固なものとしていて本当に素晴らしすぎた。今年の個人的主演男優賞と主演動物賞は決まったかもしれません。
カンヌのパルムドール、アカデミー賞の脚本賞を獲った作品なだけありまして見応え抜群でした。ラストも見た人の解剖の仕方によって見え方が変わってくるでしょう。

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しょうへい

3.5生々しい夫婦関係が浮き彫りに

2024年3月13日
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仕方ないけど裁判というのは容赦ないですね。
録音されてた夫婦喧嘩が再生されても堂々としている妻の姿に、フランス(ドイツ)女性の芯の強さを感じます。
少し長いけど飽きずに鑑賞出来ました。

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やまぼうし

3.0どこにもスリリングな要素がない

2024年3月13日
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単純

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みる子

2.5法廷劇

Kさん
2024年3月13日
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K

3.5夫婦とは…パートナーとは…

2024年3月13日
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難しい

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ガンビー

4.0真相は「藪の中」、最後に勝つものは…

2024年3月12日
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難しい

寝られる

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てつ

4.0自分のライフステージの変化やどんな立場に立っているかで感じ方が変わる映画かな、

2024年3月12日
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熟成された良きワインを飲んだときの複雑な味わいを感じる映画。
ミステリー?サスペンス?
そう思って観始めたけど本質はそこぢゃない。
物事の一面だけを切り取って判断することの恐ろしさ。対人における一筋縄ではいかない関係性。嫌よ嫌よも好きのうち、とはよく言ったもの。口で言ってることと実際に意味していることが必ずしも一致してるとは限らない。それを視力を失った息子が聞いたらまた感じ方は違う。

夫婦の関係性なんて他人がどうこう言えるはずがない。人には絶対に見せない部分があるんだもの。それを公の場で裁くために開けっぴろげにすることに一体何の意味があるんだろう……

十人十色というように、同じ事実に直面しても受け取り方は人によって異なる。夫婦におけるパーソナルなものは本当にその二人にしかわからない。それなのに他人が介入する必要があるのはムズムズする。

裁判の最中に弱気になって味方の弁護士にホロっとしちゃう。ダメだとわかっててもね。良い悪いを超越したところで行動してしまう、そーゆーのが人間らしいってことなんだろうな。

観終わっても様々な感情があとを引く。そんな余韻の長さまで良質なワインみたいな映画でした✨🍷

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らまんば

3.5長いぞー

2024年3月12日
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見る時の体調というか眠気が0の時に見ないとしんどいかも。ドッグマンとかコビィナントなんて何人か亡くなってるのよ。この映画は亡くなった人は1人。回想シーン 音声のみもありで真相にせまります。夫婦の会話とか見てると辛くなりました。
犬のアスピリンで死にそうな場面とか犬好きは見れません。犬は望んでいることをしているなんて会話もあり、ドッグマンの犬かよって思いました。
雪で亡くなっているのはやっぱりファーゴを思い出します。

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ルゲ式

3.5判決は真実より印象、ラストはそういうこと?なのか?

2024年3月11日
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知的

難しい

日本国内で史上最も話題となっている米国アカデミー賞。作品賞『オッペンハイマー』の独壇場の中、脚本賞でカンヌ栄冠の一矢を報いたこの作品。
旦那の転落死は自殺なのか妻の殺人なのか事故なのか、物語は妻による他殺の線での法廷劇。
実は『夫婦の落下の解剖学』といえるストーリーは夫婦仲怪しい夫婦には真に迫る物語では・・・。また『パルムドッグ』を受賞したワンちゃんの演技は物凄い。判決は真実より印象、ラストはそういうこと?なのか?

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masayoshi/uchida

3.0誰しも法廷には立ちたくない

2024年3月11日
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 ☆4でも良いかと思ったけど、わりと先進国ですと同じ様な事が起こりうる法廷の話。

 もちろん有罪ならば、動機だけでなく法廷で聴衆者の前で生い立ちから何から何まで明らかにされて、そして無罪であっても同じ様な事が起こる。最終的に無罪になっても心の傷は残り、元の平穏な生活は帰ってこない。

 そんなことに希望がない。希望がない映画は虚しい。映画にやれることはいろいろあって、それがない映画は評価下げてます。

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カツラギ

4.0後味は悪い

2024年3月11日
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Nana Shinozaki

3.5最優秀アニマル演技賞/カンヌにはパルム・ドッグ賞なんてものがあるんだにゃ~

2024年3月11日
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悲しい

怖い

寝られる

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カールⅢ世

3.0ボーダーコリーのスヌープ君♪ おそらくスヌーピーに風貌が似てるから...

2024年3月11日
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ボーダーコリーのスヌープ君♪ おそらくスヌーピーに風貌が似てるから命名されたのでしょう♪ で、瀕死のスヌープ君、あれは演技?・・ではないよね・・。薬飲ませたの?CG? 舌の出し具合やら真に迫っていて・・とても気になりました・・。
長いワンショットの中での、スヌープ君のシナリオ通りの動き♪ さすがボーダーコリー♪飼いたい♪
本題・・題名がどうもそそらなくて・・後回しにしてた映画。カンヌのパルムドールは観なきゃで・・鑑賞♪
「解剖」じゃなくて、「分析」「考察」とか・・「探究」とか・・そんな翻訳にしたほうがよかったのでは・・。
アメリカや日本の法廷劇はよく観ますが・・フランスはこんな感じなのですね・・。
黒澤明の「羅生門」的な物語。一定の結末にはなりますが・・なんとなく 「藪の中」で終わる・・かな・・。
夢見がちで、実力が伴わないスネ夫的フランス人の夫と、堅実で有能な理路整然としたドイツ人の妻との、ありがちな 行き違いを法廷を通して「解剖」されちゃう感じ・・。そう言う意味では「解剖」で良いのか・・。現実のフランスとドイツを対比させて皮肉ってもいるのかしらん♪
あれだけ賢い スヌープ君・・ゲロ食わないだろ・・。

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J417

4.5疑心暗鬼の不安

2024年3月11日
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悲しい

真実を知るのは被告の妻だけ。彼女の証言は真実なのか?母親が有罪なら盲目の息子はひとりきりになってしまう。彼の証言に偽りはないのか。彼は母親が犯人でも許す事に決めたのか?あと名優のワンちゃんがすばらしい。

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t.ao

4.5事故❓他殺❓自殺❓

2024年3月10日
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知的

難しいかと思ったけど面白かった〜😁。
一応念のため昼寝を少ししてから鑑賞。
前半の中盤あたりに眠くなりかけたがなんとか持ち直し、そこからは「どうなるのかな〜❓」と思いながら最後まで鑑賞出来ました(笑)。

母と子の物語というか父の死から、事件なの❓事故なの❓を追及する感じのような内容でしたね。
終始どっちなんだ❓と思いながら楽しめましたね。

途中で夫婦喧嘩の音声を聞くシーンで回想に入って見ていたら、ついつい自分と照らし合わせてしまいました(笑)。
元妻(離婚したので)との言い合いをしていた時は相手からワーって色々言われて自分は寄り添ってるつもりだけど相手はそうとらえてない事(自分ばかりがやってみたいな)ふうに言われた時は同じように話し合おうとしましたが相手からそれすら拒否られて、結果積もり積もって離婚になったのですが…(笑)、私は逆に包丁持ち出された事もあったりなかったりなのでやっぱりもしかしてとも予測させられるというかなんか自分でも考えさせられたシーンでした💧こんな書き方したらあかんかったかな💦とりあえず思った事書きました😢(でも今は一人を満喫しているのでそれを活かして次の方を見つけていきたいですね(笑)好きな映画もたくさん見れるし)。

話がそれましたが、とりあえずそれぐらい考えながら見入ってしまうほど面白かったですね、カンヌも納得です👏。

ダニエル役の方とワンちゃんの演技は素晴らしかったです、裁判官に次は聞くのが辛くなるから参加の打診というか来ない方が良いと言われるがダニエルの意思で参加を決めるなど、母に対する思いや父に対する思いも十分に感じる演技でした。
ワンちゃんもアスピリンを食べた後の演技も凄かったなー、実際に何かは使ったのかな❓と思えるぐらいのワンちゃんの名演技でした、家族との(特にはダニエルだが)やりとりに可愛いく感じました☺️

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アスカシン

3.5なぜ私たちはこの映画を見て疲労感しか感じないのか?

2024年3月10日
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ゾンビ2

4.0不思議な設定の法廷劇

2024年3月10日
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怖い

知的

難しい

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TAC