劇場公開日 2024年2月23日

落下の解剖学のレビュー・感想・評価

全445件中、201~220件目を表示

3.5判決は真実より印象、ラストはそういうこと?なのか?

2024年3月11日
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知的

難しい

日本国内で史上最も話題となっている米国アカデミー賞。作品賞『オッペンハイマー』の独壇場の中、脚本賞でカンヌ栄冠の一矢を報いたこの作品。
旦那の転落死は自殺なのか妻の殺人なのか事故なのか、物語は妻による他殺の線での法廷劇。
実は『夫婦の落下の解剖学』といえるストーリーは夫婦仲怪しい夫婦には真に迫る物語では・・・。また『パルムドッグ』を受賞したワンちゃんの演技は物凄い。判決は真実より印象、ラストはそういうこと?なのか?

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masayoshi/uchida

3.0誰しも法廷には立ちたくない

2024年3月11日
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 ☆4でも良いかと思ったけど、わりと先進国ですと同じ様な事が起こりうる法廷の話。

 もちろん有罪ならば、動機だけでなく法廷で聴衆者の前で生い立ちから何から何まで明らかにされて、そして無罪であっても同じ様な事が起こる。最終的に無罪になっても心の傷は残り、元の平穏な生活は帰ってこない。

 そんなことに希望がない。希望がない映画は虚しい。映画にやれることはいろいろあって、それがない映画は評価下げてます。

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カツラギ

4.0後味は悪い

2024年3月11日
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Nana Shinozaki

3.5最優秀アニマル演技賞/カンヌにはパルム・ドッグ賞なんてものがあるんだにゃ~

2024年3月11日
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悲しい

怖い

寝られる

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カールⅢ世

3.0ボーダーコリーのスヌープ君♪ おそらくスヌーピーに風貌が似てるから...

2024年3月11日
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ボーダーコリーのスヌープ君♪ おそらくスヌーピーに風貌が似てるから命名されたのでしょう♪ で、瀕死のスヌープ君、あれは演技?・・ではないよね・・。薬飲ませたの?CG? 舌の出し具合やら真に迫っていて・・とても気になりました・・。
長いワンショットの中での、スヌープ君のシナリオ通りの動き♪ さすがボーダーコリー♪飼いたい♪
本題・・題名がどうもそそらなくて・・後回しにしてた映画。カンヌのパルムドールは観なきゃで・・鑑賞♪
「解剖」じゃなくて、「分析」「考察」とか・・「探究」とか・・そんな翻訳にしたほうがよかったのでは・・。
アメリカや日本の法廷劇はよく観ますが・・フランスはこんな感じなのですね・・。
黒澤明の「羅生門」的な物語。一定の結末にはなりますが・・なんとなく 「藪の中」で終わる・・かな・・。
夢見がちで、実力が伴わないスネ夫的フランス人の夫と、堅実で有能な理路整然としたドイツ人の妻との、ありがちな 行き違いを法廷を通して「解剖」されちゃう感じ・・。そう言う意味では「解剖」で良いのか・・。現実のフランスとドイツを対比させて皮肉ってもいるのかしらん♪
あれだけ賢い スヌープ君・・ゲロ食わないだろ・・。

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J417

4.5疑心暗鬼の不安

2024年3月11日
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悲しい

真実を知るのは被告の妻だけ。彼女の証言は真実なのか?母親が有罪なら盲目の息子はひとりきりになってしまう。彼の証言に偽りはないのか。彼は母親が犯人でも許す事に決めたのか?あと名優のワンちゃんがすばらしい。

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t.ao

4.5事故❓他殺❓自殺❓

2024年3月10日
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知的

難しいかと思ったけど面白かった〜😁。
一応念のため昼寝を少ししてから鑑賞。
前半の中盤あたりに眠くなりかけたがなんとか持ち直し、そこからは「どうなるのかな〜❓」と思いながら最後まで鑑賞出来ました(笑)。

母と子の物語というか父の死から、事件なの❓事故なの❓を追及する感じのような内容でしたね。
終始どっちなんだ❓と思いながら楽しめましたね。

途中で夫婦喧嘩の音声を聞くシーンで回想に入って見ていたら、ついつい自分と照らし合わせてしまいました(笑)。
元妻(離婚したので)との言い合いをしていた時は相手からワーって色々言われて自分は寄り添ってるつもりだけど相手はそうとらえてない事(自分ばかりがやってみたいな)ふうに言われた時は同じように話し合おうとしましたが相手からそれすら拒否られて、結果積もり積もって離婚になったのですが…(笑)、私は逆に包丁持ち出された事もあったりなかったりなのでやっぱりもしかしてとも予測させられるというかなんか自分でも考えさせられたシーンでした💧こんな書き方したらあかんかったかな💦とりあえず思った事書きました😢(でも今は一人を満喫しているのでそれを活かして次の方を見つけていきたいですね(笑)好きな映画もたくさん見れるし)。

話がそれましたが、とりあえずそれぐらい考えながら見入ってしまうほど面白かったですね、カンヌも納得です👏。

ダニエル役の方とワンちゃんの演技は素晴らしかったです、裁判官に次は聞くのが辛くなるから参加の打診というか来ない方が良いと言われるがダニエルの意思で参加を決めるなど、母に対する思いや父に対する思いも十分に感じる演技でした。
ワンちゃんもアスピリンを食べた後の演技も凄かったなー、実際に何かは使ったのかな❓と思えるぐらいのワンちゃんの名演技でした、家族との(特にはダニエルだが)やりとりに可愛いく感じました☺️

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アスカシン

3.5なぜ私たちはこの映画を見て疲労感しか感じないのか?

2024年3月10日
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ゾンビ2

4.0不思議な設定の法廷劇

2024年3月10日
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怖い

知的

難しい

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TAC

2.5難しい風味の雰囲気サスペンス

2024年3月9日
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サスペンスとはなんぞや。
その意味を調べてみたところ、元は“宙ぶらりん”を意味し、転じて不安や緊張を抱いた心理を描く作品との事。分かりやすく言うと、ハラハラドキドキが続くって事らしい。
で、これはサスペンスかと言うとちょっと違う。
強いて言うならそう、夫婦喧嘩の成れの果てに起きた事件の、裁判傍聴日記。
誰が殺したのかの真相解明はどこか遠くにうっちゃられ、珍しくもない夫婦の真実の姿を延々と暴露する謎の弁論大会。
みんな小難しい顔して小難しいこと言いながら、大して中身あること言ってない。
何か大事な真実が隠されているのでは?!と思わせて、全然無い。ただ夫婦仲が良くなかった。それだけ。でもそれも、最初からだいぶ分かってました。だからそんな勿体ぶらなくても…。
フランス語と俳優の眉間の皺と法廷の雰囲気に包まれた、雰囲気産業映画だった。

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uru

3.5男女の立場が逆転しているところが現代的か?

2024年3月9日
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悲しい

知的

難しい

一昔前なら、亡くなった人が女で、疑われる人が男だっただろう。カンヌ映画祭パルム・ドールでアカデミー賞にも5部門でノミネートされている作品なので、期待が強すぎだせいかもしれないが、驚きはなかった。従来はミステリーといえば、英米のイメージが強く、フランス発なんてと以前は思っていた。だが、「このミステリーがすごい 2015年版」で、「その女アレックス」が1位になってから、そうでもないと考え直すようになった。また、先日第4シーズンの放映が終わったばかりのテレビドラマ「アストリッドとラファエル」も毎回唸らされてばかりで、大好きだ。だが、私にはこの結末は物足りなかった。ラスト近く、どんでん返しがあるのかなと妄想したくらいだ。安っぽいのは嫌いだが、想定内の結末でがっかり。確かに、夫婦間の役割分担や、息子の事故に対する思い、小説のプロットの話、息子自身の実験など退屈だったわけではない。だが、世間で言われているほどは、私は評価できない。

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瑞

3.5リアルすぎて、胸にしみる

2024年3月9日
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泣ける

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怖い

フランスで人気だときき、観てみた。
すべてがリアル、、、夫婦のリアル、移住のリアル、家族のリアル。事故か、自殺か、殺人か。
最後は、物語の最後として、またあまりにリアルで泣けた。フランスでウケるのはわかる気がする。しずかで深い、胸に染みた。

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はち

3.0ほぼ法廷での対話劇のため単調過ぎるかな

2024年3月9日
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くまくま

3.5一風変わった家族ドラマ

2024年3月9日
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ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥

自分にはビミョーな映画に見えた🤗
序盤は「お~、男が転落死して自殺かもしれないが他殺の可能性もあるのか…」というあたりは面白くなりそうな気配があったが、裁判ものになっていく。裁判で語られる過去の出来事は過去映像挿入。

犬を散歩させている視覚障害のある少年。彼は父親が死んでいるのを見つける。転落死のようだ。しかし、頭には転落する前に傷つけられたような痕がある。自殺か他殺かわからない。不審死であるが、夫の妻であるベストセラー作家のサンドラに夫殺しの疑いがかけられ、裁判となる。
裁判では、夫婦の秘密や嘘などが披露されて、一風変わった家族ドラマになっていく。

決定的な物的証拠が無い状況で繰り広げられる裁判。こういう裁判映画は日本映画にもある。若尾文子の『妻は告白する』も…(^^)

ただ本作、観ていて興味をそそるような展開にはならず、ハッ!とするようなところも殆ど無いが、裁判所でのツルツル頭検事がインパクトあり。

アカデミー賞獲るかどうかは結果待ちだが、こういう変わった映画が受賞することもあるので獲るかも…😁

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たいちぃ

4.0法廷劇は見ごたえがあるが、長くダレるところも

2024年3月9日
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フラレオン

4.0このタイトルはいかがなものか?

2024年3月9日
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「落下の解剖学」

邦題を考える人がひねったのかと思ったら
原題も同じでした

映画の内容的に

解剖学がもう少し頑張って
死因を突き止めてあげれば

法廷闘争にもつれること
なかったんじゃないの?

と考えてしまいました(*´-`)

しかしながら
法廷ドラマとしては
手に汗握る
とても面白い展開でした

オスカーあげても良い出来だと思います

映画のタイトル
内容がストレートに伝わるものであれば
もっとよかったのに…

と素人ながらに思ってしまいました

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HIDE

4.5邦題はなんかちょっと違う気がする。

2024年3月9日
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タイトルから死亡事故の真相を突き詰めるストーリーかと思ったが予想とは違った。
裁判の傍聴席はこんな感じなのだろうかと思えるぐらい緊張感がありとても良かったです。
弁護士・検察の両名の演技が素晴らしく思いました。
ラストの真相は視聴側に想像を委ねると言う意味なのか、少しモヤっとした。

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はまぐりの短い感想文

4.0一筋縄ではいかない作品‼️

2024年3月9日
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悲しい

怖い

幸せ

ある雪山の山荘で父親が転落死。視覚障害を持つ息子が発見、夫婦関係がうまくいってなかった母親が容疑者として起訴される。果たして自殺か他殺か・・・⁉️この作品は一筋縄ではいかない‼️誰が真犯人なのかとか、どんな殺人のトリックがとか、そんな事はまったくこの作品にとっては重要ではない‼️夫婦はもちろん、親子、あげくは検事や弁護士、裁判長に至るまで、噛み合わない人間性がテーマなんでしょうか⁉️価値観、倫理観、道徳観の違い、さらには妬み、嫉妬、羨望といった様々な感情が絡む、現代の人間関係を象徴しているかのような作品ですね‼️

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活動写真愛好家

4.0パルムドールも納得の怪傑作

2024年3月8日
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知的

難しい

ポイントは3つ。

【1】タイトルの秀逸さ
『落下の解剖学』というタイトルそのものが、本編のサスペンスを紐解くキーワードになっている点が素晴らしい。
観終わったあとにタイトルを見直し、そういうことだったのかと感嘆のため息が自然と出たほど。
 「何が落下し、どう解剖される」のか?
 そして「何が解剖され、落下していく」のか?
作中でそれらが詳らかになるたび、心臓をキュッと掴まれ、引き込まれていく。

【2】ザンドラ・ヒュラーのサイコパスな演技
物語のコアは、主人公サンドラが夫を殺したかどうか。
つまり、サンドラがシロかクロかで物語が引っ張られていくのだが、
サンドラ役ザンドラ・ヒュラーの芝居が圧巻すぎてラストカットまで「この人はこの期に及んでもまだ嘘をついているかもしれない」と疑心暗鬼にかかってしまう。
黒いヴェールを一枚被ったような、決して本心を見せないザンドラの不気味な芝居。
これを観るためだけに本作を観る価値があるといっても過言ではない。

【3】考察し放題な脚本
サスペンス好きが喜びそうな考察の隙間があちこちに意図的に散りばめられており、一応の結末は提示されるものの、視聴後に「いやあそこはこうで……」「これはこういう理由で……」と考察し放題。
作中唯一の癒やしである可愛い愛犬スヌープにすら、疑惑かけ放題という懐の深さ。
脚本と演出が秀逸すぎる。

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コンプライアンス まもる

4.0いかにもカンヌでパルムドールらしい映画

2024年3月8日
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もう少しサスペンスかと思ったが、基本法廷劇。裁判の過程で明らかになる、夫婦の実態が強烈。弁論の応酬は見ごたえがあった。白か黒かではなく終わるので、イマイチすっきりしない。
いかにもカンヌでパルムドールを取りそうな映画だった。

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ファランドル