関心領域のレビュー・感想・評価
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感覚が・・・思考が・・・
歴史上の出来事を大前提として─これを知らないなどあり得ないと言わんばかりに最低限の知識や感覚を求められる作品です。鑑賞する前は少しでいいから時代背景を復習しておくべきだったか─と強く思いました。とはいえ、まっさらな状態から見たとしても、恐らく、作品の意図するところは強烈に伝わってくるはずです。
難しいです。一生懸命に提示されている事柄を捉えつつ考えなければなりません。
フィックスで埋め尽くされた映像と複雑な音響と極力音楽をかき消しているその演出により、非常に冷たくて、全くもって楽しいものではありません。まわりからはいびきも聞こえてきました。ふざけんな!と思いたいところでがありましたが、正直、まぁそうなるわな、という─。
淡々とのっぺりとしているような印象の作品ですが、いろんな演出が細かくちりばめられていて、丁寧に拾うと見応えは十分です。ただその一つ一つをどういうことなのか考える必要があるので、考えが追いつかないところも・・・
始まりと終わりは歴史に残っているわけだから、物語は分かるはずなので、その過程で起こった事柄をしっかりと考え抜いてください、そのためにこの映画は存在するのです─と勝手に作品のメッセージを、自分なりに─。
ぶっちゃけてしまいますと、PERFECT DAYSの方が面白いし、パストライブスを見た方が・・・と思ってしまいます。つらくて、見るのは大変なんですが、ポテンシャルは計り知れない作品です。いろんな作品と並べられると、なかなか・・・
関心領域 トーク付き先行イベント上映にて鑑賞。 アウシュビッツ収容...
関心領域
トーク付き先行イベント上映にて鑑賞。
アウシュビッツ収容所の真横で暮らす所長の家族を描いた作品。
横ではあれほどの残忍な事が行われ銃撃音や悲鳴などが日常的に聞こえてくる中子供たちをはじめ普通に日常生活を送る狂気をリアルに描かれていて色々考えさせられる作品であった。
アウシュビッツ収容所内での悲劇は一切本作で描かれる事はない。音や所長と奥さんのセリフでその残忍さを描くのはうまかった。
まぁでも万人受けする様な作品ではなく、A24らしい、賞レース向けの作品だのというのが率直な感想。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 ARGYLLE/アーガイル 4.7
5 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
6 デューン 砂の惑星 PART2 4.5
7 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
8 アクアマン/失われた王国 4.5
9 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
10 異人たち 3.7
11 ミツバチと私 3.6
12 コヴェナント/約束の救出 3.0
13 僕らの世界が交わるまで3.0
14 ストリートダンサー 3.0
15 カラーパープル 2.9
16 弟は僕のヒーロー 2.8
17 関心領域 2.6
18 ジャンプ、ダーリン 2.5
19 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
20 マダム・ウェブ 2.3
21 落下の解剖学 2.3
22 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
23 哀れなるものたち 2.3
24 DOGMAN ドッグマン 2.2
25 パスト ライブス/再会 2.2
26 ボーはおそれている 2.2
27 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
28 瞳をとじて 2.2
29 ゴースト・トロピック 2.2
30 葬送のカーネーション 2.2
31 Here ヒア 2.1
32 ハンテッド 狩られる夜 2.0
33 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
34 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
35 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
36 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
37 VESPER/ヴェスパー 1.5
38 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
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