「真摯で熱いエクソシスト映画」ヴァチカンのエクソシスト 山本さんの映画レビュー(感想・評価)
真摯で熱いエクソシスト映画
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予想を遥かに超えて真摯で熱いエクソシスト映画でした!
実在した人物をもとに作られた作品なので、エクソシストの在り方が結構現実的に語られていて面白かったです。実際には悪魔付きのほとんどが精神疾患であることや、教皇庁のきな臭さがリアルに描かれています。キリスト教における黒歴史をひとつまみ、そこから壮大な世界観が作り上げられていて見事です。
そしてまさかのバディものでもあり、完全に三下役だと思っていたトマース神父が終盤には根性を見せて主人公の相棒枠に収まったりと、かなり熱い展開がありました。
全体を通してA級からB級の間くらいという印象ですが、期待を大きく超えて面白かったので大満足です!
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