劇場公開日 2023年11月23日

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首のレビュー・感想・評価

全696件中、601~620件目を表示

3.0クロサワとキタノ

2023年11月24日
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クロサワの「乱」を超えられなかったかなってのが正直な感想
映画はやっぱり色と音と情緒なんよそう言う映画的な画が40年前の作品に遠く及ばない
テレビ的に楽しめる人はとても面白いと思いますやっぱり北野武はテレビが根本の人ですから

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やや

3.5どいつもこいつも

2023年11月24日
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鑑賞方法:映画館

成り上がろうと躍起になり、出世の為なら仲間も裏切り、身内も切り捨てる。血眼で首に群がる男たち。
人間の愚かさ、どうしようもなさを茶化しつつ、でも冷たく突き放してはいないと感じました。
加瀬亮さんの信長が圧巻です。中村獅童さんは、最近の出演作では一番良かったです。たけしさんは演技が下手なので、最初の内は秀吉に合わないと思いましたが、全体を通して見ると、この作品に合っていると思います。

本作は狂気と笑いが相まった、かなり風変わりな作品と言えます。R15ですが、首が飛ぶシーンは敢えて作り物っぽくした感じで、そんなに残酷では無いです(別の生々しさはありました)
口の中を傷つけるシーンは怖かったです。
私は得意なジャンルではないので★3.5にしましたが、人によっては凄く面白いと思うかもしれません。今年の大河に不満な方はストレス発散できそうです。歴女にはお勧めしません。

一つ気になったのは、私の聞き間違いでなければ、「役不足」の言葉が誤用ではないかと思った事です。
「役不足」は、人物に対して役が不足=つまらない簡単な仕事、という意味なので、仕事に対してその人物の力量がふさわしくないなら、「力不足」ではないかと思います。

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ゆり。

3.5映画ってつくづくタイミングだなぁって思う。

2023年11月24日
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笑える

悲しい

楽しい

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かぼ

1.5アウトレイジ時代劇

2023年11月24日
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怖い

寝られる

多分北野監督とは相性が悪いんだと思う。
初手から首切りの断面を観る事になるとは思わなかった、覚悟なかった分キツかった。

ギャグ時代劇と捉えたらよかったのかな?
秀吉秀長官兵衛の三者の会話が聞き取り辛いのが残念。あそこで笑いたかったのに
光秀は信長よりだいぶ年上の爺だった筈とか信長は怜悧系ヤクザであれじゃガチの◯チガイじゃんとか違和感覚えた。
男色はまぁ、うー嗜みとして理解してる積りだったが蘭丸がキショくて参った。なら西島光秀なら許せる?ソレでええの?と自問&煩悶した。
村重の遠藤さん力演に敬服して星をつけました。
横で娘は寝てました。私に似てお馬鹿だからだと思います。
費用がかかる時代劇を撮る北野監督にご苦労さまと伝えたい。

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ナイロン卿

3.0ビートがねー

2023年11月24日
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またぞう

4.5〝生〟の部分

2023年11月24日
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笑える

悲しい

怖い

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ユート

3.0良くも悪くも北野武カラーの映画でした。

2023年11月24日
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笑える

怖い

興奮

◎良かった点!?
 ①本能寺の変の諸説のなかで興味深い説をとりあげ描いている。
 ②戦場のCG合成がとにもかくにも秀逸。時代の容赦ない異常さ・残酷さも
  よくでている。
 ③当時の武将に普通にあった衆道を隠さず描いている。
◎悪かった点!?
 ①中盤以降、ラストも含めて前半に比して描き方にバタバタ感・雑感あり。
  ごった煮のような印象。
 ②脇を固める登場人物のキャラクターがしっくりこないというか、見ていて
  入り込めないような極端または中途半端な設定になっている
  ーそもそも描く必要ない人物もありでは。
 ③コント的種類の笑いのシーンはなくてもいいのでは・・・。これこそ北野監督
  たる所以かもしれないが。グロシーンも。

・・・海外でのプレミア上映では、スタンディング・オベーションがあったということ
だったので、期待し、初日に見に行きましたが、エンタメとしては上々と思いますが、
喝采するほどではなかったのでは?と個人的に思います。

                                  以上

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暁のロンリーマン

3.0グロいよ(泣)

2023年11月24日
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アウトレイジと同じ構図じゃねーか。
そこそこ斬新だった。
なにが斬新かはよくわからん。
時代劇だから?

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sとしゆき

3.5たけしはヤクザ映画のほうが面白いかな?w

2023年11月24日
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鑑賞方法:映画館

時代劇としては奇抜で面白い展開もありましたが全体の流れとしてはちょっとダルかったかなぁと言うのが正直な感想です。
正直たけしさんの映画はヤクザ映画のほうが面白いですね。
ただ今回の首の続編を作ればまた見に行くと思いますがw
まあたけしさんが作った映画だからそれだけで見に行く価値があると思い見に行っていますので。

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ビンボー怒りの脱出

4.5まさに北野武監督の映画であるが、ビートたけし主演の映画でもあった

2023年11月23日
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鑑賞方法:映画館

伊東潤の傑作短編小説集「首獲り」を彷彿とさせる無情感。個人的には遊び(笑い)の部分をなくして、中村獅童の演じた武士になりたい農民を主役にした方が好みであるが、それだと木下恵介監督の「笛吹川」と同じになるか。

加瀬亮のキレっぷり。「カリギュラ」以後、ピーター・オトゥールが普通に見られなくなったように、今作以後、加瀬亮が何を演じても信長が浮かんでくるだろう。
(いちいち例えが古くて申し訳ない)

監督本人が演じなくてもよかったと思うし、男色のシーンも要らなかったと思う、個人的には。

豪華キャストで、みんな役になりきって格好良かった(悪かった)が、浅野忠信の台詞の言い回しは残念だった。
劇団ひとりはどこに出ていたんだろう?

岩代太郎の音楽はいつも素晴らしい。

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大吉

普通に好き

2023年11月23日
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鑑賞方法:映画館

初めて北野武映画を映画館でみました!
最近アウトレイジ見終わったので、興味本位で行ってみました。
自分はかなり好きな映画になりました。
でも終わり方があれだな~って思っちゃいました。
でも普通に楽しめたのでまた機会があったら行こうかなと思いました!

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RA

3.0首がずばずば切れるだけ

2023年11月23日
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北野監督の映画は初でしたが、なんだかな〜という印象。
とにかく裏切り的な死に方多くてだれにも感情移入できなかったからか😐
それもあって笑いのシーンもなんだか笑えず😅

ただ加瀬亮の織田は圧巻!!
怖いけどゾクゾクした!

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おおかみ

4.5役者さんの活かし方が凄いって…

2023年11月23日
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1人残らずめちゃくちゃ良かったなぁ。
その俳優さんが本来もつ人間性とか能力とか哀愁とか、活かしに活かしてて…。プラスたけし映画の色や世界観にも染まってて、全ての行いが全部良い方向に向かってたなぁ。どの人を主役にしても成り立つぐらいキャラ設定ばっちしだし。1人ずつのキャラクターの魅力について誰かと話したくなる。
面白い映画。再度観たい。

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まつこ

4.0映画館で観れて良かった!

2023年11月23日
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この映画がサブスクではなく、映画館で観れる事になって、本当に良かった。家のTVでこの映画を最後まで見通す事は出来なかったろうなぁ、、。どこかの「首」でウンザリしてテレビ消していたよ、きっと。

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巽

4.0命が軽い

2023年11月23日
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TPO

3.0たけしは、秀吉よりも家康を演じた方が良かったのではないか?

2023年11月23日
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最初の頃は、誰が主人公で、何の話なのかがよく分からない。
そのうち、秀吉が、光秀をそそのかして、信長と家康を亡き者にしようとしたという、本能寺の変における「秀吉黒幕説」の話であることが明らかになってくる。
ただ、それにしても、そうした陰謀のカラクリが分かりにくいし、余計なエピソードが多くてテンポも悪い。
そもそも、信長と村重と光秀の三角関係や、村重と光秀の恋愛関係は、本能寺の変に至る経緯にほとんど影響しておらず、必要なかったとしか思えない。時代劇に「同性愛」という新機軸を持ち込みたかったのかもしれないが、不発に終わっているばかりか、おじさん同士の絡みを見せられても、あまり気持ちの良いものではない。
同じように、「侍」と「百姓」の視点から戦国時代を多面的に描こうという試みも、ありきたりだし、効果を上げているとは思えない。
何よりも致命的なのは、信長と秀吉のキャラクターに魅力が感じられないということだろう。
特に、信長は、いくらパワハラ上司だとは言っても、あれでは単なる精神異常者にしか見えず、天下統一を成し遂げようとしている有能さも、配下の武将を惹きつけるようなカリスマ性もまったく感じられないというのは、人物造形の明らかな失敗ではないか?
秀吉にしても、権謀術数や策略は秀長や官兵衛に任せるにしても、ギラギラとした出世欲や権力志向が感じられないのは、物足りないとしか言いようがない。おまけに、3人のアドリブによる笑いも、完全に滑っているとしか思えない。
その点、家康の人を食ったようなキャラクターは魅力的で、何人もの影武者を立てながら危機を乗り切っていく様は、いかにもそれらしくて面白い。
ビートたけしの、どこか力が抜けていて飄々としたキャラクターは、「猿」の秀吉よりも「狸」の家康の方に向いていたのではないだろうか?

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tomato

4.0奇抜な時代劇

2023年11月23日
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楽しい

興奮

映画化が発表されてから原作小説を購入して読み、期待して待っていました。
予告編を観て、原作とだいぶ違う作りになったのかなと思いましたが予想通りでした。
原作では、木村祐一氏が演じた曽呂利新左衛門の視点がメインとなっていますが、映画では豪華キャスティングを活かすための群像劇に拡がっています。
ただその弊害として、キャラクターの導入や関係性が一部分かりにくかったり、テンポが遅れていると感じた部分がありました。
原作を読んでいた身からするとこの人物はこうだったと分かりますが、初見の方は少々理解が忙しい点もあったのではと思います。

『首』のタイトル通り、人の首がポンポン飛んで命の価値も消耗品程度に成り下がっています。
暴力描写がかなり過剰になっていて、かえって滑稽になって笑えます。
事前のキャストのインタビューや映画紹介にもあるように、秀吉一派のやり取りがコントのようで笑えます。
一方で狂気の権化のような信長は危うさがあり、彼が家来に向かって話している時はその一存で誰か殺されてしまうのではないかという緊張感に満ちています。
また要所要所に挟まれる合戦や戦闘のシーンは躍動感もあり、これらの対比、バランスが絶妙だと思いました。
全てのキャラクターの見せ場があり、信長を演じる加瀬亮氏、茂助を演じる中村獅童氏、新左衛門を演じる木村祐一氏の三名の存在感が印象に残りましたが、特に加瀬亮氏は凄まじいものを見せてくれました。
間違いなくあらゆる映画賞を授賞すると思いますし、新境地だと思います。
アウトレイジと同じく、ほぼ全ての登場人物が何かしらを狙っている悪人で、結末は分かっているもののラストがどう描かれるのか引き込まれる楽しさがありました。
残酷描写に溢れていますが、原作のほうが残酷に描かれているので気になった方は是非お読みください。

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LC

3.5面白そうなのに…

2023年11月23日
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単純

 北野監督の映画を最初から最後まできちんと見たことは1本もありませんでしたが、今回、各キャラを数秒間映像でまとめた本作の予告編を見て興味を抱き、鑑賞しました。
 構想30年や黒澤明が評価したというキャッチコピーですが、ビートたけしの秀吉役は30年前のビートたけしであればハマった役のように思われます。ただ、今、老年になって反応の遅い演技(特に反応の遅さに由来する「間亅)には、違和感がその都度その都度に沸き起ってきます。私にとっては見ていてかなり痛い映画となりました。秀長役の大森南朋や黒田役の浅野忠信が、ビートたけしとやりとりする演技はどこか辛そうに見えました。また、話しが進むうちにストーリー展開が飛躍して徐々に雑になっていく印象を受けました。加えて、ビートたけしがたぬきおやじの家康に見えて仕方ありませんでした。その中では、木村が演じる曽呂利新左衛門役は、唯一気持ちの良いキャラクターで好印象でした。
 本作はそれなりに楽しめ、ディスる気持ちはないのですが、今一つ乗れない作品でした。

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たけちゃん

4.0首が軽い

2023年11月23日
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怖い

単純

寝られる

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アガサ

3.5戦国時代も芸能界も所詮・・

2023年11月23日
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北野武監督といえば、深作欣二監督が撮るはずであった「その男、凶暴につき」で深作監督の降板により急遽映画監督デビューすることとなった経緯がある。映画監督を芸人がやるという、テレビ業界とは違う映画づくりの現場のスタッフ等から舐められまくっていたのをテレビ番組はカメラが何台もある中でやってんだ
お前らなんてカメラー台だけだろ!と思いながら挑んだそうで、そんなこんなで「ソナチネ」、「HANABI」が海外で大絶賛され一気に映画界の巨匠に。

その後「Dolls」、「TAKESHIS'」、「アキレスと亀」等のよく分からない(笑)映画が続いて、「アウトレイジ」、「龍三と七人の子分たち」で一周回って肩の力を抜いて観れるエンタメ路線になっている。

その暴力描写と虚無感の描写は凄まじいリアリティで、これは本当の暴力と虚無を知っている人でなければ描けないであろうと思うくらい。TV業界に限らず色んな世界の人間を見てきたであろう北野武の描く"人間なんて所詮こんなもん"といった冷徹で鋭い視点が好きだ。私個人的にはこの視点はイギリスの巨匠リドリー・スコット監督に通じるものがあると思っている。
本作「首」はここ最近のエンタメ路線の北野映画であるが、浜田毅という日本が誇る名撮影監督を迎えることにより、「龍三と七人の〜」とは比べ物にならない映像クオリティを誇っている。ホモセクシュアルな描写は「3-4x10月」の時にもありましたが、本作では前面に出てきている。

西島秀俊演じる明智光秀をめぐるオジさんの愛の三角関係はいったい誰得なのかと思うが、これがカンヌで流れ賞賛されたという事実を踏まえ多様性の世界を受け入れなければならないだろう。

死んだという事実がわかれば"首"なんてどうだっていい。
ビートたけし演じる羽柴秀吉(後に天下統一を果たす豊臣秀吉)が、織田信長の死に一切絡んでいない。愛と欲にまみれて足を引っ張り合い自滅していく武将達を見ているとまるで芸能界のようで、その芸能界の外から芸能界を夢見て己の欲のまま人を裏切り突き進んでいく中村獅童演じる茂助の末路を観ていると、人として大事なものを無くしたまま念願の夢"首"を掴んでも彼は何者にもなれないという北野武からのメッセージを感じる。何故ならその"夢"は豊臣秀吉に取ってはどうでもいいものだからだ。

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