首のレビュー・感想・評価
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なんでこのキャスティングなの?
ちょっと前に観たアナログで北野武の世界観が楽しかったので今作も期待高めで着席。
信長が本能寺で亡くなるまでがメインストーリー。て事は光秀が中心で展開するかと思ったら、主役は秀吉だったかな。
始まってすぐ、あれっ?て思ったのが、信長若い感じなのに、光秀、秀吉、家康など、他は高齢者ばかり。見た目が明らかに年上。それ変じゃね?
本能寺の変までの裏話なんだけど、同性愛?セクハラ?パワハラ?などなどいろんなエピソード満載で、ちょこちょこ笑わせてもらえます。
ただ、それ程楽しめなかったのは、登場人物の誰もがすぐ人殺しをやってしまうところ。戦だらけのところ。あまりにも命が軽い。スパッと首切りまみれ。この作品、何百人死んでんだ?
自分は日本史をそこそこ知っているので、登場人物がどんな奴で何をやるのか分かっていたので楽しめたかな。知らないと訳分かんない奴だらけじゃないかな。
ラストシーンのキックで拍手しました!
冒頭から首が飛びまくりで度肝を抜かれました(笑)
翔んで埼玉を観終わってすぐの鑑賞だったんで、またBLかい!?ってツッこんでしまいましたが(笑)
時代劇ですが、セリフはめちゃくちゃ現代なので非常に見やすいですし、アドリブ(っぽいだけかも?)もあったりで、楽しめました♪
キムキム兄やん、良い味出してて良かったです♪
北野監督のセリフ滑舌不明瞭問題、今回はある程度聞き取れました♪こっちが慣れたのか?(笑)
たけしの戦国時代劇スペクタル映画と思い ワクワクして観に行ったら ...
たけしさん" も "、監督&大根役者 で "晩節を汚す"
本年1番の期待映画で、予告編の面白さから、
本作を楽しみに鑑賞をしましたが。。。
本作は「予告編(Official Trailer)」を作る為だけに、本篇を誂えた"超駄作品"だった。
フランス人に媚を売った作品作りのつもりだろうが、
近年の映画業界では 本作の様な残酷シーン等は"映画のレギュレーション・コード"から逸脱し過ぎて、
海外では評価されないし、一般上映館さえも限定されてしまうので、
いくら、著名監督でも 予告編がよくできていても、評価と上映は非常に難しいだろう。
"宣伝映画"なので、
映像美は世界的にも非常に高い次元で行われ、
撮影・カメラ・照明も完璧
炎の音 や 衣服のすれる音 も、丁寧に拾い、
効果音も超高次元
芸術面だけをみれば、黒沢監督作品にも匹敵する"日本最高次元の作品"です。
考証は、各階層の服装や武具は、まずまずだが、武田家の「ムカデ」は伝達役の印であり、武家の指物ではない。
秀吉配下兵の"持ち槍"にカバーを付けているシーンが2か所あったが、このカバーは江戸時代に成って、数十年経ってからです。。。
信長は 桶狭間以降は、信長本人も 月代(さかやき)にし、尾張訛りも控えていたと考えられています。
本作には2つの方言監修が入っていましたが、目新しさを出す為なら、その程度の演出は許される範囲かもしれませんけど
信長と同席できる重臣は ほぼ全員月代ないと、違和感が先にでてしまいます。
キス(接吻)の概念は、明治以降であり、日本人にとって 一般的な愛情表現に成るのは、大東亜戦争後です。
またこの時代の"男色"を、面白半分で、受けを狙って、斜に理解している点も、滑稽でもあった。
電話やメールがない時代、文章・手紙は非常に重要な意思伝達機関であり、
毎日多くの文章が敵味方に飛び交い
戦国大名や重臣達は、その範囲を
部下や重臣、小姓に至るまで広げ、あらゆる人達に対して、絶えず気を配らねば、
いつ寝首を掻かれかねない時代でしたので、
相手の心を 近くに寄せる為に、男女の恋文の様な表現も たえず使っていましたが、
それを 肉体関係と勘違いする生半な研究者や小説家がたまにいますが、それは林を観れない
あまりにも稚拙な解釈者です。
最高な出来の"予告編"でも、秀吉は、大河ドラマ(令和5年)以上の違和感があり、
演技も超ド級の下手で、予告編どおりに ロレツも回っていない。
誰か たけし監督に助言できる人間はいないのか?
主役交代すれば、もう少しましな映画になったかもしれない。
まともな秀吉が観たくなったので、「のぼうの城(2012)」を観る事にします。
あんときの浅草のあんちゃん
秀吉(≒ビートたけし)の根城を、かつての浅草六区周辺、フランス座にしている感があって面白かった。
たけし城内のあの雑多で猥雑な感じが水を得た魚のようでとても作者に似合っていた。
思えば、他はちょっと窮屈そうに見えたが、あっこの一連だけ活き活きしてた。
衣裳も含め信長の人物造形も興味深かった。
ネトフリのじゃなく、是非今度は照れずにホームを描いて欲しい。
R15+は大正解
当時の性と暴力
サワガニ
本能寺の変は男色を利用した策略だよ
というお話。
冒頭の、清流での死体に群がる蟹を
見た時に、
蛆ではないところがいいなと。
エッジがあって、
みずみずしい感性のある絵や
ドキドキが
北野作品として味わえる、
楽しみと
思ったのですが‥
話がすすんでも、
えぐれるようなドキドキも
美しい絵も
クスりと笑う場面も
魅了されるものが
なかったです。
切れるけど研いでないので
切口がイマイチな包丁の
ようでした。
何ヶ月も楽しみに
してたのになぁ
北野武 ミーツ 東宝
予備知識なしだったもので冒頭で驚きました。
あ、東宝なんだ。松竹のイメージが強い。
北野武が東宝で時代劇とくれば、黒澤明でした。
そこかしこにオマージュがみられます。
話も七人の侍を下敷きにしているのは明らかです。
北野武が考える菊千代は中村獅童なのかもしれません。
秀吉、秀長、官兵衛のやりとりは隠し砦の三悪人なのかな。
こすられまくった本能寺の変にうった新しい基軸は衆道をベースにした恋愛のようなもので、それは信長を中心にしたハーレムでもあります。
その信長を狂人として描いていることで、なぜ家臣たちは信長のそばにいるのかが今一つ理解できない。
アニメなどで一人の男に複数の女の子がアタックしてくるハーレム物と呼ばれるものは、中心となる男がいい奴でないとなんでこいつがと思ってしまい、乗り切れないと言われていたのを思い出しました。
この映画のみどころは役者陣の顔でしょう。
だれもかれも情報量の多い顔。
木村祐一VS大竹まことはいいマッチメイクでした。
仁義なき戦いもパロディに
初日初回に観に行き『首』面白かった!男色はノーサンキューでしたが、バイプレーヤー達が最高。遠藤、加瀬、荒川など上手く特徴活かしてる。一番笑えたのは六政(安国寺恵瓊)の仁義なき戦いの大友のセリフのパロディ!(広島ヤクザ同様の喋り方w)たけしはやっぱり天才ですが、役者としては歳をとったなあという感じ。ワンテンポ遅いんだもん!ちなみにグロ苦手な方は見ない方がよい。川を渡るたけしのゲホは虹にして欲しかった😊
情治統治
有岡城での荒木村重の謀反から明智光秀の最後までの信長の、家臣たちの様子を北野武の解釈で描き下ろした悪ふざけスペクタクル。
親方様の乱痴気っぷりに振り回されながらも虎視眈々と天下を狙う武将たちの、策略と色恋と主に秀吉周辺のずっとポケ合戦に、暗躍する茶人に棚ぼた農民等々をみせていく。
明らかにギャグな描写も多いけれど、秀吉を主体にみせていく話し全体が史実をもとにしつつも悪ふざけですよね…あまりに歴史に明るくない自分には少々難しい…(´・ω・`)
とはいえ、そんな自分にもそういう体にしているということがわかるところや、そんな訳ないだろと思える揶揄した描写も多々あるしとなかなか面白かったので、この時代の歴史に詳しい人はもっと楽しめるのかなとという感じ。
シリアスor喜劇?
暴力描写
もう二度と北野武の才が蘇ることはないのだろう。「その男、凶暴につき...
もう二度と北野武の才が蘇ることはないのだろう。「その男、凶暴につき」「ソナチネ」には。パンフレットには、20〜30年前からもう脚本はあった、とある。その頃の武が撮っていたら、と考えてしまう。元々中村獅童が主役だった話が変わっていったように見える。
しかし、それでも、このレベルの邦画を撮ることが出来る監督が今いるだろうか。いない。死体と争いが絡むショットは天才。
また、最後にあそこで話を終わらせることの出来る人間がいるのか。今や北野武と三宅唱だけだと思う。
傑作ではない。しかしこの境地にたどり着いた邦画ももう見ない。それが悲しい。三宅唱、もうあなたしかいない。
衆道外道
戦国バイオレンスBLコメディと言った感じの本作 今まで神格化されて...
期待しすぎた
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