劇場公開日 2023年11月23日

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首のレビュー・感想・評価

全700件中、501~520件目を表示

4.0バイオレンス・ラブ、略してBL

2023年11月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

予告のせいでハードルが上がりすぎてしまい、残念ながら期待以上とはならなかったけど、北野武というよりもビートたけしらしさ満載で、終始ニヤニヤしてしまうほど楽しい作品でした。バイオレンス映画というか、コメディだな、これ。アウトレイジ〜本能寺の変バージョン〜として見たらイマイチだけど、ビートたけしによる時代劇コメディとして見たら最高に面白い。どちらにせよ、予告は罪だな、、、。

アウトレイジが大好きな自分にとっては、色々と物足りない部分はある。意外にもバイオレンス描写は控えめだし、笑いを意識しすぎてシリアスさはあまり無い。もっとどっしりと重くて、心がぐちゃぐちゃになるような映画を想像してしまっていた。もっともっとグロくて良かった。構想30年というのはどうやら全くもっての嘘らしく、本人が言うには30年前にほぼ出来上がっていた脚本を、今作った。実際は大体1週間位だと。かなりの制作費を掛けたKADOKAWAが、過剰な予告を作りあげた。いくら儲けようとしたって、嘘をでっちあげるなんてしたら信用失うぜ。何やってんだ、馬鹿野郎!

しかしながら、俳優の生き生きとした表情は健在。
北野武映画は役者の良さを最大限引き出されており、他では見れない心底楽しそうな様子が伺える。ベストアクターは間違いなく加瀬亮。これまでのキャラからは想像つかない、悪魔のような信長。マジで怖すぎる。周防正行映画の時とは180度違うのに、めちゃくちゃハマっている。描かれてこなかったサイコパス信長を作り上げたたけしも凄いけど、こんなクズを演じれる加瀬亮もヤバい。絶対に好きになれないキャラ。いや、一周まわって大好き。『皆殺しに決まっとるだろぉ!!!』。『石原、野球やろうか』に次ぐ名台詞。予告で散々みたのに、このシーンが作中で一番好きです。

絶対にアドリブだろ!と思うシーンはいくつかあって、もれなく全部笑えてしまう。「アウトレイジ 最終章」に引き続き、ビートたけしの右腕を担った大森南朋。培われた相棒のような関係性。2人の会話は安心して見ることが出来ます。「きのう何食べた?〜戦国時代編〜」を勝手にやっている西島秀俊には、可哀想だけど笑っちゃう。イケメンは中々大変だな...と他人事。エンケンが結構キツイんだよな笑 中村獅童と津田寛治のエピソードが個人的にはお気に入りで、本筋では無い話もちゃんと丁寧に描く細さに、世界のたけしと呼ばれるだけあるなと納得。本能寺の変というよりも、戦国時代の本当の姿って感じだもんね。めちゃくちゃ面白い。

予告からの振り幅でこの点数になってしまったけど、恐らくもう1回見たら評価爆上がりすると思う。レビューを書いていてまた見たくなってきたし、見ている最中はアドレナリンが出まくってとんでもなく楽しかったから、本作は唯一無二で最高の時代劇であることは間違いない。万人受けするとは思えないけど、映画好き、北野武映画好きには是非とも見て頂きたい代物。ビートたけしの芸人魂が遺憾無く発揮された、スケールのデカすぎるコメディ映画。「翔んで埼玉」といい勝負してますぞ。

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サプライズ

3.0中身は可もなく不可もなく、でもこのスペクタクル史劇が今作られ、それを劇場で観ることに価値があると思います

2023年11月26日
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鑑賞方法:映画館

これまで星の数ほど映画やドラマ、舞台になってきた”本能寺の変”、ストーリーや顛末は既知のことで新しさは無いだろうな、という予想通り、そのままの作品、目新しさは何も無く、可もなく不可もなく、というのが総じての感想です

良かったのは、この重厚感溢れる映像・演出でおくる、ダイナミックスケールの本格時代劇が今でも誕生し劇場で観られること
今年初めに公開された「レジェンド&バタフライ」と同じ後味で、とても大満足でした

元来 北野武 監督作品はそのバイオレンス描写が好きになれず、初期作以外は全く見てきませんでしたが、今回 好きな時代劇ということで観たところ、なかなか楽しめました

えげつないバイオレンス描写は多いですが、この時代 人の命は現代よりも軽く、本作の様に簡単に人を斬り殺し、首もはねられたので、民衆も人が殺されるところや生首を見るのも珍しい事では無かっただろうし、自分達もトラブルに巻き込まれる事が多かったのではないかという現代世間一般の認識なので、ヤクザ映画のバイオレンスとは全く違う次元で受け止める事ができ、全く苦にならず観ることができました

役者陣も重鎮達が揃い、とても豪華な中、
私のBest actorは曽呂利新左衛門を演じる木村 祐一さん、貫禄があってとてもカッコ良かったです

逆にWorst actorは織田信長を演じた加瀬亮さん、私にとっては完全に度を超して下品すぎる うるさい演技で不快で仕方なかったですね、そういう意味では”いい演技”していたという事になるんでしょうか

そして羽柴秀吉を演じた たけし監督、なかなか武将姿が似合ってました
そして羽柴秀長を演じた大森南朋さん、黒田官兵衛を演じた浅野忠信さん、この3人が終始シリアスな展開中に真面目におバカでコメディちっくな掛け合いをするのがツボにハマり楽しく観れました

なかなかの風格を備えたグローバルマーケットに出しても恥ずかしくない、本格時代劇作品だと思います

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Jett

2.0スケールは壮大

2023年11月26日
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戦国物なんでスケールが違うことはわかる

俳優陣も豪華で随所にユーモアが織り込んで
あるのもわかる

残虐なストーリーとコミカルな展開「首」の
タイトルの意味はわかった

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chanta

3.0首とは?

2023年11月26日
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ゼノバース

4.5よくよく考えると、西島秀俊が一番狂っているのかも

2023年11月26日
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怖い

興奮

知的

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K三

3.0物足りない

2023年11月26日
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黒澤流の色彩豊かな戦国合戦と血腥い殺し合い。そのバランスはよかったです。

大河ドラマ的な、痛くなく、その結果暴力の怖さや理不尽さも伝わらない時代劇との差異化をはかっているのもよくわかりました。
思わず笑ってしまうブラックなエピソードもあり……
あったはずなのにあまり時代劇で描かれない衆道についてもわりと正面切って描いたのはよかったと思います。

しかし、どうもテンポが悪い。脚本ももう少しスリムにできた気が。演出の切れ味も昔の北野映画とは違うと感じてしまう。

ちょっと物足りなかったです。

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Pocaris

3.0タイトルなし(ネタバレ)

2023年11月26日
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ニック

4.5笑いました!

2023年11月26日
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エンタメ作品でした!!!!!
真面目な時代劇作品を求めている方には合わないと思いますが、個人的にはめちゃくちゃ面白かったです。
なかなかにグロいシーンが連発するので、グロ耐性無い方も要注意です。

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はち

3.5「さすが」って言わせてと求めてしまう

2023年11月26日
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二度寝

4.0最高と物足りなさ

2023年11月26日
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Yuhide

3.5まあR15ということで暴力的なシーンやグロいシーンがある反面よくそ...

2023年11月26日
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笑える

まあR15ということで暴力的なシーンやグロいシーンがある反面よくそこを日本映画のレベルで上手く映像処理して表現してるなと感心したり
ただ一部史実の部分はあっても男色表現はここ数年のドラマや映画で食傷気味なのでいらないと思った
作品的には鬼気迫る戦国時代の話だけど北野武じゃなくビートたけしらしいコメディというかコント的なとこもあって飽きさせなかった

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赤い馬

4.0最後に救われる

2023年11月26日
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ネタバレしている人もいて、ラストが残念という口コミも読んでから見に行ったけど、私にとってはラスト、終わり方がよかった。あれがなかったら、見てよかったと思わなかったかも知れない。秀吉のお伽衆が出てくるが、落語の始まりと言われるように、この映画も落語のようで、ずぶの素人が落語を演じて、途中聞くに耐えないような下手であったとしても、下げを言うことで、観客は必ずすっきりし、「なるほどね」と溜飲するのと同じ構造になっている。
それにしても、あんなに汚れるとは、よほど皆で取り合ったということなんだろうか。
加瀬亮が好きで織田信長をやるというので、映画館まで見に行ったが、特別に感心するというレベルまでは行かないものの、逆に全然好きじゃない中村獅童の農民の得体の知れなさが良かった。得体の知れない男なのに、結局思った通りの結果になってしまうのが残念で、うんと出世したなら、もっと良かったろうに。
なお、くすぐろうとする箇所があるけど、特にキム兄の小噺は本当に何を言っているのかすらわからなかった。フランス人はいったい何を笑うのだろうか?

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いわし

3.0(๑>◡<๑) 首チョンパ全開

2023年11月26日
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笑える

難しい

幸せ

信長の首を探し出せず滅んだ光秀と死んだことがわかれば首なんていらないと言って天下を取った秀吉を対比的にシニカルに描いているんでしょうかね?
戦国武将って男色全開の人物が多く信長もそうそうだったのでしょうが、武将同士があんな関係だなんてぶっ飛び説全開ですね。狂気の信長を演じる加瀬亮さんは一見の価値ありでしょう。特に能を見学する信長は名演でした。何かメッセージ性があるのかといえば?どうなんでしょうかねぇ?ギャグ映画が20%入っているので中途半端だったかなぁ?
名優を贅沢に配置した割には?今ひとつだったか?もっと真面目に撮って欲しかったか?

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おにっち弐号

酷すぎる。駄作の一言では片付けられない。

2023年11月25日
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本当に気持ち悪いし不愉快極まりない。何一つ良い要素がないどころか、未だに怒りが収まりません。

歴史上の人物が、実際どのような人であったのかは誰にも判るものではないとはいえ、私たちはその先達の築いた礎の上に生きているわけですから、その先達に対して、あまりにも不敬不遜。創作だからと言って許されるものではありません。

監督はもちろん、出演のオファーを受けた全ての役者が嫌いになってしまいました。

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HALU

4.0北野武にしか撮れない

2023年11月25日
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笑える

興奮

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ぺろちゃま

3.5首取りたけし城(笑)

2023年11月25日
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マーマレード

2.5信長の狂人っぷり

2023年11月25日
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日本史に明るくないため登場人物の把握に一生懸命だった。とにかく首が飛ぶ飛ぶ、、、バイオレントな描写は北野監督らしいけど、実際あの時代はあんな風に多くの血が流れたのだろう。
信長ってもっとカリスマ性ある人物だったと思ってたけどアレじゃただの狂人、、誰もついていかんわ、、でも加瀬亮くんが頑張って演じていたのでよしとしよう。
残念ながら登場人物の誰にも感情移入できなかったせいか盛り上がりにかけた印象で終わってしまった。観終わった後に特に感情に残るものがなかったのが残念。でもキャストは豪華。

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Ran

4.5北野流の人間模様の解釈に満足

2023年11月25日
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笑える

怖い

興奮

感想

日本ではテレビを含めて本能寺の変前後の信長を扱っている戦国時代作品は多く制作されており、今回は北野監督が戦国物を監督したという事で余り期待せずに鑑賞。

映像としては作品名のまま、歴史的事実そのものの論功行賞の証明としての首実検の慣習、切腹、衆道など当時の行動そのものを、素晴らしい俳優陣の演技、また優れた視覚効果技術により表現しており、えげつないほどのそのありのままの映像が、逆にこの作品全編に流れている戦国期の人の業(ごう)、念、残酷さ、恐怖、焦燥感を増幅させている。◎

俳優陣はお馴染みの演技巧者ばかりだが今回特に、加瀬亮さん、中村獅童さんは最高の演技だった。◎

脚本は思わず唸るほど素晴らしい出来映え。北野監督の人間観察表現の集大成と感じた。登場人物として元噺家で忍の曽呂利新左衛門を時代の変わり目の狂言回しとしたところが秀逸であり、新左衛門の目線が北野監督そのもので時代を、人を、俯瞰していると思われてならない。

新左衛門が秀吉、官兵衛から光秀の動静を調べるように依頼された時、秀吉から新左衛門に「おまえ、死ぬけどな。」と言い放つシーンが忘れられない。

当時の諸行無常の世俗がありのまま表現されており、権謀術数の数々、人間臭さ、武士以外の茂助に代表される市井の人々の姿。行き場のないストレスや、抑圧されたエネルギー発散の、良い意味で荒削りの、味のある構成で、往年の若き日の大担でギラギラとした、黒澤の時代劇作品を彷彿させるものがあった。

秀吉、秀長、官兵衛の会話などアドリブなのかと感じさせる部分もあり、その時の、思わず笑ってしまう、人間らしい反応に期待をかける演出もリアルさを増したと思う。

全て監督の経験値と緻密な計算により生み出された作品だとという事を察し、日本映画史上に残る傑作がまた出来上がった事を心より称賛し拍手をおくりたい。

IMAX鑑賞

⭐️4.5

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Moi

4.0戦国を茶化すキタノ節

2023年11月25日
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怖い

興奮

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しゅうへい

5.0東宝の本能寺の変。北野武最新作にして最高傑作の誕生

2023年11月25日
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怖い

興奮

知的

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akkie246