「ブラック企業…」首 0k0さんの映画レビュー(感想・評価)
ブラック企業…
全体的にえぐかった…
学のない農民が武士に憧れるのも、裏切って殺した親友の幽霊を見るのも、戦場を間抜けに駆け抜けるのも、あの時代の生き方だったのかなぁと思う。あぁやって生きるしか道はなかったんだろうなぁ。
武士の世界は、ブラック企業のパワハラ上司過ぎて見るの辛くなってくる。
加瀬亮大好きなので、最強パワハラ上司は解釈違い過ぎて辛かったですけれど、こんな役も出来るって流石だな…と思いました。狂ってましたね…
そんな上司に、長年よく耐えたよ明智光秀…ちゃっかり野心家だったけど…
西島秀俊も大好きなので末長く生きてほしかった…でも、最期、野心の塊のあの表情は格好良かった。
秀吉一派は、あのえぐい世界を和ませてくれる掛け合いで、度々笑わせていただきました。
秀吉が草履を投げ捨てるところは、静かにしなくちゃいけない映画館なのに「んふっ」て堪えきれず笑ってしまった。
秀長が気の抜けた感じなので、作中で一番癒されてました。
新左衛門が秀吉のところで賭け事してる時、あそこに劇団ひとりいましたよね?出てるって知らなかったし、ちょっと過ぎる出番だったので自信ないけど、そこも笑っちゃった。合ってたら嬉しい。
家康のところは服部半蔵がイケメンスパダリ過ぎて出る度ときめいてました。いやちょっと嘘つきました突然の空中戦は笑いました。
最後のオチが一番ブラックで笑いました。